はじめての八ヶ岳 (八ヶ岳山荘〜赤岳〜硫黄岳)『誤算』
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 09:12
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,910m
- 下り
- 1,896m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 9:12
天候 | 曇り 時折雨・ガス・晴れ間?・稜線上は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
やまのこ村 1,000円/日 赤岳山荘 1,000円/日 ・やまのこ村、赤岳山荘へ通じる林道はボコボコしているが、 慎重に行けば問題なさそう。シャコタン車は不可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト● ・赤岳山荘前に設置。 ●トイレ● ・各山荘・山小屋 どこも100円? ●登山道の状況● 【八ヶ岳山荘〜美濃戸山荘】 ・ほぼ未舗装の林道。やまのこ村・赤岳山荘への車の通行がある。 【赤岳近辺〜横岳〜硫黄岳近辺】 ・岩場の上下動、危険箇所多し。ヘルメットもあった方が良い。 |
その他周辺情報 | ●下山後に立ち寄った温泉● 『八ヶ岳温泉 もみの湯』 http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/mominoyu.html |
写真
(丸投げとも言う)
ーーーーーーーーーーーーーー
『木造人間 キッカイダ〜』と
『呼び込み君』… [[idea]]
[b]『呼び込み人間 キッカイダ〜』[/b]
勝手に融合させちゃいました :-o
もはや意味不明って意見も? [[sweat]]
higurasiさん、miya162さん、
ありがとうございます。
膝の具合が思わしくないUGは
北沢ルートより引き返す選択。
ここより先は単独行動になる。
急いだら硫黄岳まで周れるか?
あれが最初に目指す赤岳 [[mountain1]]
行くぞ!
UGからメールが入っていた。
[b]美濃戸山荘に12時に到着 :-o [/b]
マジか!もう駐車場辺りかも。
ここからは更に急がないと[[sweat]]
装備
個人装備 |
タオル
帽子
グローブ
防寒着
ヘッドランプ
雨具
ザックカバー
ゲイター
靴
ビニール袋
ロールペーパー
行動食・昼食
非常食
飲料
魔法瓶水筒(熱湯)
ボールペン
1/25000地形図
計画書
笛
カメラ
GPS
腕時計
携帯電話
財布
保険証
免許証
ETCカード
ファーストエイドキット
医薬品
使い捨てカイロ
日焼け止め
十徳ナイフ
予備単三電池
眼鏡
お風呂セット
|
---|---|
共同装備 |
車
|
備考 | 【反省点】 ・予習・調査不足。スタート地点が変わったことで、計画が大きく狂った。 歩行開始前から山行は始まっている。 ・風の吹き荒れる岩の稜線は、想像していた以上に危険に思えた。 【持って行けば良かったもの】 ・ヘルメット |
感想
深夜01:00前の現地到着。予定していた赤岳山荘の駐車場を目指す。
が、目の前に現れたのは改造四駆でしか行けないと思われる酷い道。
確かに道が悪いとの噂を聞いてはいたが…、この道はどう考えても車では行けない。
何となく違和感を感じつつも、八ヶ岳山荘の駐車場で二時間半の仮眠に入った。
朝、山荘を出発して事実が判明する。
深夜に通行を諦めたボッコボコの道は、全く別の道(たぶん車道でない)だったらしい。
今歩いているこの林道が正解だった。
未舗装区間も多いが、正しい操作さえすれば普通車でも問題なく走れる道だ。
時折、横を走り抜けてゆく車を羨ましそうに眺めながら歩いた
計画より1時間遅れの美濃戸山荘出発。何となく先が思いやられる
南沢ルートから行者小屋を目指す。ごつごつした岩の多い道…。
無理のないペースを意識して進むが、UGの膝の具合が良くなさそうだ。
余分の往復6km弱が仇にならないといいが…。
空は目まぐるしく表情を変える。行者小屋目前で、ぱらついていた雨は勢いを増した。
小屋の軒先で、スタートから狂ってしまった本日のプランを練り直す。
UGはこのまま赤岳鉱泉を経由し、北沢ルートから八ヶ岳山荘に戻る選択をした。
雨が上がり、ここからは単独行動になる…。
