赤岳、権現岳(キレット小屋テン泊)

2015年09月22日(火) 〜 2015年09月23日(水)

• GPS: 17:45
• 距離: 21.5km
• 登り: 2,150m
• 下り: 2,134m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 2:27
• 合計: 8:00

距離 8.5km 登り 1,384m 下り 485m

6:02 天女山上駐車場
6:15 6:16 天の河原
7:56 8:06 「ここが一番きつい」看板
8:45 9:12 前三ツ頭
9:53 9:54 三ツ頭分岐
9:59 10:11 三ッ頭
11:08 12:00 権現岳
12:01 12:30 権現小屋
12:31 12:43 縦走路分岐
13:10 13:11 旭岳
13:34 13:36 ツルネ
14:02 キレット小屋

2日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:30
• 合計: 9:32

距離 13.0km 登り 769m 下り 1,665m

5:17 キレット小屋
6:55 7:09 真教寺尾根分岐
7:11 竜頭峰
7:15 7:26 赤岳
7:27 7:36 赤岳頂上山荘
7:41 7:57 赤岳
7:59 8:04 竜頭峰
8:07 8:30 真教寺尾根分岐
11:10 扇山
11:22 牛首山
12:10 12:13 大門沢方面分岐
12:15 12:16 賽の河原
12:19 真教寺尾根登山口
12:55 羽衣池
13:15 天女山方面・たかね荘方面分岐
14:08 14:13 八ヶ岳牧場
14:43 14:46 天女山
14:49 天女山上駐車場
14:49 ゴール地点

天候

第1日　曇(ガス)のち晴れ
第2日　晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天女山上駐車場を利用
中央道長坂ICより30分程弱、トイレ有、登山届BOX有
セブンイレブン甲斐大泉西店が最終コンビニです

コース状況／危険箇所等

天女山〜権現岳については特記ありません

権現岳〜赤岳間では、キレット小屋から赤岳への登り初めに足場の悪いザレた場所があり、下りの場合には足をとられないよう注意が必要かもです。
尚、標高2,750m付近、ハシゴ上の水平道が逆層気味になっていて、短い区間ですが個人的には嫌な感じでした。(鎖あり)

新教寺尾根について、今回ルートを下りに取りましたが、高所恐怖症の相方が震えあがり、上部の鎖場ゾーンを通過するのに恐らくコースタイムの3倍超を要したと思われます。(笑)
足がかり豊富で難しい場所は無いと思いますが、慣れておられない方や高い所が苦手な方であれば、登りルートとした方が良いかと思います。(雨天時等は、あまり通過したくない場所ではありますね)

羽衣池から八ヶ岳牧場を抜け、天女山へ戻る道はぼちぼち長いので、サンメドウズ清里スキー場のサマーリフトで降りて、タクシーで車回収と言う手もありかな？(今回は歩きで戻りましたので、費用は不明です)

写真

9/22 5:48

出発前、見えているのは前三ッ頭と三ッ頭？

9/22 6:01

駐車場脇から登ります(露出失敗写真…)

9/22 6:15

少し歩くと天の河原

9/22 7:22

1900mの標識(他に1800mと2000mあり)

9/22 7:43

熊笹の中、登山道を歩く

9/22 8:06

ここが一番きつい標識(確かに斜度ありますね)

9/22 8:59

前三ッ頭に到着、ガスが抜け三ッ頭方面が見えました
左手には南ア北部も(写真撮り忘れた…)

9/22 9:01

秋だからと言う訳ではありませんが、栗ご飯お握り

9/22 9:10

アトノ尾根越しに見えるのは網笠山？

9/22 9:55

アトノ尾根への分岐に到着、2ヶ月ぶりです

9/22 9:59

三ッ頭に到着するも周りはあまり見えず

9/22 11:03

ガスの中に見える網笠山と青年小屋

9/22 11:05

権現岳まであと少し(んー、なんかウサギの耳みたいですね)

