【五竜岳・鹿島槍ヶ岳】秋山シーズン!!!秋晴れの五竜・鹿島槍(八方池山荘〜唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜扇沢)
- GPS
- 48:23
- 距離
- 35.5km
- 登り
- 4,036m
- 下り
- 4,442m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:43
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 8:37
天候 | ■1日目 曇りのち雨 唐松山荘以降は、富山側は強風と雨、長野側は風も弱く曇りと天気がはっきり分かれていました。 ■2日目 晴れ時々曇り 絶好の山歩き日和!!! ■3日目 曇り 稜線は風が強かった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
青春18切符有効最終日の前日(9/10)に移動。。 その前の日までの雨の影響で、私の住む埼玉の交通機関はボロボロ。 余裕をもって、高尾着で1時間近く早い到着めどで出ていたにもかかわらず、高尾では時刻ちょうどで、ギリギリセーフ。 と思ったら、今度は倒木除去作業のため、韮崎駅で1時間弱の足止め。 結局・・・ 09:54 高尾発松本行き → 14:00 松本着の予定が14:50頃着 15:08 松本発信濃大町行き → 16:11 信濃大町着 16:36 信濃大町発南小谷行き → 17:13 飯盛着 飯盛から歩いて20分少しの、みそらののホテルで前日泊。 当日はホテルから30分ほど歩いて八方ゴンドラ駅へ。 ゴンドラとリフト2本を乗り継いで30分くらい。合計で片道1,550円。15kg以上の手荷物は、別料金がかかる模様。私は12kgだったので、料金発生せず。料金発生の場合、いくらなのかは見ませんでした。 リフトは冬場は高速リフトですが、夏場は低速運転(なぜ???)。 ■帰り 09:30 扇沢発信濃大町行きバス → 10:00 信濃大町着、1,360円 10:52 信濃大町発松本行き → 11:49 松本着 12:00 松本発あずさ16号新宿行き → 14:42 新宿着、7,650円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■八方池山荘〜唐松岳 八方池まではハイキングコース、八方池より上は登山道に分類されていました。 全体に歩きやすい道。北アルプス入門コースと言われるのも納得。 ■唐松岳〜五竜山荘 唐松山荘を出るとすぐに牛首のクサリ場。岩場のトラバースにつけられたクサリで、それほど難易度が高いとは思いませんでした。 クサリを超えると、アップダウンを繰り返しながら五竜山荘へ。 この日は景色に恵まれませんでしたので、黙々と歩いた感じ。 ■五竜山荘〜鹿島槍ヶ岳 五竜岳までは最初、ガレ場の急登。山頂直下はクサリも含めた岩場登りとなります。 五竜岳から先は岩場とガレ場がほとんど。 難易度が高い!という箇所は、多くは感じませんでしたが、気を抜けない箇所が続きます。この区間はヘルメット装着推奨ですが、装着率は半分にも満たない感じでした。 八峰キレットは、核心部はあっという間に通過。 確かに切れていて、高度感はあるのですが、クサリや足場はしっかりしていて、事前に写真等で得ていたほどの怖さは感じませんでした。「なんだ?これだけ?」という感じで拍子抜け。 八峰キレットの核心部よりも、ほかの場所の方が、よほど注意が必要ではないかと・・・ 全体に、下りでそれほど苦労したところはありませんでしたが、登りは岩登りも多く、かなり急なところが多くあります。 逆コースだとシンドイのかなあ、と思います。 ■鹿島槍ヶ岳〜種池山荘 鹿島槍ヶ岳の山頂直下はガレ場。その後は気持ちのよい稜線歩きが中心。 鹿島槍ヶ岳の山頂から下るところでは、ライチョウさんも見かけました。 冷池山荘近辺は森林限界の下。 爺ヶ岳も山頂直下はガレ場ですが、普通に気を付けて歩けば、危険というところではありません。 爺ヶ岳から種池山荘の間、すでに葉が染まっており、紅葉が見事でした。 ■種池山荘〜扇沢 種池山荘を出るとすぐに森林限界の下で、樹林帯歩き。それでも、木々の間から展望を楽しむことができます。 よく整備された道です。一部、滑落注意の看板が出ている箇所はありますが、普通に気を付ければ大丈夫かと。 今回は2泊コースでしたが、1泊でも行けるかな、という感想。 ヤマレコを見ていると、日帰りの方もいらっしゃいますが、かなりの健脚だと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック(40ℓ)
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
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感想
本来、こういうログって後から見る人のためにも情報の鮮度が大事だと思っております。ですので、普段は下山の翌日にはアップすることを心掛けております。
が、今回は大きくアップが遅れてしまいました。
9月は・・・
・そもそもシルバーウィークの影響で営業日が少ない
・そのうえ、出張なりイベントが相次いでしまった
・さらにその状態で、この山行のために2日の休暇
ということで、当然のことながら、平日に仕事にしわ寄せが・・・
忙しくなってしまい、ヤマレコに割く時間がなかった次第。。。
■前日まで