09:15 ここから阿弥陀岳に登り、硫黄岳までの稜線を全て縦走した上で
八ヶ岳山荘まで歩いて戻るには、残り時間が心許ない。
赤岳から硫黄岳までの稜線を歩いて赤岳鉱泉に下り、
そこからはUGと同じ北沢ルートで戻るのを目標とする。
1.5kmの移動距離に対して550mの標高差
赤岳山頂までの道は険しい。
この区間を1時間以内で移動できたなら、組み直した予定通りに歩けるはずだ。
頑張って歩いた甲斐もあり、何とか10:10に赤岳山頂に到着。
展望は…次回に期待しよう。
長めの休憩を済ませて歩行再開。
想像していた以上に険しく、時には危険も伴う稜線を行く。
一瞬だけガスが切れることもあるが、基本は白い景色が続く。
硫黄岳に近づくにつれてガスは濃くなっていった。風も横殴りだ。
予定より15分遅れの真っ白な山頂から赤岳鉱泉までの樹林帯を一気に下る。
赤岳鉱泉にて小休憩。UGからメールが届いてた。
「美濃戸山荘に12時に到着。」
着信から既に1時間以上過ぎてる…。そろそろ八ヶ岳山荘に着いてる頃なのかも。
休憩を短く済ませ、無理のない範囲でとにかく急げ。
美濃戸山荘から先の林道が結構辛かった
八ヶ岳山荘に無事に辿り着くことができたのは、UG到着のちょうど一時間後だった。
遅くなってしまってゴメン
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2fa0f779b76d6ea4ad5f4235bf37239bbe.jpg)
初八ヶ岳の登頂・縦走、おめでとう&お疲れ様です
我が家も何時かは『赤岳』の思いはあるのですが...北陸からは遠いのです
その遠い八ヶ岳へ行った場合のイイ意味での勉強になりました
やっぱり予習が大事なんですね 特に天候変化の時にコース変更を対応できるとか...
そしてこれも
少しでも楽したい軟弱者なので(笑)
toshiさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
上越まで北上するか米原まで南下するのか…。
言われてみると、確かに大変ですよね
今回は3つのバリエーションで計画を立てたのですが、
さすがにスタート地点の変更までは想定してませんでした
到着は深夜。乱立する無数の別荘の中を網の目の様に道が走っていて…。
初めての時は八ヶ岳山荘周辺の地形図も持っていた方が良さそうです。
林道の手前と奥との駐車場料金の差は500円/日。
出来れば奥に停めたいですよね
天候がすぐれない中、南八ヶ岳の周回ご苦労様です。林道はおそらく、二俣に分かれたところを見間違えたのでしょうか?私はいつも奥まで車で入っていたものですから。林道歩きの大変さがわかります。
南八ヶ岳周回は険しいコースですが、いいですよね。数回7月の初め頃、ツクモグサ目当てで登りました。もう少し後だとコマクサが大ダルミあたりに咲きます。この険しい山稜にいろんな花が咲くなんてと思いながら歩いてました。
お友達は残念でしたね。でも無理は禁物。またの機会があります。
sireotokoさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
今回は友人の車。ナビに従って八ヶ岳山荘の正面をそのまま東に進んでしまい、
右折、左折しながらそれっぽい道を進んで行き詰りました
畑の畝か
「かなり道が悪い」という事前情報が間違った形で作用してしまい、
正しい道の存在に気付けませんでした
岩場をよじ登ってる最中に見つける花も多かった気がします。
初夏の頃も良さそうですね。
行者小屋以降の道は想像よりもきつかったので、
今回の友人の選択は的確だったと思います。
今回見られなかった展望を、次回は楽しんでみたいです
林道歩きが長い分大変でしたね。
天候も残念でしたね。それにしてもまたもや木造人間ですか
m先生の命名期待してます。
お疲れ様でした。
higurasiさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
あの林道を歩くのは、全く想定しておりませんでした。
赤岳鉱泉からの80分の下り道…。最後の20分はちょっと辛かったです
何となく撮った木でしたが、思いもよらぬ展開に…。
キッカイダ〜
おはようございます。
八ヶ岳お疲れ様。
このルートは、いつか歩くぞと思いつつ、
なんか雰囲気の気に入っている北八ばっかり行ってしまうこの頃です。
いつかは、南八!
