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Yamareco

記録ID: 632684
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

宝剣岳・木曽駒ケ岳・将棊頭山(で泣き崩れる)

2015年05月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:22
距離
11.6km
登り
954m
下り
957m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:11
休憩
0:57
合計
8:08
8:25
42
9:07
9:08
3
9:11
9:20
15
9:35
9:38
15
9:53
10:03
1
10:04
10:05
12
10:17
10:17
8
10:25
10:27
13
10:40
10:45
17
11:02
11:02
63
12:05
12:05
26
12:48
12:58
16
13:41
13:41
69
14:50
14:51
20
15:11
15:13
14
15:27
15:28
17
15:45
15:47
3
15:50
16:00
33
16:33
ログは山旅ロガーゴールド。
天候 晴れ後曇り 風弱く、日中、稜線気温10度前後。
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
駒ヶ岳ロープウェイ。
http://www.chuo-alps.com/ropeway/index.html

駒ヶ岳ロープウェイ線。運賃、時刻表
http://www.chuo-alps.com/bus/fare/index.html

菅の台バスセンター駐車場 1日600円
バス+ロープウェイ往復(4日間有効) 3,980円

登山届、千畳敷駅。

菅の台バスセンター駐車場6時現在、7割位の駐車。
始発1時間前、バス亭にはすでに50人以上の列。菅の台バス始発乗れず3本目、ロープウェイ始発乗れず多分2か3本目。バス、ロープウェイ増便、始発を繰り上げた為、なんとか8時15分くらいに千畳敷に着く。
コース状況/
危険箇所等
[千畳敷〜乗越浄土]
カールの積雪260センチ、乗越浄土5分手前から夏道。
年末雪多く、その後平年並みになり、4月一気に融雪が進み、この時期としてはかなり積雪が少なかった。
ピッケルは必須、アイゼンを装着するかどうかは雪質とその人の技量によります。分かる人は雪質、傾斜、トレースを見ておおよそ判断できます。分からない方は10本爪以上のアイゼンを最初から装着したほうがいいです。なお当日は皆さんアイゼンを着けてましたが当方は着けませんでした。なお雪質は行くまで分からないのでアイゼンは必ず持っていくこと。
夏のCTで行けます。

[乗越浄土〜宝剣岳]
ほぼ夏道露出。鎖ほぼ全て露出。ピッケル、アイゼン不要。
当方の過去の5月の宝剣岳の写真と比べればその違いが分かります。
夏のCTで行けます。

[乗越浄土〜木曽駒ケ岳]
ほぼ95%夏道、ピッケル、アイゼン不要。中岳の巻き径(一部岩場あり)も雪がなく、問題なく通過できます。
夏のCTで行けます。

[木曽駒ケ岳〜将棊頭山]
60%以上は雪上歩行。ピッケルは必須、アイゼンは雪質とその人の技量によります。当方はアイゼンを着けませんでした。木曽駒ケ岳を越すと行く人がほとんどいません。当日1名しか会いませんでした。
トレースはあるが写真でも分かるとおり、踏み固められてないため、雪が緩むと踏み抜き多発、時間と体力をロスします。また、雪が硬ければアイゼンの脱着等時間を取られます。
夏のCTでは行けません。

