また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 597195
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳 残雪期でも甘くない!?

2015年03月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:40
距離
7.8km
登り
904m
下り
909m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:13
休憩
1:25
合計
5:38
9:34
19
9:53
9:53
32
10:25
10:32
11
10:43
10:43
43
11:26
11:28
17
11:45
11:45
43
12:28
13:32
27
13:59
14:00
10
14:10
14:14
15
14:29
14:35
4
14:39
14:40
12
14:52
14:52
20
15:12
西穂高口
天候 曇り、午後から小雪が舞う
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■新穂高ロープウェイまで
新宿を2:30に出れば、十分に間に合いました。3:30か4:00でもよかったかも。
第2ロープウェイ乗り場の鍋平高原駐車場は、9時オープンとのことで、朝早くは手前の道路が封鎖されていて、そのゲートの前で待つことになります。そこで仮眠をとりました。なお、ゲートは8時過ぎに係りの人が開けてくれました。
鍋平高原駐車場まで上がる道路は、若干雪が残っているもののほとんど除雪されており、FFのスタッドレスで全く問題なく上がることができました。
9時前のゲートのところには、16時で駐車場を閉めると記載されていましたが、16時になれば入場不可ということなのか、16時になれば出場(帰り)も不可になるのか、確認していません。おそらくロープウェイの最終で下りれば、バスも出ますし、そのまま出場できると思いますが。

■新穂高ロープウェイ
鍋平高原駐車場から西穂高口駅まで行く第2ロープウェイは、9:15始発です。
西穂高口から降りる最終のロープウェイは16:15。
重さ6kg以上の荷物には、荷物券200円がかかります。
新穂高温泉駐車場から鍋平高原まで上がる第1ロープウェイは現在止まっているようで、代替バスが出ているようです。
詳細は以下を参照ください。
http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html
コース状況/
危険箇所等
冬期の12/1〜4/15は西穂高口駅から先に進むためには登山届けが必須です。岐阜県北アルプス山岳遭難対策協議会のページからオンラインで届出できます。
http://www.kitaalpsgifu.jp/climbing.html

■西穂高口駅〜西穂山荘
前日に雪がほとんどなかったためと思いますが、トレースがしっかりと残っており、歩きやすいです。ノーアイゼンでも歩いて行けると思いますが、私は西穂高口で12本爪のアイゼンを履いて歩いていきました。
雪はふかふかです。西穂山荘手前はそれなりに傾斜があり、思ったよりも疲れました。ストックが大活躍です。ワカンは持っていきましたが、使用しませんでした。

■西穂山荘〜独標
厳冬期を過ぎたからでしょうか、雪はクラスト状態で、非常に歩きやすいです。アイゼンがよく刺さります。
独標手前まではなだらかな雪に覆われた斜面ですので、ストックで行きました。独標手前でストックをピッケルに持ち替えました。
前日・当日の登山者が少ないようで、特に視界が効かない時にはトレースがわかりづらいです。なめらかな雪面にややざらついた雪面があるところがトレースです。短い間隔でポールが立っており、視界が効かないときに非常に助かりました。

■独標〜西穂高岳
雪と岩稜帯の混じったミックスで、ここが核心部ですね。こちらもトレースがところどころ消えたりしてわかりづらく、自らルートファインディングする必要があります。おそらく途中で引き返したのだと思いますが、途中で消えているトレースもありますので。トレースをたどっていたものの先が雪崩れそうに見えて、私も何度か引き返しました。
厳冬期を過ぎたからでしょうか、雪はクラスト状態で、アイゼンが刺さって歩きやすいです。よく言う独標前後の上り下りも、岩が出てトレースも残っており、置きやすい足場があるので、それほど怖くありませんでした(もちろん、雪と岩稜帯のミックスをアイゼンで普通に歩ける前提で)。
ただ、ところどころで、ピックを突き刺して登ったり、後ろ向きになって下ったりしますので、一定の登山技術は必要だと思います。また、ところどころ、雪庇もありますし、踏み抜き跡もありますので、注意が必要ですね。

