紅葉の熊木沢〜蛭ヶ岳南西尾根〜臼ヶ岳南尾根〜ユーシン渓谷


- GPS
- 12:51
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,644m
- 下り
- 1,642m
コースタイム
- 山行
- 12:30
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 12:49
天候 | 高曇り、稜線北側はガス。時折稜線にガスが掛る。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
歩き慣れていないハイカーの方には、とても危険です。 ◯玄倉林道ゲート〜熊木沢出合 ゲート前駐車場に駐車。朝4時過ぎに到着。駐車車両無し 快適な林道歩き。特に危険な場所は有りません。 夜間ハイクでも危険無し。 ◯熊木沢出合〜南尾根取付き 最初と次の堰堤は右側(左岸)から越えます。 最初の堰堤は山側の旧作業道を通ります。川床を歩き続けると超えられません。 次の堰堤を越えてから、渡渉します。適当な所で超えます。 川床を歩き続けて、左に崩落道が見えたら行き過ぎです。少し戻って岸に上がる。 作業道が無くなってもそのまま進みます。 前方右手に東沢が見えてくると、作業道は左手へ曲がって高巻くようになります。 注意看板の先の沢を過ぎると、赤い自動車の広場。 ◯南尾根取付き〜最奥の堰堤 広場から右岸側の斜面へ登りトラバースして最初と二つ目の堰堤を越える。 渡渉して、左岸側を通り沢沿いに登り詰めます。 鹿道と思われる踏み跡が付いています。 ◯奥から二番目堰堤〜蛭ヶ岳 奥から二番目堰堤左岸から南西尾根へ取付きます。 全体的に石が多い急斜面なので、自然の落石に気を付けながらの登坂です。 最初は、大きな倒木のある石の斜面。 段々石が大きくなり、露岩が顔を見せる。うまく岩を巻きながら急登を登る。 右側から、段々南尾根が近づいて来ますが、その間にあるガレ場が崩れやすいので危険。 南西尾根の岩場をそのまま登り詰めます。 最後、足場の悪い3mほどのトラバースで合流します。 そのまま、南尾根を登り切ります。山頂直下のお助けロープが嬉しいです。 最後の難関、イバラ地帯を通り抜けると頂上。 ※イバラ道が歩きやすいように一部手入れされていました。有難うございます。 ◯蛭ヶ岳〜臼ヶ岳 一般登山道です。 注意:臼ヶ岳から蛭ヶ岳へ向かう際に、ミカゲ沢ノ頭で登山道の方向が変わります。 そのまま直進しないようにして下さい。ガスっている時は特に注意です。 ◯臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)〜ユーシンロッジ 注意:尾根が派生しています。現在位置と方向を確認して下山して下さい。 概ね目印のテープが有ります。無いなぁ・・と思ったらルートミスです。 ヤセ尾根を通り過ぎた1350m付近の緩傾斜で尾根が派生しています。 東側の尾根を下ります。 1250m付近でも尾根が派生。西側の尾根を下ります。 臼ヶ岳とコイタゾーリの頭との鞍部が水晶平。心和む美しい所です。 そのまま尾根を下ると、ユーシンロッジのトイレ裏に出ます。 |
写真
感想
蛭ヶ岳の堰堤群と、臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)水晶平の紅葉を見に行きました。
玄倉林道のゲート前に駐車してスタート。
熊木沢出合で明るくなっているような段取りで出発しましたが、荷物が重いので足取りも重く、予想以上に時間がかかりましたが、
そのおかげで、熊木沢ダムでエメラルドグリーンの湖面の撮影が出来る程の明るさになりました。(^_^;)
熊木沢を蛭ヶ岳に向かって歩くのは、今回が初めてです。
蛭ヶ岳が近づくに従って、気分が高まってきますね。病みつきになりそう?
そして、蛭ヶ岳というボスキャラを守る城壁みたいな堰堤群。
昔のゲーマーとして、攻略してみたい気分にさせられます。
堰堤を次々に攻略して、最後の堰堤に到達! 見晴らし良し!