宝剣岳、将棊頭山をピストンしてロープウェイの最終に間に合わすには、将棋頭山のピストン時間が問題になってきます。積雪がなければ問題がないが、木曽駒ケ岳〜将棊頭山はまだしばらく残雪が残るでしょう。
その他周辺情報 日帰り温泉と食事は「こまくさの湯」を利用。
6時頃、菅の台Pに着く、すでに7割位埋まっていた。
6時頃、菅の台Pに着く、すでに7割位埋まっていた。
バスの始発1時間前にすでに50人ほど並んでいて、始発に乗れず。それでも繰り上げ出発、増発で8:15頃、千畳敷に着く。
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バスの始発1時間前にすでに50人ほど並んでいて、始発に乗れず。それでも繰り上げ出発、増発で8:15頃、千畳敷に着く。
千畳敷からの宝剣岳。右中間部にオットセイ岩が小さく見える。
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千畳敷からの宝剣岳。右中間部にオットセイ岩が小さく見える。
南アルプス。宝剣岳に着く頃には南アルプスは雲が湧いてきたので、ここでもっと南アルプスの写真を撮っておくべきだった。
左端に富士山が見えます。
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南アルプス。宝剣岳に着く頃には南アルプスは雲が湧いてきたので、ここでもっと南アルプスの写真を撮っておくべきだった。
左端に富士山が見えます。
皆さんアイゼン着けていましたが、当方、トレースがあるのと雪質を見てアイゼン不要と判断し着けずに登る。今回は脱着の時間を省くことも重要要点でした。
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皆さんアイゼン着けていましたが、当方、トレースがあるのと雪質を見てアイゼン不要と判断し着けずに登る。今回は脱着の時間を省くことも重要要点でした。
ご覧のように雪はかなり緩んでいました。
ご覧のように雪はかなり緩んでいました。
オットセイ岩。この手前から傾斜が急になってくる。
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オットセイ岩。この手前から傾斜が急になってくる。
後続がバンバン登ってきます。この後続の中で将棋頭山をピストンしたのは俺だけ。
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後続がバンバン登ってきます。この後続の中で将棋頭山をピストンしたのは俺だけ。
皆さんここでアイゼン外してました。
皆さんここでアイゼン外してました。
乗越浄土。
宝剣山荘。ここで行動食でエネルギーチャージ。
宝剣山荘。ここで行動食でエネルギーチャージ。
左、宝剣。右、天狗岩。
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左、宝剣。右、天狗岩。
雪少ないですね。ピッケルもアイゼンも必要ないです。夏と変わらないです。
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雪少ないですね。ピッケルもアイゼンも必要ないです。夏と変わらないです。
昔、5月に行った時のもの。全然残雪量が違います。この年は鎖は全く出てませんでした。この時はここで雪洞泊、翌日みぞれ降るなか空木岳まで縦走、池山尾根で下山。
2006年10月26日 14:39撮影 by  SP-2000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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10/26 14:39
昔、5月に行った時のもの。全然残雪量が違います。この年は鎖は全く出てませんでした。この時はここで雪洞泊、翌日みぞれ降るなか空木岳まで縦走、池山尾根で下山。
宝剣への登り。
ごく一部、凍った雪が残ってます。
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ごく一部、凍った雪が残ってます。
鎖があるので安心。
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鎖があるので安心。
この鎖を登ると山頂。
この鎖を登ると山頂。
山頂に着くと、目の前に2m位の垂直の岩峰があります。そこに登り下を見る。ここは岩慣れしてない人にはムリだと思います。登る方いますが圧倒的に少ないです。降りるとき怖かったです。
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山頂に着くと、目の前に2m位の垂直の岩峰があります。そこに登り下を見る。ここは岩慣れしてない人にはムリだと思います。登る方いますが圧倒的に少ないです。降りるとき怖かったです。
岩峰から千畳敷。
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岩峰から千畳敷。
岩峰から宝剣山荘。
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岩峰から宝剣山荘。
岩峰から空木岳方面。
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岩峰から空木岳方面。