なお、当日は風がほとんどなく、前日にほとんど積雪がなかったようですので、非常にコンディションのいい時でした。天候や雪の状態で大きく状況は変わると思います。
その他周辺情報 温泉niftyで評価の高かった槍見の湯 槍見舘に行こうとしました。
http://onsen.nifty.com/okuhidaonsenkyou-onsen/onsen002515/
ただ、16時頃には宿泊客のみになっており、日帰り入浴はできませんでした。他に日帰り入浴できるところはないかを聞いたのですが、ないだろうとのことで、新穂高温泉では入浴しませんでした。ロープウェイを降りたところに露天風呂がありましたので、そこに入ればよかったんでしょうね。
深夜の八ヶ岳PAです。まだまだ先は長いです。
2015年03月06日 03:56撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 3:56
深夜の八ヶ岳PAです。まだまだ先は長いです。
鍋平高原駐車場手前のゲートです。
2015年03月06日 08:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 8:04
鍋平高原駐車場手前のゲートです。
オープンは9:00からとのこと。ただ、8時過ぎに開けていただきました。ありがとうございました。
2015年03月06日 08:03撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 8:03
オープンは9:00からとのこと。ただ、8時過ぎに開けていただきました。ありがとうございました。
駐車場からロープウェイを見上げます。曇りです。。。。
ヤマテンだと晴れの予報だったんですけどねぇ。これから晴れることに期待です。
2015年03月06日 08:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 8:37
駐車場からロープウェイを見上げます。曇りです。。。。
ヤマテンだと晴れの予報だったんですけどねぇ。これから晴れることに期待です。
ロープウェイからパシャリ。西穂が見えました!
2015年03月06日 09:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 9:20
ロープウェイからパシャリ。西穂が見えました!
ただ、笠ヶ岳や槍ヶ岳、乗鞍、焼岳など、全く見えません。
2015年03月06日 09:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 9:21
ただ、笠ヶ岳や槍ヶ岳、乗鞍、焼岳など、全く見えません。
本当に晴れるのかなぁ?
2015年03月06日 09:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 9:22
本当に晴れるのかなぁ?
さぁ、西穂高口駅を出発です。最初は雪の回廊。このあたりは、登山者でない方も歩けるところです。
2015年03月06日 09:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 9:35
さぁ、西穂高口駅を出発です。最初は雪の回廊。このあたりは、登山者でない方も歩けるところです。
槍ヶ岳開山で有名な播隆上人の説明書きがありました。
2015年03月06日 09:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 9:35
槍ヶ岳開山で有名な播隆上人の説明書きがありました。
樹林帯を歩いていきます。トレースバッチリです。
2015年03月06日 09:44撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 9:44
樹林帯を歩いていきます。トレースバッチリです。
少し開けたところから西穂方面。山頂付近は曇ったままです。
2015年03月06日 09:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 9:43
少し開けたところから西穂方面。山頂付近は曇ったままです。
西穂山荘までは、こうした標識が多数にあります。
2015年03月06日 10:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 10:08
西穂山荘までは、こうした標識が多数にあります。
1時間かからずに西穂山荘につきました。いいペースです。
2015年03月06日 10:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 10:21
1時間かからずに西穂山荘につきました。いいペースです。
西穂山荘名物の雪だるま。
西穂山荘ではトイレをお借りしました。
2015年03月06日 10:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
7
3/6 10:25
西穂山荘名物の雪だるま。
西穂山荘ではトイレをお借りしました。
霞沢岳の方向でしょうか。曇っていますが、切れ間に青空。
2015年03月06日 10:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 10:21
霞沢岳の方向でしょうか。曇っていますが、切れ間に青空。
風が雲を吹き飛ばしてくれないかなぁ。
2015年03月06日 10:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 10:23
風が雲を吹き飛ばしてくれないかなぁ。
今日初導入の山専ボトル。結局下山時までに900mlをほぼ飲み切りました。
2015年03月06日 10:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 10:25
今日初導入の山専ボトル。結局下山時までに900mlをほぼ飲み切りました。
さぁ、丸山に向かって登っていきます。トレースは、この程度しっかり残っているところと、消えかけなところがあります。
2015年03月06日 10:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 10:33
さぁ、丸山に向かって登っていきます。トレースは、この程度しっかり残っているところと、消えかけなところがあります。
丸山到着。
2015年03月06日 10:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
7
3/6 10:45
丸山到着。
独標方面は雲がかかっています。やれやれ。
風もないので、進みます。
2015年03月06日 10:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 10:45
独標方面は雲がかかっています。やれやれ。
風もないので、進みます。
雪面がきれいだったので、撮ってみました。
2015年03月06日 10:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 10:47
雪面がきれいだったので、撮ってみました。
こちらもシュカブラ。でも、ちっちゃいね。
2015年03月06日 11:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 11:10
こちらもシュカブラ。でも、ちっちゃいね。
独標が見えてきました。ピラミッドピークも雲の中にうっすら見えます。晴れてきたぞ!
2015年03月06日 11:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 11:12
独標が見えてきました。ピラミッドピークも雲の中にうっすら見えます。晴れてきたぞ!
少しアップ!
2015年03月06日 11:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 11:12
少しアップ!
前穂かな?青空にシュカブラ。テンションUP!
2015年03月06日 11:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
8
3/6 11:13
前穂かな?青空にシュカブラ。テンションUP!
シュカブラをアップ!
2015年03月06日 11:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 11:13
