いいちこ氏サヨナラ山行☆阿弥陀岳〜赤岳(赤岳展望荘泊)
- GPS
- 43:04
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,904m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 10:25
2/22(日)
7:00-展望荘出発 7:30-地蔵ナイフリッジで通過待ち 8:18-行者小屋 11:22-美濃戸口到着
天候 | 2/21(土) 晴れ 2/22(日) 曇り(稜線は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜間は路面凍結あり。FFスタッドレス車なら走行可能ですが、FR車はチェーンを付けないと難しいかも知れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
いずれも2015年2月21日〜22日現在の状況です。 〇美濃戸口〜行者小屋 林道の積雪はありますが凍結はほぼなく歩く分には問題ありません。 ただ車での走行はかなり難儀です。21日はチェーンを付けていない車が途中で何回もスタックしてしまい、ほぼ通行不能の状況でした。 結果的に歩いたほうが全然早かったです。 美濃戸山荘から行者小屋までの道中はアイゼンはなくても平気です。 下りの場合は付けた方が滑らなくて安心かと思います。 〇行者小屋〜中岳分岐 雪が柔らかく、全体的に歩きづらいです。 分岐手前のトラバースに凍結箇所はありません。 〇中岳分岐〜阿弥陀岳 中岳の前後に稜線のすぐ脇を通過する箇所がありますが、危険個所はないと思います。 中岳から阿弥陀岳へはかなりの急傾斜になります。特に山頂直下の数百メートルは登って行くにはなんら問題ありませんが、下る際は万一足を滑らせてしまうと途中で止るのはほぼ不可能なため慎重な行動が必要です。 アイゼンの前爪をしっかりと効かせて下山しました。 〇中岳分岐〜赤岳山頂〜赤岳展望荘 今回は私(nyo)が積雪期の赤岳へ4回来たうちで一番雪が柔らかく歩きづらく感じました。山頂直下の鎖場はほぼ出ており使用も可能です。 山頂から展望荘までにも凍結箇所はなく普通に歩けます。 〇展望荘〜地蔵尾根〜行者小屋 前日に比べると風は強く視界もあまりよくありません。地蔵尾根に入ってすぐのナイフリッジ部で先行者がなかなか通過出来ず、しばらく待ちました。その後もしばらくは足場の悪い箇所の通過がありますが、特にロープなどでの確保が必要なほどではないと思います。樹林帯に入れば風もおさまります。 |
写真
感想
いいちこ氏とは富士山での雪上訓練以降、夏山や冬山や街中での飲みと今まで楽しくお付き合いさせてもらいました。
大分への帰還は残念ですが、またきっと会えるでしょう。
その時までにもっと自分に磨きをかけておきたいと思います。
いいちこさん、今までありがとう。
動画は雪面に飛び込む38catさんです(笑)
「赤岳展望荘でサヨナラ宴会しましょう!小屋泊だからラクラクですよ♪」
言葉巧みにお誘いを受けて(笑)気楽な気持ちで参加させて頂きました。
厳冬期ですが・・・赤岳ピストンくらいなら、まぁなんとかなるかなと。
(過去1月、3月に経験あり。1月はわりと悪天候でした。思えば冬しか行ったことのない赤岳・・・)
ところがどっこい。
計画では硫黄→横岳(ひぇ〜!)→展望荘(泊)→赤岳→中岳→阿弥陀岳(ひぇ〜!)
横岳ってこの季節、鎖が埋まってて雪と岩のトラバースの連続とか聞いたことあるんですけど、それって危険なのでは・・・?
阿弥陀岳っていえば事故多発、冬場は初心者お断りのはずでは・・・?
いくらクライマーと一緒でも、か弱き女性のわたしには無理と思います!