丹沢で日の浅い私は、大倉尾根しか登っていませんでしたが、今年1月に初めて鍋割山稜から蛭ヶ岳の堰堤群を見て、ビックリ。あんな所に・・! あんな物が・・!!
心の奥で、きっと近くで見たいと、思っていたんですねぇ。
攻略成功・・!?
しかし、本当のボスキャラは南西尾根でした。
南尾根みたいな尾根かなぁ・・と思っていましたが、廃道でも元登山道。
それなりのコース取りがされていますが、ここはただの尾根。
しかも、急斜面で足場が悪い。滑落の危険もあるという尾根。
みやま新道よりハードです。
どのくらい? と言うと、
みやま新道は、また行ってもいいかな・・ですが、
この尾根は、もうご馳走様。 といった感じです。
安易に行ってはいけません。セルフビレイの用意が必要です。
さて、紅葉シーズン真っ只中なので、ユーシンや熊木沢の紅葉も綺麗です。
その中で、
kazikaさんのレコを見て、水晶平の紅葉が見たくなり行ってみました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-746593.html
朝日向尾根の登山コースは、逆方向だったため1350m付近でコース間違いをしてしまいました。派生尾根に乗ってしまったんですね。
先週の道間違いもあり、左に尾根が見えた時点で間違いに気付き、すぐに登り返して修正。
二週続きのコース間違いです。(T_T)
でも、行ってみて良かったです。
少し、最盛期を過ぎていましたが、カサカサの落ち葉を踏み分けながら、色付いた木々の紅葉を堪能しました。
来て良かった・・! と素直に思う。
しかも、偶然に西日が差して、スポットライトを浴びたように木々の紅葉が色めき立ちました。 絶句!
良い場所を教えてもらいました。来年の新緑の時にもまた訪れたいものです。
ユーシン渓谷では、歩き始めには暗くて撮影できなかった玄倉ダム。
なんとか撮影できました。
丹沢の長い1日を怪我もなく楽しむことが出来ました。
鹿道?にも助けてもらいながら歩くことが出来て、今日も丹沢を堪能出来た事に感謝します。
丹沢、有難う御座いました。
skywatcherさん、こんばんは。
蛭ヶ岳南陵から派生している南西尾根のアタックお疲れ様でした。
みやま新道は、比較的足場の状態が良かったからなんでしょう。
それよりもハードだということは、取り付いて間もなくの1200m付近以外は急登オンパレードで足場も不安定だったからでしょう。
だいぶ脚に来ているんじゃないでしょうか。
朝日向尾根、私なら道迷いしそうなコースです。行くときには参考とさせて頂きます。水晶平の雰囲気も味わってみたいと思いました。
ユーシンや玄倉ダムもまだ行っていないので行きたくなりました。
十分ケアーをして、またの山行を楽しみにしています。
hadahiro さん、こんばんは。
堰堤攻略ついでに、登ってみました。 が、
実は、 安易な、ついで・・じゃ、登れないところでした。土の斜面が殆んど有りません。
ガレた小石、大石、岩、岩壁・・いろんな大きさの石を堪能出来ました。
木々も密集して生えていないので、足場として、離れた木と木の間をトラバースしながら登りました。
3箇所で、ロープでの確保をして登りました。用意をしていて良かったです。
ヘロヘロ感が、蛭ヶ岳山頂の写真に表現されていると思います。(^_^;)
hadahiro さんの言われる通り、蛭の頂上で足の指腹が擦れたような違和感。
マメが出来そうな感じでした。 きたのは脚ではなく、足の裏でした。
その他は、毎週登山のおかげでおっちゃん元気!
丹沢の行きたい所がどんどん増えて・・大変です!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-489101.html
明日は、このレコを参考にさせて戴き、戸沢付近を徘徊してみようかな・・。
コメント有難うございました。 では、また。
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