美濃戸から横岳・赤岳周回 ゴール目前で負傷。。。

2015年06月13日(土) [日帰り]

• GPS: 09:35
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,628m
• 下り: 1,629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 2:22
• 合計: 9:35

4:14 赤岳山荘
4:19 4:19 美濃戸山荘
4:57 5:01 堰堤広場
5:57 6:07 赤岳鉱泉
6:10 6:12 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
6:15 6:17 ジョウゴ沢
7:03 7:09 赤岩の頭
7:28 7:36 硫黄岳
7:51 7:51 硫黄岳山荘
8:10 8:10 台座ノ頭
8:38 8:41 横岳（奥の院）
8:44 8:55 横岳（三叉峰）
8:56 9:12 石尊峰
9:13 9:21 鉾岳
9:22 9:31 日ノ岳
9:36 9:36 二十三夜峰
9:43 9:45 地蔵の頭
9:48 9:54 赤岳天望荘
10:14 10:23 赤岳頂上山荘
10:29 10:48 赤岳
10:50 10:50 竜頭峰
10:50 10:55 赤岳
10:55 10:56 竜頭峰
10:56 10:58 赤岳
11:52 12:06 行者小屋
12:38 12:42 中ノ行者小屋跡
13:45 13:46 美濃戸山荘
13:49 赤岳山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・コンビニ
　諏訪南IC経由だと、IC出口から八ケ岳方面に向かってすぐのファミリーマートが最終です。
・アクセス
　諏訪南ICから美濃戸口までは舗装路。
　美濃戸口から美濃戸までは未舗装路。凸凹している場所もあります。
　去年に比べて荒れ気味ですが、ゆっくり走ればたいていの車は下を
　擦らないでしょう。
・駐車場
　美濃戸の赤岳山荘、やまのこ村に有料駐車場あり。1日1000円。

コース状況／危険箇所等

・美濃戸駐車場〜赤岳鉱泉
　北沢を進みます。4割程度が林道歩きでウオーミングアップにはちょうど良いです。
・赤岳鉱泉〜赤岩ノ頭
　森林の登山道。歩き易いです。今年は登山道に雪はありませんでした。
・赤岩ノ頭〜硫黄岳山荘
　天気良ければ気持ちの良い稜線歩きができます。
　天候が悪い場合、吹きさらしの稜線ですので、レインウェア等着込まないと低体温症になる危険性あります。
・硫黄岳山荘〜横岳〜地蔵仏
　岩場が続きます。鎖場、梯子あり。危険個所多数で足元要注意です。
・地蔵仏〜赤岳
　ザレて斜度のある登りですが、通常の登山道です。
・赤岳〜文三郎尾根分岐
　鎖場が続きます。足元注意。
・文三郎尾根分岐〜行者小屋
　急激に高度を下げていくので、急がず慎重に足元を確保しながら下りましょう。
・行者小屋〜美濃戸駐車場
　単調な登山道。
　石や木に足を取られたり、滑らないよう注意しましょう。
　最後まで油断禁物！

・登山ポスト
　駐車場のある赤岳山荘に登山ポストあり。

・温泉
　美濃戸から一番近い温泉は原村の「もみの湯」。
　美濃戸口から車で約5分。大人500円
　http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/index.html

