ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8109449
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 北鎌尾根から

2025年04月29日(火) 〜 2025年05月02日(金)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
どやや74 その他1人
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
70:06
距離
47.3km
登り
3,240m
下り
3,246m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:09
休憩
1:23
合計
9:32
距離 19.6km 登り 1,267m 下り 941m
7:49
32
8:21
8:31
6
8:37
36
9:20
9:25
13
9:38
39
10:17
10:28
3
10:31
8
10:39
10:42
5
10:47
10:48
37
11:25
11:26
13
11:39
11:42
10
11:52
32
12:24
12:50
35
13:25
37
14:02
14:04
105
15:49
16:10
71
2日目
山行
11:29
休憩
2:54
合計
14:23
距離 4.6km 登り 1,403m 下り 369m
4:04
177
7:01
7:12
315
12:27
15:10
197
18:27
宿泊地
3日目
山行
12:13
休憩
5:45
合計
17:58
距離 21.9km 登り 553m 下り 1,911m
4:26
356
宿泊地
10:22
14:03
16
14:19
14:39
21
15:00
15:01
20
15:21
15:22
18
15:40
27
16:07
16:08
16
16:24
16:49
28
17:17
17:18
8
17:26
17:33
10
17:43
17:44
52
18:36
19:03
50
19:53
15
20:08
20:28
2
20:30
20:31
49
21:20
21:22
6
21:28
21:45
39
22:24
4日目
山行
0:56
休憩
0:03
合計
0:59
距離 1.2km 登り 1m 下り 6m
4:57
43
5:40
5:43
12
5:56
ゴール地点
天候 4月29日 晴れ 北西の風やや強め(気温低め)
4月30日 快晴 北西の風 のち 微風(日中から気温高め)
5月1日 快晴 無風 のち 南東の微風(朝から気温高め)
5月2日朝 くもり 
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
北九州〜あかんだな駐車場 マイカー移動
あかんだな駐車場〜上高地BT バス利用
コース状況/
危険箇所等
積雪量は昨年(2024年GW・北鎌沢右俣上部で敗退)より多かったです。初のコンプリートなので、評価はでませんが、全体的にはメリットが多かったと感じます。(沢がデブリで登りやすい、岩の乗越しやザレ場が雪に覆われているなど)
その他周辺情報 ・夜遅くに上高地に下山し、タクシーで駐車場に戻ろうかと思いましたが、上高地のタクシーは18時頃が最終受付とのこと。
・上高地食堂の朝定食(和洋・各1300円)
・平湯の湯(男女別露店、入浴料300円)・・・駐車場が6台程度で競争率高い
予約できる山小屋
横尾山荘
あかんだな駐車場にて。
マスクは日焼け防止と過換気防止兼用。
昨年冬靴での平坦路往復20kmが苦痛過ぎたので、横尾まではワークマン靴で楽に歩きます。その分背負う荷物は1.8kgほど増えますが・・・。
2025年04月29日 07:00撮影
4/29 7:00
あかんだな駐車場にて。
マスクは日焼け防止と過換気防止兼用。
昨年冬靴での平坦路往復20kmが苦痛過ぎたので、横尾まではワークマン靴で楽に歩きます。その分背負う荷物は1.8kgほど増えますが・・・。
昨年私の体調不良で敗退したのに小言ひとつ言わず、今年も快く装備と体力の準備をしてスタート地点に立ってくれたNさんには感謝しかありません。
2025年04月29日 07:40撮影 by  SH-M12, SHARP
1
4/29 7:40
昨年私の体調不良で敗退したのに小言ひとつ言わず、今年も快く装備と体力の準備をしてスタート地点に立ってくれたNさんには感謝しかありません。
出発から3時間、横尾にて。この日は祝日だけど、翌日から平日が3日続くので人は少ない。
2025年04月29日 10:22撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 10:22
出発から3時間、横尾にて。この日は祝日だけど、翌日から平日が3日続くので人は少ない。
往路はいつも元気。横尾の手前から雪道になりました。
横尾で脱いだワークマン靴は一ノ俣の橋の脇に雪に埋めてデポ。
2025年04月29日 10:26撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 10:26
往路はいつも元気。横尾の手前から雪道になりました。
