秋色の裏銀座縦走路 雲ノ平・水晶岳・湯俣温泉

2015年09月19日(土) 〜 2015年09月22日(火)

• GPS: 33:25
• 距離: 53.1km
• 登り: 3,857m
• 下り: 3,846m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 2:33
• 合計: 9:18

6:55 高瀬ダム濁沢登山口
10:24 10:24 三角点
11:43 11:50 烏帽子小屋
11:59 13:39 烏帽子ひょうたん池
13:46 13:53 烏帽子小屋
14:32 15:02 烏帽子岳
15:43 15:52 烏帽子小屋
16:00 16:00 烏帽子ひょうたん池
16:13 宿泊地

2日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 1:53
• 合計: 10:57

5:21 宿泊地
8:36 9:01 野口五郎小屋
9:16 9:23 野口五郎岳
9:51 9:51 真砂岳
9:56 10:00 真砂岳分岐
11:23 11:39 東沢乗越
12:21 12:53 水晶小屋
13:23 13:23 ワリモ北分岐
13:32 13:32 岩苔乗越
14:16 14:31 祖父岳
14:45 14:50 祖父岳分岐
15:19 15:19 スイス庭園
15:44 15:53 雲ノ平山荘
16:18 スイス庭園

3日目

• 山行: 9:22
• 休憩: 1:58
• 合計: 11:20

5:09 スイス庭園
5:44 5:46 祖父岳分岐
6:10 6:17 祖父岳
6:53 6:54 岩苔乗越
7:06 7:06 ワリモ北分岐
7:54 8:32 水晶小屋
9:00 9:12 水晶岳
9:42 10:01 水晶小屋
10:36 11:06 東沢乗越
12:13 12:15 真砂岳分岐
13:18 13:25 南真砂岳
14:51 14:51 湯俣岳
16:27 16:27 湯俣山荘
16:29 湯俣温泉晴嵐荘

4日目

• 山行: 2:33
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:37

8:05 湯俣温泉晴嵐荘
9:03 9:07 名無避難小屋
10:42 高瀬ダム湯俣登山口

天候

4日間晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

19日朝6:30、七倉山荘前の駐車場は予想通り満車
手前の開いてるスペースに、道路にはみ出さないように路駐しました
七倉山荘から高瀬ダムまでのタクシー代は、往きも帰りも2,100円でした

コース状況／危険箇所等

竹村新道は、ところどころここで足を滑らせたら一巻の終わりという崩壊地が何ヶ所かありますが、注意して歩けば大丈夫でしょう。霧のときは要注意。ときどき木の根っ子に足をとられますが、ふかふかの落ち葉の道で、膝に優しく歩きやすいです。

その他周辺情報

七倉山荘の露天風呂、とても雰囲気がよくて高級旅館みたい（入浴650円）
テラスもリゾートっぽくてなごめます
http://www.webmarunaka.com/nanakura/

