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Yamareco

記録ID: 6823674
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

奥大日岳・大日岳(黒部ダムから称名滝まで歩き通す/雷鳥沢野営場1泊)

2024年05月18日(土) 〜 2024年05月19日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
17:20
距離
27.3km
登り
2,616m
下り
3,088m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:41
休憩
1:00
合計
9:41
8:10
3
黒部ダム駅下
8:13
8:13
4
8:17
8:17
24
8:41
8:42
178
11:40
11:50
70
13:00
13:07
28
13:35
13:59
5
14:04
14:04
6
14:10
14:11
3
14:14
14:15
73
15:28
15:28
2
15:30
15:30
80
16:50
17:05
43
17:48
17:49
2
2日目
山行
7:46
休憩
0:49
合計
8:35
7:28
7:32
37
8:09
8:18
10
8:28
8:29
30
8:59
9:00
8
9:08
9:23
126
11:29
11:29
4
11:33
11:34
4
11:38
11:38
14
11:52
12:07
109
13:56
13:57
45
14:42
14:44
34
15:18
15:18
9
天候 1日目:晴天風あり
2日目:曇天風あり/14時頃から微かに雨降ったり止んだり。
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
【行き】
新宿駅→信濃大町駅:夜行バス
信濃大町駅→扇沢駅:バス
扇沢駅→黒部ダム駅:電気バス
【帰り】
称名滝→立山駅:バス
立山駅→富山駅:電車
コース状況/
危険箇所等
黒部ダム→ロッジくろよん:平和な舗装路

ロッジくろよん→タンボ平:急登の樹林帯。雪が残る部分あり。やや藪漕ぎ気味。黒部平駅に近づく標高1800m付近から完全な雪道となる。

タンボ平→東一ノ越:ロープウェイの真下を歩き、徐々に南側に逸れてトラバースしていき、カールを登っていく。

東一ノ越→一ノ越:鬼岳と龍王岳を横目に進む。一部は雪無しだが、大部分は雪道のトラバースになる。斜面下の雪渓はバックカントリー勢が登っていたが、登山だけの人は見当たらず。

一ノ越→室堂:ほぼ雪道。浄土山の斜面はトラバースになる。

室堂→雷鳥沢:みくりが池温泉までは観光客が多い。雷鳥荘前を通らずテント場まで直に斜面を下ることができる。

雷鳥沢-剱御前小舎:急斜面を直登することができる。距離が延びるものの、帰りは尾根上を歩いた方が緩やかではある。

雷鳥沢→奥大日岳:雪庇に注意しながら進む。夏道は最高点を通らずトラバースになっているが、最高点へは直登する。雪庇と踏み跡が終わるところで斜面側に移ると道があるように見えたが、今回はハイマツ漕ぎを選んだ。

奥大日岳→七福園:今回の核心部。ハイマツに行く手を阻まれるので急斜面を降り、さらに短いトラバースがある。緩んだ雪質が恐ろしく、滑ると谷底まで落ちると思われる為、かなり慎重に進んだ。
また、七福園に近づくと夏道の鎖や木道があるものの途中から雪で閉ざされている為このまま進めない。どうにか稜線に上がると平和な雪道となった。

※この時期に奥大日岳と大日岳それぞれに登る記録は少なくない一方で、両山頂を繋ぐ記録が少ない理由がよくわかりました。お勧めはしないです。

七福園→大日岳:雪庇や空洞にさえ注意すれば、とても平和な雪の稜線歩き。

大日岳→大日平小屋:急斜面の下りで、緩んだ雪がとても滑りやすい。おそらく大日小屋まで戻ってから下り始めた方がよさそう。下って傾斜が緩んでからは踏み抜いて川に落ちないように注意。