しっかり予習して、来年こそ行こう
良い勉強になりました。ありがとうございます
totokさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
あれ、南八ヶ岳は未踏でしたか?意外でした。
今回、登頂を見送った阿弥陀岳にも、次回は登ってみたいです。
…で、totokさんおすすめの北八ヶ岳へも(来年になるかな)行ってみたいです。
予習は重要ですね。
事前のバタバタでおろそかになってしまうことが多く、数ある反省のひとつです
キノコ教えて・・
かと思ったら違うみたいですね。
全部消しま〜す
(最近 コメ疲れが、よそへのコメントしばらく自粛予定・・・
------------------------------------------------------
え〜〜、「キノコ教えて」・・・だったとのことでしたので・・・
やはりコメントは減らすべきかも??
5 アイカワタケ
7 ヒメアジロガサモドキ?
11 ウスムラサキハツ
12 ヌメリコウジタケ??(この標高で?低いとこ?)
13 YES
68 ウツロベニハナイグチ
(経験と質感だけで判断しているモノばかりです
fuararunpuさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
お手数お掛けしてしまってすみません
いつもありがとうございます
12のヌメリコウジタケ?を見たのは、行者小屋より少し手前でした。
標高2,000m以上のところです。低地にしか出ないものですか?
13のネズミシメジは、持ってるミニガイドで偶然見つけました。
行者小屋までは花よりもキノコが目立っていた印象です。
ゴツゴツした稜線は、確かに宇宙要塞的なイメージだったかも…。
あ、雨中要塞か
hiroCさん、お疲れ様でした。
(UGさんの方がもっと大変だったのでしょうが)
初めての八ツ、ちょっと残念な結果となってしまいましたが、
八ツの面白さの一部だけでも体験できたので、どんどんとステップアップ
していって下さい。
真っ暗の中、あのコースを初めて走るのは、ちょっとわかり難いですよね。
あの往復2時間、冬場はいつもきつく感じながら歩いていますが、やっぱり
時間と体力的に何とかならないものなのかな〜と、いつも思っています。
“【持って行けば良かったもの】ヘルメット”、穂高や立山ではかなり認知
されだして皆さん着用されていますが、ここ南八ツの岩の脆さも同様なのに、
あまりにも着用率が低すぎますよね。
kameさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
もし、UGの膝痛の発生が赤岳山頂付近で起こっていたら?と考えると、
林道追加は凶ではなく、むしろ吉だったのか?と今になって思います。
膝にしても腰にしても、歩いてて痛みを感じるのは辛いですね。
体力不足や疲労による辛さとは種類が違うと思っています。
実は今、左肩が✖だったりします。
八ヶ岳山荘前を東に直進してしまい、そこからゴチャゴチャしてしまいました。
次回以降は大丈夫です
ヘルメット着用率は低かったです。全体の五分に満たなかったのでは
次回は持参しようと思います
八ヶ岳はTV『にっぽん百名山』で観ただけですけど、
長い梯子や階段が多いっていうイメージです。
ハードな山だから本当はもっとしっかり睡眠とってから
登ってくださいよ。
え~さて~、ご依頼頂きました〈丸投げ〉の件ですけれども~(写真14)
承知しました
お力になりましょう~(^-^)v
あれは間違いなく彼ですよ。
そう、『呼び込み君』です。
「おにいさん! 飲み放題付きで3000円ポッキリですよ~」
と言っている左手が見えませんか?
miya先生、こんにちは。
コメントありがとうございます。
途中の行者小屋からは勾配も大きくなり、
有名な階段やらもこの辺から現れ始めました。
さすが標高3,000m弱だけあって、
山頂目前は過呼吸状態
丸投げ君…じゃなかった
確かに緩やかなアールを描いた枝が左手に見えてきましたよ
何かに呼ばれた気がして
コイツが何なのかまではわかりませんでした。修行不足?
