赤岳鉱泉 硫黄岳 横岳 赤岳 権現岳 小淵沢へ
- GPS
- 12:53
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,161m
- 下り
- 2,662m
コースタイム
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:05
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 10:47
天候 | 概ね好天(早朝ガスガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰宅時は小淵沢まで徒歩、特急で帰京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
横岳-赤岳間のトラバース 赤岳以南のキレットまでは急斜面の下りやトラバースあり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
硫黄岳から横岳までの稜線歩きを楽しみ、赤岳以南の険しいコースを辿ることを楽しみに、早朝4時に赤岳鉱泉をヘッデン点けて出発。
硫黄岳直下までは樹林帯を黙々とペースを上げすぎないように高度を稼ぐ。
硫黄岳はガスで眺望きかず、爆裂火口も見えずに横岳へ向かう。
iPhoneのコンパスが南北狂ってしまっていたので山頂で彷徨う。
硫黄岳山荘から横岳までは岩稜を楽しみながら一人で集中して進む。
たぶん晴れていれば眼の前にこれから登る岩稜ピークがそびえていたはずなのだが、あいにくガスと霧の中でほんの少し前だけを見ながら進む。
はしごを登って突然の横岳到着。前が全然見えなくてホントに突然。
横岳からは地蔵の頭まで東側をトラバースしたり、思いがけずに結構な下りがあったり、いつのまにか少しだけルート外れて岩登りしたりで赤岳展望荘へ。ガスも切れて眼の前に立ちはだかる赤岳頂上へ向けた急登。ほぼ全て鎖がかけてあるので一定の速度で登っていくとあっという間に頂上山荘。
赤岳ピークは狭いので早朝とはいえ多くの登山者が上がってくる。このような時はさっさと先に進むのが吉なのだが、このピークの南側に降りるのは上から見下ろすと本当に怖い。あんなに下まで岩稜帯を下っていけるのかただ不安。
足をだせば足がかり、手がかり、はしご、鎖があるので気をつけて一歩ずつ進めば問題なし。ただし、ワンミスでバランス崩して滑落したらきっと助からない。そう思うと筋肉の緊張が目立ち余計にぎこちなくなる。深呼吸をしながら確実に3点確保して下る。このルートは気軽に誰かを誘うのは出来ないな。
はるか下にはキレット小屋らしきものが見えている。うんざりするほど高度を下げてようやくキレット小屋に到着。誰もいない林間でしばし休憩。
この後は権現岳へ向かっていくつかのピークをこなして、疲れでイライラしながら踏破していく。遠くには権現岳直下の60段のはしごに張り付いている登山者が見える。
ああ、あれはテント泊装備で最後にこなすのは無理だなあと思いながらハシゴ下部に到着。下を見ると怖いので眼の前のステップだけを見ながら確実にあがる。間違っても気が付かずに誰か降りてきなさんなよと願う。
登りきって権現岳の急峻なピークが見える。今更こんな怖そうなピーク上がれるかと思っていたが、裏側にやさしいルートが続いていた。あきらめずに近づいてみて良かった。
ここからは想定外のギボシなるピークを超えて、再び神経を使う長い鎖付きのトラバースを経て青年小屋へ到着。ああ、良かった。ここまで来れば死ぬことはないでしょう。
青年小屋でラーメンすすっていると関西からの私より10才くらい上に見えるお姉様方二人が到着。明日このルートで赤岳へ進むとのこと。かなり怖かったし精神的にも体力的にも消耗したことを正直に伝え、ダメだったら早めに戻る決断をすることを勧めた。あのお二人はどうなったかな。
観音平まで樹林帯の中の岩だらけのルートを黙々と下り、今回の南八ヶ岳縦走を道の駅で締めくくった。もう二度とこんなルート通るか!と思っていたが、不思議と翌日には今度は上りで使ってみようかとも考えてしまう。
途中でみつけたバリエーションルートの立場岳から阿弥陀岳南陵も面白そうだ。来年にでも歩いてみるか。
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