大日平小屋→牛ノ首:ゆるやかに下る。大日平小屋から程なくして木道が露出する。

牛ノ首→大日岳登山口:狭い道を一気に降りていく。梯子や段差が多い。

大日岳登山口→称名滝駐車場:舗装路歩きとなる。

【水場】信濃大町駅、扇沢駅、黒部ダム駅、ロッジくろよんテント場、雷鳥沢野営場など
※室堂の玉殿の湧水は雪で埋まっていた。

【売店】扇沢駅、室堂、みくりが池温泉など
その他周辺情報 西町大喜本店:富山ブラック発祥のラーメン屋とされる。塩味が強い。
満点の湯富山店:富山地方鉄道不二越駅近くの日帰り入浴施設。
バスタ新宿から信濃大町駅前まで夜行バスです。
扇沢駅行きのバスの出発まで1時間以上あるので散策します。
2024年05月18日 04:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 4:50
バスタ新宿から信濃大町駅前まで夜行バスです。
扇沢駅行きのバスの出発まで1時間以上あるので散策します。
駅前でも水を汲めます。
2024年05月18日 04:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 4:57
駅前でも水を汲めます。
早春賦歌碑
2024年05月18日 05:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 5:08
早春賦歌碑
駅前商店街
2024年05月18日 05:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 5:09
駅前商店街
塩の道
2024年05月18日 05:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 5:13
塩の道
北アルプス後立山連峰・仁科三山。
左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。
2024年05月18日 05:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 5:30
北アルプス後立山連峰・仁科三山。
左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。
バスで扇沢駅へ。ここでも破砕帯の水を汲める。
2024年05月18日 06:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 6:48
バスで扇沢駅へ。ここでも破砕帯の水を汲める。
針ノ木サーキットも検討したが、今回は電気バスに乗ります。
2024年05月18日 06:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 6:50
針ノ木サーキットも検討したが、今回は電気バスに乗ります。
黒部ダム駅でも水を汲めます。
2024年05月18日 07:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 7:58
黒部ダム駅でも水を汲めます。
黒部ダムと立山
2024年05月18日 08:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 8:00
黒部ダムと立山
黒部別山と思われる。
2024年05月18日 08:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 8:01
黒部別山と思われる。
方角的には赤牛岳あたり。
2024年05月18日 08:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 8:01
方角的には赤牛岳あたり。
歩き始める。
2024年05月18日 08:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 8:10
歩き始める。
黒部湖駅前を通り過ぎ、ロッジくろよん方面へ。
2024年05月18日 08:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:18
黒部湖駅前を通り過ぎ、ロッジくろよん方面へ。
遊覧船は動いていません。
2024年05月18日 08:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:24
遊覧船は動いていません。
吊り橋を渡る。
2024年05月18日 08:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:24
吊り橋を渡る。
ダムから離れる。
2024年05月18日 08:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:26
ダムから離れる。
しばらくは平和な舗装路。
2024年05月18日 08:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:31
しばらくは平和な舗装路。
ロッジくろよんのテント場でも水を汲めそう。
2024年05月18日 08:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:39
ロッジくろよんのテント場でも水を汲めそう。
ロッジくろよん
2024年05月18日 08:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:40
ロッジくろよん
建屋の脇から登り始める。
2024年05月18日 08:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:41
建屋の脇から登り始める。
雪は全くない。
2024年05月18日 08:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:43
雪は全くない。
草木が伸びている。通る人も多くなさそうだし、仕方ないか。
2024年05月18日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 8:50
草木が伸びている。通る人も多くなさそうだし、仕方ないか。
踏み抜いて膝を打ちました。痛い。
2024年05月18日 09:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 9:02
踏み抜いて膝を打ちました。痛い。
やや藪漕ぎ気味。
2024年05月18日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 9:05
やや藪漕ぎ気味。
標高1800mに近づき、黒部平駅が見えてくると途切れず雪道に。
2024年05月18日 09:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 9:23
標高1800mに近づき、黒部平駅が見えてくると途切れず雪道に。
黒部平駅近くがタンボ平。
これから向こうに見える鞍部を目指す。
2024年05月18日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 9:26
黒部平駅近くがタンボ平。
これから向こうに見える鞍部を目指す。
大観峰駅が見える。
2024年05月18日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 10:14
大観峰駅が見える。
緩やかながらもトラバース気味にカールへ。
2024年05月18日 10:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 10:19
緩やかながらもトラバース気味にカールへ。
ここを登り切れば東一ノ越。
2024年05月18日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 10:59
ここを登り切れば東一ノ越。
東一ノ越を目前にして黒部湖方面を振り返る。
2024年05月18日 11:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 11:36
