塩見岳、間ノ岳、農鳥岳


- GPS
- 22:13
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 3,518m
- 下り
- 4,349m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 10:15
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:18
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23:00 毎日アルペン号で竹橋(東京)を出発 途中、八王子駅への立寄り、談合坂SA、諏訪湖SAで休憩した後、伊那大島駅でジャンボタクシーに乗り換え (夜行バスに慣れていないせいか、立ち寄りや乗り換えがあるため、睡眠はできず目を閉じているだけの状態だった) 4:40 鳥倉林道ゲートに到着 [復路] 9:50 バス 奈良田温泉(9:50)⇒下部温泉駅(10:59) ※800円+200円(荷物料)=1,000円 11:18 特急 下部温泉⇒甲府 12:36 特急 甲府⇒新宿 |
予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
感想
●1日目
[鳥倉林道ゲート(5:10)〜三伏峠(7:36)]
ほぼ舗装された道で、登山口が近くなると林道になる。
登山口から三伏峠までは、10分割された標識があり、目安になる。
登り下りを繰り返すので、比較的体力を消耗する。
いくつか登山道に崩落個所がありロープがはられてたりする。
この日は気温・湿度が高く、水分補給が間に合っていなかったせいか少し脱水状態となった。
[三伏峠(7:51)〜塩見岳(11:25)]
三伏峠から塩見小屋の標高差は200mないが、三伏山、本谷山を越えるため、多少のアップダウンを繰り返す。
三伏峠から塩見岳がみられるので、景色はよい。
塩見小屋でペットボトル入りの飲み物を購入すると、空のペットボトルは持ち帰る必要あり。
塩見岳(西峰)までは、岩場・鎖場が多いので歩くペースは落ちる。
塩見岳から仙丈ケ岳へ続く仙塩尾根が綺麗に見える。
[塩見岳(11:44)〜熊の平小屋(15:23)]
塩見岳から下り始めは、ざれ場で急坂のため、滑りやすいので慎重な歩行が必要。
仙塩尾根の稜線が綺麗に見える。
北俣岳分岐から熊の平小屋の標高差は約250mのため、急登、急な下りは無いが小さなアップダウンが続く。
その後は樹林帯が多くなる。
小屋のトイレは、1分ほど下ったところにある。水場はトイレの手前で無料。
小屋の売店ではアルコール飲料、ソフトドリンク、お菓子を売っているが、喫茶メニュー(コーヒー、スイーツなど)は無い。
夕食は、トマトシチュースープを美味しく頂いた。
寝室は1階、2階に分かれていて、私は2階になり広々使えた。
●2日目
[熊の平小屋(5:12)〜間ノ岳(7:29)]
三国平を超えたあたりから、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳などよく見える。
晴れると、間ノ岳と農鳥岳の間に富士山が見える。
三峰岳から仙丈ケ岳まで続く仙塩尾根が綺麗。
個人的に今回の登山で一番景色が良かった場所。
[間ノ岳(7:37)〜中白根山(8:11)〜間ノ岳(9:08)]
間ノ岳に荷物をデポし、北岳ピストン予定だったが、体力的・時間的に無理だと判断し、中白根山から少し先の北岳山荘が見えるところで折り返した。
気温・湿度が高く、想像以上に身体へのダメージが大きくペースが乱れる。
少し風が強く午後から雨予報だったのもあり、北岳はあきらめた。
[間ノ岳(9:19)〜農鳥岳(11:44)]
日本百名山の間ノ岳を過ぎると途端に登山客が減り、若干登山道もあれた感じになる。
農鳥小屋までは比較的急な下り。
農鳥小屋から西農鳥岳は、後半ざれ場の急登のため、肉体的・精神的に疲れる。
西農鳥岳の山頂は狭く、農鳥岳より標高が高いのにサブ的な山なのが個人的に気になるところ。
農鳥岳の山頂は、それなりにスペースがありゆっくり休憩ができた。
[農鳥岳(11:59)〜大門沢小屋(14:30)]
この先の登山道はさらに寂しい感じになる。
標識が少なく、登山道も大きな岩や石が多く歩きにくくなる。
大門沢下降点より先は、急な下り坂で岩や段差が大きい場所が増え、体力・精神力をかなり消耗する。
眺望もないため、苦行に近いかも。
人気の山域である北アルプス・八ヶ岳の登山道がいかに整備されているのか、身をもって体験する事ができた。
大門沢小屋の赤い屋根が見えたときは、砂漠の中にあるオアシスのような感じがした。
●3日目
[大門沢小屋(5:21)〜奈良田温泉(7:57)]
昨日の大門沢下降点〜大門沢小屋の道を経験していたので、ある程度覚悟していたせいか普通に歩けた。
丸太橋が4本、渡渉1個所(水深は数cm)、吊り橋2本と、高所が苦手な私は心臓をバクバクさせながら橋を渡った。
マーキングがかなり多めにされているので、路迷いの心配は無し。
2本目の吊り橋を渡り終わった後、全長30m深さ5cmほどの泥エリアがあり、最後の最後で登山ブーツが汚れるという悲しい事態。
その後は林道となり、最後1時間は舗装路を歩いた。
[奈良田温泉]
奈良田の里 女帝の湯 9:00〜18:00(時期によって営業時間が異なる) 700円
泉質はぬるぬるしていて、熱くないので気持ちよく入れた。
9:50発のバスに乗るため、あまりゆっくりもできなかった。
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