ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 641612
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(槍沢コース)

2015年05月16日(土) 〜 2015年05月17日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
37.2km
登り
2,178m
下り
2,167m

コースタイム

1日目
山行
9:45
休憩
1:40
合計
11:25
5:50
50
上高地BT
6:40
6:55
50
7:45
7:55
55
8:50
9:15
60
10:15
10:25
45
11:10
11:50
35
槍沢ロッヂ
12:25
12:25
105
14:10
14:10
185
2日目
山行
7:40
休憩
2:50
合計
10:30
4:10
20
4:30
5:05
20
5:25
6:30
185
9:35
9:40
45
10:25
10:30
35
11:05
11:15
50
12:05
12:50
45
13:35
13:40
60
14:40
上高地BT
合計距離: 37.18km
累積標高(上り): 2159m
天候 16日 雨のち曇り
17日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
さわやか信州号
3列グリーンシート
8000円*2=16000円
朝5時半。上高地BTに到着。
今日の午前中は雨予報ということもあってか、ガラ〜ンとした雰囲気。
2015年05月16日 05:50撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 5:50
朝5時半。上高地BTに到着。
今日の午前中は雨予報ということもあってか、ガラ〜ンとした雰囲気。
河童橋もガラーン・・・
雨だから背景の穂高連峰もガスの中。
2015年05月16日 05:55撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 5:55
河童橋もガラーン・・・
雨だから背景の穂高連峰もガスの中。
そそくさと明神へ。
人は数えられる程度、猿の姿もありませんでした。
2015年05月16日 06:39撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 6:39
そそくさと明神へ。
人は数えられる程度、猿の姿もありませんでした。
道のど真ん中にカエル。
ツンツンしたら端に逃げて行きました。
2015年05月16日 07:04撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 7:04
道のど真ん中にカエル。
ツンツンしたら端に逃げて行きました。
徳沢に到着。ここで一旦雨が収まるのですが、出発する頃にまた降り出します。
写真は、“氷壁の宿”徳澤園。歴史を感じます。
2015年05月16日 07:54撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/16 7:54
徳沢に到着。ここで一旦雨が収まるのですが、出発する頃にまた降り出します。
写真は、“氷壁の宿”徳澤園。歴史を感じます。
横尾に着きました。
ここで休憩していた人たちは、ほとんど涸沢方面へ行ったようです。
2015年05月16日 08:52撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 8:52
横尾に着きました。
ここで休憩していた人たちは、ほとんど涸沢方面へ行ったようです。
横尾を過ぎると、登山道らしくなってきます。
2015年05月16日 09:45撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 9:45
横尾を過ぎると、登山道らしくなってきます。
一の俣の橋です。
2015年05月16日 10:13撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 10:13
一の俣の橋です。
橋の真ん中からワンショット
2015年05月16日 10:14撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 10:14
橋の真ん中からワンショット
沢沿いのルートは大好き。
晴れていれば、なお気持ち良いでしょうけどね。
2015年05月16日 10:24撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 10:24
沢沿いのルートは大好き。
晴れていれば、なお気持ち良いでしょうけどね。
雪の重みで倒れた木を乗り越え、ようやく槍沢ロッジが見えてきました。
2015年05月16日 11:08撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 11:08
雪の重みで倒れた木を乗り越え、ようやく槍沢ロッジが見えてきました。
カップラーメンで大休止。
出発する頃には晴れ間が見えてきました。
2015年05月16日 11:47撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 11:47
カップラーメンで大休止。
出発する頃には晴れ間が見えてきました。
槍沢キャンプ地、通称ババ平です。
小型の重機でテン場を整地してくれているようです。