写真

6/13 4:39

今回も北沢からの周回。
まずは林道でウォーミングアップ。
朝の空気と苔むしたコメツガの森の雰囲気に癒されます。

6/13 4:46

今日も手持ちスローシャッターで頑張ります！

6/13 4:57

堰堤広場。
ここで林道は終了

6/13 4:58

ミヤマカラマツ

6/13 5:01

スミレ

6/13 5:02

シロバナヘビイチゴの群生
今回はこの花がピークのようで北沢のいたるところに咲いてました

6/13 5:05

コミヤマカタバミ
この花もたくさん咲いてました

6/13 5:08

スミレ
濃い紫色が印象的

6/13 5:10

キバナノコマノツメ

6/13 5:12

いろんな花に癒されながら進みます

6/13 5:18

こういう渓流をみるとついつい時間を費やしてしまう

6/13 5:23

ここの木道の雰囲気が好きです

6/13 5:25

木道の左は花畑、右は渓流。
見どころ多くてたいへん！

6/13 5:26

去年、カモシカにニアミスした場所。
今年も期待しましたが、、、残念ながら遭遇しませんでした

6/13 5:31

これはミヤマハタザオ？

6/13 5:33

ズダヤクシュ

6/13 5:36

癒しの道が続く

6/13 5:39

シロバナヘビイチゴの花畑

6/13 5:42

いつも目に留まる沢。
ついつい撮ってしまう

6/13 6:07

赤岳鉱泉に到着。
今年はアイスキャンディーもすっかり消えてました

6/13 6:18

赤岳鉱泉を後にして、赤石ノ頭を目指します。
木々の間から顔を出した阿弥陀岳。
存在感あります

6/13 6:29

コイワカガミ
今回、この花も良く目にしました

6/13 6:32

コメツガ林の登山道。
毎年この時期、雪が残っていますが、今年はすっかり消えてました

6/13 6:55

ミツバオウレン

6/13 6:55

森林限界に近づき、青空が見えました！

6/13 7:00

緑の葉っぱについた水滴が朝日に輝いてる

6/13 7:07

待ってました、この絶景！
薄雲かかっているけど、青空だ！

6/13 7:09

赤石ノ頭頂上。
青空に山頂標が映える

6/13 7:10

赤石ノ頭頂上からの横岳、赤岳、阿弥陀岳。
迫力あります

6/13 7:10

阿弥陀岳の奥に、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳

6/13 7:10

入笠山は富士見パノラマスキー場が目印で分かりやすい。
その奥に中央アルプスの峰々が連なる

6/13 7:12

まずは硫黄岳を目指して、稜線歩きスタート！

6/13 7:15

今年は本当に雪が少ない。
稜線から見える雪渓もごくわずか

6/13 7:20

ウラシマツツジ

6/13 7:25

イワウメ

6/13 7:25

ミヤマシオガマ

6/13 7:29

こんな絶景を楽しみながら登っていきます

6/13 7:32

硫黄岳山頂に到着。
風も無く気持ち良い。
ガスガスで暴風だった去年とは大違い

6/13 7:33

そして、これが爆裂火口。
2年ぶりに全貌を見れました。
周りとは異なる独特の景色。
下をのぞいていると吸い込まれそう

6/13 7:37

立派なケルンに沿って進みます

6/13 7:42

結構浮石あるので、油断禁物。
2年前、ここで浮石に足を取られて膝を痛めました

6/13 7:44

硫黄岳方面を振り返ると素晴らしい青空。
いや〜最高！

6/13 7:50

横岳方面。
おやおや？東側から嫌な感じの雲が、、、

6/13 7:52

硫黄岳山荘に到着

6/13 7:55

横岳までは結構な登りだ。
よ〜し、気合を入れてLet's Go！

6/13 8:07

キバナシャクナゲと硫黄岳
この場所が一番良く咲いてました

6/13 8:10

横岳に向かう登りは途中から頑丈な柵で囲われてます。
鹿よけ、植生保護のためとは言え、せっかく雰囲気の良い稜線道が台無しな感じ。

6/13 8:14

この高度感がたまらない！

6/13 8:14

こういう道をずっと歩きたい！

6/13 8:16

歩いてきた硫黄岳方面を振り返る

6/13 8:19

オヤマノエンドウ
稜線上にたくさん咲いてました

6/13 8:22

ハクサンイチゲ
一輪でも存在感有ります

6/13 8:24

カニの横ばい
久しぶりの危険ゾーンでちょっと緊張。
ここからは慎重に！

6/13 8:25

真っ青な青空を仰ぎ見ながら岩場を超えます

6/13 8:28

この梯子を過ぎれば、難所は終わり

6/13 8:31

横岳に到着

6/13 8:33

赤岳はもう目の前。
東側から雲が湧きあがっている

6/13 8:33

赤岳、阿弥陀岳展望台だ〜

6/13 8:40

チョウノウスケソウ