東一ノ越を目前にして黒部湖方面を振り返る。
東一ノ越
2024年05月18日 11:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 11:37
東一ノ越
龍王岳と雪の無い道
2024年05月18日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 11:49
龍王岳と雪の無い道
立山
2024年05月18日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 11:49
立山
ここ歩いている人いないのは勿体ない気がする。
2024年05月18日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 11:49
ここ歩いている人いないのは勿体ない気がする。
ここからトラバースです。トレースはBCの人。
2024年05月18日 11:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 11:54
ここからトラバースです。トレースはBCの人。
一ノ越が見えてきた。
2024年05月18日 12:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 12:04
一ノ越が見えてきた。
奥に黒部五郎岳が見えてきた。
2024年05月18日 12:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 12:06
奥に黒部五郎岳が見えてきた。
トラバースが続く。
2024年05月18日 12:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 12:14
トラバースが続く。
この辺りは万が一滑ってもどうにかなりそうな気がしている。
2024年05月18日 12:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 12:22
この辺りは万が一滑ってもどうにかなりそうな気がしている。
笠ヶ岳が見えてきた。槍穂から眺めるのと姿がまるで違う。
2024年05月18日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 12:30
笠ヶ岳が見えてきた。槍穂から眺めるのと姿がまるで違う。
近いようで時間がかかっている。
2024年05月18日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 12:30
近いようで時間がかかっている。
ようやく一ノ越まで到着。右奥に槍ヶ岳が見える。
2024年05月18日 13:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 13:01
ようやく一ノ越まで到着。右奥に槍ヶ岳が見える。
浄土山
2024年05月18日 13:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 13:01
浄土山
一の越山荘。向かいのトイレは雪で入れなさそうです。
2024年05月18日 13:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 13:06
一の越山荘。向かいのトイレは雪で入れなさそうです。
大日岳、奥大日岳、室堂、雷鳥沢。
見たことある景色だけれど、こうして歩いてみると味わい深い。
2024年05月18日 13:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 13:08
大日岳、奥大日岳、室堂、雷鳥沢。
見たことある景色だけれど、こうして歩いてみると味わい深い。
立山には登らない。
2024年05月18日 13:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 13:14
立山には登らない。
たくさんトラバースの練習ができる。
2024年05月18日 13:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 13:16
たくさんトラバースの練習ができる。
室堂で休憩。ラムネ味のソフトクリームです。
さすがに観光客が多く、空気感が変わります。
2024年05月18日 13:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 13:42
室堂で休憩。ラムネ味のソフトクリームです。
さすがに観光客が多く、空気感が変わります。
雪の大谷を見に訪れる人が多い。
2024年05月18日 13:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 13:59
雪の大谷を見に訪れる人が多い。
みくりが池は少しだけ水面が見え始めている。
2024年05月18日 14:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 14:11
みくりが池は少しだけ水面が見え始めている。
地獄谷と大日岳、奥大日岳。
2024年05月18日 14:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 14:16
地獄谷と大日岳、奥大日岳。
雷鳥沢へはショートカットします。
2024年05月18日 14:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 14:26
雷鳥沢へはショートカットします。
雪の色が硫黄の色に染まってる。
2024年05月18日 14:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/18 14:27
雪の色が硫黄の色に染まってる。
テントの受付をしたら剱岳を拝みに行きます。
沢に落ちないように注意。
2024年05月18日 15:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 15:31
テントの受付をしたら剱岳を拝みに行きます。
沢に落ちないように注意。
トレース頼りに直登を目指す。
2024年05月18日 15:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 15:31
トレース頼りに直登を目指す。
距離を短くしたいのでトラバースせずに直登します。
2024年05月18日 16:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 16:26
距離を短くしたいのでトラバースせずに直登します。
そこそこ傾斜があります。
2024年05月18日 16:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 16:27
そこそこ傾斜があります。
剣御前小舎が見えてきて雪も無くなり…
2024年05月18日 16:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 16:46
剣御前小舎が見えてきて雪も無くなり…
無事にここまで到達。
この2日間の最高地点は山頂ではなく鞍部です。
2024年05月18日 16:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/18 16:51
無事にここまで到達。
この2日間の最高地点は山頂ではなく鞍部です。
いつ見ても剱岳はかっこいい。
2024年05月18日 17:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/18 17:01
いつ見ても剱岳はかっこいい。
立山、槍ヶ岳、穂高連峰、龍王岳、浄土山、黒部五郎岳、薬師岳と思われる。
今日は一つも山頂を踏んでないけれど満足度高い。
2024年05月18日 17:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 17:08
立山、槍ヶ岳、穂高連峰、龍王岳、浄土山、黒部五郎岳、薬師岳と思われる。
今日は一つも山頂を踏んでないけれど満足度高い。