先ほどの槍沢ロッジでの大休止もあり、予定よりも遅れ気味だったのでここでテントを張って翌朝に備えようかと迷いましたが、とりあえず行ける所まで行ってみて更に遅れが発生しそうであれば戻って来ようと思い、進むことにしました。
2015年05月16日 12:27撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 12:27
槍沢キャンプ地、通称ババ平です。
小型の重機でテン場を整地してくれているようです。
先ほどの槍沢ロッジでの大休止もあり、予定よりも遅れ気味だったのでここでテントを張って翌朝に備えようかと迷いましたが、とりあえず行ける所まで行ってみて更に遅れが発生しそうであれば戻って来ようと思い、進むことにしました。
ここからしばらく、写真の画質を落としての撮影となってしまいます。
2015年05月16日 12:42撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 12:42
ここからしばらく、写真の画質を落としての撮影となってしまいます。
雪渓をグングン登りますが、無雪期に見える目印がないためCT通りに進めているのかわからないまま進んでしまいました。
2015年05月16日 13:49撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 13:49
雪渓をグングン登りますが、無雪期に見える目印がないためCT通りに進めているのかわからないまま進んでしまいました。
先行者の人に追いつきそうです。
話を聞くと、かなりのベテランのクライマーさんでした。
引き返そうか迷いながら登っていただけに、非常に心強い限りです。助かりました。
2015年05月16日 14:11撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/16 14:11
先行者の人に追いつきそうです。
話を聞くと、かなりのベテランのクライマーさんでした。
引き返そうか迷いながら登っていただけに、非常に心強い限りです。助かりました。
ババ平からずっと彼のトレースをなぞりながら登って来たので、足の負担がだいぶ軽減されていたと思います。
本当に感謝。
2015年05月16日 14:11撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 14:11
ババ平からずっと彼のトレースをなぞりながら登って来たので、足の負担がだいぶ軽減されていたと思います。
本当に感謝。
ついに槍の頭が見えてきました!
だけど、ここからが長いんだな。
2015年05月16日 14:56撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/16 14:56
ついに槍の頭が見えてきました!
だけど、ここからが長いんだな。
槍がデカくなってきます。
飛騨側からの吹き下ろしと格闘しながら少しずつ高度を上げていきます。風速はおよそ15mほど。
体を屈めて耐風姿勢を取りつつ前進。
2015年05月16日 15:42撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 15:42
槍がデカくなってきます。
飛騨側からの吹き下ろしと格闘しながら少しずつ高度を上げていきます。風速はおよそ15mほど。
体を屈めて耐風姿勢を取りつつ前進。
去年、お世話になった(と言ってもテント泊でしたが)殺生ヒュッテです。
冬季休業中。
2015年05月16日 16:00撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 16:00
去年、お世話になった(と言ってもテント泊でしたが)殺生ヒュッテです。
冬季休業中。
後日、一緒に登った方からコメントを頂きました。
私の後ろ姿を撮ってくださっていたので拝借させていただきます。
こうやって見ると、テント泊の荷物は重そうだなぁ〜。
槍沢ロッジに荷物の一部をデポさせてもらってから登ればよかった。
2
後日、一緒に登った方からコメントを頂きました。
私の後ろ姿を撮ってくださっていたので拝借させていただきます。
こうやって見ると、テント泊の荷物は重そうだなぁ〜。
槍沢ロッジに荷物の一部をデポさせてもらってから登ればよかった。
ルート上はほぼ全部雪でしたが、たまに岩肌が見えている箇所があります。
急な斜面が延々と続いているため、ザックを下ろして休める場所がほとんどありませんでした。岩場が唯一のオアシス。
てか、厳冬期はこんな数少ない休憩ポイントでさえ雪で覆われているわけだから、それでも登られる人には本当に敬意を表しますよ、マジで。
2015年05月16日 16:20撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 16:20
ルート上はほぼ全部雪でしたが、たまに岩肌が見えている箇所があります。
急な斜面が延々と続いているため、ザックを下ろして休める場所がほとんどありませんでした。岩場が唯一のオアシス。
てか、厳冬期はこんな数少ない休憩ポイントでさえ雪で覆われているわけだから、それでも登られる人には本当に敬意を表しますよ、マジで。
分岐の案内表示板が見えてきました。
やっと斜面が緩やかになってきます。
本当にここまで長かった。
2015年05月16日 17:01撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 17:01
分岐の案内表示板が見えてきました。
やっと斜面が緩やかになってきます。
本当にここまで長かった。
ラスト、小屋までのトラバース。
ガンバレ!
2015年05月16日 17:01撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 17:01
