丹沢主稜（檜洞丸〜鍋割山）

2015年04月02日(木) 〜 2015年04月03日(金)

• GPS: --:--
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,164m
• 下り: 2,413m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:35
• 休憩: 0:55
• 合計: 13:30

8:40 神奈川県立西丹沢自然教室
8:45 8:45 ツツジ新道入口
9:20 9:30 ゴーラ沢出合
10:40 10:40 展望台
12:05 12:20 檜洞丸
12:25 12:25 青ヶ岳山荘
13:00 13:00 金山谷ノ頭
13:15 13:15 神ノ川乗越
13:50 13:50 臼ヶ岳
15:10 15:10 蛭ヶ岳
15:10 15:25 蛭ヶ岳山荘
15:40 15:40 鬼ヶ岩
16:45 6:15 丹沢山
7:30 7:30 みやま山荘
7:30 7:30 尊仏山荘
7:30 7:40 塔ノ岳
8:45 8:50 鍋割山
9:40 9:40 後沢分岐
10:10 10:10 二俣
11:40 11:40 大倉バス停
11:40 ゴール地点

天候

2日（曇/晴）3日（雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新松田7:15-西丹沢8:26（富士急湘南バス）
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosen_time/time01_w.html
大倉入口11:53-渋沢駅
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800127-1/nid:00127910/rt:0/k:%E5%A4%A7%E5%80%89

コース状況／危険箇所等

・檜洞丸ツツジ新道（ゴーラ沢出会）が、ガスっていてわからず河原をさまよってしまった。（案内表示もわかりにくい）
・雪解けでぬかるむこの時期はスパッツ必須

写真

4/2 7:12

新松田駅　北口7:15発
平日なのでガラガラ　終点　西丹沢自然教室で降りたのは自分含めて2人
シロヤシオツツジ（ゴヨウツツジ ）が咲く5月下旬から6月は平日でも混むらしい。

4/2 8:36

県立西丹沢登山教室でトイレ、登山届けを提出。

4/2 8:41

キャンプ場のミツマタ

4/2 8:42

ミツマタは、枝が三つに分岐している為この名があるといい、昔は和紙の原料にもされていたという。

4/2 8:45

林道から登山道にはいる。

4/2 8:48

山つばき

4/2 8:52

ひなすみれ
西丹沢自然教室ホームページに季節の花の情報が詳しい
http://www.kanagawa-park.or.jp/nishitanzawa/kusabana.html

4/2 9:03

キブシ
早春に多い黄色い花を咲かせる

4/2 9:05

ミツマタの群生
もやのなかに幻想的に乱れ咲く

4/2 9:23

この案内図を良く注意して進んだがガスで
ゴーラ沢を進み堰堤にぶつかり戻ってようやくコンクリートの階段を発見。
★東沢をすぐ渡り、さらにゴーラ沢を渡る。
図を見ると直進すると階段があるように書いてあるが、直進するゴーラ沢をさかのぼってしまう。

