槍ヶ岳 北鎌尾根



- GPS
- 23:31
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 2,631m
- 下り
- 2,641m
コースタイム
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 11:08
天候 | 1日目:晴のち雷雨(夜)、2日目:晴れのち曇り、雨(15時頃から) |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
北鎌沢出会いは水が枯れていた。最初の二股から少し上がったところで水が出ていた。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
個人装備 |
30mロープ
ハーネス
セルフ
ATC
スリング(120x2
120x2
240x1)
捨て縄
カラビナ数枚。(ロープ
スリング等は使わなかった)
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備考 | 下山途中でスマホ電池切れで一部自分でデータ追加した。 |
感想
1日目
さわんどバスターミナル4:30ごろから並んで5時発第一便に乗車。槍沢ロッジで給水、水俣乗越まで登る。天井沢はガレ沢の横にある道を下っていけば良い。北鎌沢出会いまではダラダラと長く日差しも暑い。北鎌沢出会いから沢を登り始めたが、最初の二股まで登っても全く水が出ていなかった。ここで給水する予定だったので最小限の水しかなく焦ったが、右にしばらく登って行った先に水が出ていたので一安心。ここから重くなったザックを背負っての急登で体力を削られる。2200m付近の分岐で左に行ってしまい、右側の沢にトラバースで戻る。最後の方の分岐で左に行って草付きを登ってコルの少し先に出た。少し歩いた先でビバーク。夜は雷雨だったが朝方には止んでいた。
2日目
3:30に起床し準備。明るくなるのを待って行動開始。前日の雨で草が濡れているので雨具を装着。しばらく踏跡に沿って進めば良いが、独標手前の手前で右側のザレを下りすぎて少し登り返した。独標も右巻きで行きFIXのあるクラックで登った。その後も巻道に沿って行って少し登り返した。P13は右下への大きなクラック沿いを下る。ここは知ってないと右か左か迷いそう。その後の四角い白ザレ峰はクラックを登って直登。その後は小ピークがいくつか通過し、P15に到達。P15からクライムダウンし、北鎌平に到着。後は槍山頂近くまで進み小休止。山頂付近はルートがいくつかあるようだが、最初のFIXのあるチムニーを登った後、右側のほうから山頂まで登った。山頂から肩の小屋への下降は、登山客が多く順番に降りるので時間がかかる。
上高地タクシー受付が18時で、それまでに何とか下山できた。
今回、天候リスクはあったが、これまで北鎌尾根登頂を目標に登山トレーニングしてきたので、今期中に登頂できてよかった。ラインを考えながらいくつもピークを越えて槍までつめる素晴らしいルートで、良い経験になった。
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