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Yamareco

記録ID: 677463
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

中房温泉〜燕〜大天井〜常念〜蝶〜三股

2015年07月11日(土) 〜 2015年07月13日(月)
 - 拍手
RaVieEnRose その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
40:03
距離
35.1km
登り
3,064m
下り
3,169m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:29
休憩
4:10
合計
8:39
7:11
7:26
22
7:48
7:57
31
8:28
8:36
28
9:04
9:24
29
9:53
10:26
16
10:42
10:49
43
11:32
12:54
8
13:02
13:12
18
13:30
13:31
4
13:35
14:33
1
14:34
14:38
17
14:55
14:58
9
15:07
2日目
山行
6:59
休憩
3:03
合計
10:02
5:28
43
6:11
6:17
21
6:38
7:01
100
8:41
8:41
4
9:44
10:28
10
10:38
11:23
7
11:30
12:11
79
13:30
13:30
120
15:30
3日目
山行
9:32
休憩
3:38
合計
13:10
5:21
82
6:43
7:46
214
11:20
11:46
3
11:49
11:56
7
12:37
13:33
3
13:36
13:54
1
13:55
14:17
2
14:19
14:19
118
16:17
16:25
41
17:06
17:18
18
17:36
17:40
51
18:31
穂高駐車場
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き:自宅(車)穂高駐車場(南安タクシー定期バス)中房温泉        帰り:三股駐車場(タクシー)穂高駐車場(自家用車)自宅
その他周辺情報 湯多里山の神
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
今回は穂高駐車場に車を止めての周回ルートです。
2015年07月11日 04:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/11 4:44
今回は穂高駐車場に車を止めての周回ルートです。
一日目スタート
始発のバスで中房温泉に到着
一日目スタート
始発のバスで中房温泉に到着
合戦小屋に到着。
合戦尾根は混んでましたが、効率よく高度を稼げて歩きやすかったです。
合戦小屋に到着。
合戦尾根は混んでましたが、効率よく高度を稼げて歩きやすかったです。
二度目ですが、やはり名物は味わうことに
今年初スイカ、おいしかったです。
二度目ですが、やはり名物は味わうことに
今年初スイカ、おいしかったです。
途中、槍が顔をだす
2015年07月11日 10:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/11 10:41
途中、槍が顔をだす
稜線にでました。
天候にも恵まれ、あらためて本当に展望の良いところだとおもいました。
稜線にでました。
天候にも恵まれ、あらためて本当に展望の良いところだとおもいました。
どうしても槍に目がいってしまいます。
2015年07月11日 12:53撮影 by  SO-01G, Sony
7/11 12:53
どうしても槍に目がいってしまいます。
とても立派な燕山荘をバックに
2015年07月11日 11:34撮影 by  CX5 , RICOH
7/11 11:34
とても立派な燕山荘をバックに
ニーモのテントデビューです。
2015年07月11日 12:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/11 12:29
ニーモのテントデビューです。
イルカ岩、よく見ていると他の場所でも見かけたような
2015年07月11日 13:05撮影 by  SO-01G, Sony
7/11 13:05
イルカ岩、よく見ていると他の場所でも見かけたような
山頂に到着。
ここからみると、針の木がとてもカッコよくみえますね。
2015年07月11日 13:38撮影 by  CX5 , RICOH
7/11 13:38
山頂に到着。
ここからみると、針の木がとてもカッコよくみえますね。
明日歩く、大天井方面も良く見えています。

2015年07月11日 13:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/11 13:51
明日歩く、大天井方面も良く見えています。

梅雨明け前だというのに、本当に良いコンディションです。
梅雨明け前だというのに、本当に良いコンディションです。
燕岳
その先、餓鬼方面もいつか歩いてみたいと思いました。
2015年07月11日 14:24撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/11 14:24
燕岳
その先、餓鬼方面もいつか歩いてみたいと思いました。
コマクサ群生してますね。
2015年07月11日 14:53撮影 by  CX5 , RICOH
7/11 14:53
コマクサ群生してますね。
ここは稜線に夕日が落ちていくんですね。
2015年07月11日 18:54撮影 by  CX5 , RICOH
7/11 18:54
ここは稜線に夕日が落ちていくんですね。
たくさんの人が夕日を見ています。
普段あまり、人の多いところに行かないので少し驚きました。
2015年07月11日 19:05撮影 by  SO-01G, Sony
7/11 19:05
たくさんの人が夕日を見ています。
普段あまり、人の多いところに行かないので少し驚きました。
最後に本日の主役(燕岳)
2015年07月11日 19:15撮影 by  SO-01G, Sony
7/11 19:15
最後に本日の主役(燕岳)
2日目
天気晴れ、今日は常念小屋をめざします。
2015年07月12日 04:35撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 4:35
2日目
天気晴れ、今日は常念小屋をめざします。
とにかくよく見えてます。
2015年07月12日 05:25撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 5:25
とにかくよく見えてます。
八ヶ岳、南ア、富士山方面
2015年07月12日 05:25撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 5:25
八ヶ岳、南ア、富士山方面
切通しです。
2015年07月12日 06:10撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 6:10
切通しです。
これから歩くルートと大天井が見えています。
2015年07月12日 06:17撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 6:17
これから歩くルートと大天井が見えています。
2015年07月12日 06:32撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 6:32
なかなか、足がすすみません。
2015年07月12日 07:38撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 7:38
なかなか、足がすすみません。
大天井までのルート。
見ても、歩いても、良いルートです。
2015年07月12日 07:41撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 7:41
大天井までのルート。
見ても、歩いても、良いルートです。
だいぶ、大天井が近づきました。
左へ斜面をトラバースしているのが良くわかります。
2015年07月12日 07:41撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 7:41
だいぶ、大天井が近づきました。
左へ斜面をトラバースしているのが良くわかります。
この時期は花もたくさん咲いています。
2015年07月12日 07:45撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 7:45
この時期は花もたくさん咲いています。
2015年07月12日 07:42撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 7:42
2015年07月12日 07:45撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 7:45
2015年07月12日 07:52撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 7:52
2015年07月12日 08:00撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 8:00
2015年07月12日 08:38撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 8:38
燕方面、歩いてきた道がずっと見えています。
2015年07月12日 08:57撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 8:57
燕方面、歩いてきた道がずっと見えています。
大天井を大きく見上げます。
2015年07月12日 08:38撮影 by  CX5 , RICOH
1
7/12 8:38
大天井を大きく見上げます。
表銀座との分岐、ここからは初めて歩きます。
2015年07月12日 09:01撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 9:01
表銀座との分岐、ここからは初めて歩きます。
大天井への登り、後ろには歩いてきた道が、あと少しで小屋です。
2015年07月12日 09:22撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 9:22
大天井への登り、後ろには歩いてきた道が、あと少しで小屋です。
小さいですが、雪渓もトラバースします。
2015年07月12日 09:30撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 9:30
小さいですが、雪渓もトラバースします。
いわひばりですかね?
雪しぶきをあげながら、雪渓を縦横無尽に歩いてました。
2015年07月12日 09:31撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 9:31
いわひばりですかね?
雪しぶきをあげながら、雪渓を縦横無尽に歩いてました。
大天井の小屋がみえてきました。
2015年07月12日 09:42撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 9:42
大天井の小屋がみえてきました。
2015年07月12日 09:44撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 9:44
ザックを置かせてもらい、目の前の山頂へ
2015年07月12日 10:23撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 10:23
ザックを置かせてもらい、目の前の山頂へ
小屋の脇の雪渓で・・・
2015年07月12日 10:25撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 10:25
小屋の脇の雪渓で・・・
冬のシーズンを思い出します。
2015年07月12日 10:25撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 10:25
冬のシーズンを思い出します。
山頂です。
今回の縦走で、一番印象的だった大天井。
ここは、初めてでしたが本当に良い山だと思いました。
2015年07月12日 10:35撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 10:35
山頂です。
今回の縦走で、一番印象的だった大天井。
ここは、初めてでしたが本当に良い山だと思いました。
お決まりの槍をバックに
2015年07月12日 10:37撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 10:37
お決まりの槍をバックに
2015年07月12日 12:21撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 12:21
小屋の前から、これから歩くルートが見えています。
2015年07月12日 12:24撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 12:24
小屋の前から、これから歩くルートが見えています。
2015年07月12日 12:39撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 12:39
2015年07月12日 12:41撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 12:41
2015年07月12日 13:19撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 13:19
2015年07月12日 13:24撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 13:24
2015年07月12日 13:38撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 13:38
2015年07月12日 14:58撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 14:58
常念小屋がみえてきました。
2015年07月12日 15:04撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 15:04
常念小屋がみえてきました。
下る直前に、一度樹林帯に入ります。
2015年07月12日 15:17撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 15:17
下る直前に、一度樹林帯に入ります。
常念が目の前に
『こんなに大きかったかなぁ・・』
2015年07月12日 15:24撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 15:24
常念が目の前に
『こんなに大きかったかなぁ・・』
テント受付に
2015年07月12日 15:32撮影 by  SO-01G, Sony
7/12 15:32
テント受付に
2015年07月12日 19:01撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 19:01
穂高方面の町並みまで良く見えます。
2015年07月12日 19:33撮影 by  CX5 , RICOH
7/12 19:33
穂高方面の町並みまで良く見えます。
3日目
全体的に傾斜のあるテンバですが、空いていたので比較的良い場所でした。
2015年07月13日 04:29撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 4:29
3日目
全体的に傾斜のあるテンバですが、空いていたので比較的良い場所でした。
常念岳へ
2015年07月13日 05:17撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 5:17
常念岳へ
振り返ると小屋が、風に吹き飛ばされないように必死です。
2015年07月13日 06:03撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 6:03
振り返ると小屋が、風に吹き飛ばされないように必死です。
常念山頂から
ちょうと、雲もとれ始めた頃にあがれました。
2015年07月13日 07:02撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 7:02
常念山頂から
ちょうと、雲もとれ始めた頃にあがれました。
風は強いですが、今日も本当によく見えています。
2015年07月13日 07:03撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 7:03
風は強いですが、今日も本当によく見えています。
少し降りてきたところ
2015年07月13日 07:53撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 7:53
少し降りてきたところ
これから歩くルートです。
2015年07月13日 07:53撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 7:53
これから歩くルートです。
振り返ると、だいぶ降りてきました。
2015年07月13日 08:25撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 8:25
振り返ると、だいぶ降りてきました。
樹林帯にはいり、禿げている箇所にお花がたくさん咲いていました。
2015年07月13日 09:25撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 9:25
樹林帯にはいり、禿げている箇所にお花がたくさん咲いていました。
景色が変わって、飽きないです。
2015年07月13日 09:32撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 9:32
景色が変わって、飽きないです。
2015年07月13日 09:39撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 9:39
2015年07月13日 09:44撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 9:44
2015年07月13日 09:45撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 9:45
2015年07月13日 09:45撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 9:45
常念ともそろそろお別れです。
2015年07月13日 09:46撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 9:46
常念ともそろそろお別れです。
2015年07月13日 10:02撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 10:02
尾瀬以来のニッコウキスゲ
2015年07月13日 10:12撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 10:12
尾瀬以来のニッコウキスゲ
とおくに尖っているのが蝶槍、まずはあそこまで
2015年07月13日 10:13撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 10:13
とおくに尖っているのが蝶槍、まずはあそこまで
2015年07月13日 10:37撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 10:37
木漏れ日
2015年07月13日 10:38撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 10:38
木漏れ日
ここから見る蝶槍はとくにかく高い
2015年07月13日 10:40撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 10:40
ここから見る蝶槍はとくにかく高い
あと少しで蝶槍です。
2015年07月13日 11:20撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 11:20
あと少しで蝶槍です。
蝶槍(右奥)をバックに
2015年07月13日 11:47撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 11:47
蝶槍(右奥)をバックに
三角点のある、もと山頂でしたか。
二重稜線のようになっています。
2015年07月13日 11:54撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 11:54
三角点のある、もと山頂でしたか。
二重稜線のようになっています。
とにかく風がつよい
2015年07月13日 12:27撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 12:27
とにかく風がつよい
乗鞍・焼岳・明神もメンバー入りしてきました。
2015年07月13日 12:30撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 12:30
乗鞍・焼岳・明神もメンバー入りしてきました。
蝶ヶ岳山頂から
2015年07月13日 13:38撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 13:38
蝶ヶ岳山頂から
小屋ではカレーとおでんを食べて充電です。
2015年07月13日 13:56撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 13:56
小屋ではカレーとおでんを食べて充電です。
2015年07月13日 14:55撮影 by  CX5 , RICOH
7/13 14:55
吊り橋
2015年07月13日 17:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 17:29
吊り橋
時間ちょうどに到着、あと一息でゴールです。
2015年07月13日 17:40撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 17:40
時間ちょうどに到着、あと一息でゴールです。
タクシーの時間があります、早々にトイレすまします。
2015年07月13日 17:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/13 17:44
タクシーの時間があります、早々にトイレすまします。
3日ぶりの穂高駐車場、ここからも今回登った山々が見えることをタクシーの運転手さんに教えてもらいました。
本当に良い縦走でした。
2015年07月13日 18:27撮影 by  SO-01G, Sony
7/13 18:27
3日ぶりの穂高駐車場、ここからも今回登った山々が見えることをタクシーの運転手さんに教えてもらいました。
本当に良い縦走でした。

感想

――――――――――『一日目』――――――――――
7月11日(土)

燕岳
日本二百名山()
新日本百名山()

2度目の合戦尾根は急登ではあるが、ベンチの配置が良いのか登りやすかった。人の多さは、さすが北アで、燕山荘テン場は、12時でも空きは少なかったです。
天気にも恵まれ、見えている山を確認するだけでも、大変な嬉しい悲鳴でした。
テントをエアライズから、ニーモに買い替え、今回デビューとなりました。
横開きのテントを初めて所有しましたが、展望が良いところはテント内で寝そべってうっとりできる感覚だけでも、このテントを購入した価値があると感じました。

――――――――――『二日目』――――――――――
7月12日(日)


『大天井岳』
日本二百名山()
常念山脈の最高峰

『東大天井岳』

本日も天候に恵まれ、表銀座はこの上ない展望でした。今回は常念山脈へルートをとり、大天井岳のピークでは百名山だけでも30は確認できるほどよく見えていて、今回の縦走を振り返っても忘れらない山になりました。大天荘では、食料は持参していましたが、冷やし中華を一つ外のベンチで注文しました。
スタッフの方が『すみません、風で海苔が飛んでしまいました』と申し訳なさそうに持ってきてくれて、スタッフの方のやさしさと可笑しさが良い思い出になりました。
テン場には、お花も咲いていて、目の前に穂高の山々が見えるので、いつかここにも張りたいと思いました。トイレも非常に綺麗で、100円チップでは申し訳ないぐらいでした。後ろ髪を引かれる想いで、常念小屋へ向かいました。ルートは高低差も少なく歩きやすいためか、天候が良いとなかなか先に進みませんでした。

――――――――――『三日目』――――――――――
7月13日(月)


『常念岳』
日本百名山(40座目)

『蝶ヶ岳』

出発する頃から風が非常に強く、常念岳への登りで飛ばされないように必死でした。
穂高・槍方面が、今回縦走で一番近くに見えた位置で、朝一は上部に雲がかかっていましたが、常念山頂ではその姿を見ることができ、あらためてこの山の展望と大きさを感じ、小一時間も油を売ってしまい、贅沢な時間を過ごしました。
ガレ場に注意しながら下り始め、まずは2512ピーク、2592ピーク付近(手前)は一度樹林帯に入るので、変化があり楽しかったですが、お花も結構咲いていて、なかでもニッコウキスゲを見るのは尾瀬以来でした。
最低鞍部から見上げる蝶槍は首が痛くなるほど高く見え、登りつめると遠くから見えていた蝶ヶ岳へ続く廊下のようなルートが間近にみえました。
稜線にでたので、今朝からお付き合いしている強風をさらに身近に感じます。
この頃には、乗鞍、焼岳、明神が、新たな展望メンバーとして仲間入りして、振り返ると立山・劔、鹿島槍・白馬が姿を残してくれていていました。
蝶ヶ岳ヒュッテで、タクシーの予約を18:00にして、14時過ぎに下山開始です。
ときおり姿を見せる、蝶、常念、三股下山道では前常念の存在感に目をやりながら、まめうち平までは全体的になだらかなルートを歩きます。
高度計をみると、中々標高を落とさないので、時間通りに到着するのか気になりますが、まめうち平を過ぎると地図のとおり高低差も大きくなり、順調に高度を下げていきます。その際にいくつもの整備された階段が本当に歩きやすく親切でした。
階段がなければ、もう少し足をつかわされたと思います、おかげでぎりぎり18時前に到着し、感じの良いタクシーの運転手さんが見えました。
穂高駐車場まで約30ほどのでしたが、道中運転手さんのお話が本当に面白く、勉強になりました。
なかでも、走っている林道で、最近も熊が出没するという話を聞いていた直後に、カーブを曲がると本当の熊が道にいた時は、本当に驚きました!!
こんなことが現実にあるんだなと、信じられないでいると
『最後の最後にいい思い出ができましたね、まだ2歳ぐらいの小熊ですよ』と
運転手さんの言葉が印象的でした。

最後に、運転手のT沢さん、本当に色々教えてくださってありがとうございました。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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