横尾で脱いだワークマン靴は一ノ俣の橋の脇に雪に埋めてデポ。
登山道の崩落個所を通過。
2025年04月29日 12:04撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 12:04
登山道の崩落個所を通過。
槍沢ロッヂ。Nさんは明神、横尾、槍沢ロッヂと、3本目の缶ジュース。しっかりお金を落として偉い。
ボトルはカシューナッツと柿ピーのミックス。即効性は無いけど重量あたりのエネルギーが高くて腹持ちがいい。その右の食料袋には3泊6食と4日分の行動食。軽量化の努力はしているが、基本大食いの私は食料を減らすことはしない。
2025年04月29日 12:30撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 12:30
槍沢ロッヂ。Nさんは明神、横尾、槍沢ロッヂと、3本目の缶ジュース。しっかりお金を落として偉い。
ボトルはカシューナッツと柿ピーのミックス。即効性は無いけど重量あたりのエネルギーが高くて腹持ちがいい。その右の食料袋には3泊6食と4日分の行動食。軽量化の努力はしているが、基本大食いの私は食料を減らすことはしない。
このときは飲み水をドラム缶に入れて置いてくれていました。(帰りは蛇口から出ました)
2025年04月29日 12:27撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 12:27
このときは飲み水をドラム缶に入れて置いてくれていました。(帰りは蛇口から出ました)
槍沢ロッヂにてアイゼン装着。槍沢を登っていく。
2025年04月29日 13:22撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 13:22
槍沢ロッヂにてアイゼン装着。槍沢を登っていく。
もうすぐ槍沢大曲。2回目なので水俣乗越がどれなのかは見れば分かる。
2025年04月29日 13:42撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 13:42
もうすぐ槍沢大曲。2回目なので水俣乗越がどれなのかは見れば分かる。
水俣乗越へ向けて右側の斜面に取りつく。
2025年04月29日 14:29撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 14:29
水俣乗越へ向けて右側の斜面に取りつく。
今年もしんどかったが、どうにか
2025年04月29日 16:00撮影
1
4/29 16:00
今年もしんどかったが、どうにか
水俣乗越に到着。
2025年04月29日 16:04撮影 by  SH-M12, SHARP
1
4/29 16:04
水俣乗越に到着。
水俣乗越からの下りは地吹雪と踏み抜き地帯でどうなるんやろと思ったが、傾斜が緩むと踏み抜きも無くなり、雪が多くゴーロ歩きも無かったので、あっと言う間に北鎌沢出合に着いた。
2025年04月29日 17:25撮影 by  SH-02M, SHARP
1
4/29 17:25
水俣乗越からの下りは地吹雪と踏み抜き地帯でどうなるんやろと思ったが、傾斜が緩むと踏み抜きも無くなり、雪が多くゴーロ歩きも無かったので、あっと言う間に北鎌沢出合に着いた。
明日は2時起き4時出発だ。飯食ってさっさと寝ますよ。
2025年04月29日 19:29撮影 by  SH-M12, SHARP
4/29 19:29
明日は2時起き4時出発だ。飯食ってさっさと寝ますよ。
翌朝。夜は多少風もあったが、しっかり眠れた。
2025年04月30日 03:55撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 3:55
翌朝。夜は多少風もあったが、しっかり眠れた。
出発です。
2025年04月30日 04:00撮影
4/30 4:00
出発です。
北鎌沢右俣登攀中。下部はデブリ、上部は雪崩れたあとの薄い雪の層。ほとんどがジグザグで立って登れて快調だった。
2025年04月30日 05:42撮影 by  SH-M12, SHARP
1
4/30 5:42
北鎌沢右俣登攀中。下部はデブリ、上部は雪崩れたあとの薄い雪の層。ほとんどがジグザグで立って登れて快調だった。
昨年のダウンした私にとっての核心なので、無理せずゆっくり確実に登ります。
2025年04月30日 05:30撮影
4/30 5:30
昨年のダウンした私にとっての核心なので、無理せずゆっくり確実に登ります。
昨年敗退した場所も通過。
2025年04月30日 05:53撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 5:53
昨年敗退した場所も通過。
沢が分岐するので左へ。
2025年04月30日 06:00撮影
4/30 6:00
沢が分岐するので左へ。
稜線はすぐそこ!
2025年04月30日 07:18撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 7:18
稜線はすぐそこ!
ようやく北鎌尾根に立った!
こんなに早く終わるとは思わなかった。
2025年04月30日 07:21撮影
4/30 7:21
ようやく北鎌尾根に立った!