ラスト、小屋までのトラバース。
ガンバレ!
トラバースは下が見えてしまうため、精神力が試されます。
ある意味、ここが最後の難関と言えるかも。
2015年05月16日 17:03撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 17:03
トラバースは下が見えてしまうため、精神力が試されます。
ある意味、ここが最後の難関と言えるかも。
ここでも俺の写真。
先にゴールした同行者の方からエールを受けながら、慎重に慎重に歩を進めます。
ここまで来て滑落なんてシャレにならんぞ。
ここでも俺の写真。
先にゴールした同行者の方からエールを受けながら、慎重に慎重に歩を進めます。
ここまで来て滑落なんてシャレにならんぞ。
17時15分
上高地から約11時間で槍ヶ岳山荘に着きました。達成感はひとしおです。
短い登山のキャリアの中で、間違いなく一番ハードな登山となりました。
ここでテント泊する計画で登ってきましたが、極度の疲労のためテントを張る気力も体力もなく、おまけに風も強かったため小屋にお世話になる事にしました。
とんでもない歩荷訓練になってしまった・・・
2015年05月16日 17:14撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
3
5/16 17:14
17時15分
上高地から約11時間で槍ヶ岳山荘に着きました。達成感はひとしおです。
短い登山のキャリアの中で、間違いなく一番ハードな登山となりました。
ここでテント泊する計画で登ってきましたが、極度の疲労のためテントを張る気力も体力もなく、おまけに風も強かったため小屋にお世話になる事にしました。
とんでもない歩荷訓練になってしまった・・・
山荘の写真を撮っていると、後ろに雷鳥がいました!
今まで写真でしか見たことがなかったから、ちょっと感動。
ついに会えた〜!嬉しい!
2015年05月16日 17:14撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/16 17:14
山荘の写真を撮っていると、後ろに雷鳥がいました!
今まで写真でしか見たことがなかったから、ちょっと感動。
ついに会えた〜!嬉しい!
自分がつけたトレースの中にうずくまっていたりして、カワイイぞ。
少し離れていてズームで撮ったので、フレームの真ん中に合わせられませんでした。
2015年05月16日 17:17撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
9
5/16 17:17
自分がつけたトレースの中にうずくまっていたりして、カワイイぞ。
少し離れていてズームで撮ったので、フレームの真ん中に合わせられませんでした。
とりあえず、穂先へ向けて一枚。
テーブル席はガラ〜ン。
2015年05月16日 18:30撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
4
5/16 18:30
とりあえず、穂先へ向けて一枚。
テーブル席はガラ〜ン。
テラス席もガラ〜ン。
2015年05月16日 18:31撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/16 18:31
テラス席もガラ〜ン。
テント場もガラ〜ンでした。
ほとんど全てのテントスペースに雪がない状態でした。
2015年05月16日 18:34撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/16 18:34
テント場もガラ〜ンでした。
ほとんど全てのテントスペースに雪がない状態でした。
まもなく陽が沈みます。
日没前に到着できて本当に良かった〜。
2015年05月16日 18:32撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5
5/16 18:32
まもなく陽が沈みます。
日没前に到着できて本当に良かった〜。
夕陽を浴びる山荘と槍ヶ岳
静寂な雰囲気が凄く良かったです。
2015年05月16日 18:36撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
8
5/16 18:36
夕陽を浴びる山荘と槍ヶ岳
静寂な雰囲気が凄く良かったです。
西からの風が強かったのですが、あまりに綺麗なものでしばし見入っていました。
2015年05月16日 18:37撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
3
5/16 18:37
西からの風が強かったのですが、あまりに綺麗なものでしばし見入っていました。
雪のキャンバスが赤紫色に・・・
この写真が一番好き。
2015年05月16日 18:48撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
14
5/16 18:48
雪のキャンバスが赤紫色に・・・
この写真が一番好き。
日付が変わって2日目の朝4時です。
穂先からの御来光を狙ってピークアタックを開始します。
今日も飛騨側からの風が強いですが、空は雲が少なく予報通り晴天になりそう。
2015年05月17日 04:11撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/17 4:11
日付が変わって2日目の朝4時です。
穂先からの御来光を狙ってピークアタックを開始します。
今日も飛騨側からの風が強いですが、空は雲が少なく予報通り晴天になりそう。
ルート上に残っていた唯一の雪です。