シュカブラをアップ!
ここで、ストックをしまってピッケルに持ち替えます。
2015年03月06日 11:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
3/6 11:19
ここで、ストックをしまってピッケルに持ち替えます。
独標は再度雲の中。。。
2015年03月06日 11:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 11:19
独標は再度雲の中。。。
独標への登り。このあたりから岩稜帯とのミックスになります。
2015年03月06日 11:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 11:24
独標への登り。このあたりから岩稜帯とのミックスになります。
独標到着!真っ白!
2015年03月06日 11:27撮影 by  DSC-WX300, SONY
15
3/6 11:27
独標到着!真っ白!
吊り尾根方面も真っ白
2015年03月06日 11:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 11:28
吊り尾根方面も真っ白
独標から先の下り。岩が出ているので、それほど怖くありません。
2015年03月06日 11:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 11:28
独標から先の下り。岩が出ているので、それほど怖くありません。
お、雲の切れ間からピラミッドピークが見えた。
と、下山してくる人が見えました。西穂高口駅以降ずっと一人で、登山者がいないのかと思っていたので、ほっと一安心!
ここからの下りはイヤらしい感じでした。
2015年03月06日 11:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
8
3/6 11:32
お、雲の切れ間からピラミッドピークが見えた。
と、下山してくる人が見えました。西穂高口駅以降ずっと一人で、登山者がいないのかと思っていたので、ほっと一安心!
ここからの下りはイヤらしい感じでした。
ところどころに雪庇があります。
ここが先々週に雪庇が崩れたところではないかと思います。
2015年03月06日 11:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 11:35
ところどころに雪庇があります。
ここが先々週に雪庇が崩れたところではないかと思います。
その雪庇。近づくのが怖いので、手だけ伸ばして撮りました。
2015年03月06日 11:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 11:35
その雪庇。近づくのが怖いので、手だけ伸ばして撮りました。
ピラミッドピークが近づいてきました。
2015年03月06日 11:35撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 11:35
ピラミッドピークが近づいてきました。
ピラミッドピークへの登り。青空が待っている!
2015年03月06日 11:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 11:40
ピラミッドピークへの登り。青空が待っている!
と思ったら、やっぱり曇りのピラミッドピーク。。。
2015年03月06日 11:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
9
3/6 11:47
と思ったら、やっぱり曇りのピラミッドピーク。。。
先に進みます。
2015年03月06日 11:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
3/6 11:51
先に進みます。
西穂の頂上が見えてきました。今度こそ青空が待っている!
2015年03月06日 12:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
11
3/6 12:09
西穂の頂上が見えてきました。今度こそ青空が待っている!
と思ったら、、、
2015年03月06日 12:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 12:21
と思ったら、、、
やっぱり雲?
2015年03月06日 12:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 12:21
やっぱり雲?
視線を下に落とすと、シュカブラ。
シュカブラに癒されて、前に進みます。
2015年03月06日 12:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 12:23
視線を下に落とすと、シュカブラ。
シュカブラに癒されて、前に進みます。
おぉ、今度こそ青空!
2015年03月06日 12:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
3/6 12:24
おぉ、今度こそ青空!
と思ったけど、やっぱり雲の中の西穂山頂。。。
山頂には、スキーを担いだ2人組がいました。これから飛騨側に滑って下りるとのこと、スゴイ。
2015年03月06日 12:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
17
3/6 12:29
と思ったけど、やっぱり雲の中の西穂山頂。。。
山頂には、スキーを担いだ2人組がいました。これから飛騨側に滑って下りるとのこと、スゴイ。
頭上に時々青空が見えるけど、景色はきかない。
2015年03月06日 12:46撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 12:46
頭上に時々青空が見えるけど、景色はきかない。
少し稜線が見えているんだけどなぁ。青空が広がってほしい!
2015年03月06日 12:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 12:47
少し稜線が見えているんだけどなぁ。青空が広がってほしい!
50m先のピークさえ見えません。
2015年03月06日 12:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 12:52
50m先のピークさえ見えません。
30分待っていたら、小雪が舞ってきました。
2015年03月06日 12:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 12:57
30分待っていたら、小雪が舞ってきました。
登ってきた稜線もほとんど見えません。
2015年03月06日 12:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 12:57
登ってきた稜線もほとんど見えません。
太陽も雲の中。
2015年03月06日 12:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 12:58
太陽も雲の中。
一瞬の青空。ラピュタの世界みたい。
2015年03月06日 12:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 12:58
一瞬の青空。ラピュタの世界みたい。
なんだか幻想的。
2015年03月06日 12:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 12:58
なんだか幻想的。
先ほどまで見えなかった上高地方面が少し見えるようになりました。
2015年03月06日 12:59撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
3/6 12:59
先ほどまで見えなかった上高地方面が少し見えるようになりました。
飛騨側も少し晴れてきたかな。
2015年03月06日 13:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 13:00
飛騨側も少し晴れてきたかな。
