北穂高岳【上高地-涸沢-北穂南稜】



- GPS
- 55:29
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,796m
コースタイム
二日目: 7:50涸沢-9:40南稜取付点-12:00テント場(30分休憩)-12:50南稜分岐点-13:00北穂高岳
三日目: 5:40北穂高小屋-5:50北穂分岐-6:05テント場-7:10南稜取付-8:50涸沢(40分休憩)-11:00本谷橋-12:00横尾(1時間休憩)-13:50徳沢-14:50明神-15:50上高地
天候 | 一日目:曇り時々小雨 二日目:一瞬晴れ 曇りのち雨 三日目:曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
連絡バス 往復2000円 (上高地までは約30分) |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
今回が初の北アルプス山行
ガイドブックには北アルプスの中で
比較的登り易い山と書いてあった北穂高岳を行き先に選びました。
初日は涸沢までの予定で、のんびり歩いて
涸沢ヒュッテに着いたのは4時半ごろ
テラスでは晩酌しながらガスの晴れ間を狙って写真を撮ったりして
一日目を終えました。
二日目いよいよ北穂高に見上げる登山道の急さに不安と期待を織り交ぜつつ出発
南稜取り付きまでは比較的歩き安い道との事でしたが
足元が不安定な岩くずの道に閉口、取り付き点を
過ぎればこれ以上の道がと思うと先行きがとても不安に。
行く前は一番不安だった南稜取付の鎖・はしごは意外と難なくクリア
逆に楽しいくらいでした。
ただ、その後の岩稜地帯のなれない道でばてばて^_^;
低い酸素濃度と相まって完全に体力を消耗しきってしまったみたいでした。
登り易いといわれる北穂南稜でこの有様だと他の奥穂とか槍とか他の道は一体・・・
やっぱり森林限界を超えた山というのはぜんぜん違うもんなんですね〜
(その後小屋で一緒になった人の話しだと、北穂南稜よりも
奥穂のザイテングラードの方が歩きやすいとか、
だけど大キレットを通ってくるような人たちの話、
どこまで信じてよいものか・・・・)
結局標準のコースタイムを大幅オーバーの5時間かけて北穂高山頂に到着。
着いたときは高山病と疲労でへろへろ、
情けない話、着いた感動よりも帰り無事に降りれるかの方が心配でした
小屋前のテラスでまったりとしていると雨の中、大キレットを
通過してくる人が結構いました、見ると何を根拠にここを一般登山道と称するんだと突っ込みたくなるような急峻な尾根。
通過してきた人に良くこんなとこ通ってきましたねって言うと本当だよねって答えが(笑)
通過するのに精一杯でどこがどうとかはあんまり覚えていないそうな。
恐るべし北アルプス。
期待していた星空はあいにくのお天気で次回にお預け、何かに触発されてか
次は大キレットから?という同行者はシカトですよ。
三日目は上高地まで一気に下山
前日の登りで標準コースタイムを大幅にオーバーしていたので下りはどうなることやらと思ったけれども一応3時間で涸沢まで降りてこれることができました(笑)
始めての北アルプス。
自分の経験・体力不足を痛感させられました。
丹沢では難なく山歩きを楽しめるようになっていたので
いけると思っていたんですけど、ぜんぜん違いましたね〜
高低差はおんなじでも緊張する道の連続で疲労度と酸素濃度がちがって
難易度がぜんぜん違った。
だけどすごく楽しかった!
涸沢カールと北穂小屋から見た槍と大キレットの壮大さは
まさに言葉では言い換えられないものでした。
生まれて初めて見なければわからない絶景が存在することを知りました。
今度は、もっといろんな山域の山を経験して体力つけてまた来年リベンジだ!
涸沢カール展望
天候に恵まれたのはこの一瞬だけでした
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する