【モアベターな夏】北穂高岳・涸沢岳 涸沢テント泊で周回

2023年08月29日(火) 〜 2023年08月30日(水)

• GPS: 33:06
• 距離: 38.3km
• 登り: 2,063m
• 下り: 2,055m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 2:21
• 合計: 6:46

6:30 上高地バスターミナル
6:34 6:34 河童橋公衆トイレ
6:41 6:41 小梨平
7:10 7:11 明神館
7:14 7:15 徳本口
7:47 7:47 徳沢公衆トイレ
8:00 8:00 新村橋
8:35 8:55 横尾
9:11 9:11 横尾岩小屋跡
9:47 9:59 本谷橋
10:32 10:32 大崩落地
10:47 10:47 Sガレ
11:23 11:23 涸沢ヒュッテ
11:26 12:19 涸沢
12:21 13:15 涸沢ヒュッテ
13:16 涸沢

2日目

• 山行: 10:29
• 休憩: 2:51
• 合計: 13:20

2:16 涸沢
2:22 2:22 涸沢小屋
5:14 5:31 北穂高岳・天場
5:36 5:36 北穂高岳南峰
5:45 6:08 北穂高岳
6:10 6:41 北穂高岳南峰
6:49 6:53 ドームの頭
7:53 8:18 涸沢岳
8:29 8:31 穂高岳山荘
9:07 9:07 ザイテングラート取付点
9:21 9:21 パノラマ分岐
9:47 10:38 涸沢
10:40 10:46 涸沢ヒュッテ
11:12 11:12 Sガレ
11:26 11:26 大崩落地
11:56 12:02 本谷橋
12:47 12:47 横尾岩小屋跡
13:03 13:04 横尾
13:46 13:46 新村橋
13:59 14:02 徳澤園
14:05 14:06 徳沢公衆トイレ
14:41 14:42 徳本口
14:46 14:46 明神館
15:22 15:22 小梨平
15:29 15:29 河童橋
15:35 15:35 上高地バスターミナル
15:36 ゴール地点

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往復：三才山トンネル〜松本トンネル〜さわんどBT

駐車場：沢渡第3駐車場 1日700円

バス：さわんど上高地シャトルバス
往復2400円 往6:00 復15:45

コース状況／危険箇所等

上高地↔︎涸沢はとにかく長い。帰りは特に長く感じる。

北穂高岳〜涸沢岳は要クライミングスキル。滑落、落石には細心の注意を。

▪️涸沢ヒュッテテント場▪️
テント1張2000円 コンパネ1枚500円。受付は15時からだが先に張ってよし。水場、トイレは料金に含まれる。生ビール1000円 缶ビール500ml 800円。

その他周辺情報

コンビニは新島々のセブンが最終。

▪️林檎の湯屋おぶー▪️
南松本の入浴施設　大人750円　サウナ、マッサージバス、電気風呂、色んなお風呂が楽しめる所謂スーパー銭湯。施設は良いが、若い方が結構多くて騒がしかった。