2015年05月17日 04:25撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 4:25
ルート上に残っていた唯一の雪です。
すんなり山頂に到着!
やっぱり一番乗りです!やったぜ!
2015年05月17日 04:30撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
4
5/17 4:30
すんなり山頂に到着!
やっぱり一番乗りです!やったぜ!
まもなく陽が昇りそう。
2015年05月17日 04:35撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/17 4:35
まもなく陽が昇りそう。
出ました。
槍からの御来光独り占め!
2015年05月17日 04:37撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/17 4:37
出ました。
槍からの御来光独り占め!
一人静かに感動を味わっております。
2015年05月17日 04:39撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/17 4:39
一人静かに感動を味わっております。
こんな人気の山を独り占め出来るなんてとっても素敵。
2015年05月17日 04:41撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
4
5/17 4:41
こんな人気の山を独り占め出来るなんてとっても素敵。
南側には大喰岳から穂高連峰
2015年05月17日 04:49撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
7
5/17 4:49
南側には大喰岳から穂高連峰
山荘と笠ヶ岳を撮ったつもりでしたが、よく見ると中央に山の影が見えます。
2015年05月17日 04:49撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5
5/17 4:49
山荘と笠ヶ岳を撮ったつもりでしたが、よく見ると中央に山の影が見えます。
拡大
たぶん槍の影だよね?
2015年05月17日 04:50撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
11
5/17 4:50
拡大
たぶん槍の影だよね?
西鎌尾根から続く山々。
こんな景色が見たかった。
2015年05月17日 04:52撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/17 4:52
西鎌尾根から続く山々。
こんな景色が見たかった。
遠くには剱に立山、後立山連峰まで見えます。
2015年05月17日 04:52撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
4
5/17 4:52
遠くには剱に立山、後立山連峰まで見えます。
しっかり大展望を満喫した後、小屋の前まで戻ってきました。
人が少なすぎて、登りのルートを間違えて使って降りてきてしまった所もありました。
2015年05月17日 05:23撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 5:23
しっかり大展望を満喫した後、小屋の前まで戻ってきました。
人が少なすぎて、登りのルートを間違えて使って降りてきてしまった所もありました。
荷物を整え、上高地へ向け下山開始です。
本当はもっと居たかったけど。
2015年05月17日 06:32撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 6:32
荷物を整え、上高地へ向け下山開始です。
本当はもっと居たかったけど。
ガラ〜ンとしたテラス席。今日は少しは埋まるかな?
2015年05月17日 06:34撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 6:34
ガラ〜ンとしたテラス席。今日は少しは埋まるかな?
急な斜面の下りは怖かった。
けど朝早い時間という事もあり、ちょうど良い感じに雪が締まっていて歩きやすかったと思います。
写真中央やや右は常念岳。
2015年05月17日 06:39撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 6:39
急な斜面の下りは怖かった。
けど朝早い時間という事もあり、ちょうど良い感じに雪が締まっていて歩きやすかったと思います。
写真中央やや右は常念岳。
雪渓を下ります。
無雪期に来た時はつづら折りのコースでした。
2015年05月17日 06:40撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/17 6:40
雪渓を下ります。
無雪期に来た時はつづら折りのコースでした。
後ろを振り返って一枚。
空が青すぎ!綺麗だなぁ〜。
2015年05月17日 06:53撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 6:53
後ろを振り返って一枚。
空が青すぎ!綺麗だなぁ〜。
この写真で槍の姿は最後。
何度でも登りたいと思わせる素晴らしい山でした。
2015年05月17日 07:02撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/17 7:02
この写真で槍の姿は最後。
何度でも登りたいと思わせる素晴らしい山でした。