同じく岩峰から空木岳方面、右に三ノ沢岳。三ノ沢岳は昔、3月に天狗山荘前にテント泊して行きましたが、ラッセル(深いところで腰ラッセル)がメチャキツかったです。
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同じく岩峰から空木岳方面、右に三ノ沢岳。三ノ沢岳は昔、3月に天狗山荘前にテント泊して行きましたが、ラッセル(深いところで腰ラッセル)がメチャキツかったです。
岩峰からパノラマ。あまり長居できないので、これを撮って直ぐに岩峰から降りました。
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岩峰からパノラマ。あまり長居できないので、これを撮って直ぐに岩峰から降りました。
岩峰から降り御獄アップ、左に噴煙が見えます。
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岩峰から降り御獄アップ、左に噴煙が見えます。
あ、右に槍が見える!現場では当方、視力が弱く、カメラの液晶も小さいので、山頂にいた他の方たちにも確認してもらいましたが、やはり槍でした。
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あ、右に槍が見える!現場では当方、視力が弱く、カメラの液晶も小さいので、山頂にいた他の方たちにも確認してもらいましたが、やはり槍でした。
もう少しズームした写真。
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もう少しズームした写真。
山頂から、正面、木曽駒。
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山頂から、正面、木曽駒。
先を急ぐので、そそくさと宝剣岳を降りました。中岳に行く途中、後ろを振り向く。
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先を急ぐので、そそくさと宝剣岳を降りました。中岳に行く途中、後ろを振り向く。
中岳。帰りは中岳の巻き径をつかいました。
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中岳。帰りは中岳の巻き径をつかいました。
正面、木曽駒ケ岳と駒ケ岳頂上山荘(まだ営業してません)。全くと言っていいくらい雪がないです。おかげでカメ足の当方も標準CT内で歩けました。この時点で余裕で将棋頭山を往復できるとほくそ笑んだ。
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正面、木曽駒ケ岳と駒ケ岳頂上山荘(まだ営業してません)。全くと言っていいくらい雪がないです。おかげでカメ足の当方も標準CT内で歩けました。この時点で余裕で将棋頭山を往復できるとほくそ笑んだ。
右、三の沢岳。
中央やや上に見える小屋は、頂上木曽小屋。
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中央やや上に見える小屋は、頂上木曽小屋。
木曽駒ケ岳山頂。大勢の人がバーナー等使ったりしながらランチしてました。当方、軽くストレッチしただけで先にに進みます。
木曽駒ケ岳山頂。大勢の人がバーナー等使ったりしながらランチしてました。当方、軽くストレッチしただけで先にに進みます。
木曽駒ケ岳山頂からの奥穂、前穂、槍。分かりやすくするためにコントラストを強めに付けました。
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木曽駒ケ岳山頂からの奥穂、前穂、槍。分かりやすくするためにコントラストを強めに付けました。
さて、木曽駒ケ岳を後にして将棊頭山を目指します。うっ、いきなり雪道、トレースも薄いぞ。
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さて、木曽駒ケ岳を後にして将棊頭山を目指します。うっ、いきなり雪道、トレースも薄いぞ。
10分もしないうちに踏み抜く。これは先が思いやられるな!
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10分もしないうちに踏み抜く。これは先が思いやられるな!
馬の背は夏径が出てるようだが、その先はほとんど雪道だぞ、今日は、宝剣山荘泊りになりそうだ、明日は雨予報だし、できれば今日中に下山したいな。
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馬の背は夏径が出てるようだが、その先はほとんど雪道だぞ、今日は、宝剣山荘泊りになりそうだ、明日は雨予報だし、できれば今日中に下山したいな。
雪がやらかくて、アイゼンいらないのはいいが、ペースが上がらない。
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雪がやらかくて、アイゼンいらないのはいいが、ペースが上がらない。
多分、左から2番目のゆるいピークが将棋頭山。
多分、左から2番目のゆるいピークが将棋頭山。
後ろを降る向くと、南から雲が湧きながらこちらに近づいてくる。
後ろを降る向くと、南から雲が湧きながらこちらに近づいてくる。
「聖職の碑」。合掌、涙が止まりませんでした。