▪️テンホウ南松本店▪️
毎度毎度のバンチー餃子

写真

8/29 5:16

久しぶりのさわんど。バスは6時始発との事でゆっくりと準備。

8/29 5:34

5時半に列に並んでクレジットカードでスムーズにチケット購入。

8/29 5:48

バス乗り場には何だか邪悪なキャラがいた。

8/29 6:23

上高地到着。

8/29 6:29

朝霧に煙る河童橋。

8/29 6:32

気持ちのいい朝の小梨平。

8/29 6:36

アカショウマじゃないの？って言ってた人がいたけどこれは多分サラシナショウマじゃあないかしら。

8/29 6:39

キツリフネ。

8/29 6:49

夏の終わりを感じつつ。

8/29 7:04

明神通過。

8/29 7:22

清らかな朝。

8/29 7:36

鳴らしたけれど思っていた音色と違った。

8/29 7:37

暑くなりそうな予感。

8/29 7:42

徳沢。

8/29 7:43

ノコンギク。

8/29 7:54

新村橋は絶賛工事中。

8/29 8:49

横尾でおにぎり休憩。

8/29 8:51

ここを渡るのは初。

8/29 9:09

屏風。

8/29 9:35

回り込むと全然違うフォルムに。

8/29 9:43

本谷橋。皆さん川辺で思い思いにおくつろぎ。

8/29 9:47

冷たい沢水で顔を洗ってしばし休憩。

8/29 10:21

ムシカリの赤い実。

8/29 10:21

カニコウモリ。

8/29 10:25

ガレ渡り。

8/29 10:42

奥穂が登場。

8/29 10:42

ヒュッテも見えてきた。

8/29 10:52

カラマツソウ。

8/29 10:52

キオン。

8/29 10:53

オンタデ。

8/29 10:58

振り返ると大天井と東大天井。

8/29 11:00

エゾシオガマに。

8/29 11:01

ヨツバシオガマ。

8/29 11:03

フウロはだいぶ萎びてる。

8/29 11:08

外国の方が迷っていたけどこの分岐はどっちでもよかったらしい。

8/29 11:09

何となく左に進んだら彼らもついてきた。この後テント場でも色々聞かれた。

8/29 11:12

チングルマーのカホー。

8/29 11:15

ヒュッテ到着。

8/29 11:17

こんな所にも中嶋さんのイラストが。

8/29 11:18

はじめまして涸沢。

8/29 11:20

こいつぁ分かり易い。

8/29 12:16

ヒュッテから徒歩1分の場所に幕営。汗で湿ったものを全部干す。

8/29 12:16

一番手前がマイテント。準備万端。

8/29 12:20

北穂に乾杯。

8/29 12:21

最高のロケーション。このテーブルを日が暮れるまで占拠。

8/29 12:39

右を向けば屏風。風にたなびく吹き流しを見てるだけで延々と飲める。

8/29 13:04

左を向けば奥穂と涸沢岳。

8/29 13:09

こんな時間からウィスキーとかけしからんらん。

8/29 13:12

遠く東大天井から横通岳。あそこはまだ歩いてないな。

8/29 16:00

前穂の狸岩。ぽんぽこりん。

8/29 16:00

涸沢槍。

8/29 17:21

巷で噂のダイソー常温保存肉。とりあえず焼いてみた。

8/29 17:43

ちゃんと焦げた。マルタイラーメンに卵と紅生姜入れて晩ごはん。

8/29 17:58

明日登る岩稜に日が翳る。

8/29 17:59

おやすみ涸沢。

8/30 0:08

真夜中に目覚める。やたら明るいなと思ったら。

8/30 0:15

煌々と輝く月が吊り尾根に沈んでいく所だった。

8/30 0:19

明る過ぎる空を魚眼で。

8/30 0:24

雲に邪魔されつつも夏の大三角。

8/30 0:41

月明かりに浮かぶ北穂高。

8/30 0:49

屏風の上には昴。

8/30 0:57

ズーム7姉妹。

8/30 1:17

やっと稜線もシルエットに。白鳥座の十字架が輝く。

8/30 1:24

吊り尾根の影がクッキリと。

8/30 2:19

少し早いが北穂に向かってスタート。

8/30 3:44

暗闇の鎖場。慎重に。

8/30 4:23

2時間ほどで東の空が染むる。

8/30 4:27

諏訪と塩尻の街の灯り。富士山甲斐駒。

8/30 4:37

パープルスカイウェイ。

8/30 4:37

カールも紫色に染まる。

8/30 4:40

南アルプス北部が雲の海に浮かぶ。

8/30 4:44

ゴジラの背中。第何形態だろ？

8/30 4:58

朝陽待ちの皆さんが首を長くしてらっしゃる。

8/30 5:00

浅間連峰も浮かぶ。

8/30 5:00

荒船にズーム。佐久の街は流石に見えない。

8/30 5:00

八ヶ岳全山一望。麦草峠の奥に見えるのは甲武信岳。

8/30 5:00

素晴らしいピンクモーメント。

8/30 5:02

早くも山頂にスタンバイしている方が。

8/30 5:03

オーバーザサンゼン。ここでご来光拝むことに。

8/30 5:09

常念の奥。浅間の肩からライジング。

8/30 5:11

山頂には大勢のギャラリーが。

8/30 5:12

グーテンモルゲンロート！

8/30 5:14

オレゲンロート！テンションアゲアゲ。

8/30 5:19