6/13 8:40

青空に映えるハクサンイチゲ

6/13 8:48

ウルップソウ

6/13 8:50

赤岳に雲がかからないでくれ〜、と祈りながら進みます

6/13 8:56

ミヤマタネツケバナ

6/13 8:57

ミヤマキンバイ

6/13 9:06

ツクモグサ
稜線上の容易に近づける場所はほとんど終わってましたが、、、

6/13 9:18

稜線から岩陰に回り込んだ場所はまだ大丈夫でした

6/13 9:19

険しい岩場に咲くツクモグサ

6/13 9:20

今年は時期を逃したかと思いましたが、間に合って良かった！

6/13 9:22

崖下の近づけない場所にはまだ結構咲いてました

6/13 9:23

赤岳はまだ見えている。
よし、あそこまで頑張るぞ！

6/13 9:29

気持ちがはやるが、焦らず一歩一歩と言い聞かせながら進む

6/13 9:45

地蔵の頭の山標
今回は体力、気力もまだ余裕あり、迷わず赤岳に向かいます

6/13 9:46

赤岳西側は快晴。
中岳、阿弥陀岳もくっきり

6/13 9:50

赤岳展望荘に到着。
今年はちゃんと赤岳展望できてます

6/13 9:58

ここの登りも気合が必要だ！

6/13 10:09

赤岳への登りは結構険しい

6/13 10:20

こんな絶景を見ながら一歩一歩進む

6/13 10:21

赤岳展望荘に到着。
いつか泊まって、朝日を眺めてみたい

6/13 10:29

赤岳に到着！
まずは山梨百名山の山頂標

6/13 10:32

そして、4回目にしてようやく青空バックの赤岳山頂標をゲット！
赤岳の文字が破損してるのがちょっと残念。

6/13 10:32

赤嶽神社の社を正面から。
四隅に御柱が立ってます

6/13 10:35

赤岳からの展望。
まずは北側。蓼科山まで良く見えます

6/13 10:36

西側
阿弥陀岳の右奥に諏訪湖も見えます

6/13 10:36

南側
権現岳山頂はちょうど雲がかかっている。
ギボシ、編笠山、西岳は良く見えてます

6/13 10:50

混雑した山頂を後にして、下山開始。
山頂直下の岩稜部は人が多くて、渋滞気味。
落石に注意しながら下山します

6/13 10:52

イワベンケイ

6/13 11:03

クサリ場を過ぎ、ようやく一息。
阿弥陀岳を見ながら下っていきます

6/13 11:06

赤岳山頂部を見上げると遥か上に

6/13 11:06

硫黄岳がはるか先に見えます。
よく歩きました

6/13 11:08

今回は体調も良くて、頑張れば阿弥陀岳も行けそうな感じでした。
でも、無理せず文三郎尾根から下ることにします

6/13 11:10

直下に見える行者小屋まで一直線に下ります

6/13 11:10

おなじみのマーク

6/13 11:21

階段。最初は軽快に

6/13 11:24

急斜面のザレ場。
下りは気を使います

6/13 11:30

階段の方がまし。
でも、さすがに腿が。。。

6/13 11:41

そして、ザレ場。
やっぱり、このコースを一気に下るのは厳しい〜。

今回の登山道で見た雪。
たったこれだけでした

6/13 11:50

ミネザクラ
行者小屋近くにきれいに咲いてました

6/13 11:51

行者小屋到着。
テン場にぎわってます

6/13 12:19

行者小屋で一休みしたあと、南沢を下ります。
天気の良い日は苔の森もちょっと元気ない感じ

6/13 13:26

この橋の少し手前、堰堤を避けて山の斜面を進む場所で、ぬかるんだ土に滑って転倒。膝の内側の骨を岩に強打してしまいました。強烈な痛みと言うかシビレでしばらく動けず。
その後、痛む足を引きづりながらゆっくりと下山。
最後に油断してしまったことを深く反省。。。

6/13 13:38

それでも最後のホテイランはしっかり写真に収めて帰りました

撮影機器：

D700 ニコン

感想

hmnt

横岳にツクモグサが咲くこの時期、3年連続で出かけてきました。

今年、ようやく念願かなって青空の元、目的のツクモグサとホテイランを始め、多くの花と久しぶりの高山の稜線歩きを堪能。
気候条件に恵まれ、体調も良くて、ロングコースも苦になりませんでしたが、最後の最後でぬかるんだ土に滑って、転倒。膝の骨を強打してしまいました。
一日たっても痛みが引かず、ちょっとまずい気がします。

状況によっては、しばらく山は無理かも。。。
ちょっとした油断がこんな結果になってショック(T_T)

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6/16追記
病院で診察したところ、骨には異常なし。
膝内側の骨が出っ張り靭帯が集まっているところを打撲し靭帯を痛めたため、痛みが強いとのこと。全治3週間程度。

ちょうど梅雨時なので、しばらくおとなしくして、夏山に備えたいと思います。。。