僕が始めて木曽駒に登ったのはたしか中学2年の夏休み。桂木場の反対の上松から単独で登りました。ここに眠っている方たちと同じ年頃でした。頂上木曽小屋に泊り翌日は暴風雨、低気圧が来ただけで台風並みの風。3000m級の怖さを知りました。

ここで尊い命をなくされた方たちは、まさに大型台風の直撃を受けたわけです。寒かっただろう、辛かっただろう、いまこうしてコメントを書いてる時も涙がとめどなく出て止まりません。

ここは僕の山に対する畏敬の念の原点でもあるのです。なので
コメントが長くなってしまいましたが、これだけは外せません。
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「聖職の碑」。合掌、涙が止まりませんでした。

僕が始めて木曽駒に登ったのはたしか中学2年の夏休み。桂木場の反対の上松から単独で登りました。ここに眠っている方たちと同じ年頃でした。頂上木曽小屋に泊り翌日は暴風雨、低気圧が来ただけで台風並みの風。3000m級の怖さを知りました。

ここで尊い命をなくされた方たちは、まさに大型台風の直撃を受けたわけです。寒かっただろう、辛かっただろう、いまこうしてコメントを書いてる時も涙がとめどなく出て止まりません。

ここは僕の山に対する畏敬の念の原点でもあるのです。なので
コメントが長くなってしまいましたが、これだけは外せません。
西駒山荘、夏季のみ営業。当初、年末にここの冬季小屋泊まりで計画したが、ロープウェイ運休のため、この時期の訪問になりました。
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西駒山荘、夏季のみ営業。当初、年末にここの冬季小屋泊まりで計画したが、ロープウェイ運休のため、この時期の訪問になりました。
正面、将棊頭山。帰りこの下りで右足の太もも内側を攣り、その場で数分マッサージ。頻発したら最終ロープウェイに間に合わないと思いました。
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正面、将棊頭山。帰りこの下りで右足の太もも内側を攣り、その場で数分マッサージ。頻発したら最終ロープウェイに間に合わないと思いました。
将棊頭山に着きました。木曽駒ケ岳から標準CT1時間35分のところ2時間12分かかりました。ちなみに帰りは木曽駒ケ岳まで2時間13分かかりました。
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将棊頭山に着きました。木曽駒ケ岳から標準CT1時間35分のところ2時間12分かかりました。ちなみに帰りは木曽駒ケ岳まで2時間13分かかりました。
左から伊那前岳、宝剣、木曽駒。この時間、山頂は全て雲の中。
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左から伊那前岳、宝剣、木曽駒。この時間、山頂は全て雲の中。
将棊頭山から東に派生する尾根。
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将棊頭山から東に派生する尾根。
将棊頭山からのパノラマ1。
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将棊頭山からのパノラマ1。
将棊頭山からのパノラマ2。
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将棊頭山からのパノラマ2。
将棊頭山には10分ほど滞在し、行動食を食べ、直ぐに木曽駒を目指す。踏み抜かないように、なるべくトレースの中にゆっくり足を置いて進む。それでも時折踏む抜き体力を消耗。
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将棊頭山には10分ほど滞在し、行動食を食べ、直ぐに木曽駒を目指す。踏み抜かないように、なるべくトレースの中にゆっくり足を置いて進む。それでも時折踏む抜き体力を消耗。
木曽駒に15:10着、午前中の喧騒が嘘のよう、もう誰もいません。雪のない馬の背の登りでペースアップでき、行きとほぼ同じ時間で将棊頭山をピストンできた。行動食をほうばり、5分で出発。17時の最終に十分間に合うぞ。
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木曽駒に15:10着、午前中の喧騒が嘘のよう、もう誰もいません。雪のない馬の背の登りでペースアップでき、行きとほぼ同じ時間で将棊頭山をピストンできた。行動食をほうばり、5分で出発。17時の最終に十分間に合うぞ。
中岳、巻き径分岐。読みにくいですが「難所有り、積雪期閉鎖」と書いてあります。積雪がないので帰りは巻き径を選びました。
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中岳、巻き径分岐。読みにくいですが「難所有り、積雪期閉鎖」と書いてあります。積雪がないので帰りは巻き径を選びました。