4/2 9:30

ゴーラ沢の対岸に階段があった。

4/2 9:32

この階段から急登が続く。

4/2 9:42

最初のベンチで休憩

4/2 9:42

車輪の付いたコンクリート片
ワイヤーで木材の切り出しをしていたのだろうか？
たしか奥秩父にもこうした残骸がある。

4/2 10:05

あせびの花

4/2 10:42

もやで濡れそぼる苔も美しい

4/2 11:18

こんなアルミのハシゴも所々ある。

4/2 11:24

今までのガスが嘘のようにとれ雲海の上に展望が広がってきた。
畦ヶ丸

4/2 11:28

三つ峠の裏に白根三山

4/2 11:30

八ヶ岳も遠望できる

4/2 11:41

聖　赤石　悪沢

4/2 11:41

白根三山

4/2 11:44

雲海に浮かぶ富士山

4/2 11:47

頂上に向けてアスレチックのような木製階段が続く

4/2 11:52

塔が岳の尊仏山荘が見える

4/2 11:55

登山道脇にソーラー発電、風力発電　どこで使うのだろうか？

4/2 12:01

山頂直下
絵になる富士山
雲海に浮かぶ富士山を最初に見たのは高校1年の山岳部合宿で北沢峠からの富士であった。

4/2 12:04

檜洞丸山頂は広い。
樹木が合間から展望が広がる。

4/2 12:25

主稜にむけて出発。

4/2 12:25

頂上直下の青ヶ岳山荘

4/2 12:28

遠望する蛭ヶ岳まではアップダウンが続く。

4/2 12:48

冬はナイフリッジになるだろう

4/2 12:52

あぶない場所にはハシゴ、クサリが付いている

4/2 12:54

休憩するには気持ちよさそうな所。

4/2 12:55

奥多摩方面

4/2 12:57

奥秩父
木賊山・破風山・雁坂嶺

4/2 13:01

金山谷の頭（標識は無い）
臼ヶ岳が見える

4/2 13:15

神ノ川乗越
南に300mほどに水場があるらしい（未確認）

4/2 13:29

臼ヶ岳の登りで鹿に遭遇

4/2 13:40

鹿がこちらを警戒してみているが、逃げる様子は無かった。
山ビルの増殖の原因ともいわれる。

4/2 13:51

臼ヶ岳　頂上　だだっ広い

4/2 14:28

蛭ヶ岳直下のクサリ場
右側は崩壊している谷

4/2 14:43

大菩薩連山の後ろに八ヶ岳、奥秩父（金峰、国師）

4/2 14:53

檜洞丸の後ろに雲海に浮かぶ富士

4/2 15:12

蛭ヶ岳山頂

4/2 15:19

山頂のテーブルにカメラを置いて自撮り。

4/2 15:22

鬼ヶ岩の頭、不動の峰、丹沢山への稜線
丹沢のハイライトとも言えるすばらしい尾根

4/2 15:22

蛭ヶ岳山荘http://kitatan.com/hirutop.html

4/2 15:25

丹沢山から派生する丹沢三峰
翌日この尾根を下る予定だったがヒルが怖くてコース変更

4/2 15:39

鬼ヶ岩

4/2 15:42

4/2 15:47

終始　富士山を望めるすばらしい稜線歩き

4/2 16:45

丹沢山　到着
休憩を含めコースタイム通り
晴天から一転してガスがかかり視界は利かない

4/2 16:53

丹沢山　みやま荘は3組宿泊
個室をあてがわれた。評判どおり良心的な山小屋。
http://miyamasansou.com/

4/2 17:55

夕食
ビール350ml（500円×2本）
この後休憩室で日本酒（300円）

4/3 6:33

小屋を出ると雨交じりの暴風
塔ヶ岳へ急ぐ　途中で雨具ズボンも着用

4/3 7:30

塔ヶ岳山頂
展望ゼロ

4/3 7:39

風雨が強くよほど小屋で休憩しようとかと思ったが、冬用手袋をリュックから出して、鍋割山への道を急ぐ。

4/3 8:45

鍋割山は中学3年生の中野八中山岳部で登って以来37年ぶり。もっと草木が多かった気がしたが・・・。

4/3 8:46

鍋割山荘
ここは鍋焼きうどんが有名だが、まだお腹がすいていない。

4/3 9:09

下り途中で鍋割山荘の有名なご主人、草野さんとすれ違う。挨拶すると「ふぉーつ」と迫力。60歳代後半と思われるが、かなりの重量の背負子をかつぎその足取りは速い。

4/3 9:41

後沢乗越しから左に下る。

4/3 10:09

30分ほどで林道に出る。
ここから大倉までが結構長い

4/3 10:20

山桜　五分咲き

4/3 11:22

ヤマビル注意お看板。
行政もヤマビル対策には苦心しているが、駆逐されていない。

4/3 11:24

ようやく林道から左に折れ大倉に近づく。あと20分。

4/3 11:37

ゴールの大倉。レストハウスが出来て昔とずいぶん変わったものだ。

撮影機器：

FinePix F300EXR 富士フイルム

感想

nobureko

近郊の山で小屋どまりで行ける山として丹沢をピックアップ、中でもまだ行ったことのない檜洞丸から蛭ヶ岳へのいわゆる主稜を歩くことにした。朝はガスって視界が悪かったが、昼前から見る見るうちに晴れ渡り、雲海の上に周囲の山を見渡せるようになった。雲海の上に浮かぶ富士は美しくまるで山岳写真のような風景であった。主稜はアップダウンはあるもののガレているとことはクサリやはしごがあり無積雪期ならあぶない所はなかった。みやま山荘は評判どおり良心的でいい小屋で、個室スペースで気持ちよく宿泊できた。翌日は雨となり、当初は三峰から宮ヶ瀬に下る予定だったが、4月から12月の雨の日には宮ヶ瀬方面はヒル被害が多いという情報もあり塔ノ岳、鍋割山に向かうことにした。稜線の風は強く風雨の中の下山となった。鍋割山からの下山途中、鍋割山荘の有名ご主人の平野さんとすれ違い、背負子の荷物と健脚には驚かされた。大倉のバス停まで終始小雨であったが。バスで渋沢に付くころには曇り空で雨は丹沢山塊だけのようだった。次回は丹沢三峰に行ってみたい。