甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳


- GPS
- 17:42
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,453m
- 下り
- 2,494m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:42
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:59
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広河原行きの始発の乗合タクシーは、10台は出ていたような。 帰り、北沢峠のバス停は、お昼にはすでに人が多く並んで、臨時便が出たよう。 定時13時30分のバスも、2台で乗り切らず、その後臨時便が出たようです。 とにかく、乗れないということがないように、非常に苦心してやりくりしてくれているようです。利用者のほうも、大変な混雑でいらつくこともあるかもしれないけど、紳士的な対応が求められるのでは。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
アプローチが長く面倒だし、混むようなので、なかなか行く気になれなかったけれど、ここはがんばって甲斐駒と仙丈に行ってきました。北沢峠からの往復。仙丈は子どものころ以来です。40年くらい前か?(^^;
朝4時過ぎに芦安に着いて、トイレそばの駐車場に何とか入れました。乗合タクシー10台以上連なって広河原、いっぱいのバスに乗り換えて北沢峠に到着。天気はいいようです(その後山は雲がちになり、お昼過ぎてまた晴れてきました)。
長衛小屋のテント場にテントを張って、すぐ仙水峠経由で甲斐駒に。峠からの登りは、長く急で、かなりきついです。曇りがちだったのでまだよかったけど、快晴だったら暑さでやられてたかも。仙水峠以降は途中水場がないので、晴れだったら水は持てるだけ持ったほうがいいかも。
甲斐駒は、真っ白な砂と岩が青い空と似合ってとてもきれいでした。摩利支天にも寄ってきました。日帰り組の、最終バスに間に合う時間を過ぎると、急に人が少なくなって山は静かになる感じ。帰りは双児山経由で北沢峠に下りました。
次の日は、仙丈ヶ岳です。4時前にテントを出発、真っ暗な中、二合目への山腹ルートを登り、三合目付近で夜明け。森林限界を越えるころはもうかなり暑く、石楠花やハイマツの朝露で濡らしながら、登りました。
頂上では、大分雲も出てきたけれど、槍穂、乗鞍、御岳、中央アあたりは靄の海に浮かんでいるのが見られました。
仙丈小屋は水場も近いし(この水場最高です)、いいところですね。カールの中ってほんと居心地いい。
馬の背ヒュッテ付近は、シカ避け網が多いです。周辺はマルバダケブキとバイケイソウの群生が目立ちましたが、これはシカの影響かな?(どっちもシカは食べない)馬の背の稜線上に見られた、網に囲われた範囲と、網を倒した範囲の植生の違いを見ると、どうやら実験中なようです。
あと、馬の背ヒュッテから藪沢を渡り、藪沢ノ頭へのトラバースの道、涼しい沢(というかもうずっと滝みたいなもの)をいくつも横切り、まったく暑くなくとても快適でした。夏にはおすすめです。
天気にも恵まれ、とてもよい山行でした。
でも、やっぱりアプローチが大変すぎる。北沢峠に行くだけで1日仕事。さらに7月末とはいえ平日なのに、相当な人出でびっくり。
ちなみに北沢峠付近、ハネカクシという虫が大量発生していて、テント場やバス停でも常にまとわりつかれます。
そういえば、雷鳥もカモシカも見なかったけれど、帰りの芦安の駐車場で、サルを見ました(^^;
【交通】※繁忙期のため、臨時便が繰上げ増発されている可能性あり。
芦安駐車場→広河原
乗合タクシー(9名乗)料金:¥1200、所要時間:45分、始発目安:5:00
雑感:夜叉神ゲート開門時間は5:30。早出のバスもここで待つことになります。ハードな山道ですが熟練ドライバーの腕が唸ります。
広河原→北沢峠(B運行)
マイクロバス(30人超程度) 料金:\760、所要時間:17分、始発時間:6:58
雑感:混雑時は補助席まで満席。荷物は抱えて乗るので小さくまとめるのが吉。
【テント場】
夜〜朝の気温は17度前後といったところ。寒がりの私ですが、快適温度13℃のシュラフで暑からず寒からずでした。
防寒具はモンベルのライトシェルのみでOKでした。
給水は可能ですが、沢へ流れ込むため、洗い物などは不可。
長衛小屋のトイレは綺麗。協力金が必要。
雑感:平日だが、複数の学校の夏合宿と重なったようで大型テントがひしめいていました。混んでいた割には聞こえてくるのは沢音だけで快眠でした。
【甲斐駒ヶ岳】
トイレは峠で済ませておくのが吉。登山道にはありませんでした。
山頂〜駒津峰間は日光を遮るものがなく、日焼けと喉の渇きがありました。
山頂直下の直登ルートは、岩場がよほど苦手ということでなければ平気かと思います。
水は2リットル持って行って全部飲み干しました。
【仙丈ケ岳】
こちらはところどころに小屋があり、水場や沢もあります。山頂の前後しばらくは日光を遮るもの無し。暑くてバテました。
今度職場の人たちとこのコースで歩くので大変参考になりました。
岩場のあたりはコースタイム短縮できるかな?と思ってたんですが、写真を見る限りじゃ難しそうですね。
それとハネカクシ、小屋の方にも電話で聞いていたのですがやはり多いんですね。
岩場に多少慣れていれば、そこまで難しいわけではないので、気分転換になりますね。とにかく仙水峠から急登が続き、最後の登りは精神的にもきついので、自分たちは岩場で助かりました。
時々かまれてちくっとするし、ハネカクシはとにかくうざかったです。白っぽいテントに特にくっついてきます。バス停でおばさんが延々と虫への文句を言い続けていました(^^;
晴れるといいですね!
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