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記録ID: 6435547
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

初秋の八ヶ岳縦走(天狗岳〜編笠山)

1970年09月13日 〜 1970年09月14日
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GPS
--:--
距離
26.3km
登り
2,070m
下り
3,040m

コースタイム

13日:渋ノ湯−黒百合平−天狗岳−硫黄岳−硫黄岳石室(泊)
14日:硫黄岳石室−横岳−赤岳−権現岳−編笠山−小淵沢
天候 13日:雨のち曇り
14日:晴れのち曇りのち雨
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往:大阪(21:51)−ちくま3号−塩尻(5:08)
  塩尻(5:43)−アルプス1号−茅野(6:30)
  茅野(6:50)−路線バス−渋ノ湯(8:36)
復:小淵沢−長野−直江津−金沢−大阪
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
渋ノ湯から雨の中を黒百合平まで登る。
渋ノ湯をスタートしたのは、多分午前9時ごろと思われます。
渋ノ湯から雨の中を黒百合平まで登る。
渋ノ湯をスタートしたのは、多分午前9時ごろと思われます。
初めて八ヶ岳を訪れた記念に撮って戴きました。
連休でもあり黒百合平は多くの登山者で賑わっていた。
初めて八ヶ岳を訪れた記念に撮って戴きました。
連休でもあり黒百合平は多くの登山者で賑わっていた。
黒百合平から天狗岳に向かう。
当時はニッカズボンにキスリングという出で立ちが多かったように思う。
黒百合平から天狗岳に向かう。
当時はニッカズボンにキスリングという出で立ちが多かったように思う。
雨は止んだものの空模様は芳しくない。
雨は止んだものの空模様は芳しくない。
天狗の奥庭経由で岩がゴロゴロした道を進んで東天狗岳に着く。
山頂に着くころにタイミングよく霧が晴れてきて、南八ヶ岳の山々が姿を見せ始めた。
天狗の奥庭経由で岩がゴロゴロした道を進んで東天狗岳に着く。
山頂に着くころにタイミングよく霧が晴れてきて、南八ヶ岳の山々が姿を見せ始めた。
これから縦走する予定の硫黄岳、赤岳、編笠山が見える。感動のひと時でした。
これから縦走する予定の硫黄岳、赤岳、編笠山が見える。感動のひと時でした。
東天狗岳からの硫黄岳と爆裂火口。
東天狗岳からの硫黄岳と爆裂火口。
根石岳から硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳、編笠山を望む。
空にはまだ雲が多いが、霧は完全に晴れました。
根石岳から硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳、編笠山を望む。
空にはまだ雲が多いが、霧は完全に晴れました。
爆裂火口を見ながら硫黄岳に登る。
爆裂火口を見ながら硫黄岳に登る。
硫黄岳からの赤岳と阿弥陀岳。後ろに権現岳も少し。 赤岳は名のとおり山肌が赤い。
硫黄岳からの赤岳と阿弥陀岳。後ろに権現岳も少し。 赤岳は名のとおり山肌が赤い。
初めて見る横岳。 明日は初っ端にあの険しそうな稜線を歩く。
この日は硫黄岳石室で宿泊したが、連休中にもかかわらず混んでいたという記憶はない。
初めて見る横岳。 明日は初っ端にあの険しそうな稜線を歩く。
この日は硫黄岳石室で宿泊したが、連休中にもかかわらず混んでいたという記憶はない。
硫黄岳石室に泊った翌日の朝は晴れてはいたが雲の動きが早く、不安定そうな空模様だった。
まず横岳目指して縦走再開。
硫黄岳石室に泊った翌日の朝は晴れてはいたが雲の動きが早く、不安定そうな空模様だった。
まず横岳目指して縦走再開。
手前に大同心と小同心。中岳の向こうの雲間に権現岳。