下りは尾根道を行きます。
2024年05月18日 17:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 17:08
下りは尾根道を行きます。
奥大日岳と日本海、石川県、能登半島、富山県市街地、富山湾。
右側に滑るとおそらく谷底まで落ちます。
2024年05月18日 17:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 17:11
奥大日岳と日本海、石川県、能登半島、富山県市街地、富山湾。
右側に滑るとおそらく谷底まで落ちます。
雷鳥
2024年05月18日 17:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/18 17:17
雷鳥
これくらいの傾斜だと下りやすい。
2024年05月18日 17:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 17:19
これくらいの傾斜だと下りやすい。
ところどころクレバスがあるので注意。
2024年05月18日 17:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/18 17:21
ところどころクレバスがあるので注意。
雷鳥、再び。
2024年05月18日 17:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/18 17:45
雷鳥、再び。
テント場で眺める立山アーベントロート
2024年05月18日 19:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
5/18 19:00
テント場で眺める立山アーベントロート
大日岳側は加工無しでこの空の色。
2024年05月18日 19:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
5/18 19:04
大日岳側は加工無しでこの空の色。
翌朝は曇天。太陽はずっと見えた。
予報では15:00頃から雨らしいのでそれまでには下山したい。
2024年05月19日 06:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/19 6:52
翌朝は曇天。太陽はずっと見えた。
予報では15:00頃から雨らしいのでそれまでには下山したい。
奥大日岳を目指します。
2024年05月19日 07:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 7:23
奥大日岳を目指します。
室堂乗越
2024年05月19日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 7:28
室堂乗越
登山者は多くない。
2024年05月19日 07:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 7:33
登山者は多くない。
雪庇と空洞は多かった。
2024年05月19日 07:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 7:45
雪庇と空洞は多かった。
歩くのはなるべく左側。
2024年05月19日 07:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 7:46
歩くのはなるべく左側。
夏道は左へ巻き、最高点は右側へ直登する。
2024年05月19日 08:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 8:30
夏道は左へ巻き、最高点は右側へ直登する。
雪庇と踏み跡が途切れたところでハイマツ漕ぎです。
これが正解だったかどうかはわからない…
2024年05月19日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 8:50
雪庇と踏み跡が途切れたところでハイマツ漕ぎです。
これが正解だったかどうかはわからない…
踏み跡を見る限り、ハイマツ漕ぎは回避できた模様。
2024年05月19日 08:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 8:52
踏み跡を見る限り、ハイマツ漕ぎは回避できた模様。
空洞を踏み抜くのは避けたい。
2024年05月19日 08:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/19 8:53
空洞を踏み抜くのは避けたい。
大日岳最高点
2024年05月19日 08:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 8:58
大日岳最高点
アルペンルートくねくね
2024年05月19日 08:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/19 8:59
アルペンルートくねくね
少しずつ立山から遠ざかってる。
2024年05月19日 08:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 8:59
少しずつ立山から遠ざかってる。
そして富山湾には近づいている気がする。
2024年05月19日 09:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 9:00
そして富山湾には近づいている気がする。
奥大日岳三角点まではどうにか登頂。
問題はここから先…
2024年05月19日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/19 9:09
奥大日岳三角点まではどうにか登頂。
問題はここから先…
聞いていた通り、奥大日岳から眺める剱岳もいい。
2024年05月19日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
5/19 9:09
聞いていた通り、奥大日岳から眺める剱岳もいい。
立山方面を振り返ると雪庇の厚さがわかる。
2024年05月19日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 9:09
立山方面を振り返ると雪庇の厚さがわかる。
奥大日岳三角点から少し戻って夏道を下ります。
ちょっと浮石多いかな。
2024年05月19日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 9:19
奥大日岳三角点から少し戻って夏道を下ります。
ちょっと浮石多いかな。
そして踏み跡が全く見えなくなった。
2024年05月19日 09:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 9:20
そして踏み跡が全く見えなくなった。
おそらく夏道はこのまま真っすぐだが、なるべくトラバースは避けたいので引き返します。
2024年05月19日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 9:26
おそらく夏道はこのまま真っすぐだが、なるべくトラバースは避けたいので引き返します。
引き返して稜線上を行きます。
2024年05月19日 09:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 9:30
引き返して稜線上を行きます。
斜面を下って夏道に合流します。
難易度的にはここまではまだ余裕があった。
2024年05月19日 09:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 9:38
斜面を下って夏道に合流します。
難易度的にはここまではまだ余裕があった。
夏道通りに進み、今度はこの急斜面を少しだけ下りないといけない。雪の状態が心配。
万が一滑ったらアウトなので慎重にならざるを得ない。
2024年05月19日 09:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 9:47
夏道通りに進み、今度はこの急斜面を少しだけ下りないといけない。雪の状態が心配。
万が一滑ったらアウトなので慎重にならざるを得ない。
滑ったらアウトなんだよな…
時間かかっても確実に行くしかない…
2024年05月19日 09:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 9:54
滑ったらアウトなんだよな…
時間かかっても確実に行くしかない…
斜度は見た感じ45度くらいか。
2024年05月19日 10:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 10:17
斜度は見た感じ45度くらいか。
距離は短いんだけれど、滑りやすくて滑ったらアウトと思われるトラバース。
2024年05月19日 10:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 10:20
距離は短いんだけれど、滑りやすくて滑ったらアウトと思われるトラバース。
ハイマツさえなければもうちょっと速いのだが…
2024年05月19日 10:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 10:31
ハイマツさえなければもうちょっと速いのだが…
左は側面を降りてトラバースを思われるが、おそらく右しかない。
2024年05月19日 10:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 10:32
左は側面を降りてトラバースを思われるが、おそらく右しかない。
このあと夏道に合流して進む。
2024年05月19日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 10:45
このあと夏道に合流して進む。
木曜あたりに降った新雪が事態をややこしくしてる気がする。
2024年05月19日 10:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 10:51
木曜あたりに降った新雪が事態をややこしくしてる気がする。
七福園が近づき、夏道通りに進む。
2024年05月19日 10:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 10:57
七福園が近づき、夏道通りに進む。
夏の巻き道が雪に覆われる。
2024年05月19日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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夏の巻き道が雪に覆われる。
木道越えたあたりで行き詰まる。
まっすぐ巻き道になんて行けない。引き返すのも地獄。
ここで停滞するという選択肢もほぼ無い。
2024年05月19日 11:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 11:01
木道越えたあたりで行き詰まる。
まっすぐ巻き道になんて行けない。引き返すのも地獄。
ここで停滞するという選択肢もほぼ無い。
無理やり登って稜線に出るしかない。
2024年05月19日 11:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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無理やり登って稜線に出るしかない。
稜線に出たら平和な道になりました。
2024年05月19日 11:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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稜線に出たら平和な道になりました。
そしてここで新雪の上に踏み跡が出現した。
大日岳から来た人だろうか。
2024年05月19日 11:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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そしてここで新雪の上に踏み跡が出現した。
大日岳から来た人だろうか。
七福園まで来ました。ここまでがきつかった。
2024年05月19日 11:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 11:27
七福園まで来ました。ここまでがきつかった。
剱岳や奥大日岳を背景に借りた七福園の構図。
天気と時期によっては今日よりずっといい景色なんだろうな。
2024年05月19日 11:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 11:29
剱岳や奥大日岳を背景に借りた七福園の構図。
天気と時期によっては今日よりずっといい景色なんだろうな。
大日小屋と大日岳。
これまでと比較にならないくらい平和な道に見える。
2024年05月19日 11:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 11:35
大日小屋と大日岳。
これまでと比較にならないくらい平和な道に見える。
途中に雪の崩れた箇所があったものの、大日岳のケルンまでは難なく進むことができました。
2024年05月19日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 11:57
途中に雪の崩れた箇所があったものの、大日岳のケルンまでは難なく進むことができました。
ここまで来ると、景色の主役は薬師岳。
2024年05月19日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 11:57
ここまで来ると、景色の主役は薬師岳。
剱岳の眺めも勿論いいです。
2024年05月19日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 11:57
剱岳の眺めも勿論いいです。
立山があんなに遠くなった。
2024年05月19日 12:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 12:03
立山があんなに遠くなった。
問題は大日岳から下りが急すぎるということ。
2024年05月19日 12:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 12:09
問題は大日岳から下りが急すぎるということ。
北穂沢の下りもこれくらいの斜度だった気がするし、しっかり体勢に気を付ければ下れると思いきや、足元が崩れました。
気付いたら高速尻セード状態です。運よく無事でしたが、一瞬で滑落停止とかする余裕が無い…
下りルートを間違えたと思います。
2024年05月19日 12:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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北穂沢の下りもこれくらいの斜度だった気がするし、しっかり体勢に気を付ければ下れると思いきや、足元が崩れました。
気付いたら高速尻セード状態です。運よく無事でしたが、一瞬で滑落停止とかする余裕が無い…
下りルートを間違えたと思います。
安全な場所まで下がるのに一時間かかってしまった…
2024年05月19日 13:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 13:14
安全な場所まで下がるのに一時間かかってしまった…
下を流れる川に注意。
2024年05月19日 13:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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下を流れる川に注意。
大日平小屋まで着いたあたりで小雨がほんの少しだけ降り始めました。
降り出すまでの下山は叶わず。