抽象の世界は奥が深いですね
実はhigurasiさんからも、木造人間シリーズ第二弾として、
『木造人間 キッカイダ〜』との案がありました。
お二人とも驚愕のセンスをお持ちで、いつもビックリさせられます
hiroCさん、こんばんは。
八ヶ岳の第一歩、楽しまれたようで何よりでした。
まあ「誤算」は時としてありますよね
その時、リカバリーをどうするかになりますね。
阿弥陀を外したのは、見事な選択と思いました。
赤岳、レッドシーフードヌードル、赤の植物、赤飯・・・
ヘルメット:赤を推奨です
赤に激しく反応、失礼しました(ペコリ)
s4redsさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今回、図らずも美濃戸口からでした
後から考えれば、それを逆手に取って硫黄岳から登り、
阿弥陀岳から西側に下っても良かったか…
なんて思ったりもしましたが、やはり今回のルートが正解だったと思ってます。
マージンを削った時ほど、更なる誤算が起こったりしますからね。
次回は絶景の稜線も、爆裂火口も、阿弥陀岳も全部堪能したいです
赤にも反応していただき、ありがとうございます
実は自分は赤が笑えるほど似合わなかったりします
(過去に確認済み
hiroCさん、再びこんばんは!
私も八ヶ岳はご無沙汰しちゃっているので、ぼちぼちお邪魔したいな〜と思っているのですが、なにせ遠いので・・・なんて白山よりは近いですが
天気もそこそこ良くてよかったですね
ちょっと相棒さんの具合が悪かったのを除けばGOOD JOBでした
私は4年前に八ヶ岳山荘から硫黄〜赤岳〜阿弥陀と周回しましたが、ヘロヘロでした。
それ以来は蓼科山しか訪れていません
daishohさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
八ヶ岳
友人を待たせていたので(寝てました)忙しなかったですが、
今度は好天の下、存分に歩きたいですね
帰宅後に、硫黄〜赤岳〜阿弥陀〜八ヶ岳山荘 のルート選択に気付きました。
daishohさんが4年前に歩かれたルートでしょうか?
(恐らく来年以降)北八ヶ岳も行ってみたくなりました
駐車場までの余分な歩きは
痛かったですが、それでも
この距離を、9時間とは
すごいです。
今回、阿弥陀を外されて
正解かと。
ぜひ、お天気のいいときに
また、楽しんでみて下さい。
オススメは、春のツクモグサ時期と
盛夏のころ。
なかなか、晴天狙いが
難しい山ですが、素晴らしい
山です。
komakiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
予習不足の代償の計6kmでした
「阿弥陀も行けんかなぁ〜」と、ちょっと思いましたが、
反時計回りで行く場合、地蔵尾根以降の変更はできません。
そんな時に限って更なるトラブルも起こったりしますからね。
友人が美濃戸口まで戻る中、単独での続行。
待たせてしまうことになるので、特に赤岳鉱泉以降は普段よりも急ぎましたが、
さすがに疲れました
アクセスが良いので、距離の割に短時間で現地まで行けることも分かりました。
次回こそ好天の日に。オススメの季節も狙ってみたいと思います
hiroCさん、こんばんは
あの林道、御小屋尾根から阿弥陀〜赤に登った帰りに歩きました 長いですよね
下りで使われた北沢経由だと延々林道歩きになったんじゃないでしょうか お疲れさまでした
硫黄岳のケルンはこうゆう天気の時のためにあるんですね 写真見て納得しました
イブキジャコウソウ、図鑑にはハッカのような匂いとありますが、依然嗅いだ時は僕もわからなかったなぁ
lowriderさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
そうでした。
堰堤広場から美濃戸山荘、更に美濃戸口までず〜っと続く林道。
あれがちょっとキツかったです。
ミドルカットのトレッキングシューズだと、余計にでした。
ガスの中の硫黄岳へと続く道は寂しく、あのケルン群の存在は心強かったです。
ジャコウソウの類は良い香りらしいですね。
強風の中、匂いは分からなかったですが、ちゃんと嗅いでみたいです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する