船窪サーキット（七倉山荘から時計回り）

2024年08月02日(金) 〜 2024年08月03日(土)

• GPS: 15:51
• 距離: 26.6km
• 登り: 2,928m
• 下り: 2,940m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:16

距離 10.8km 登り 1,658m 下り 210m

7:53 七倉山荘
7:56 七倉登山口
9:01 高瀬ダム濁沢登山口
9:11 高瀬ダム テント場
9:20 9:27 ブナ立尾根取付
9:58 10:02 権太落し
11:44 11:50 三角点
12:45 12:58 烏帽子小屋
13:06 烏帽子ひょうたん池
13:09 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 2:06
• 合計: 10:54

距離 15.8km 登り 1,270m 下り 2,730m

4:03 烏帽子小屋
4:26 4:30 前烏帽子岳
4:39 4:44 烏帽子岳山頂分岐
5:04 5:10 烏帽子田圃
5:32 5:45 南沢岳
7:01 7:30 不動岳
9:19 9:31 船窪第2ピーク
10:40 10:44 船窪岳
10:47 10:52 船窪乗越
11:29 11:40 船窪天場
11:56 12:26 船窪小屋
12:52 天狗の庭
13:21 13:28 鼻突八丁（八合目）
13:54 岩小屋
14:16 唐沢ノゾキ
14:55 七倉登山口
14:57 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

信濃大町駅から裏銀座登山バス利用　片道1500円

コース状況／危険箇所等

七倉山荘〜烏帽子小屋
　・急登だがよく整備されていて歩きやすい

烏帽子小屋〜南沢岳
　・稜線から絶景を眺めつつ池塘群の中を気持ちよく歩ける天国区間

南沢岳〜船窪岳
　・アップダウン多数と危ないところだらけの地獄区間
　・足を滑らせたら止まらなそうな砂地でザレた斜面のトラバース数回あり
　・樹林帯区間が多い、藪っぽいところもある
　・長めのロープ場と梯子とザレた痩せ尾根の通過が数回あり。
　・船窪岳山頂手前に花崗岩の崩壊地のナイフリッジ2ヶ所（核心部）
　　手すりは支柱を残して無くなっていてロープが渡してある

船窪岳〜船窪小屋
　・船窪乗越まで下り船窪小屋まで登り返す。登り返しの最初の方は急登。

船窪小屋〜七倉山荘
　・天狗の庭くらいまでは歩きやすいが、その先は梯子と木の根が多い急な下りが延々と続く

その他周辺情報

日帰り入浴　七倉山荘　680円

写真

8/2 7:52

裏銀座登山バスで七倉山荘に到着。
一昨年来たときはバスが無かったから便利になって良かった。

8/2 7:54

出発！
今回は高瀬ダムまで歩いていく。
何故かって、崩落の補修がおわるまではダンプはいないだろうとふんだから😁

8/2 7:55

トンネルに入ってすぐの明日下りてくる予定の七倉岳登山口。無事下りてこられますように。

8/2 7:59

トンネル歩いていくの自分しかおらんし。夜歩いたら怖そう。

8/2 8:18

この先が崩落した箇所の徒歩区間でヘルメットを被らされた。

8/2 8:37

高瀬ダム

8/2 8:38

ロックフィルが美しい！

8/2 8:57

ようやく上に着いた、もう暑過ぎる

8/2 8:59

高瀬ダム湖

8/2 9:01

トンネルくぐって

8/2 9:06

吊り橋渡る

8/2 9:07

吊り橋から、船窪岳かな？

8/2 9:13

濁沢の丸太橋。
タクシーで先行してた学生さんたちに追いついた。

8/2 9:18

2年ぶりのブナ立尾根

8/2 9:24

いきなり急でキツイわ〜
1年ぶりのテン泊装備が身に堪える

8/2 12:49

ヘロヘロになりながら烏帽子小屋に到着。

8/2 12:50

早速テントの受付、1泊1張り2000円也。

8/2 12:51

小屋の正面には昨年行った赤牛岳と読売新道が見える。

8/2 12:52

テン場に熊でたのか

8/2 13:04

すでに結構な数のテントが張られてる
平日だから少ないだろうと舐めてたわ

8/2 13:42

築城完了、そこそこいいところに張れた。
テン場は夕方までに空きがなくなるほどの大盛況だった。
みんな暇なんだな。（俺も含めて）

8/2 14:06

小屋で水補給（1リットル200円）とコーラで喉を潤しながらお花畑と赤牛を眺めてまったりするが暑過ぎる。
ヘロヘロ過ぎて烏帽子岳にも行く気にならず、テントのそばの日陰で身を潜めてた。

8/2 16:34

夏はシーフード！らしい。カップ麺とビールで夕飯。

8/2 16:38

追加でチャーハンも食っとく。
食後は明日のロングコースに備えて早々にご就寝。

8/3 4:09

2日目のスタート。

8/3 4:11

みんな裏銀座方面に行ってしまって、船窪方面に進んだのは自分だけっぽい。
そりゃみんなあっちに行きますよね

8/3 4:15

ほんのり赤い赤牛。

8/3 4:20

マジックアワー、今日も天気良さそうだな。

8/3 4:27

烏帽子岳かっこええ

8/3 4:57

南沢岳と池塘、天空の楽園を行く

8/3 4:57

南沢岳の麓でご来光

8/3 5:09

砂地の登りが足に堪える

8/3 5:34

南沢岳に到着、今回の初ピーク。
立山と剱岳が見える。

8/3 5:38

記念に自撮りしたら立山と被った！剱がでてるからいいか😆

8/3 5:40

振り返って烏帽子岳

8/3 5:40

うおー絶景じゃ！水晶岳、赤牛岳、薬師岳

8/3 5:55

次のピークの不動岳へ向かう。
ざれた斜面を何度か横切る

8/3 5:55

これ滑ったら止まらなそうだし、戻ってこれなさそう

8/3 6:00

道はだいたい樹林帯が多くて藪っぽいところもある。

8/3 6:04

樹林に入ったり斜面にでたり、
熊鈴が木に引っかかって外れて谷底に音を残して消えていった…。
あーならないように願いたい😵‍💫

8/3 7:02

不動岳山頂の台地に乗り上げたら槍様が見えた。

8/3 7:02

槍様！

8/3 7:02

常念山脈の奥に富士山も見える。

8/3 7:03

烏帽子小屋から歩いてきた稜線を一望。

8/3 7:04

コマクサが群生してる。

8/3 7:11

不動岳に到着。ヤマレコマップを頼りに三角点を探すもハイマツの中っぽく断念。30分近いロスタイムになってしまった。

8/3 7:33

この後向かう船窪第2ピーク〜船窪岳〜七倉岳の稜線。
アップダウンがキツそうだし見るからに危なそう。

8/3 7:38

立山と黒部湖

8/3 7:40

ハイマツ帯から樹林の中に入って高度を下げていく

8/3 8:24

両側切れ落ちてるヤセ尾根が多い

8/3 8:32

このあたりですれ違った男性から船窪小屋から船窪岳のあいだででかい熊と遭遇したという話を聞かされた。
熊鈴無くしちまったなぁ…😓

8/3 9:19

船窪第2ピークに到着

8/3 9:19

ボロボロやん

8/3 9:35

砂でずるずる滑る斜面をロープ一本頼りに横切る

8/3 9:53

ここを下るのが怖かった

8/3 10:14

またロープ

8/3 10:15

ときおり絶景ポイント、不動岳でかいな。

8/3 10:18

ロープと梯子

8/3 10:24

核心部キターー！
崩壊地のナイフリッジ
知ってはいたけど手すりが無くなってる

8/3 10:25

ロープ一本頼りに渡る

8/3 10:29

もう1ヶ所あるのか

8/3 10:30

こっちのナイフリッジもロープ一本。
距離は短いが落ちたら終わりなので緊張した。

8/3 10:30

右側

8/3 10:30

左側

8/3 10:34

船窪岳に到着。ここも標識ボロボロだな。

8/3 10:34

ここからも眺めがいい

8/3 10:49

船窪乗越。ここから船窪小屋までまた登り返し。

8/3 11:36

船窪テン場の長い階段

8/3 11:51

七倉岳方面へ分岐。
もう登りたくないので七倉岳はまた今度にしよう

8/3 11:54

船窪小屋が見えた。

8/3 11:57

船窪小屋に到着。長かった〜。

8/3 11:58

不動岳から歩いてきた稜線。
スリリングで楽しかったけど2度はいいかな。

8/3 12:31

七倉山荘へ向け下山開始。

8/3 12:53

天狗の庭に着いたけどすっかりガスってしまって何も見えない。

8/3 14:55

延々と続く長い下りに最後はうんざりしてしまったが無事に七倉岳登山口に戻ってきた。

8/3 14:58

七倉山荘でゴール！

8/3 15:52

温泉入ったあと、バス待ちのあいだに七倉ダムカレーをいただく。

8/3 16:07

ソフトクリームで〆て裏銀座登山バスで帰る。
お疲れ様でした。

撮影機器：

SHG11 SHARP

感想

まるた

盆にテン泊する前に一度テント泊装備を担いでおきたかったので、
七倉山荘から時計回りで船窪サーキットを周回してきました。

初日は久々のテン泊装備の重さにブナ立尾根でヘロヘロになり
烏帽子小屋についたあとはテン場の日陰で死んでました。

翌日は裏銀座方面へ進む人に逆流して、誰もこっち来ないじゃんとか思いつつ北上開始。
南沢岳までは日の出前後の涼しい時間帯に池塘とお花畑の中を行く緩い感じで、
稜線からみる景色も絶景でまさに天空の楽園でした。
そこから先は基本樹林の中を行く感じでアップダウンの連続と藪っぽいところと
時折ざれた砂地の斜面を横切ったり危険箇所が多かったです。
とくに船窪岳山頂手前の崩壊地にあるナイフリッジ2連チャンは
手すりも無くなっていて渡してあるロープを頼りに渡りました。
滑ったらアウトなところが多かったですが、歯ごたえあるコースで楽しめました。
そのあとの船窪新道の下りは延々と長くて最後のほうは飽きましたが、
とにかく無事に下りてこられたので良かったです。

盆のテン泊縦走にも自信がついたような…、
それ以前に体力つけないとだめだな。（毎年言ってる。）

コメント

yamaonse

まるたさん、おはようございます。船窪界隈の尾根、崩壊進んで凄いですね。ちょうど女子大生が滑落事故のニュースがあったので、凄さがよくわかりました。一ヶ所だけじゃないのも緊張の糸が切れそう、選ばれた人だけの別天地なんだろなと感じました。ナムチェバザールみたいな山小屋もいい感じです。アルプス奥地は変化に富んでいそうですね。

まるた

yamaonseさん、こんばんは。
自分が行った2日後の事故のニュースだったので驚きました。亡くなられたようで残念です。
ネットやヤマレコなどで崩壊の進んだ尾根の情報は入れてから行きましたが、実際に歩いてみるとヒヤッとした場面がありました。
無事に周回することができてホッとしてます。
危険なところもあるけど、癒やされるポイントや達成感もあるのでやっぱりアルプスはいいですね。