★黒部五郎岳★鷲羽岳★水晶岳★薬師岳


- GPS
- 56:04
- 距離
- 56.1km
- 登り
- 4,558m
- 下り
- 4,555m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:59
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:51
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 10:13
天候 | 8日:晴れ後曇り時々小雨 9日:晴れ時々ガス 10日:晴れ後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
折立駐車場<無料> |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されているが、要所要所で危険箇所あり。特にアラスカ庭園から薬師沢小屋への下りは、急坂な上、苔で滑りやすくかなり危険。また薬師岳山頂直下のザラ場も小石が多くとても滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 立山吉峯温泉 ゆ〜ランド<¥700(JAF会員は¥630)> |
写真
感想
今年の夏季休暇は久しぶりの山小屋利用で北アルプスの奥座敷へ。雲ノ平小屋予約時に夏季休暇中で唯一取れた(しかも最後の一人)日程で予定を組んで百名山四座登頂を計画。
まずは前日の7日夕方、激しい集中豪雨が降る埼玉を脱出し、ひたすら高速道路で富山へ。富山県内のサービスエリアで仮眠をしてから、5時過ぎ頃登頂開始を目処に折立へ。ところが、手前の有峰有料道が6時まで通過不可だとは知らなかったため、予定より1時間ほど遅れて登山開始。サービスエリアで起床した頃には小雨が降っていたので、あまり天気も期待できないと思っていたが、太郎平小屋まで登ってみると、周辺の山々を見渡せるほどに晴れ渡っていた。この景色を見られただけでも本当に来た甲斐があった。俄然テンション上がり、黒部五郎岳へ。道中、絶景に感動しながら写真を撮りまくるものの、残念ながら山頂ではガスが発生してしまった。その代わり可愛らしいオコジョを発見。黒部五郎小屋まではガスや霧雨のおかげでクールダウンしながら下山することができた。山小屋では早めの夕食を美味しくいただき、電波も届かずやることもないため早々に就寝へ。
翌日は山小屋での朝食後、早速三俣蓮華岳を目指した。この日も朝から快晴で、三俣蓮華岳から360度の大パノラマでした。なんて幸せなんでしょう。これから目指す鷲羽岳や水晶岳も見渡せ、足取りも軽し。たださすがに昨日からの疲れがあったのか、水晶岳への登りは水晶小屋にザックをデポしたにもかかわらず、かなりバテバテとなってしまった。水晶岳登頂後は、なんとか祖父岳を通過し、雲ノ平へ。遠くからも雲ノ平山荘を見ることができたが、これがなかなか遠かった。山荘は全体的にオシャレな雰囲気でしたが、消灯時間が21時半とちょい遅めなのが残念でした。
最終日3日目は、山荘での朝食後に歩き始めるつもりでいたが、なんとしても薬師岳に登りたいため弁当に変更してもらい、4時半頃に登山開始。徐々に空が白み始める頃、雲ノ平から薬師沢への急激な坂を下山。苔で滑りやすかったこともあり、今回の山行で最も危険な箇所だったのではないかと思えるほどでした。沢沿いの水晶小屋では水を補給させてもらい、雲ノ平山荘の弁当をいただきつつ小休憩。ここから沢沿いのルートで高天原へ行くのも楽しそうだなと思いながら、再び太郎平まで登り返し。今回の山行で最後の百名山である薬師岳へは、背中に太陽が照り付ける中での登りだったものの、沢沿いということもあり麓から冷風が供給されていたおかげで、あまり心拍数を上げることなく登ることができた。それでも薬師岳小屋で大ザックをデポ。山頂直下の登りが、急登かつ滑りやすいザレ場だったことから小屋にデポできたのは大きかった。山頂ではしばらくこれまで登ってきた山々を目に焼き付けてから11時前頃に下山開始。その直後から雲が湧きあがってきて一面ガスガスになってしまったことを考えると、朝食を弁当にしてもらったのは大正解でした。
当初、週間天気予報ではこの日程は微妙かなと思っていたが、予想を裏切り、結果、最高の山行となった。時を同じくして北アルプスに入山してた方々も幸せだったことでしょう。日本百名山73,74,75,76座目。
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