※ただし、結局このあと夜まで本降りにはなりませんでした。
2024年05月19日 13:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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大日平小屋まで着いたあたりで小雨がほんの少しだけ降り始めました。
降り出すまでの下山は叶わず。

※ただし、結局このあと夜まで本降りにはなりませんでした。
このあと少しで雪は無くなるらしい。
2024年05月19日 13:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 13:58
このあと少しで雪は無くなるらしい。
大日平から見上げる大日岳。なかなかハードだった。
この時期はもう当分いいかな…
2024年05月19日 14:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 14:02
大日平から見上げる大日岳。なかなかハードだった。
この時期はもう当分いいかな…
木道が見え始めたらアイゼンも外します。
2024年05月19日 14:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 14:04
木道が見え始めたらアイゼンも外します。
もう雪はあっても限定的だろう。
2024年05月19日 14:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 14:09
もう雪はあっても限定的だろう。
若干通りにくい。
2024年05月19日 14:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 14:11
若干通りにくい。
不動滝展望台と書かれていたが、それらしいものは見えない。
2024年05月19日 14:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 14:16
不動滝展望台と書かれていたが、それらしいものは見えない。
滑り止め無しでのトラバース。
2024年05月19日 14:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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滑り止め無しでのトラバース。
もう雪はほぼ終わり。
2024年05月19日 14:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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もう雪はほぼ終わり。
牛ノ首と呼ばれるこのあたりから道が狭く、下りも急になっていった。
2024年05月19日 14:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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牛ノ首と呼ばれるこのあたりから道が狭く、下りも急になっていった。
時々滑りやすい岩がある。
2024年05月19日 14:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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時々滑りやすい岩がある。
時々梯子や鎖も登場するが、そこまで歩きにくくはない。
2024年05月19日 14:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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時々梯子や鎖も登場するが、そこまで歩きにくくはない。
滝が見えてきた。
2024年05月19日 14:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 14:44
滝が見えてきた。
それにしても急な下りが続く。
2024年05月19日 14:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 14:47
それにしても急な下りが続く。
猿ヶ馬場ベンチ
2024年05月19日 14:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 14:52
猿ヶ馬場ベンチ
最後の雪。
2024年05月19日 15:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 15:06
最後の雪。
体感上、牛ノ首からがかなり長い。
2024年05月19日 15:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/19 15:13
体感上、牛ノ首からがかなり長い。
ようやく登山口まで下りてきた。長かった…
2024年05月19日 15:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 15:17
ようやく登山口まで下りてきた。長かった…
称名滝・ハンノキ滝
2024年05月19日 15:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 15:18
称名滝・ハンノキ滝
レストハウス称名の前。水場に見えてしまう。
2024年05月19日 15:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 15:25
レストハウス称名の前。水場に見えてしまう。
閉まってます。
2024年05月19日 15:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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閉まってます。
ギリギリで15:30発最終の称名滝探勝バスに乗ることができた。
立山駅まで500円と安い。
2024年05月19日 15:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 15:47
ギリギリで15:30発最終の称名滝探勝バスに乗ることができた。
立山駅まで500円と安い。
立山駅から不二越駅まで電車に乗り、満点の湯へ。
そして下山メシは歩いて西町大喜へ。
2024年05月19日 18:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 18:45
立山駅から不二越駅まで電車に乗り、満点の湯へ。
そして下山メシは歩いて西町大喜へ。
富山駅内にも西町大喜の店舗はあるのだが、本店が雰囲気があっていい。
塩味がかなり強い。
2024年05月19日 18:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/19 18:52
富山駅内にも西町大喜の店舗はあるのだが、本店が雰囲気があっていい。
塩味がかなり強い。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ ソフトシェル アウター手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル ストック スノーバスケット ビーコン 行動食 非常食 飲料 コンロ コッヘル ライター 固形燃料 ヘッドランプ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ポール テント テントマット シェラフ
備考 この時期はビーコン形態が義務化されている点に注意。
毛帽子、バラクラバは使わなかった。

感想

五月初めで雪山は終わりと思っていたのですが、立山・後立山あたりならまだ間に合いそう。
そして天気予報も18日は晴れで、翌19日はギリギリどうにかなりそうな様子。
今度こそ雪山納めということで扇沢へ向かうことにしました。

1泊2日で針ノ木サーキットか奥大日岳か迷ったのですが、昨年行きそびれた残雪期の奥大日岳を選ぶことにしました。

立山周辺ではこの機会に歩いてみたい道が二つあって、一つは黒部ダムから室堂まで歩いてみること。もう一つが室堂から称名滝まで歩き通すことです。
ともに登山道としてははっきりしているものの、山行記録の少なさが不安になるコースです。
特に、奥大日岳-大日岳については険しさを語っている記録も見つかるので覚悟がいります。

【1日目】
<信濃大町駅>バスの待ち時間があったものの、仁科三山の眺めがよかった。
<黒部ダム→タンボ平>人通りが少ないせいか、草木が伸びて藪漕ぎ気味の区間もあった。
<タンボ平→室堂>一ノ越まで上り基調で登れた。BC勢にしか会わなかったが、景色も大変素晴らしく穴場だと思う。
<雷鳥沢野営場>立山や奥大日岳の眺めがいい。水が豊富で、近くの温泉へ日帰り入浴に行ける。角度的にもちょうど立山は夕日に染まる。
<剱御前小舎>剱岳の眺めは勿論、立山や薬師岳、富山湾などもよく見える。

この日は山頂を一つも踏まなかったものの、天気に恵まれたこともあって非常に満足度の高い一日でした。難易度的にも無理はない点も幸いしたと思います。

【2日目】
<雷鳥沢→奥大日岳>雪庇に注意。トラバースを避けようとするとハイマツ漕ぎになる。
<奥大日岳→七福園>危険箇所が続きお勧めできない。ミスが文字通りの命取りになる気がします。
<七福園→大日岳>雪庇もあるが、前後と比べるとかなり平和。
<大日岳→大日平>急傾斜。直接降りようとしたのが失敗。足元が崩れて気づいたら高速シリセード状態になってしまい、場所がよかったことから運よく無傷で止まることができた。大日小屋まで戻ってから下り始めるのが多分正解だったと思われる。
<大日平→称名滝>雪が無くなってからも道が狭く急だったので疲れた。

1日目とは比較にならない難易度でした。滑るわけにはいかない箇所が多く、しかも雪質は滑りやすい状態で恐ろしかったです。ほんの一瞬の出来事に適切に滑落停止はできない。
達成感よりも無事に戻って来られた安堵感の方が遥かに強いです。
人にはお勧めできません。

体調はわりと良かったこと、荷物は最小限にして重すぎなかったこと、どうにか天気が持ったこと、奥大日岳-大日岳の区間についてはルートファインディングが比較的上手くいったこと、滑ってしまったものの場所がよかったこと等、好条件が重なってどうにか無事に帰還できた気がします。
剱岳や薬師岳の絶景など、とても魅力的なのは間違いないのですが、この時期はもう当分いいかなと思いました。

この記録が皆さんの失敗防止に役に立てば幸いです。

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