50m先までは見えるようになりました。200m先はまだ見えない。
2015年03月06日 13:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 13:00
50m先までは見えるようになりました。200m先はまだ見えない。
40分経過。上高地方面は段々と雲が取れてきた。
2015年03月06日 13:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 13:10
40分経過。上高地方面は段々と雲が取れてきた。
前穂の方も少しずつ見えてきた!
2015年03月06日 13:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 13:11
前穂の方も少しずつ見えてきた!
さぁ、青空、ガンバレ!
2015年03月06日 13:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
3/6 13:11
さぁ、青空、ガンバレ!
西穂山荘への稜線は、まだピラミッドピークも見えません。
2015年03月06日 13:12撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 13:12
西穂山荘への稜線は、まだピラミッドピークも見えません。
前穂方面もまだまだ。
2015年03月06日 13:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 13:13
前穂方面もまだまだ。
飛騨側の足元が晴れてきたかな。
2015年03月06日 13:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 13:18
飛騨側の足元が晴れてきたかな。
おぉ、独標まで見えた!
2015年03月06日 13:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 13:18
おぉ、独標まで見えた!
アップすると、ピラミッドピークに1人、独標に5人くらいいますね。
2015年03月06日 13:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
7
3/6 13:18
アップすると、ピラミッドピークに1人、独標に5人くらいいますね。
前穂方面。山肌に光が当たると美しいね。
2015年03月06日 13:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
7
3/6 13:19
前穂方面。山肌に光が当たると美しいね。
奥穂どころか、間ノ岳も見えないね。
2015年03月06日 13:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 13:23
奥穂どころか、間ノ岳も見えないね。
再度、ピラミッドピークと独標をアップ!
2015年03月06日 13:23撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
3/6 13:23
再度、ピラミッドピークと独標をアップ!
あとちょっとなんだけどなぁ。
2015年03月06日 13:26撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 13:26
あとちょっとなんだけどなぁ。
13:30のタイムリミット。
残念だけど、下山します。
2015年03月06日 13:30撮影 by  DSC-WX300, SONY
14
3/6 13:30
13:30のタイムリミット。
残念だけど、下山します。
少し下ってから振り返っても、やはり稜線は雲の中。
2015年03月06日 13:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
3/6 13:43
少し下ってから振り返っても、やはり稜線は雲の中。
これが一番雲が取れた写真かな。
2015年03月06日 13:48撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 13:48
これが一番雲が取れた写真かな。
カラスのような鳴き声がしたので見ると、鳥でした。ホシガラスですかねぇ。
画面中央の岩の上にいます。岩と同じ色なんでわかりづらいですが、見つけてくださいね。
2015年03月06日 13:50撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 13:50
カラスのような鳴き声がしたので見ると、鳥でした。ホシガラスですかねぇ。
画面中央の岩の上にいます。岩と同じ色なんでわかりづらいですが、見つけてくださいね。
こちらならわかりますかね。画面中央あたりに鳥がいます。
段々とガスってきています。
2015年03月06日 13:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 13:51
こちらならわかりますかね。画面中央あたりに鳥がいます。
段々とガスってきています。
段々と視界が効かなくなってきています。
2015年03月06日 14:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 14:00
段々と視界が効かなくなってきています。
独標まで戻ってきました。
2015年03月06日 14:13撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
3/6 14:13
独標まで戻ってきました。
西穂山荘から西穂高口までの途中で、西穂を振り返って。
朝と同じところで撮りましたが、朝より曇ってますね。
2015年03月06日 15:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 15:00
西穂山荘から西穂高口までの途中で、西穂を振り返って。
朝と同じところで撮りましたが、朝より曇ってますね。
つららができていました。雪が解けるだけ気温が上がっている証拠なんでしょうね。
2015年03月06日 15:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 15:01
つららができていました。雪が解けるだけ気温が上がっている証拠なんでしょうね。
ロープウェイから1枚。
2015年03月06日 15:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
3/6 15:15
ロープウェイから1枚。
ロープウェイは、2階は観光客で大混雑。1階はガラガラでした。
ここでストックを忘れたことに気づきます。
2015年03月06日 15:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
6
3/6 15:18
ロープウェイは、2階は観光客で大混雑。1階はガラガラでした。
ここでストックを忘れたことに気づきます。
お、ストックが下りてきた。
ロープウェイ、ありがとうございました!
2015年03月06日 15:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 15:51
お、ストックが下りてきた。
ロープウェイ、ありがとうございました!
帰りの諏訪湖SA。ここで夕食にそばを食べて、無事に帰宅しました。お疲れ様でした。
2015年03月06日 18:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
5
3/6 18:17
帰りの諏訪湖SA。ここで夕食にそばを食べて、無事に帰宅しました。お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖インナー 長袖シャツ ハードシェル フリースジャケット タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ゴーグル ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ポール ワカン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ヘッドランプ 予備電池 大容量充電池 携帯 カメラ ツェルト アーミーナイフ 救急キット