なので天候を見て、難しいと判断したら早めにわたしは別行動、赤岳展望荘で待ち合わせということにして、それでも超びびりながらの参加でした。家族・友人に万が一の場合のお別れのメッセージも送りました(笑)
結局、1日目の天気がかなり良さそうだけど2日目は最悪っぽい・・・とのことで、林道を歩ききったところでリスク回避の話し合い。
結論、いいちこ氏のさよなら山行(転勤による)なので、いいちこ氏の行ってない阿弥陀岳のみに初日アタック、2日目は地蔵尾根を下って帰るのみのプランとなりました。
わたし的には横岳も阿弥陀岳も行ったことがないので、どちらでも怖いのは同じという感覚でしたが、横岳を選ぶ場合は硫黄からまわるので「無理!」と思っても引き返せない、なので展望荘待ち合わせになる可能性は大いにありました。
でも、1日目、めちゃめちゃ天候が良かったんです。赤岳だけっていうのはちょっと勿体ない、ほぼ無風の登山日和。
今日なら、わたしでも行けちゃうんじゃない?阿弥陀岳。
まぁ、文三郎尾根の分岐で判断しましょう、そうしましょう。
空は真っ青、景色は隅々までクリア、上天気♪
うん、行けちゃうんじゃない?とりあえず中岳までは行っとこう。
うん、ここまで来たら行きたいじゃない?阿弥陀岳。
いいちこ氏に続き、率先してやる気満々で楽しく登りました。
登りは何の問題も無く、とても楽しかった!景色も壮観でした。
でも、下りはわりとガクブルで、緊張しながら一足一足、神経を集中しながらの精神的にはなかなかハードな下りでした。
雪がゆるくて、かかとを蹴り込むくらいでは留まらず、一瞬ズルッと滑りかけて慌てて体勢を変えました。
(GWの奥穂より怖かった。踏み外した時の想像がかなりリアル)
強風だったり視界が悪かったら本当に!!!危なかったと思います。
いいちこ氏が危なそうなポイントで待っててくれて、そこは右を巻く、とかピッケルを刺す時はこう、とか色々アドバイスをくれて、心強かったです。
そんなドキハラの阿弥陀を全員無事に終え、赤岳に登り返した時には皆もうヘロヘロ。
少し風も出てきて、展望荘までの下りもずいぶん長く感じました。
部屋に入ってほっとして、誰も夕焼けを観に行きもしなかった・・・(笑)
そして、疲れのため、宴会って言うほどの宴会はできなかった!
持って行ったお酒もおつまみも全然消費できないうちに酔いが回ると言う体たらく。
ちょっと!!!本末転倒ですよこれは(笑)
でもそんなグダグダ感も含め、楽しかったです。
2日目は予想より悪天候。
さっさと降りて、予定していた最寄りの温泉、スパティオ小淵沢へ。
ところが何と改装のため臨時休業とな!!?
そこで調べ直して、少し離れた信州蔦木宿「つたの湯」さんへ。
http://www.tsutakijuku.jp/spa/
入浴+お食事(天丼)で1200円のセット、リーズナブルな上に露天が広くてなかなか良かったです。
今回はみなさま、たいへんお世話になりました!
ダントツに技術、経験のないわたしでしたが、楽しく無事に過ごせました。感謝!
いいちこさん、人生はまだまだ長〜いので、また山でご一緒してくださいね。
お疲れさまでした〜^^
石井スポーツの雪山講習に参加して知識と技術を教わり、また、nyoroさんに出会ったことで、夏も冬も、難しい山、きつい山にいろいろと挑戦することが出来ました。その後不思議な縁で仲間も増え、充実した山行を重ねることが出来て幸せでした。
今回、冬季登り残していた阿弥陀岳に登り、3月に通った権現岳のキレットや12月に激闘の末登った北岳をバックに写真を撮れたのは感無量です。
みなさん本当にありがとうございました。
赤岳は、06年12月、初めて登った雪山です。この日に使ったアイゼン、ピッケル、ジャケット、オーバーパンツはその時にそろえたものです。これらの道具は、今でも愛用しています。
2回目の積雪期の赤岳、今回は赤岳に加えて、阿弥陀岳にも登りました。とても疲れましたが、充実した山行となりました。初日は、穏やかな天候で、大パノラマを楽しむことができました。
みなさん、お疲れ様でした。そして、今後ともよろしくお願い致します。
前回の北岳のときにいいちこさんのお別れ山行として、2月あたりに何処か軽く登って呑みましょう!いいですねー!みたいな感じでむしろ呑むことが目的で決まった今回の山行でしたが、何だかんだでちゃんと雪山に登って、お酒も飲むぞ!となんとも贅沢な小屋泊まり山行となりました^^
自分は初日でバテて残念なことに持っていった極上吉乃川と鮭とば、手を付ける前にダウンしてしまいましたが次回は完食?飲み?出来るようもっと鍛えたいと思います
お疲れさんでした nyorotan15さん!皆様方!!
やはり前日の降雪と山行日の気温上昇で足元はよくなかったようですね
私が登頂した7日は風も弱く気温も低かったのでグットコンディションでアイゼンもよく効いて歩きやすかったんですが
しかし阿弥陀の下りは、なかなかの物ですねアイゼンも効きにくいなか
さぞ、おまたの辺りがキューンっとした事でしょうね
良き山仲間達に乾杯です♪
ryuu88さん
この界隈は数回来たことがあるのですが、今回は一番雪が柔らかく歩きづらかったかも知れません
一歩一歩が重かった
ryuu88さんが赤岳登頂 の をLINEで送ってくれた時はちょうど仕事の休憩時間で、コーヒーを片手にいいなぁ と羨ましく思っていました
その頃はまさに厳冬期だったのでしょうね
この前の時は大同心も真っ黒でしたし、だいぶ雪が溶けだしてきていたのかもしれません
阿弥陀の下りも雪がしまっていればなんてことはないのかと思いますが、あの状況だと大変でしたね
>良き山仲間達に乾杯です♪
ありがとうございます
仲間は大事だなぁとしみじみ思いました。
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