写真

9/19 6:37

七倉山荘前タクシーの列
6:30からのはずなのですが、SWとあってもっと早くからゲートがオープンしていたようです

9/19 6:49

高瀬ダムまで2,100円でした

9/19 7:03

最終のタクシーできて、ここで前泊する人もいるのかな

9/19 7:07

9/19 7:19

濁沢
一本橋の状態ではありませんでした

9/19 7:23

ブナ立尾根のスタート

9/19 7:25

シソの仲間かな

9/19 7:26

ノアザミ

9/19 7:26

シシウド
下のほうはまだ花が咲いていました

9/19 7:31

ツルリンドウ

9/19 8:13

9/19 8:32

9/19 8:51

ゴゼンタチバナ

9/19 8:52

木漏れ日
4日間ずっと晴れでした

9/19 9:02

9/19 9:12

秋の主役

9/19 10:49

早くも紅葉が始まっています

9/19 10:53

ヤマハハコ

9/19 10:57

紅葉が空に映え
ブナ立尾根もそれほどつらくありません

9/19 11:46

烏帽子小屋でテント受付
幕営料ひとり800円
ビール(350ml)600円

9/19 11:54

テン場のにぎわい

9/19 12:51

結局、相当離れた傾斜地を確保しました
（写ってません）

9/19 14:08

テントに荷物を置いて烏帽子岳往復

9/19 14:37

四十八池を見おろす

9/19 14:39

山頂は狭いです

9/19 15:26

翌日歩く裏銀座縦走路

9/19 15:49

チシマギキョウ

9/20 5:35

2日目の朝

9/20 5:35

色づく裏銀座縦走路

9/20 5:50

振り返ると烏帽子岳と頭に雲を載せた立山

9/20 5:50

前日は高瀬ダムから歩いてきました

9/20 6:14

三ッ岳まで来ると槍ヶ岳の姿が見えます

9/20 6:17

紅葉の向こうに立山

9/20 7:05

翌日登ることにした水晶岳

9/20 7:08

ずうっと槍を見ながらの歩き

9/20 8:45

野口五郎小屋
むかしは幕営できたのですが・・・

9/20 9:11

一輪だけ残っていたミヤマダイコンソウ

9/20 9:16

野口五郎岳山頂

9/20 9:22

野口五郎小屋を振り返る
奥の中央右に白馬岳、いちばん右は鹿島槍ヶ岳、そのあいだに五竜岳

9/20 9:34

五郎池の向こうに水晶岳

9/20 10:15

岩のあいだにチシマギキョウ

9/20 10:16

五郎池を振り返る

9/20 10:25

野口五郎岳
五郎が「ゴーロ」の意だってことがよくわかる

9/20 11:39

東沢乗越

9/20 11:53

遠くに黒部湖

9/20 12:27

水晶小屋からは槍がよく見えます

9/20 12:54

雲ノ平は本当に平らだなぁ

9/20 13:31

岩苔乗越

9/20 13:40

風に揺れるチングルマ

9/20 13:45

三俣山荘のテン場も密集

9/20 13:56

雲ノ平山荘を見おろす

9/20 15:14

スイス庭園に向かう人々

9/20 15:34

雲ノ平に着きました

9/20 15:34

雲ノ平はテン場代1,000円

9/20 15:37

チングルマ

9/20 16:11

普通のビールは売り切れ
白濁（白ビール）850円
結構おいしい！

9/20 17:44

テン場はいっぱい
テン場への分岐付近もこの密集ぶり

9/20 17:45

2日目の日が沈んでいく

9/20 18:19

とっぷりと日が暮れました

9/21 5:25

3日目の朝

9/21 6:11

黒部五郎岳が見えた

9/21 8:20

水晶小屋の混み具合スゴそう

9/21 8:32

水晶岳に向かう

9/21 9:02

水晶岳2986m
今回の最高峰

9/21 9:04

いつか歩いてみたい読売新道

9/21 9:05

水晶岳から見た薬師岳

9/21 9:05

水晶岳から雲ノ平を見おろす

9/21 9:12

鉱物採取禁止

9/21 9:12

水晶小屋
結構遠いな

9/21 12:03

9/21 12:14

竹村新道分岐までの戻りが結構長い

9/21 12:16

日に日に紅葉が進んでいるように見えます

9/21 12:41

ヤマハハコ

9/21 12:54

落葉松も黄葉してます

9/21 13:06

尾根道に沿って紅葉が

9/21 13:23

※ながいです。気をつけて！
・・・本当に長い

9/21 13:33

9/21 13:33

ちょっと甘い不思議な味

9/21 13:41

登り返しがつらい湯俣岳

9/21 14:50

山と高原地図ではCT1時間45分で温泉！

9/21 16:05

千丈沢が見えます

9/21 16:05

左から、独標、大槍、小鑓

9/21 16:15

この行程いちばんの紅葉

9/21 17:33

晴嵐荘につきました
テン場代500円入浴料500円
500mlビール800円
350mlビール600円

9/21 17:33

にぎわってるけどいままででいちばんよいテン場

9/21 17:33

なにしろ平らなのがよい

9/22 8:01

4日目の朝も晴れ

9/22 8:07

晴嵐荘の看板、文字がかわいいです

9/22 8:08

北鎌尾根への道標がありました

9/22 8:09

晴嵐荘に見送られて出発

9/22 9:03

晴嵐荘まで50分はちょっとキツい
誰かが「ウソ」と書いていました

9/22 9:24

9/22 9:35

林道終点

9/22 9:44

山ブドウ

9/22 9:49

高瀬湖

9/22 10:00

トンネルをいくつかくぐります

9/22 10:40

ようやく高瀬ダムに

9/22 11:54

七倉山荘まで戻ってきました

9/22 11:57

リゾートっぽいテラス

9/22 12:10

七倉ダムカレー1,100円
ご飯の量も十分
おいしいです

撮影機器：

LUMIX DMC-GF1 パナソニック

感想

☆Parsleycandy

北アルプスは早くも紅葉が始まっていました。今年の紅葉は、例年より一週間ほど早いようです。お彼岸の頃だとふつう立山とか白馬あたりで紅葉の始まりといったところでしょう。結構色づいていたのは運がよかった。雲ノ平は草紅葉。4日間、雨は一滴も降らず、風もなく、絶好の登山日和でした。

9月19日、七倉山荘前から高瀬ダムまでタクシー。2,100円。ゲートのオープンはが6:30ということでしたが、もっと早く開いていたようです。道理で待たずにタクシーに乗れたわけだ。

北アルプス三大急登といわれるブナ立尾根は、整備されていてとても歩きやすい。すでに紅葉が始まっていて、登りもそんなにつらく感じられません。烏帽子小屋のテン場は一人800円。水は1L200円。ビール(350ml)は600円。テン場は大混雑で、風が吹かないことを祈りつつ、小屋から10分くらい離れた誰もいない傾斜のある地面に張りました。

9月20日、前夜風は吹きませんでした。三ッ岳からは槍ヶ岳を見ながらの縦走。祖父岳から見た三俣山荘テン場は、やはり混雑。雲ノ平本来のテン場も混雑しており、山荘とテン場間分岐点付近にテント村ができていたのでそこで幕営。テン場一人1,000円。普通のビールは売り切れで、白濁というオシャレ感のあるベルギー産ビール（850円）を購入。結構おいしい。

9月21日、水晶小屋から水晶岳をピストン。ここも大混雑。狭い岩場のすれ違いは時間がかかりました。山頂は360度の眺望。水晶小屋は定員の4〜5倍の人が宿泊していたようです。竹村新道の湯俣温泉までは長い下り。ところどころ、「ここで足を滑らせたら一巻の終わり」という崩壊地あり。霧で視界が悪いときは歩きたくないです。とはいえ、それ以外は膝に優しいふかふか落ち葉の登山道。

晴嵐荘のテン場は空いてるだろうと思っていましたが、結構な数のテントが・・・とはいえ、平らな砂地を確保できました。

9月22日、高瀬ダムまでゆるやかな下り。高瀬川が高瀬湖になるあたりから、クルマも走れる林道。高瀬ダムに着くと、タクシーがぽつぽつやってくるので、シーズン中は電話で呼ばなくても大丈夫かも。

七倉山荘で入浴（650円）。お風呂は高級旅館みたいで、露天風呂の向こうに一株のカエデ。リゾート地のようなテラスで七倉ダムカレー（1,100円）を食べて帰りました。