感想

先々週に谷川岳、先週に武尊山に登り、この冬はあと西穂に行きたいなぁと思っていました。ただ、今週末は家の用事で山には行けません。天気も悪そうです。
と、ヤマテンの天気予報メールを見ていると、金曜日の槍・穂高は晴れの予報! 金曜日に入っていた打ち合わせ2つもちょうどなくなり、金曜日中にやらなければならない仕事も少しだけ! 仕事は帰宅後にやれば大丈夫だろう。木曜日の夜に急きょ山行を決定!

仕事や山の準備で寝たのは0時頃。きちんと起きなきゃというプレッシャーか、西穂への期待か、はたまた不安か、あまり寝られぬまま2時にベッドを抜け出して、車で新穂高ロープウェイへ。
新穂高ロープウェイ、記憶が正しければ約20年ぶりです。20年前の夏にはロープウェイ乗り場のすぐ近くの山小屋風の宿に泊まった気がするのですが、まったく記憶の景色に出会いません。20年前は新穂高温泉駅近くだったのかなぁ。それとも、別の場所だったのかなぁ。
早めに駐車場前のゲートに着いたので、そこで2時間ほど仮眠。ロープウェイの始発に乗って西穂高口駅へ。

西穂山荘へ向かう途中で先行の1人&2人を抜かし、その後はずっと一人きりです。西穂山荘でも誰にも会わず、周りを見渡しても誰もいないところを、ただ歩いていきます。足元のトレースには比較的新しいと思われるアイゼンの爪痕が残っています。おそらく今朝西穂山荘を出た人が山頂に向かっているんだろう、いや、爪痕が消えているところもあるので前日のものかもしれない、今日は一人だけかも、などと思いながら、進んでいきます。

独標から先の核心部も、特に苦労することなく、てくてくと歩いていきます。ほとんど無風で、雪の状態も良好だったためでしょうね。途中で、下山してくる人にすれ違いました。ほっとするひととき。この雲の中で槍は見えなかった、でも歩いてきた稜線はきれいに見えましたよ、まぁこの時期にしてはいいほうでしょう、とのこと。これから晴れてくることを期待して、先を進みます。
ところどころトレースが消えていたりして、ルートファインディングしつつ進みます。雲は出ていますが100m先くらいは楽に見えますので、特に不安なく進めます。
西穂山頂直下で青空が!!息が切れますが、期待に胸を膨らませて一歩一歩進んでいくと、やはり再度雲に覆われ、登頂時は雲、雲、雲。

