記録ID: 6161733
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島
屋久島 宮之浦岳縦走登山
2023年11月08日(水) 〜
2023年11月09日(木)



体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:25
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 1,572m
- 下り
- 2,275m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 8:57
距離 15.9km
登り 1,199m
下り 1,038m
14:50
天候 | 初日 晴れ 2日目くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
登山口まで徒歩約 18 分 https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/t_yakushima/wp-content/uploads/2023/08/20230831_yodogawasen_tuukoudome.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
町道淀川線 車両通行止めゲート〜淀川登山口 舗装された町道歩き 歩き始めて程なく右手路肩決壊しているが、歩行には何ら問題はない トイレのある小屋が見えたら淀川登山口 淀川登山口〜黒味岳分かれ 屋久杉林と照葉樹林そして落葉樹も見られる森林帯歩き 淀川・小花之江河・花之江河へのアップダウンもあるが緩勾配が殆ど 登山道上に木の根が多く絡み合い歩きにくい区間が多いが、登山道の手入れはされている 切れ立った箇所もなく、小花之江河・花之江河と湿原地帯があるものの、泥濘の多くは木道が整備されており、丁寧に歩けば靴を汚すコトもない 淀川・展望台・小花之江河・花之江河と変化ある景色が美しい 黒味岳分かれ〜黒味岳 ロープ場もある樹林帯の急登を一気に登る ロープ場の足場はグリップの良い花崗岩 キチンとロープを掴めば難易度は高くない 樹林帯を抜けると屋久島南部を一望できる笹原にでる 道床の岩が傾いて歩きにくい箇所もあるが間もなく黒味岳山頂に到着する 黒味岳山頂からは360度の大パノラマが展開する 黒味岳分かれ〜宮之浦岳 少し急坂を下り、ロープ場のある岩場を登り返すと程なく投石平 投石平はスラブ帯にあり、黒味岳を眺めることができる 黒味岳頂上に居る人も見える 投石平からは森林帯を抜け、笹原歩きとなる 勾配を登り投石岳・安房岳・翁岳頂上をトラバースしながら進む 各山々のコルに相当する箇所に池塘がある 頂上のスラブの上に誰かが巨石を置いたような翁岳が印象的 洗堀の激しい栗生岳(くりお岳)頂上への急登を登り頂上手前で宮之浦岳頂上が見えてくる 栗生岳から約400m歩き宮之浦岳1935m頂上へ到着 一気に北側の視界が広がる 東シナ海・太平洋も眺めることが出来る 宮之浦岳〜平石 見通しのよい笹原歩き 他の区間と比較してあまり刈払いはなされおらず、登山道にはみ出した笹が増え少しうっとおしい 宮之浦岳山頂から焼野三叉路へ向けて急勾配を一気に下る 焼野三叉路からは平石まで穏やかなアップダウンはあるが、眺望の良い穏やかな草原歩き 平石〜縄文杉 屋久杉林と照葉樹林そして落葉樹も見られる森林帯歩き 段差もある木の根が多く絡み合う歩きにくい場所が連続する 登山道としての整備状態が悪く、踏み跡が交錯し道迷いしやすい箇所も多い 登山道以外にもピンクテープが貼られている樹林が多く引き込まれやすい 縄文杉〜大株歩道入口 よく整備と手入れのされた登山道歩き 多くの区間は木道整備されており、根っこや段差などはあるものの極度に足元の悪い箇所はない ウィルソン株から手前で階段で一気に標高差50mを下げる 脚が出来ていない方にとっては登山時ここが核心部となる 一旦近づいた沢床が谷へと離れ大株歩道入口手前に近づくと一気に沢沿の岩の急登を下る この付近には泥濘もあり大株歩道入口付近が一番足場が悪い 大株歩道入口〜荒川登山口 トロッコ軌道内の木道歩き 全区間に渡って木道が敷かれており、道床や枕木を歩くことは無い トロッコ軌道内に一か所Ωカーブにショートカット道があるが、その道を通れば2分程度短縮できる 荒川登山口に近づくと最後の最後にトンネルがある。トンネル内は照明が灯っているのでライト無しでも歩ける |
写真
小花之江河湿原
花之江河 小花之江河湿原は屋久島 のほぼ中央部標高約1600mに位置する日本最南の高層湿原です
この湿原はおよそ2600年-2800年前にできたものと推定されています
長い年月を経て形成された湿原を、踏 つけたりゴミなどを捨てたりしますと 湿原の生態系に悪い影響を与え、元の美しい姿が失なわれてしまいます。
湿原にはコケスミレやヤクシマホシク などの珍しい植物をえられ、学術も 極めて重要な自然生態系です。この美し い湿原を大切に守りましょう。
花之江河 小花之江河湿原は屋久島 のほぼ中央部標高約1600mに位置する日本最南の高層湿原です
この湿原はおよそ2600年-2800年前にできたものと推定されています
長い年月を経て形成された湿原を、踏 つけたりゴミなどを捨てたりしますと 湿原の生態系に悪い影響を与え、元の美しい姿が失なわれてしまいます。
湿原にはコケスミレやヤクシマホシク などの珍しい植物をえられ、学術も 極めて重要な自然生態系です。この美し い湿原を大切に守りましょう。
大株步道
屋久島は九州で最高峰の宮之浦岳をは じめ、永田岳、翁岳など1,000mをこえる 山々からなる山岳島です。
この歩道は、通称大株歩道と呼ばれ、 沿線には屋久杉の巨木がみられます。
なかでも樹齢推定7200年の縄文杉や大王杉は有名です。
また、5月から6月にかけてはヤクシマシャクナゲが咲き乱れ、訪れる人々の 目を楽しませてくれます。
屋久島は九州で最高峰の宮之浦岳をは じめ、永田岳、翁岳など1,000mをこえる 山々からなる山岳島です。
この歩道は、通称大株歩道と呼ばれ、 沿線には屋久杉の巨木がみられます。
なかでも樹齢推定7200年の縄文杉や大王杉は有名です。
また、5月から6月にかけてはヤクシマシャクナゲが咲き乱れ、訪れる人々の 目を楽しませてくれます。
屋久島空港
帰路の飛行機が屋久島空港着陸直前まで大荒れの空模様で条件便だったが、天候調査のため20分遅れで鹿児島空港から飛来
屋久島空港着陸直前から天候が急回復し、搭乗時には青空が見えた
帰路の飛行機が屋久島空港着陸直前まで大荒れの空模様で条件便だったが、天候調査のため20分遅れで鹿児島空港から飛来
屋久島空港着陸直前から天候が急回復し、搭乗時には青空が見えた
感想
屋久島宮之浦岳縦走登山
お二人をお連れしての屋久島を代表する黒味岳・宮之浦岳・縄文杉・トロッコ道を縦走する登山
5時に安房の宿にタクシーを配車して出発、夏の台風で淀川登山口手前で車両通行止めのため、登山口800m手前のゲートから登山開始
11月前半とは思えない汗ばむ陽気のなか黒味岳・宮之浦岳を経由して新高塚小屋へ
二日目も未明から出発
残念ながら時折小雨降るなかの登山となったが、幸いにして淀川登山口直前まで強い雨足にはならず、トロッコ道最後の20分程度だけ傘をさしての下山となりました
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1281人
コメント
この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走
屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する