下から一人の女性が登ってきました。
ババ平でテン泊されたそうです。
ガンバレ!
2015年05月17日 07:06撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/17 7:06
下から一人の女性が登ってきました。
ババ平でテン泊されたそうです。
ガンバレ!
この筋はどうやってできるんだろう?
2015年05月17日 07:42撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 7:42
この筋はどうやってできるんだろう?
10人くらいとすれ違ったでしょうか。
スキーやボードを担いで登られている方もいました。
2015年05月17日 07:54撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/17 7:54
10人くらいとすれ違ったでしょうか。
スキーやボードを担いで登られている方もいました。
クラックです。
亀裂が狭いので跨いで渡れますが。
2015年05月17日 07:57撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 7:57
クラックです。
亀裂が狭いので跨いで渡れますが。
だいぶ傾斜が緩くなってきました。
この辺りまで来れば、取りあえず安心。
2015年05月17日 08:30撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 8:30
だいぶ傾斜が緩くなってきました。
この辺りまで来れば、取りあえず安心。
雪渓の下を流れる沢。
春山ならではの癒しの光景ですなぁ。
2015年05月17日 08:50撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 8:50
雪渓の下を流れる沢。
春山ならではの癒しの光景ですなぁ。
わずかですが、水辺には新緑も芽生えていました。
2015年05月17日 08:56撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 8:56
わずかですが、水辺には新緑も芽生えていました。
どんどん水量が増えてきます。
2015年05月17日 09:06撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 9:06
どんどん水量が増えてきます。
雪渓のトンネルの中を雪解け水が走り抜けていきます。
2015年05月17日 09:56撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 9:56
雪渓のトンネルの中を雪解け水が走り抜けていきます。
沢沿いのルートは大好き
2015年05月17日 10:00撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
2
5/17 10:00
沢沿いのルートは大好き
天気や太陽の位置によって水の色が微妙に違うんだな。
2015年05月17日 10:25撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 10:25
天気や太陽の位置によって水の色が微妙に違うんだな。
横尾です。
ここからはもう平坦なルート。
2015年05月17日 11:06撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 11:06
横尾です。
ここからはもう平坦なルート。
コメントのリンク先に余りにも綺麗な写真があったので、ここでもう一枚拝借。
なんで俺は、こういう写真が撮れないんだんだろうな〜。
1
コメントのリンク先に余りにも綺麗な写真があったので、ここでもう一枚拝借。
なんで俺は、こういう写真が撮れないんだんだろうな〜。
徳沢の水辺でひと休み。
この辺から徐々に人が増えてきました。
2015年05月17日 12:22撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 12:22
徳沢の水辺でひと休み。
この辺から徐々に人が増えてきました。
明神岳を眺めながら最後の休憩。
ホント、今日は良い天気。
2015年05月17日 13:38撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 13:38
明神岳を眺めながら最後の休憩。
ホント、今日は良い天気。
徐々にペースが落ちつつありましたが、頑張って河童橋まで戻ってきました。
2015年05月17日 14:20撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/17 14:20
徐々にペースが落ちつつありましたが、頑張って河童橋まで戻ってきました。
バスターミナルまでの梓川コースは、人が少なくてお勧めです。
2015年05月17日 14:35撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
5/17 14:35
バスターミナルまでの梓川コースは、人が少なくてお勧めです。
バスの出発時刻の20分前に到着しました。
長かったけど良い山旅になりました。
今年はあと何回かここに来る予感。
おつかれ〜!
2015年05月17日 14:38撮影 by  COOLPIX S9500 , NIKON
1
5/17 14:38
バスの出発時刻の20分前に到着しました。
長かったけど良い山旅になりました。
今年はあと何回かここに来る予感。
おつかれ〜!
撮影機器:

感想

「今年は雪が少ない」「雪解けが早い」という話をよく聞く今春。

それならばと北へと照準を定め、常念や燕などが候補に挙がったが、何を思ったか槍へのコースの状態はどうだろうと気になってしまい、ゴールデンウィークの槍ヶ岳の山行記録を片っ端から見てみることに。
写真を見る限り、傾斜の具合も先日登った蓼科山と同じくらいだし、ストックで登っている人の写真も複数の記録の中から拾うことができた。

これならば自分でも登れると思い、次の週あたりに行ってみようと考えていたところ、天気予報が前日(金曜日)に好転していることに気付く。
土曜日の午後以降、日曜日は終日にかけて晴れマークが続くという、完璧とは言えないにしても山頂にいる間は晴天が期待できそうな予報になっていた。
仕事中に予報が好転している事を知り、席を立って慌ててスマホとクレカを取り出して夜行バスの予約をし、定時で退社して急いでパッキングを済ませ新宿へ向かった。


上高地に着くとやはり雨模様。
槍沢沿いのルートを歩いている間はほとんど雨に打たれながら歩いていたが、槍沢ロッジで休憩している間にすっかり雲が晴れ、12時前の出発時には予報通りキッチリと雨が収まっていた。

槍沢ロッジを出発する時、時計を見ると予定よりも1時間近くも遅れていて、計画を変更するかしばらく考えた。
この先を進むと大曲分岐や天狗原分岐があるが、ここからのタイムがもし標準のコースタイムよりも遅れるようであるなら撤退してババ平でのテン泊に切り替えようと思い、取り敢えず行ける所まで行ってみることにした。
休憩を取りすぎたせいか、万全ではない体調だからかは分からないが、予定よりも遅れていることは事実。槍への登頂は諦めることも視野に入れて前へ進んだ。

ババ平のテント場を越えしばらく歩いていると、自分の前を歩いていた人に追いつくことができた。
聞くところによると、やはり今日のうちに山頂直下の山荘まで向かうとの事。
心強い同行者となり、ここから先は心理的にも体力的にも負担が軽減され登ることができた。

飛騨側からの風に耐えつつ休み休み登っていると、バテバテになりながらもようやく山荘に辿り着くことができた。
途中、自分が経験したことがないくらいに傾斜が急になりピッケルを持っていないので退却しようかと弱音を吐いたところで励まされ、また自分の先を歩いてステップを作りながら登っていただいたりするなど、彼の存在がなければ今回の山行は成功できなかったと断言できるくらい非常に頼もしく心強い存在であった。(この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。)

翌朝は、帰りのバスの時間もあったため、必然的に槍の穂先から御来光を狙うタイミングで山荘を出発することとなった。
穂先に上がると御来光は独占状態。
前回登頂した時とはまた一味違う素晴らしい雰囲気に感動した。
一人であらゆる方向にカメラを向け、雪交じりの稜線の美しさにしばし酔いしれていた。

山荘に戻って下山する時、登るときにお世話になった人と話をしたが、彼はシリセードで一気に降りて行くと言う。
自分はピッケルがないので制動がきかないしズボンの生地が痛むのがイヤだったので、アイゼンを付けてゆっくりと慎重に高度を下げて行った。彼は瞬く間に米粒ほどにまで小さくなってしまった。

やがて槍沢の水音が聞こえる所まで下りて来て、テント泊で食べるはずだった食料を食べて休憩をとった。疲労はかなり出ていたが上高地まで無事に戻って来れた。

今回は何とか登頂できたが、もし一人で登っていたならば途中で断念した可能性はかなり高かったと思う。
特に何のトラブルもなく登頂できてしまい、リスクを冒すことに関しての恐怖心などは払拭できてしまった気がするのが逆に怖い。
やはり、自分のレベルに合った山に、その山に見合った適切な装備で山に登るべきだと思い知らされた。
今回の山旅は、色んな意味で良い経験が出来た2日間であった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1487人

コメント

お疲れ様でした!
今回ご一緒させていただき、有難うございました。
シリセードで下ったらかなり距離が離れてしまったので
そのまま下山してしまいました。ごめんなさい。

僕はアメブロの方に記事をUPしてます。
http://ameblo.jp/chu-nenfishing/
(ヤマレコの日記からもジャンプ出来ます。)
2枚ほどmotzerr760さんの写った写真がありますので
お気に召せばダウンロードして下さい。

またどこかの山でご一緒しましょう。
2015/5/21 8:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
キャンプ等、その他 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から涸沢にテント泊で周辺の紅葉景勝地の散策も
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地〜横尾〜徳沢
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
アルパインクライミング 槍・穂高・乗鞍 [2日]
前穂高北尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら