地蔵尾根〜蛭ヶ岳〜源蔵尾根周回


- GPS
- 10:26
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,719m
- 下り
- 1,718m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:14
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
ポール
ヘルメット
ハーネス
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
セルフビレイランヤード
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ツェルト
ロープ
|
感想
孫右衛門谷ゲート前に駐車。既に3台の車が停まっている。小洞トンネルの先の崩落箇所の状況が心配だったが、行ってみると林道に覆い被さっていた岩は取り除かれきれいに修復されていた。帰りが遅くなりヘッデンになっても安心だ。大栂橋の先の土石や檜皮橋手前の倒木もきれいに片付けられている。広河原入口までは40分程で到着した。彦右衛門谷左岸の斜面を下って第2堰堤の上まで降り、左奥にあるステップで下り、第1堰堤上で右岸に渡り河原に降りる。神ノ川を渡渉し右岸に渡り河原を進むと岩の壁に阻まれる。岩壁をへつり岩水沢出合を越えると地蔵尾根の取付がある。
以前は正面の立木に赤い字で「地蔵おね」と書かれた札がぶら下がっていたが、今は土砂の上にある。色褪せたトラロープが垂れ下がっているが、そろそろやばそうだ。トラロープを使って垂直な岩壁を登ると浮石だらけの急坂が始まる。この急坂がこのルートの最大の難所だ。落石に気を付けながら這うように高度を上げ、40分程で馬酔木平に到着した。
ワイヤーケーブルが放置された造林小屋跡を過ぎミヤマシキミの群生地を越えると岩の突き出たやせ尾根に変わる。第1峰、第2峰は左から巻き、折り返して岩尾根を登ると剣の刺さった第3峰の頂上に出る。剣の峰、剣の刃渡り、カニのよこばい、吹上屏風と次々と現れる地蔵尾根の名物ポイントを通過すると、展望が開ける。尾根にはピンク色のきれいなミツバツツジが咲いていた。15分程登ると鹿落しが現れ、更に20分ほどで地蔵岳に到着した。以前は鍬やたこの松などもあったが、今は見当たらない。
地蔵岳から蛭ヶ岳方面に下り、鹿柵の切れ目から左の斜面を下って一般登山道に出た。地蔵岳から1時間20分ほどで蛭ヶ岳山頂に到着した。あいにくの曇り空で展望は無い。風も強く山荘の裏に回って昼食を取る。
下りは西尾根から臼ヶ岳に向かう。西尾根は鎖場が多い厳しいルートだ。西尾根を下った鞍部からミカゲ沢ノ頭までの登り返しが結構きつい。臼ヶ岳のベンチを右に折れて急坂を下り、何度かアップダウンを繰り返すと金山谷乗越に辿り着く。アルミの桟道を渡り木の階段を下って上ると源蔵尾根の分岐がある。左カーブの立木に結びつけられた源蔵尾根の手書きの札を確認し斜面を下る。直ぐに崩壊地が現れ慎重に通過する。源蔵尾根の下りはじめは、尾根を真っ直ぐ進まず途中から斜面を下る箇所が何箇所かあり道迷いし易い。やがて感じの良いブナ林が現れ、なだらかな歩きやすい径に変わる。馬酔木の多い尾根を通り、檜林の斜面を下って彦右衛門谷の第4堰堤の上に出た。
広河原から地蔵尾根〜蛭ヶ岳〜源蔵尾根と辿る銀杏葉の形をした丹沢バリ定番の周回コース。7年ぶりに歩いたが、コースタイムは1時間程遅くなっている。地蔵尾根の登り始めの急坂もきついが、蛭ヶ岳西尾根から金山谷乗越までのアップダウンが思いのほか堪えた。体力も衰えてきている。
コメント
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かなり前に一人で登ってると、剣の刺さった辺りで大型犬が2頭こちらに近づいてくる。
直ぐ後の猟師が「こら!」と犬を叱っていたけど怖かったのを思い出した。
「鹿落とし」は記憶に無いけど、地形も結構変わったのだろうと思います。
蛭が岳から源蔵尾根までの幾つも出て来るアップダウン!…バリの後では厳しすぎますね。
源蔵尾根の地形の変化に驚きです。
山は生きてますね。
貴重な情報を有難うです。
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