奥穂山荘の上空に光るはジャンダルム。

8/30 5:22

北穂のテン場。2張。

8/30 5:26

駐車場と本谷橋でお話したステキカップルと再会。おはよー！

8/30 5:34

暁け空に突き上げる松濤岩。

8/30 5:38

山頂到着。

8/30 5:47

自撮る。

8/30 5:39

影穂高の奥には白山。

8/30 5:44

大キレット越しの槍。次はこっちかー。

8/30 5:44

三俣蓮華。薬師。鷲羽水晶。

8/30 5:45

弓折の奥に黒部五郎と双六。

8/30 5:45

笠ヶ岳。

8/30 5:45

槍ズーム。

8/30 5:46

常念の奥には四阿山を先頭に草津白根やら志賀高原。上信越国立公園エリア。

8/30 5:46

燕と大天井越し。新潟焼。火打妙高。戸隠。黒姫

8/30 5:46

奥穂の存在感すげー。

8/30 5:47

前穂越しに南アルプスずらり。

8/30 5:48

富士山もやっと静かになるかしら。

8/30 5:48

甲斐駒。白峰三山。塩見。

8/30 5:48

悪沢。赤石。聖。

8/30 5:48

大天井の奥に飯綱山も見える。

8/30 5:49

輝く雲海。常念の奥に四阿山と浅間連峰。

8/30 5:53

八ヶ岳と富士山。諏訪盆地は雲海の下に。

8/30 6:02

パノラマどーーん。

8/30 6:26

次のピーク向かう前に腹ごしらえ。奥穂眺めながらカレーメシ。

8/30 6:37

ここからが本日の核心部。

8/30 6:44

痩せ尾根を慎重に進む。

8/30 6:45

ルートは明瞭だがガラガラといやらしい。

8/30 6:57

後ろから煽られたので抜いてもらいつつ笠ヶ岳。

8/30 7:15

下り終了。

8/30 7:16

ここからは手を使って登るタイム。

8/30 7:17

イワヒバリの声援を受けながら。

8/30 7:20

すれ違い待ちも数回あった。

8/30 7:20

マイテントも昨日飲んでたテラスもよく見える。

8/30 7:40

イワベンケイは既に赤い花弁のみに。

8/30 7:40

ラストスパート。

8/30 8:12

登頂。自撮る。

8/30 8:08

北穂と槍も見納め。槍を挟んで立山と後立山連峰も。

8/30 8:08

奥穂方面には怪しい雲が襲来。

8/30 8:24

お久しぶりの奥穂山荘。

8/30 8:25

創業100周年。おめでとうございます。

8/30 8:26

下ります。

8/30 8:54

シラタマノキ。

8/30 8:54

ザイテングラートから見上げる北穂。カールの緑のストライプが綺麗。

8/30 9:07

正面に常念と蝶。

8/30 9:07

蝶ヶ岳ヒュッテが見えた。

8/30 9:16

シルエットだった前穂にもやっと日が当たり出す。

8/30 9:19

涸沢岳を振り返り。涸沢槍は歩いてる時には何処なのかわからなかった。

8/30 9:24

ヒュッテ見えた。ぐるっと右回りパノラマルートで。

8/30 9:28

来る者は拒まず。

8/30 9:28

サル者はウキャキャ！

8/30 9:31

雪渓は申し訳程度に張り付いていた。

8/30 9:32

涸沢小屋。先週まで知人が働いていたのだが。

8/30 9:43

帰宅。残ったおにぎり食べながらのんびりと撤収。

8/30 10:27

空はすっかり真っ白に。お世話になりました。

8/30 10:41

ここからは下山ロボと化して黙々と下る。

8/30 11:55

本谷橋渡って。

8/30 12:57

横尾大橋渡って。

8/30 13:15

センジュガンピの花を眺めつつ長い林道歩き。

8/30 13:27

トリカブトもちょこちょこ。

8/30 13:42

工事により迂回。しかし反対側には迂回の案内なかったが。

8/30 13:56

頭がぼーっとしてきたので徳沢で甘味チャージ。500円。

8/30 15:22

上高地到着。観光地過ぎて頭がバグる。

8/30 15:26

夕立もなく無事歩き切れた。

8/30 15:30

ちょうど乗車開始。予定より1本早いバスに乗れた。

8/30 17:15

サウナサイトでよく見るこちらへ。マッサージバスやら電気風呂で筋肉ほぐす。サウナ3セット。

8/30 19:35

本日も無事バンチー餃子で。

8/31 7:09

翌日の通勤路から。24時間前はあそこ歩いてたんだなあなんて。ニヤニヤ。

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

otkme

3000m峰を巡るシリーズもいよいよ大詰め。残るは槍と穂高の間の5座。

実はまだ足を踏み入れたことのなかった涸沢にテントを張り、北穂高岳と涸沢岳へ。
---
夏の終わりの平日。噂ほどの混雑もなく、テーブルを一つ占領し、日が暮れるまでダラダラと飲酒。

なるほど、至福。

暇を持て余すかと思っていたが、最高のロケーションを眺め、裸足でベンチに寝そべって、最高に怠惰な時間を過ごす。
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避けてきたベタな行程も、人気があるのにはきちんと理由がある。

捻くれて、逆張って、遠回りをしてきたマイライフ。

年齢と共に、柔軟になっていかなければなとか、ぼんやりと考えた夏のテント場のひと時。