9/22 11:09

山頂手前で見かけたホシガラス、ハイマツの上を飛び回り餌を探していました

9/22 11:10

冬支度なのかハイマツの実を夢中でついばんでおり、比較的近くで写真を撮らせてくれました

9/22 11:55

権現岳に到着、今回は残念ながら眺望無し…
尚、他と記憶がごちゃ混ぜになり、手前で行き合った方に剣が新しくなっていると、違う事をお話ししてしまいました、反省(スミマセン）

9/22 12:00

キレットとの分岐に荷物をデポして権現小屋へ寄り道
奥はギボシです

9/22 12:25

ドリップコーヒーをいただきました、2名で800円也

9/22 12:29

43年4月表記の鐘、私より少し先輩です

9/22 12:34

分岐へ戻りキレット小屋を目指します、ご覧の通り山梨県側はガスの中

9/22 12:38

ゲンジ―梯子、確かに長いです…

9/22 12:41

とりあえず下ります

9/22 12:52

梯子を下ると、あとは普通の縦走路

9/22 13:01

僅かに見かけた黄色い花(ミヤマダイコンソウ？)

9/22 13:19

前方左手は阿弥陀岳です、赤岳は見えず

9/22 13:28

指導標を兼ねた遭難碑
(キレット小屋まで30分の表記でした)

9/22 13:34

途中で見かけたウラシマツツジの紅葉

9/22 13:36

ツルネに到着

9/22 13:43

キレット小屋への下りの手前です

9/22 13:47

下った先がキレット小屋ですが、結構直前まで見えません

9/22 14:04

キレット小屋に到着、奥に見えるのは大天狗
テン場は右に降りてすぐの場所(当日は数張程で空いていました)

9/22 14:25

設営完了(と言いつつ荷物の整理はこれから)、事前調べで十数張と聞いておりましたが、全くその通りで狭いです
しかし、ここ数回はトイレが遠いテン場だったので、近くでありがたや〜(簡易トイレです)

9/22 14:37

数分先にある水場、水量はちょっと細いです

9/22 15:20

キレット小屋で八峰キレット行きの計画を…(マテ)
地図はテント生活での良い読み物になりますね

9/22 15:29

テント内でゆっくりしているとヘリの音、外に出ると長野県警のヘリでした(やまびこ1号)

9/22 15:34

赤岳直下(文三郎分岐への道)、数回旋回した後に要救助者をピックアップしていました
救助の委細は分かりませんが、明日歩く方面なので気を引き締める(明日の我身)

9/22 15:43

まだ16:00前ですが夕食準備、前夜移動で寝不足気味なので、早々に夕食をとり寝る事にします

9/22 16:26

夕方には青空が戻りました、左手が明日向かう赤岳です

9/23 5:17

二日目
まずは赤岳への登りです

9/23 5:47

ルンゼ状のザレ場を歩く

9/23 5:50

雲海に浮かぶ中央アルプス

9/23 5:50

同じく御嶽山

9/23 6:01

富士山も雲海に浮かび、良く見えました

9/23 6:15

岩陰でわかりませんが、日差しの気配

9/23 6:17

三ッ頭〜権現岳〜ギボシ
後ろ手に南ア北部が顔を出す(権現の左に北岳間ノ岳、右に甲斐駒千丈ヶ岳)

9/23 6:18

だいぶ登ってきました

9/23 6:21

本日のホシガラス、こちらも食事に夢中

9/23 6:24

最初の梯子、写真はありませんが、上がって右手の水平動が逆層スラブ状で注意

9/23 6:29

個人的には、ここがキレットでは一番嫌でした

9/23 6:34

先に見える赤岳南峰、後ろに山頂(北峰)があります

9/23 6:43

越してきたキレットの全景

9/23 6:43

清里には朝雲が掛かっていました(奥は、奥秩父の山々)