元々は、唐松〜五竜〜鹿島槍〜針ノ木を4日で縦走の予定。
が、大雨と出発前夜、帰宅が午前だったこともあり、針ノ木は断念して白馬前泊の2泊3日コースに変更。
大雨の影響で紆余曲折はありながらも、前日に白馬入りして前泊。
■1日目(9/11)
翌朝はいい天気。唐松方面もくっきりと見えています。
が、みるみるうちに雲が・・・
八方池では期待していた逆さ白馬三山は拝むべくもなく。
唐松山頂について、稜線に出ると、突如の強風と雨です。長野側は雨はなく、丸山ケルン等の一部を除いて風もなくだったので、稜線をはさんでかなり、天気が違っていたようです。
唐松岳は展望を望むべくもなく。翌日は晴れ予報だったため、この日は移動日と割り切って、五竜山荘に向かいます。
牛首のクサリ場はトラバースが中心。雨で岩が濡れてはいたものの、気を付けていけばさほど怖さは感じません。
牛首を抜けると稜線歩き。ですが、景色もないので黙々と歩き、気が付いたら五竜山荘という感じ。
さっさとビールを飲み始め、いい感じになった夕方に外に出ると、大町方面の雲が取れてきて夜景がきれいに見えます。
平日ということもあり、山荘はかなりゆったり。宿泊者は1回の食事(夕食はやっぱりカレー)で済むくらいでしたので、全部で30名弱くらいだったでしょうか。気持ちよく眠ることができました。
■2日目(9/12)
翌朝、目が覚めて外に出ると、気持ちがいいくらいに晴れています。
5時に並ぶこともなく、朝食にありつけますので、食べた後は外に出てご来光を待ちます。写真にもあるとおり、素晴らしいご来光を堪能しました。
その後は準備をして五竜岳から鹿島槍に向かいます。
五竜岳の頂上は少し、風が強かったものの、気持ちよく晴れていて景色を堪能難所と言われている五竜岳から八峰キレットに向かいます。
五竜岳からしばらくは岩場の急斜面。下りということもあり、ゆっくり慎重におります。逆に、体重移動だけしっかりと意識して、ゆっくり正確に行けば、それほどの怖さは感じません。
同じような道を歩き続けると、急にキレット小屋が目に入ります。ここで早めの昼食を取りつつ休憩して、八峰キレットの核心部へ。
が、確かに高度感はあるものの、難易度の高いところもなく、あっという間に通り抜けて拍子抜け・・・
難易度という点では、前後の五竜岳からの道、鹿島槍北峰に向かう道の方が高かったように思います(この辺りは主観もありますので・・・)。
いずれにせよ、やっぱり気をつけながら鹿島槍北峰へ。
到着したのはちょうどお昼どきでしたが、ほとんど雲も出ておらず、いい天気。周りに人もおらず、周囲の景色を堪能。
そのまま、雲が出る前にと南峰まで足を延ばします。
ここでは人こそ多かったものの、360度のパノラマ!
何をするわけでもなくボケーっと至福の時を過ごします。そして気が付いたら1時間弱・・・
冷池山荘に至る道は、人も多く整備された道。
ライチョウさんにもお目にかかり、降り始めてから沸き立ってきた雲による景色を楽しみつつ、小屋を目指します。
冷池山荘は、宿泊時に尋ねると「それなりに混雑している」ということ。
部屋は雑魚ベッドではなく、4名の個室。その後にギュウギュウ詰めになるかと思っていたら、4名でのゆったり宿泊でした。
同室の方はみなさん、それなりのお年のお方。みなさん、60は超えていそうな感じ。みなさんとお話ししていると、そのうちのおひとりが100名山を90近く登っているということ。それだけ登っているなら、全登しないとダメでしょう、ということで盛り上がりました。
その後は4名部屋に4名ということで、快適な夜を過ごします。
■3日目(9/13)
目を覚まして外を見ると、あらあら、ガスってますね・・・
前日、終日好天に恵まれただけでも幸せ、この日は下山のみと割りきって扇沢を目指します。
が、曇っている中でも、思わぬ景色のプレゼントはあるものですね。太陽と雲が織りなす芸術を堪能しながら爺ヶ岳を通過。
爺ヶ岳から種池山荘の間は紅葉が見事です!!!
ここは雲っているときではなく、晴れているときに行きたかったなあ・・・と思いつつ。
種池山荘から下は樹林帯で、黙々と扇沢を目指します。
この日は午前の早い段階で下山。縦走メインの日に快晴に恵まれ、それだけで感謝・大満足での下山でした。
ですが、バスと電車の接続が悪く、ここから帰宅にはかなりの時間を要しました・・・
さて、この翌週は大混雑必死のシルバーウィークです。
dai_tさん今晩は&初めまして。
数年に扇沢から五竜遠見尾根にて逆のコースで歩いたモノです。
あの五竜岳の南斜面を下りて来るのは大変だったのではないでしょうか?
お盆からこの日まで週末は余り天候が良くなかったですが、この時は先ず先ずの天気で山日和でしたね。
懐かしく楽しく山行記録拝見致しました。
お仕事の兼ね合い大変ですが今後の活躍楽しみにしています。
kintakunteさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
鹿島槍ヶ岳から五竜岳に向かうコース・・・
大変そうに思ってしまって、足が向かなさそうです。1泊2日コースを取るなら、南から向かう方が歩きやすいのでしょうが。
今年は夏の天気に恵まれなかったのは残念ですが、秋の天気には恵まれていますね。
シルバーウィークも好天でしたし、今日もよい天気で登山日和ですし。
家庭の事情で、留守番なのが残念ですが・・・
お互いに、事故がないように、今後も山歩きを楽しみたいですね。
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