記録ID: 682783
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
五竜岳（台風の影響で平日山行、雷鳥見るが天候悪し！！）
2015年07月22日(水) 〜
2015年07月23日(木)
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体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:10
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,976m
- 下り
- 2,886m
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1日目
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:15
| 天候 | 22日 晴れのち曇りのち雨、23日雨のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
・白馬五竜テレキャビンとおみ駅（白馬五竜テレキャビン乗車） ・両駅間は、周辺シャトルバスで移動可能（\500均一） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・登山ポストは、八方ゴンドラリフトアダム八方駅／白馬五竜テレキャビンとおみ駅 に有り（下山届けは、提出忘れてました・・・） 1日目（7/22 晴れのち曇りのち雨） ・数日前に八方アルペンラインの最新時刻表をチェックすると始発が7:00で いつもより1時間早くなっていた。 よって、前日早めに仮眠して深夜2:00ごろに出発する、現地に到着するまで 睡魔は襲ってこなかった。 （実際は、あまり寝つけずに貯め取りしたドラマ「北アルプス山岳救助隊・ 紫門一鬼シリーズ」の「白馬・唐松岳殺人ルート」を見てしまった…） ・6:00すぎに、八方ゴンドラリフトアダム八方駅へ到着するが無料駐車場の 位置が判らずイライラしながら車で徘徊して第3無料駐車場（白馬八方温泉 第二郷の湯近く）に駐車する。 ・登山準備時に、今日着る長袖シャツ等を忘れたことに気が付き そのままのTシャツで山行することにした。 早速のアクシデント発生だが気を取り直し、10分程の道のりを歩いて 八方ゴンドラリフトアダム八方駅へ向かう。 ・八方ゴンドラリフトアダム八方駅では、7:00前なのに20〜30人の人達が 並んでいた。 チケット売り場の前で、荷物の重量チェック（今日は、軽めかなと思っていたら 料金がかかる15kgを軽くオーバーして20kg越えだった、 あれ？そんなに重いのかな…） 料金は、モンベルの割引は往復で無いので使えずで以下となった。 八方アルペンライン：\1,550＋（荷物代：\100+\100+\200）＝\1,950 ・八方アルペンラインは、ゴンドラリフト⇒アルペンクワッドリフト ⇒グラートクワッドリフトの順に乗ることになる。 去年下山時に使用したが相変わらず重いザックを運ぶと一苦労… ゴンドラリフトでは、下界が一望でき今日はゲレンデに気球も準備されていた、 上で写真をとろうと思っていたが、アルペンクワッドリフト辺りからガスが 出てきて景色が何も見えない状態となる。 グラートクワッドリフトに乗り込む時も同じで、山頂は天気が悪いのかと 少し落ち込む。 しかし、グラートクワッドリフトを降りて八方池山荘前で準備をしていると ガスがはれて快晴の状態となった。 ・八方池山荘で、ストック等の準備をしていると でかいザックを持っているのは私だけか？ 平日なので周りは観光登山や小屋止まりの個人登山者が多いようだが、 ふと八方山の方を見上げると団体の登山者の列が見えた… あれ？団体の先客がいる？今日の八方アルペンラインは何時から 運行したんだろう？ 6時台だと通常の2時間早く運行していることになるぞ！？ ・八方山まで一気に登るが、日差しがきつく暑くて直ぐに汗が出た、 高度が高いのと風が強めに吹いているので不快感はなかったが… ・八方池手前で、さっき見た団体を追い抜こすがどうも地元の中学生のようだった、 ジャージに「唐松」の文字があったような…皆元気一杯だった。 おじさんには、だんだんと疲労が…忍び寄っていたのだった… ・八方池では、去年通らなかった八方池上の尾根を進んだ、八方池と白馬三山の 景色が最高だった、不帰の嶮も見ることができた。 反対側では、鹿島槍ヶ岳の二峰と五竜岳が並んでいた。 ・丸山ケルン前の小雪渓では、迂回ルートを取らずに短いが涼しげな雪渓上 を進んだ。 雪渓を渡り終えると今度は団体の下山者が今度も中学生らしい団体で、 着ていたジャージに「六文銭」のマークと松代の文字、「真田氏のご城下」 松代中学か？？ こちらの生徒も皆疲れも見せずに元気に歩いていた、 こちらは、汗だくだくでヒイヒイ言っているのに… ・丸山ケルンでも景色は最高で、白馬三山は遠ざかり不帰の嶮が近くに見えてきた。 不帰の嶮は、まだ下の方に雪渓を残しており怖いもの見たさでまた行きたくなった。 振り返ると五竜岳がさあ来いと言わんばかりに雄大に待ち受けていた、 その後ろに隠れるように鹿島槍ヶ岳の二峰が控えていた。 ・丸山ケルンから日差しの強い中、右巻きの尾根沿いを進む。 途中雪渓や崖崩れ防止ネットのかかった細い登山道だった。 最後に少し左に巻くと突然赤い建物の唐松岳頂上山荘が現れ しばらく進むと到着した。 ・唐松岳頂上山荘に重い荷物を置いて、去年新調したMountainDAXの25L 携帯サブバックを取り出し貴重品と飲み物を入れて、目の前に見えている 唐松岳へ向かう。 いつものように体が急に軽くなり、若干バランスが悪い感じで登山道を進み 唐松岳（2,696m）（二等三角点）に到達した。 ・唐松岳からは360度山々の景色が見えるが白馬三山〜不帰の嶮の 景色が一番近く（すぐにガスで景色が見えなくなったが）、 そこから左側へ目をやると遠くに日本海も見える、 その左側に剱岳を筆頭とした山々が見れ立山方面から すぐ近くの五竜岳・鹿島槍ヶ岳、そして最後に唐松岳頂上山荘を見ることが できる。 ・唐松岳頂上山荘からの下山時に、なんと親子（親1羽＋子3羽）の雷鳥に遭遇、 全然、人を警戒しない微笑ましい光景だった。 唐松岳頂上山荘にて、新たに山バッチと手ぬぐいを購入、念のために 水（500ml\300）のペットボトルを購入し、五竜山荘へ向け出発した。 ・五竜山荘への登山道は、直ぐに鎖と少し危険な尾根道（牛首？）を降ることと なりここの降りで若干足へ負担がかかってしまった。 五竜山荘への道のりは、扇沢までの縦走を計画している単独の女性2名と 明日遠見尾根を降る予定の夫婦連れの方々がいた。 ・大黒岳辺りから霧状の雲が発生し次第に雨が降り出した、大黒岳を過ぎた辺りで カッパを着こみ足に疲れが出たせいか最後尾をひたすら歩くことになる。 途中で綺麗な花々を見るが雨のせいで写真を撮ることができなかった。 ・大黒岳を過ぎたケルンの手前で、ハイマツの根っこで滑ったうえ、 他の根っこに躓いて前のめりに転倒してしまった。 少し何かに引っかかり直ぐに立ち上がれなかったが、 幸い膝小僧を擦りむいた程度で済んだ。 ・転倒してから更に歩みが遅くなったが、白岳（遠見尾根分岐？）に辿りつき そこで、遠見尾根からの登山者を待っている空身の人と遭遇。 会話すると視界が悪くてよくわからなかったが、五竜山荘は直ぐ近くだったことが 判明、休憩せずに五竜山荘へ向かう。 五竜山荘の入り口へは、裏から回り込むような道を進むようで始めは、 遠回りをしたと勘違いしてしまった。 ・五竜山荘へ到着したが、雨のせいかまだ誰もテントを張っていなかった。 山荘でテント場（小屋前の登山道から下側）と料金（\700：トイレ代こみ） を確認し少し悩んでからテント泊にしテント設営へ （風が少し穏やかだったのですんなり設営できた）。 山荘の人からは雷が発生するかもしれないので、危険を感じたら山荘の玄関に 避難してくださいとのこと。 どこかの山小屋（台風でテントが潰れても避難させない／ テントを留守にしているとテントが飛ばないように石をテントの上に投げる） とはえらい違い。 ・テント設営後、五竜岳へ向かおうかと五竜岳方面を確認するがガスって、 視界が100mも無かったので、しばらくテント内で待機。 待機中も小降りになったかと思うと数分後には本降りまたは、風が強くなったり と天候が安定せず。 山荘前の水タンクより2L＋1Lの水を購入（\300）し 昼食（オニギリ＋棒ラーメン）を食べる。 ・昼食後、五竜山荘にておみあげを見学し、手ぬぐい・バンダナ・ Tシャツ（山が好き酒が好き）を購入（\5,000）しテントへ戻り再度待機する。 待機中のテントの中で、複雑骨折ならぬ複雑こぶらがえり （内腿と外腿の同時足攣りが両足で交互に発生！！） テント内でしばらくはしゃがみこむ度に七転八倒を繰り返す、 しゃがめないので山荘外の便所にも行けね…トホホ… ・その後も五竜岳方面へ進む人はおらず、今日の五竜岳登頂を断念。 逆に五竜岳からの下山者が数名、その後そのメンバの2人がテント泊した模様、 仲間ができたので少し安心！！ どうも大町方面の高校の団体登山者で、違うルートから来たメンバが 五竜山荘にて合流している模様 （小雨の中大声でテント裏のベンチで騒いでいた）。 ・少し早かったが、夕食（白飯＋カレー）その後、今日はよくラジオの電波が入り 阪神戦の野球を聞きながら黒白波の焼酎で晩酌、阪神が勝っているので 上機嫌となる。 晩酌をしながら明日の飲料水（煮沸＆紅茶の約1.5L）を作る。 ・その後も天候は回復せず雨と風が激しくなってきたので早めの就寝へ。 2日目（7/23 雨のち曇り） ・あまり寒さを感じなかったので長袖シャツ＋ウィンドウブレイカー＋ フリース長ズボンでシュラフに入り熟睡、気が付いたのは2:30すぎ、 疲れはだいぶ取れたが寝床が少し斜めになっていたので若干腰が痛かった。 目覚ましは日の出が見たかったので3:30にしていたが目が覚めたので、 早めの朝食（昨日作っておいた牛飯＋赤だし味噌汁）を食べる。 その後も雨は相変わらず降り風も激しかったので5:00ぐらいまで寝て起きてを 繰り返し外の様子を伺う。 ・5時すぎに、少し小雨になったのでテントの外に出て小屋に入ると 昨日扇沢まで行こうとしていた女性の一人が五竜岳登頂へ向かうとのこと。 追いかけるように出発する五竜岳への道のりは、ガスが濃いと思ったが視界が 有り鎖場も少し有ったが思ったよりも危険ではなかった。 岩場も滑ることは無く風もそんなに強くなかった。 晴れていると途中で、数回雪渓が残ったコルが綺麗に見れただろう。 もう少しで山頂というところのガレ場で今日もまた1羽の雷鳥を見ることができた、雷鳥を見ると天気が悪くなるって先行の女性が言っていたが、 今日もずっと雨なのだろうか？ ・五竜岳も何故か二峰ぽい構成で、一つ目の頂きには何が書かれているか判らない 標識とキレット小屋方面への分岐の標識があった。 そこから黄色い標識が立っている本当の山頂が見えた。 一気に登り今回の目標である五竜岳（2,814m）（三等三角点）に無事登頂を 果たした。 山頂には三角点が倒れた状態で存在し、周りは何も見れないかったので 休憩もそこそこに下山を開始した。 ・下山時に五竜岳へ登ってくる人は2名で、一人は扇沢まで縦走しようとしている 女性だった、話をすると行けるところまで行ってみるとのこと。 降りは慌てずゆっくり進んだが思ったよりも早く山荘についた。 ・山荘について登頂記念の山バッチを購入し、テント撤収へ3つ有ったテントは もう既に1つ撤収されていた。 雨の中の撤収だったが、風もそんなに強くなかったのでスムーズに撤収完了、 山荘前の土間で最後のザック詰めを終えて8時前に下山を開始した。 ・西遠見山〜大遠見山〜中遠見山までは、何も見るものが無く登山道には 雨の量が多いせいか川のような流れができていた。 途中、残雪が数箇所で見れたが踏み抜きや転倒に注意して慎重に進んだ。 後、途中で大きなカエルに数匹であった。 ・小遠見山の手前で何故か登り返しと分岐が有り何故こんなところにあるのか と思ったら、小遠見山への最後の登りとショートカットする分岐だった。 一応、登りルート側の小遠見山への分岐で空身になって、小遠見山を散策 （山林局主三角點）を見ることができた。 晴れていると景色が良さそうな感じがした。 ・小遠見山から地蔵の頭辺りで先行していた登山者数名を追いこすが、 地蔵の頭下のリフトからアルプス平駅までの観光ルートで道に迷い追いつかれて しまった。 ちょっと、観光ルートの地図や説明が雑で迷いやすくなっていた、 重い荷物を背負っての徘徊は辛いものがある。 ・アルプス平駅の手前の坂で転倒しないように注意しやっとゴンドラ駅に到着。 白馬五竜テレキャビン：\950＋\200（荷物代）＝\1,150 ・白馬五竜テレキャビンとおみ駅に着いて、タクシーがいないのでカウンターで 八方へのアクセスを確認したところ\500均一の周辺シャトルバスで 八方バスターミナルを目指せばいいとのこと。 40分程待ってシャトルバスに便乗し、八方バスターミナルで下車した。 モンベルルーム 白馬八方店が側にあったがザックを担いでいたので寄らなかった。 ・八方バスターミナルの周辺は、第一無料駐車場と第二無料駐車場は近いが、 前日停めた第三無料駐車場へは5分程かかった。 どうも、八方はスキー場独特の入り組んだ狭い道と各宿泊所の通り抜けが できないせいで遠回りしないといきたい場所へいけない。 また、地図が大雑把で迷いやすいようだ、次回からは第二無料駐車場が良いかも… ・公営宿泊施設 ビレッジ安曇野で、汗を流す。 ・一般道調査の一環で、道の駅を3カ所経由（アルプス安曇野ほりがねの里 （安曇野市）〜今井恵みの里（松本市）〜はなの里いいじま（上伊那郡））し、 松川ICから高速に乗って帰った。 |
| その他周辺情報 | ・ビレッジ安曇野（安曇野IC近く）\480、公営なので安いし綺麗、露天風呂は無し |
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丸山ケルンより団体のたぶん中学生登山
（六文銭のマークで松代の文字、真田だ、松代中？）
（六文銭のマークで松代の文字、真田だ、松代中？）
撮影機器：
装備
| 備考 | ・今回は、労山の下山報告をし忘れてしまい、皆にご迷惑をかけてしまいました。 雨と下山後の移動等があったが、もう２度としないように心がけます。 |
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