9/23 6:45

お隣の阿弥陀岳

9/23 7:01

この梯子を上がると分岐です

9/23 7:03

新教寺尾根への分岐に到着、一旦通り越して山頂を目指します

9/23 7:09

見えてきた赤岳、右手には赤岳頂上山荘

9/23 7:17

文三郎分岐への下山路(昨日のヘリはこの先あたりか)

9/23 7:25

赤岳に到着(標高2,899m)

9/23 7:26

蓼科山へと続く八ヶ岳の山々、横岳の上には浅間山,四阿山

9/23 7:28

赤岳頂上山荘の入口左手を抜けると県界尾根へ
今回は戻ります

9/23 7:39

行者小屋と赤岳鉱泉が見える

9/23 7:43

山荘で山バッチを購入しました

9/23 7:49

山梨県側、朝方にあった高層の雲が抜けて青空に
写真下には県界尾根と新教寺尾根が仲良く並ぶ

9/23 8:10

分岐へ戻りました、これより下って行きます。

9/23 8:15

分岐から直ぐに鎖場開始

9/23 8:22

手掛かり足掛かりありますので困難と言う事もないのですが、高所恐怖症の相方はスタック気味(怖い思いをさせてしまいました反省)

9/23 8:23

しかし、高度感のある写真って中々取れないですね

9/23 8:30

下からみるとこんな感じ

9/23 8:32

しばらく鎖場が続きます

9/23 8:33

新教寺尾根の案内標識、10-9

9/23 8:35

お隣はバリエーションルートの天狗尾根

9/23 8:42

賑やかな長野県側と異なり、人影もまばらでした
(すれ違ったのは10組程度か)

9/23 9:03

10-8の標識

9/23 9:09

んー終わらない(苦笑)

9/23 9:17

ここであと少しと言った所です

9/23 9:26

何とか鎖場を終えて下部に
降下中ずっと見えているのは扇山か

9/23 9:52

樹林帯まで下ってきました

9/23 9:56

偶に見通しの良い場所があり(赤岳を振り返る)

9/23 10:13

10-6まで降りてきました

9/23 10:59

扇山手前で見かけたカモシカ
人慣れしているのか、悠然と歩いていました

9/23 11:07

振返り赤岳を見る、雲が湧いてきていますね

9/23 11:10

扇山に到着、ここからは下り基調です

9/23 11:21

直ぐ傍の牛首山

9/23 11:36

だいぶ雲量が増えてきました

9/23 12:10

賽の河原に到着
ここで約1900mなので、1000m程 下った事になります。

9/23 12:20

スキー場のリフトを左手に、羽衣池へ下山します

9/23 12:33

10-2になりました(10-1は見つけられず)

9/23 12:54

ゲレンデを抜けたりしながら歩き、羽衣池に到着(ここから天女山までが結構ありました)

9/23 13:12

八ヶ岳横断歩道を歩きます

9/23 13:15

林道を超え

9/23 13:28

沢を渡り

9/23 13:42

八ヶ岳牧場を横切る

9/23 13:44

「遊歩道」の案内で右に進路を取ります(直進すると牧場内の牛と戯れる事に…)

9/23 13:51

草をはむ牛たち

9/23 14:01

展望台手前の裸地

9/23 14:20

権現岳赤岳とも仲良く雲の中

9/23 14:33

天女山へ向かう道路を横切り、最後の一登り

9/23 14:47

天女山に到着

9/23 14:48

駐車場はすぐ傍、降りてからが結構長かった(苦笑)

撮影機器：

PENTAX K-5 II s PENTAX

SO-02G Sony

感想

nando

今回の連休で使えるのは後半2日間、あまり遠くには行けませんが折角の晴予報、比較的アプローチの容易な南八ヶ岳で1泊としました。
今回使った天女山からの周回コースは、権現岳と赤岳山頂付近を除けば往来の少ない静かな登山道です。時計回りに歩きましたが、高所恐怖症の相方対策で反時計回りの方が良かったかなと若干反省中。(美し森起点が良いか)
初日はガスの中を歩く時間帯が多く残念でしたが、2日目は久々青空の下歩く事ができ幸いでした。