なるほど、雪がなければ問題ないが、ベタっと雪が付いて雪の斜面になってると、トラバースが大変だし滑落の危険もあるな。
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なるほど、雪がなければ問題ないが、ベタっと雪が付いて雪の斜面になってると、トラバースが大変だし滑落の危険もあるな。
後半部分、ここを越すと直ぐに尾根道に合流。なるほど、ここも雪が着くと、下が急斜面なだけに一気に危険度が増す感じ。
後半部分、ここを越すと直ぐに尾根道に合流。なるほど、ここも雪が着くと、下が急斜面なだけに一気に危険度が増す感じ。
尾根道に合流、中岳を振り返る。おお、シュプールが沢山見えるぞ。中岳から駒飼ノ池まで滑り込みハイクアップするBCコースのですね。
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尾根道に合流、中岳を振り返る。おお、シュプールが沢山見えるぞ。中岳から駒飼ノ池まで滑り込みハイクアップするBCコースのですね。
乗越浄土を16時に出発。乗越浄土から千畳敷は30分もいらないでしょう。上部は45度はあろうかと思われる急斜面。アイゼンを着けずに慎重にかかとのキックステップで下る。
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乗越浄土を16時に出発。乗越浄土から千畳敷は30分もいらないでしょう。上部は45度はあろうかと思われる急斜面。アイゼンを着けずに慎重にかかとのキックステップで下る。
少し下ると尻セードの跡発見。尻セードしようかと思ったが、尻が濡れた状態でバスとか乗るの嫌だったのでキックステップを続ける。
あ、また太ももの内側痙った!ムリすると痙りまくり最終に間に合わなくなるぞ。マッサージをして5分ほど休みゆっくり下る。
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少し下ると尻セードの跡発見。尻セードしようかと思ったが、尻が濡れた状態でバスとか乗るの嫌だったのでキックステップを続ける。
あ、また太ももの内側痙った!ムリすると痙りまくり最終に間に合わなくなるぞ。マッサージをして5分ほど休みゆっくり下る。
無事、最終27分前に着きました。痙らなかったら16:30のに乗れました。
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無事、最終27分前に着きました。痙らなかったら16:30のに乗れました。
正面、Tバーリフトのコース。過去2回、5月にここまでスキーしに来ました。
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正面、Tバーリフトのコース。過去2回、5月にここまでスキーしに来ました。
ゴンドラから撮影。右、たぶんサギダルの頭。正面、極楽平。Tバーリフトのコースを滑りに来た時に極楽平〜千畳敷も滑りました。出だしが結構急です。BCの流行る前で、ゲレンデブーツで来ました。
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ゴンドラから撮影。右、たぶんサギダルの頭。正面、極楽平。Tバーリフトのコースを滑りに来た時に極楽平〜千畳敷も滑りました。出だしが結構急です。BCの流行る前で、ゲレンデブーツで来ました。
下山後、こまくさの湯で汗を流す。
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下山後、こまくさの湯で汗を流す。
こまくさの湯で数あるメニューのなかでチラシ定食を注文。右上はもつ煮で追加注文です。
この後、道の駅「南信濃下條」で車中泊。よく4日は終日断続的な雨が続き「南信濃下條」で沈殿。朝ご飯はコンビニ、昼は道の駅の「大名そば」。夕刻、飯田市のアップルロードまで繰り出し夕食をたべました。
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こまくさの湯で数あるメニューのなかでチラシ定食を注文。右上はもつ煮で追加注文です。
この後、道の駅「南信濃下條」で車中泊。よく4日は終日断続的な雨が続き「南信濃下條」で沈殿。朝ご飯はコンビニ、昼は道の駅の「大名そば」。夕刻、飯田市のアップルロードまで繰り出し夕食をたべました。
道の駅「南信濃下條 そばの城」の画像をアップするの忘れたので、遅ればせながらアップしました。翌日は雨予報で結局ここで2泊しました。ツアーコースに組み込まれてるみたいで日中は観光バスが入ってきます。午後5時を過ぎると閑散として、夜は静かで車中泊には向いてると思いました。
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道の駅「南信濃下條 そばの城」の画像をアップするの忘れたので、遅ればせながらアップしました。翌日は雨予報で結局ここで2泊しました。ツアーコースに組み込まれてるみたいで日中は観光バスが入ってきます。午後5時を過ぎると閑散として、夜は静かで車中泊には向いてると思いました。

感想

[将棊頭山の「聖職の碑」で泣き崩れる]
43番(「聖職の碑」画像)のコメントに理由を書きました。木曽駒ケ岳は中学2年の時、暴風雨のなか単独で登り、高山に対する畏敬の念を抱く。そしてその後の登山スタイル、スタンスを確立する原点になった山です。あれから44〜45年経ち、昔の自分を思いだし、当時の自分と同じ年頃の子供たちがここで亡くなったことを思うと、涙が止まらなかった。

午後から曇ってきましたが、宝剣岳でこの時期ならではので景色を堪能し、年末に予定していた将棊頭山を登れたので大変満足し充実した山行でした。ただ少し時間に追われゆっくり休憩できなかったのが残念でした。翌日が晴れ予報でしたら西駒山荘冬季小屋利用でのんびりできたんですが、天気だけはこちらの都合通りにならないですからね。決められた日程と天気の中でどのように計画していくかということでしょうね。

ロープウェイ最終に間合わなかった場合は、宝剣山荘泊りで計画。この時期としては積雪が少ない。以前の当方の5月の宝剣岳の写真と比べれば一目瞭然で、その時は山友と2人で宝剣山荘前の雪洞で泊まり空木岳まで縦走。

過去に木曽駒は夏と冬に多分3回位。宝剣岳は5〜6回位で1、3、5、10、12月に登ってます。

木曽駒〜将棊頭山はGWだというのに人が非常に少なく、当方、将棊頭山から戻る途中で泊り装備の方1名と会っただけした。

木曽駒までは昭文社の標準CTより速かったんですが、木曽駒を越したら積雪のためペースダウンし標準CTよりかなり遅くなり、途中何度も日帰りを諦めかけました。

宝剣岳についた頃から南の方から雲が湧いてきて、南アルプス方面の写真が撮れませんでした。千畳敷に着いた時にもっと撮っておくべきでした。

100高山はメジャーじゃない山が多くあるので、1座登るだけでも大変だなと思いました。

足の親指の付け根の痛みは、いろいろ試した結果、靴の甲の部分の靴紐を緩めるのが一番効果的で、強い痛みが出ることなく南信&甲州遠征を終えることができました。

南信&甲州遠征(全て車中泊)
5月3日:宝剣岳・木曽駒ケ岳・将棊頭山 ←本レコ
5月4日:終日断続的な雨のため、道の駅「信濃路下條」で沈殿 レコなし
5月5日:南木曽岳
5月6日:甘利山・千頭星山&笹子雁が腹摺山 

将棊頭山 日本100高山 71座。
南木曽岳 甲信越100名山 68座、信州100名山 55座。
甘利山 甲信越100名山 69座、山梨100名山 29座。
千頭星山 山梨100名山 30座。
笹子雁が腹摺山 山梨100名山 31座

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コメント

聖職の碑
わたしは映画を見てから原作を読んだ口です。
中央アルプスは20年くらい前に当時ちょっと荒れていた上松から上がり4泊5日で安平路まで縦走しました。
今は登山道がほぼ消滅してしまった奥念丈から安平路は、当時も藪がひどく難儀したのが一番記憶に残っています。
これに懲りてか中央アルプスは以来ご縁がありません。
南木曽岳 期待しています。
2015/5/7 21:58
Re: 聖職の碑
安平路まで縦走する方は少ないですね。当方は越百山までです。
当方、原作を読んだ後に、TVで見た口です。
中央アルプスをよく登っていた時は原作もまだ読んでなかったので、あの悲劇のことは当時知りませんでした。

南木曽岳、期待を上回る展望と、想定外のアカヤシオの満開に遭遇。山頂では2時間以上バカ話で盛り上がり大笑いでした。大笑いで他のハイカーに迷惑かけたのではと、下山後反省。

コメント有難うございました。
2015/5/7 22:55
mtkenさん、絶景かな、絶景かな^^
予定通りに日帰り出来て何よりです。
好天に恵まれ、北アの絶景まで拝めて、ここでも高笑い じゃないですか。

拙者は木曽駒⇒空木縦走1回、木曽駒周遊1回、その両方で宝剣にも登りました。
木曽駒周遊の折に将棊頭山まで歩く計画があったのですが、雨が降ってきて撤退。
それ以来、行く機会がありません。
三ノ沢岳の見事な山容にも心を惹かれつつ・・・それっきりです。
宇宙空間を創造させる越百の名前にも惹かれますが・・・。

聖職の碑については、地図上でしか知りません。
日本全国、他にも同じような碑がありますが、同じ山でも気象条件次第で天国と地獄なんだと思います。
まあ、地獄の怖さを知らないだけで・・・。

  隊長
2015/5/8 12:35
Re: mtkenさん、絶景かな、絶景かな^^
出発の2日くらい前から、5月3日の晴れがほぼ確定したので行って来ました。4日は雨予報だったから日帰りできて良かったです。木曽駒の先からの踏み抜きで間に合わないかなと思いましたが、とにかく最後まで諦めないで、もしダメだったら宝剣山荘に泊まろうと思いながら頑張りました。おかげで2回も足を攣りました
絶景が見れたので大満足でした、ただ天気の崩れが(実際は気温が上がって雲が湧いてきた感じ)以外に早く、終日絶景をみられなかったのが少し残念でした。

木曽駒周遊の折に将棊頭山をピストンしたのは、GWであの人出にもかかわらず当方だけだったので、夏季でも意外と少ない感じがします。

高笑いというかバカ笑いですけど、5日の南木曽岳で思う存分してきました

コメント有難うございました。
2015/5/8 13:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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