双六小屋(新穂高温泉からピストン)


- GPS
- 15:10
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,248m
- 下り
- 2,251m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 8:29
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 6:39
天候 | 【10/9(金)】 晴れ 【10/10(土)】 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道158号線 安房トンネル 620円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【新穂高温泉〜小池新道分岐】 緩やかな林道歩き。 笠新道入口及びわさび平小屋に水場あり。 【小池新道分岐〜鏡平】 林道が終了し、登山道へ。 秩父沢出合の橋を渡ると、徐々に傾斜がきつくなり始めます。 シシウドヶ原から先はやや道が細くなっており、少し開けた熊の踊り場を過ぎると、鏡平直下の最後の登りが待っています。 登り切ると、木道が続いており、槍ヶ岳の眺望スポットである鏡池に到着。 槍ヶ岳を眺めながらデッキで休憩することができます。 その先へ少し進むと、鏡平山荘があり、テーブルやいす等が整備されています。 【鏡平〜弓折乗越】 鏡平山荘の先へと続く木道の先から傾斜の急な登りが始まります。 「弓折中段」の標示の先はさらに斜度がきつくなりますが、槍ヶ岳方面を眺めながら登ることができます。 【弓折乗越〜双六小屋】 弓折乗越から少し登ると稜線に出、緩やかに登りながら進んでいきます。 しばらく進むと、開けた花見平を通過、その先を下ってくろゆりベンチへ。 くろゆりベンチから登り返すと、双六岳と樅沢岳の鞍部にある双六小屋が見え、下り基調のアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。 |
写真
感想
【計画】
10月初めに日光に行った際、連休の山行計画の話になりました。
LArcさんは、新穂高温泉から笠ヶ岳、黒部五郎岳をまわる計画を立てているとのことでした。
私には、未実行の計画がありました。
三俣山荘をBCとし、鷲羽&水晶、黒部五郎を訪れるというものです。
今回、LArcさんの行程とうまく重ね合わせて楽しめるのではないかと思い、同行させていただくことにしました。
○LArcさんのレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-738082.html
【単独行】
新穂高温泉から話しながら歩いていると、あっという間に笠新道入口に到着。
笠ヶ岳へ向かうLArcさんを見送り、ここからは一人旅。
夏に歩いた道を、今度は一人で歩いていきます。
夏よりも一回り大きいザックが体に重く圧し掛かるものの、一度歩いた経験があるからか、思っていたよりも苦にはなりませんでした。
登山道から見上げる弓折岳の稜線、鏡平から見上げる槍ヶ岳…どれも私の目を奪う景色でした。
【計画変更】
友人から連絡があり、11日は大荒れの天気になるとのこと。
降雪も予想されるとのことで、10日に下山する必要がありました。
三俣山荘まで進み、翌日、鷲羽&水晶を訪れる予定でしたが、LArcさんと連絡を取り合って計画を変更し、双六小屋にとどまって翌日昼に下山することにしました。
双六小屋から見える鷲羽岳を目の前にして諦めるのは歯がゆい思いでしたが、いざ山行を終えてみると、不思議と充実感がありました。
今回訪れたピークは樅沢岳のみでしたが、そこから眺めた北アルプスの景色は本当に美しいもので、私の目を惹きつけてやみませんでした。
今度はその眺めたピークを訪れてみたいと強く思わせる眺望でした。
【食糧計画】
最長で2泊3日の山行(4人)の経験しかない私にとって、3泊4日のソロテント泊は未知の領域でした。
アルファ米や乾麺を取り入れつつも「初日の夜くらいは野菜を食べたい」「行動食のパンは余裕がないと不安だ」「晩酌のお供には…」「疲れて食欲が減退したときにはドライフルーツを…」
などとしているうちに、あれやこれやと膨れ上がり…
帰宅後に計ってみた重さから推し量るに、20キロを超えていたようです。
これを背負って歩けたことはそれなりの自信になりましたが、「適度な備え」をもう少し考えてみる必要がありそうです。
(メモ)食事予定
一日目 夜 鍋
二日目 朝 おじや
夜 パスタ(タコス風味)
三日目 朝 雑煮
夜 アルファ米
四日目 朝 味噌ラーメン
コメント
この記録に関連する登山ルート

rgzさん、こんばんは!
つい先日双六小屋にまき散らしてしまった「柿」も「落花生」も
まだ生えてきていなようで良かったです〜
小屋前から見る鷲羽岳の素晴らしさを自分も思い出しました!
何となく色々な方のレコを読んでいたのですが
11日の荒れ方はすごかったようです。
「折角新穂高まで行ったのだから…
しっかり判断されて下山されたのは素晴らしいですね!
無事に帰ってくる事が一番大事ですからね!!
自分も心に刻もうと思います!!
それにしても流石はrgzさん
食事予定がバリエーションに富んでますよね!
自分はといえば
「インスタントパスタ→棒ラーメン→アルファ米&スープ」を
日数分繰り返すだけなのですが…
最後の方は下界のごはんが食べたくて堪らなくなりますよ〜
そして…
茶色は「からせん」でしたか。
rgzさんは唐揚げだったんですね!
(前方に山賊焼が見えますね〜
お疲れ様でした!!
keiさん、こんにちはー。
コメントありがとうございます。
双六小屋まで北上したのは初めてだったのですが、稜線の向こうに鷲羽岳と双六小屋が見えたときは、かなりテンションが上がってしまい、小屋前でも暫し見とれていました。
人の目を惹き付けてやまない美しさだと思います
あ、双六小屋のテン場は、美しい砂地のままでしたよ(笑)
荒天の報を受けて、少々悩みましたが、10日のうちに下山することでピタリとLArcさんと意見が合いましたので、割とすんなり受け入れられた感じです。リベンジは必須ですけどね。
食事予定に関しては、重さも考慮した上で中身を充実…のつもりが、あれやこれやとしているうちに膨れ上がりました。
ザックに余裕があるとついつい詰め込んでしまいます。
二日目は下山のみだったのですが、二人ともお腹ペコペコだったので、噂のからせんに行ってきましたよ
あれはついついお酒が欲しくなりますね
rgzさん、こんにちは!
今期ラス?北ア
羨ましいですね〜!
双六小屋からの鷲羽岳は本当に美しいですよね!
なんだか、その先への玄関口な感じの双六小屋からも眺望。
表銀座も鷲羽岳や水晶岳も見え、槍ヶ岳はもちろんワクワク
期待に胸が膨らむ、そんな素敵な場所ですね。
この先の冒険はまたの機会になるけど、その分期待をさらに大きく膨らませられ
本当に幸せ時間ですよ!
でも、くやしさがだだ漏れなのもメッチャわかるよ〜
同期しまくりました
miouさん、こんにちはー。
コメントありがとうございます。
昨年は南でアルプス締めで今年は北で…と思っていたのですが、やはりそうそう甘いものではないようで…
でも、眺望は本当に楽しめました!
鏡平とその先では槍ヶ岳がバッチリでしたし、さらにその先で鷲羽岳が見えたときの喜びたるや
今回はお預けでしたが、これは是非とも行かねば!と想いを強くしました。
>でも、くやしさがだだ漏れなのもメッチャわかるよ〜  
改めて読み返してみると…本当にダダ漏れですね(笑)
悔しさをバネに精進します
こんにちは!
鍋キューブと焼き鳥缶と高野豆腐は必需品です(笑)
鍋の汁と残ったおむすびからおじやへ展開するのも定番ですね♪
食材(と命の水
2泊以上になると途端に生モノの積載が減る自分です
あと、ビールは小屋に頼ります。銘柄はこだわらないので
山よりメシばかり見てしまう、食い意地張りまくりのコメント失礼しました
joeさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
涼しくなって生の食材を担げるようになったので、鍋にしてみました。
温まるし、野菜は摂れるし、お腹も膨れる幸せなメニュー。
鍋キューブは割高なイメージだったのですが、そうでもなく、今後ザックに常駐しそうです。
生の食材は、日持ちしそうなものをいくらか準備しました。
パスタ用にパプリカとししとうを担いだのですが、長期となるとなかなか…
後半は缶詰や乾物で構成せざるを得ませんでした。
その中でも、高野豆腐は期待大でした。
活用レシピをぜひご教授くださいませ。
命の水は、貧乏性なもので、初日分くらいはと…
鍋には一番搾りかヱビスがいいなぁ、という、自分の首を絞める執着が…
風通しのよいテン場だったので、キンキンに冷えました(笑)
こんにちは。
夏の初めと秋の終わりの北アルプス。
すっかり面影も違っていて楽しめたのでは?
っていうか、夏は白かったんだっけ〜(^_^)
樅沢岳からの眺めは、私も懐かしく、色んなことを思い出しました。
名だたる名峰に囲まれているせいか、若干地味な印象の山だけど
その眺望は素晴らしいものがあるよね〜
rgzさんは槍方面も見えたようで、それもまたうらやましい。
そうそう。鷲羽池を見るためにジャンプはしなかったの?w
10日の素晴らしい晴天の中、北アルプスに背を向けて歩くのには、ずいぶんなエネルギーがいったでしょうね。
しかし、このお天気でも雷鳥さんは出てくるのか!
とか、細々したネタ探しも結構イイもんでしょ
無事な下山、お疲れ様でした。
多分、ベストな選択だったと思いますよ(^_^)
それにしても、rgzさんのラーメン。
いつか食べてみたいなぁ〜
美味しそうなんだよね〜
あぁ、それにスキットル先こされたー(´Д` )
muniさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
結果的に、夏とほとんど同じルートを歩くことになったわけですが、季節が変わるとこんなに変わるのかというほど、新鮮な気持ちで歩くことができました。
こんな機会じゃないとなかなか登らないだろうと訪れた樅沢岳は、周囲の名峰を眺める絶好の展望台で、その景色は圧巻でした。
結果的にはほとんどを移動で終えてしまいましたが、歩きながら眺めた景色、鳥のさえずり、色付いた山の斜面…
自分で思っていた以上に満足感が得られました。
お楽しみは来シーズンにとっておきます。
ラーメンですが、インスタントラーメンの上に野菜炒めをのせるという、いたって普通のラーメンですよ…
ぜひぜひご自分でもお試しください。
スキットルは、初めての長期縦走ということで、アルコール量の見直しを図った結果…度数の高いウイスキーを主力に置き、容器をスキットルにしてみました。
何だか大人の階段を一つ登った気分です(笑)
今後の山行の大事なお供です。
予定どおりとはいかなかったようですが…、
小池新道は夏よりよかったようで、なによりです
逆さ槍も拝めて、めでたしめでたし☆
せっかくの75リットルザックですし、
まだまだ担ぎ続けてくださいねー
wwさん、こんにちはー。
コメントありがとうございます。
弓折乗越の先、双六まで歩いてきました。
夏にご一緒させていただいたおかげで、未知の登山道も心強く歩けました。
今度は逆さ槍と逆さカモシカ君のコラボをお願いします
担ぐ方は…wwさんのレベルは難しいのですが、長期縦走でも、担げて歩けて料理もできるよう精進します。
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