手前に大同心と小同心。中岳の向こうの雲間に権現岳。
横岳の稜線を行く。
手前は横岳奥の院(P2830)、中央が横岳(P2826)、左が横岳三叉峰(P2825)と思われます。確信は持てませんが・・・。
横岳の稜線を行く。
手前は横岳奥の院(P2830)、中央が横岳(P2826)、左が横岳三叉峰(P2825)と思われます。確信は持てませんが・・・。
横岳(三叉峰と思います)に到着。
横岳(三叉峰と思います)に到着。
雲の動きは早く赤岳も見えたり隠れたり。
雲の動きは早く赤岳も見えたり隠れたり。
横岳から下る途中で雲が切れて赤岳がはっきりと見えた瞬間。
横岳から下る途中で雲が切れて赤岳がはっきりと見えた瞬間。
記念写真を撮って戴きました。
幸い赤岳の全容は見ることが出来たものの、このあと赤岳山頂に着いた時は霧に包まれてまわりの展望が利かなかったのは残念だった。
記念写真を撮って戴きました。
幸い赤岳の全容は見ることが出来たものの、このあと赤岳山頂に着いた時は霧に包まれてまわりの展望が利かなかったのは残念だった。
赤岳からコース中最難関の険しいキレットを下る。
下り終わってホッとしたところで見た権現岳。多分キレット小屋付近だと思います。
赤岳からコース中最難関の険しいキレットを下る。
下り終わってホッとしたところで見た権現岳。多分キレット小屋付近だと思います。
キレット小屋と赤岳。
今ごろになって晴れてきている。
キレット小屋と赤岳。
今ごろになって晴れてきている。
赤岳から続く険しい尾根。
赤岳から続く険しい尾根。
多分、権現岳の手前から見た赤岳。
初心者がよくもあんな険しいところを下って来たものです。
多分、権現岳の手前から見た赤岳。
初心者がよくもあんな険しいところを下って来たものです。
縦走してきた硫黄岳、横岳、赤岳を振り返る。
なんとかここまで来ることが出来ました。あと残されたピークは編笠山のみ。
縦走してきた硫黄岳、横岳、赤岳を振り返る。
なんとかここまで来ることが出来ました。あと残されたピークは編笠山のみ。
権現岳から幽かに富士山を望む。
このあと険しい東西のギボシを下ったはずだが全く記憶にない。
鞍部の青年小屋を経て編笠山に登ったころから雨が降り始めて展望どころではなかった。編笠山から長い長い八ヶ岳の裾野を下って小淵沢駅に着いたのは夕方で雨は小降りになっていた。
かくして天狗岳から編笠山までの八ヶ岳単独縦走を無事終えることが出来ました。
権現岳から幽かに富士山を望む。
このあと険しい東西のギボシを下ったはずだが全く記憶にない。
鞍部の青年小屋を経て編笠山に登ったころから雨が降り始めて展望どころではなかった。編笠山から長い長い八ヶ岳の裾野を下って小淵沢駅に着いたのは夕方で雨は小降りになっていた。
かくして天狗岳から編笠山までの八ヶ岳単独縦走を無事終えることが出来ました。

感想

同じ年の夏の木曽駒ヶ岳での体験が忘れられず、その後伊吹山や御嶽に登ったが、いずれも日帰りのために思うような眺めも得られなかった。
9月に入り、連休を利用して八ヶ岳の縦走を計画した。大阪発の夜行急行“ちくま3号”で7時間立ち通しで塩尻まで行き、茅野からバスで渋ノ湯に向かった。
余談ですが、当時大阪から遠くの山に行くのは夜行急行によるのが常でした。信州方面へ行くために大阪駅や名古屋駅、新宿駅まで行って夕方から長い行列に並んでだものでした。今ではもう見ることのできない光景です。
ところで、初めての単独縦走と言うことだったが、当時はGPSはもちろんのこと、ネットなどもなく、天気予報や登山道など現地の状況を事前にどのような手段で入手していたのかよく覚えていません。まあ一般の登山道なら当時でもよく整備されており大きな問題はなかったのでしょう。
いづれにしても、この八ヶ岳の単独縦走は私の山登りの初期の体験として夏の木曽駒ヶ岳とともに今でも忘れられないものとなっています。

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