山頂では1時間粘りました。ほとんどの時間は、50m先のピークさえ見えないほど真っ白。この視界では下山も怖いなぁと思いつつ、風がないので、待ち続けます。
途中で駐車場から一緒だった関西からの方が山頂に来られたので、話しつつ天候の回復を待ちましたが、結局晴れることはありませんでした。タイムリミットとしていた13:30の最後10分ほど、少し青空が出てきたのが救いでしたね。
結局下山してロープウェイの駅には最終の1時間前に着いたので、時間だけ考えると山頂でまだまだ粘れましたが、段々と天気が悪くなりつつあり、視界が効かなくなってきていましたので、いい判断だったと思っています。

下山時は雲が徐々に濃くなり、小雪が舞う天気になりましたが、丸山までは視界が効いたので、特に怖いこともなく、下山できました。その後は視界が効きづらくなってきましたが、ポールを目印に下山できました。ポールを設置いただいた方々、ありがとうございます。
西穂山荘からの下山途中で時計を見ると、15:15のロープウェイに乗れそうとわかり、そこからは急ぎ足でロープウェイへ。アイゼンをパッと外してロープウェイへ。ロープウェイで周囲の白い景色を眺めていたら、ストックがないことに気づきました。ロープウェイ駅でアイゼンを外した際に、ストックをそのまま置き忘れてしまったようです。係員のお姉さんに事情を話し、連絡を取って西穂高口駅の登山口を探していただき、次の便で持って下りてきていただきました。結局1本あとに乗ったのと変わらない結果になりましたが、係員の方々の笑顔かつ的確な対応に、非常に心温まりました。

下山後、予定していた温泉に入ろうとしましたが、すでに日帰り入浴の時間は終わっていたそうで、温泉に入れず。結局、帰りの国道沿いで目についた日帰り温泉に入りました。客はおらず、店員も読んでから出てくるようなところで、単純泉で温泉っぽさはあまりありませんでしたが、温まりましたし、何よりサッパリできてよかったです。
途中、眠くなった際には、おしゃぶりいか足( http://mdinfo.jccu.coop/bb/shohindetail/4902220461844/psspu:004944 )をガリガリ噛んで目を覚ましつつ、東京まで車を運転して帰りました(眠い際には、せんべいなど、頭蓋骨に振動を加えるものを食べるのがいいようです。ガムよりもよっぽど効果がありますよ)。

晴れの天気予報を期待して平日に来ましたが、それほど甘くないですね。残雪期といえども1回目で絶景が見られるほど甘くない、また来い、ということでしょうね。
今度は、子供を連れて、夏に奥穂や槍を訪れたいと思います。

最後に、新穂高ロープウェイの係員の方々、ご対応、本当にありがとうございました!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2089人

コメント

スゴイです
某名峰番組の再放送で、とある海洋冒険家の再三の挑戦をまた見てしまいましたが、私にはとてもいける気がしません。eurekapapaさんの34、39の写真を見ても、ビビって引返してしまうと思います

私もよく一人で出かけますが、平日の単独行は周囲に登山者も少ないので、トラぶった時に何ともしようがなく危険との隣り合わせですよね。スゴイです。三週連荘で、しかも今回はほとんど寝ていなくて車を走らせ、西穂に登って下りてそのまま戻ってくるというのも超人的です

ガスっているとはいえ、さすがに北アの山容は凄味がありますね。レコ堪能させていただきました
2015/3/7 14:27
Re: スゴイです
Pinball_1957さん、コメントありがとうございます!
某名峰番組、私も見ていました。皆様のレコも含め絶景を求めて西穂に行ったのですが、残念ながら雲の中でした。

今回は、風がなく、天候としてはかなりいいほうだったと思います。結果的に曇りでしたが、快晴の天気予報でなければ行っていませんでした。また、雪の状態も非常によかったです。
とは言え、人の少ない中での西穂単独山行は危険との隣り合わせですね。トレースの先の雪の斜面を見て足元が崩れるのではないかと恐怖を感じ、別のルートをとることもありました。山頂で待っている時に風雪がひどくなっていたら、無事に帰れていなかったかもしれません。今回は天候に助けられました。
Pinball_1957さんのレコを拝見しても、事前にできるだけ準備すること、無理をしないことを肝に銘じたいと思います。

山頂で出会ったバックカントリーの方や関西から来られていた方も、無事に下山されていますように。
2015/3/7 18:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
ロープウェイ〜西穂山頂
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
西穂高岳西尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
冬季西穂高、山荘泊りでP/Pまで二往復
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
冬季西穂高、山荘泊りでピラミッドピークを二往復!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら