記録ID: 711401
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
奥穂高〜前穂高（憧れの穂高なのに登山靴忘れる）
2015年09月04日(金) 〜
2015年09月05日(土)
長野県
岐阜県
shin123
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,235m
- 下り
- 2,226m
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1日目
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:05
| 天候 | 1日目：曇り時々雨 2日目：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢はALL岩場かガレ場だが岩場の経験があれば特に問題無（高度感で怖いところもなし）。 穂高岳山荘〜涸沢岳間は傾斜もゆるく、ご来光を見るため暗いうちでも安心です。（涸沢岳〜北穂高岳は勿論危険です） |
写真
沢渡で登山靴を家に忘れたことに気づき、一度はあきらめて帰ろうと思いましたが、スマホでこちらの上高地白樺荘で靴がレンタルできることがわかりました（地獄に仏です）。ここまでサンダルできました。
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9/5 15:22
沢渡で登山靴を家に忘れたことに気づき、一度はあきらめて帰ろうと思いましたが、スマホでこちらの上高地白樺荘で靴がレンタルできることがわかりました（地獄に仏です）。ここまでサンダルできました。
レンタルしたシューズ。スニーカーに毛が生えたというか毛も生えてない感じですが、サンダルよりましです。
出発が7：30と予定より1時間以上遅くなったが穂高の稜線が良く見えやる気UP。
徳澤園。中学生の頃（30年以上前）読んだ新田次郎の小説「栄光の岩壁」で主人公が冬の小屋番をしていたところです。当時はこんな立派な建物ではなかったでしょう。
1
9/4 9:18
徳澤園。中学生の頃（30年以上前）読んだ新田次郎の小説「栄光の岩壁」で主人公が冬の小屋番をしていたところです。当時はこんな立派な建物ではなかったでしょう。
徳澤園は森と清流に囲まれた素晴らしいので家族で宿泊したいですね。
こちらは井上靖の小説「氷壁」の舞台となった奥又白谷方面です。バリルートなので険しそう。
本谷橋頃から雨が降りだしてしまいました。この辺りは天気が良ければたぶん涸沢が見える気持ちのよさそうな谷ですが残念。
涸沢ヒュッテに到着。子供のころから憧れ続けた涸沢ですがあいにく稜線はガスで全く見えません。天気が良ければ1時間は滞在してたでしょう。
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9/4 12:31
涸沢ヒュッテに到着。子供のころから憧れ続けた涸沢ですがあいにく稜線はガスで全く見えません。天気が良ければ1時間は滞在してたでしょう。
30分ほど登ったところで、雷鳥に遭遇。30年前の仙丈ケ岳以来の遭遇。
丁度フン？をした瞬間です。またもう1匹小さいのがそばにいました。（子供？）
翌朝天気が良いので朝食前に涸沢岳にご来光を見に行きました。山頂はさぞかし混んでいるかと思ったら私だけでした。このあと来たのも女性一人と同室の夫婦1組だけでした。
1
9/5 5:30
翌朝天気が良いので朝食前に涸沢岳にご来光を見に行きました。山頂はさぞかし混んでいるかと思ったら私だけでした。このあと来たのも女性一人と同室の夫婦1組だけでした。
奥穂高〜前穂高方面のモルゲンロート。感動です。何故穂高岳山荘に宿泊している方は来ないのでしょうか？
槍ヶ岳も赤く染まってます。残念ながら遠方のため画質はいまいち。
山荘で朝食をとったあと出発。涸沢岳左の影の部分を横にまいて行くので山頂までは危険なところは有りません。
奥穂高岳への登りは所々梯子などで登っていきますがそれほど危険なところは無し。（勿論梯子から落ちたら大けがですが）
奥穂高岳手前からジャンダルム。朝なので光と影のコントラストが素晴らしい。
6：30頃ですがすでにジャンダルム登頂を果たした人が見えます。
奥穂高岳登頂より。これまで登った一番高い山です。2番は朝登った涸沢岳です。
馬の背の上部（奥穂高岳側）。馬の背がどれだか分からず引き返す時にすれ違った方に聞いたら「あんたがいたところが馬の背だよ」「えっ・・・・これ？」
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9/5 7:47
馬の背の上部（奥穂高岳側）。馬の背がどれだか分からず引き返す時にすれ違った方に聞いたら「あんたがいたところが馬の背だよ」「えっ・・・・これ？」
確かに岳沢側・飛騨側ともに落ちたら間違いなく重症では済まない感じ。
丁度、先行者が核心部の下りにいます。馬の背とは気づかず下りましたが途中で危険と感じて引き返しました。
それにしてもこの岩の積み重ねはどうやって出来たのでしょう？何故崩れないのでしょうか？それとも毎年変わっているのでしょうか？
丁度馬の背の上を2人、西穂高側の下りを2人下ってますが下りは相当こわいそうです。
吊尾根からの涸沢です。伝わらないと思いますが標高差800m位です。
たまにこのような鎖場がありますが鎖は使わないで前向きで降りられる斜度です。
奥穂高側をふり返るととんでもないところを降りているように感じますが余り記憶にないのでそれほど危険ではないでしょう。
再び涸沢方面。今日逆に涸沢から稜線を見上げたらさぞかしきれいでしょう。
吊尾根から西穂高方面のギザギザ。天狗岩・間ノ岳・西穂高岳でしょうか？
吊尾根縦走路。景色も良くそれほど危険でないのであちこち立ち止まって写真とりまくり。
奥穂高方面。真ん中のぎざぎざはジャンダルム・ロバの耳でしょうか？
ぎざぎざアップ。左側のトンガリの頂上に一人いるのではやりジャンダルムか？でも奥穂高からみたドーム型と全然違う？
山荘で同室だったご夫婦に紀美子平で会い写真を撮っていただいた。皆さんザックをデポして前穂高に向かったが私はザックを持って登りました。
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9/5 9:22
山荘で同室だったご夫婦に紀美子平で会い写真を撮っていただいた。皆さんザックをデポして前穂高に向かったが私はザックを持って登りました。
同じく奥穂高方面。前穂高は槍穂高連峰から一つ離れているので好展望地です。
岳沢小屋。岩稜歩きとレンタルスニーカーの影響かこの辺りで足に来たのでストックを使います。
天狗のコル付近。西穂高〜奥穂高のエスケープルートが岳沢小屋まであるはずです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
熊よけ鈴（未使用）
膝サポータ
|
|---|---|
| 備考 | 登山靴を家に忘れた（靴箱から玄関にまで出していたのに車に積み込むとき雨が降ってきたのが気になり忘れました） |
感想
子供の頃から憧れ続けなかなか行けなかった（18歳からブランク25年有りですが）穂高に行く計画を遂行しました。沢渡大橋駐車場に5時頃着いて靴を履こうと思ったら無いではありませんか・・・ゲッ。妻に電話すると案の定、玄関にあると。終了〜。がっくり肩を落として車で戻る途中このままでは憧れのままで行けなくなる気がしてUターン。スマホ検索したところ上高地で靴のレンタルが可能なよう。上高地までサンダルで行き白樺荘さんで靴をゲット。が限りなくスニーカーに近い。
とりあえず出発し、徳澤園、奥又白谷、屏風岩など子供の頃から小説やガイドブックでなじみのところを通過しテンションが上がりいよいよ、長年の夢の涸沢までもう少しというところで雨が降り出し、涸沢は霧の中。なんて日だ。
翌日はピーカンで涸沢岳でのモルゲンロート、奥・前穂高登頂、馬の背体験と死ぬまでに絶対したいと思っていた経験ができました。
来年はキレットか北穂高〜涸沢岳を歩いてみたくなりました。
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