こんなに早く終わるとは思わなかった。
休憩を入れたのち、縦走開始。
2025年04月30日 07:40撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 7:40
休憩を入れたのち、縦走開始。
標高が上がっているからなおさらキツイ。休憩からの動き出しが特にキツイ。
2025年04月30日 08:18撮影
4/30 8:18
標高が上がっているからなおさらキツイ。休憩からの動き出しが特にキツイ。
楽しいけど雪の斜面はゲンナリする。
2025年04月30日 08:20撮影
4/30 8:20
楽しいけど雪の斜面はゲンナリする。
Nさんのトレースを忠実に踏んで体力温存♪
この時間は北西風が強くNさんも躊躇していたけど、その後予報どおり風は収まった。
2025年04月30日 08:53撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 8:53
Nさんのトレースを忠実に踏んで体力温存♪
この時間は北西風が強くNさんも躊躇していたけど、その後予報どおり風は収まった。
10m登っては30秒止まって息を整える感じ。
2025年04月30日 09:30撮影
4/30 9:30
10m登っては30秒止まって息を整える感じ。
テントを張った跡地。先行者の足跡もあってルーファイでは助かりました。
2025年04月30日 09:54撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 9:54
テントを張った跡地。先行者の足跡もあってルーファイでは助かりました。
自分たちのトレースが付いた雪稜。
2025年04月30日 09:57撮影 by  SH-M12, SHARP
2
4/30 9:57
自分たちのトレースが付いた雪稜。
下りは岩場より雪壁の方がラクで安全と思う。
2025年04月30日 10:30撮影
4/30 10:30
下りは岩場より雪壁の方がラクで安全と思う。
独標が見えた。
2025年04月30日 11:03撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 11:03
独標が見えた。
独標の核心である1ピッチ目のルンゼを確認。
2025年04月30日 11:32撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 11:32
独標の核心である1ピッチ目のルンゼを確認。
ルンゼの手前の立木でセルフをとってNさんをビレイ。
2025年04月30日 11:56撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 11:56
ルンゼの手前の立木でセルフをとってNさんをビレイ。
フォローでルンゼ最後の乗り上げをしようとする私。ルンゼ内は中間支点は取れるもののシャバシャバ雪の急傾斜で微妙な感じでした。
2025年04月30日 12:20撮影
1
4/30 12:20
フォローでルンゼ最後の乗り上げをしようとする私。ルンゼ内は中間支点は取れるもののシャバシャバ雪の急傾斜で微妙な感じでした。
独標2ピッチ目の岩登りを終えてNさんをビレイ中。背後は後立山方面じゃないかと思うけど良くわからない(笑)
2025年04月30日 12:54撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 12:54
独標2ピッチ目の岩登りを終えてNさんをビレイ中。背後は後立山方面じゃないかと思うけど良くわからない(笑)
独標3ピッチ目も岩メインの簡単なピッチ。
2025年04月30日 12:58撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 12:58
独標3ピッチ目も岩メインの簡単なピッチ。
あとは
2025年04月30日 13:40撮影
4/30 13:40
あとは
雪の斜面を上れば
2025年04月30日 13:50撮影
4/30 13:50
雪の斜面を上れば
独標到着です。ようやく大槍を見ることができます。
2025年04月30日 13:59撮影 by  SH-M12, SHARP
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4/30 13:59
独標到着です。ようやく大槍を見ることができます。
Nさんは「あれが〇〇岳で・・・」と言いますが私にはさっぱりわかりません。でもいい景色です。
2025年04月30日 14:04撮影 by  SH-M12, SHARP
4/30 14:04
Nさんは「あれが〇〇岳で・・・」と言いますが私にはさっぱりわかりません。でもいい景色です。
その後、16時前までで適地を見つけて2日目行動終了。
北鎌はいい間隔で適地がありますが、混んでいるときは競争になるかもですね。
2025年04月30日 17:14撮影 by  SH-M12, SHARP
1
4/30 17:14
その後、16時前までで適地を見つけて2日目行動終了。
北鎌はいい間隔で適地がありますが、混んでいるときは競争になるかもですね。
翌朝。風の無い静かな夜でした。
2025年05月01日 04:55撮影
1
5/1 4:55
翌朝。風の無い静かな夜でした。
2025年05月01日 04:59撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 4:59
日の出を見てから行動開始。
2025年05月01日 04:59撮影 by  SH-M12, SHARP
1
5/1 4:59
日の出を見てから行動開始。
準備運動なしに岩稜歩行とか絶対にあぶないと思う。。。
2025年05月01日 05:20撮影
5/1 5:20
準備運動なしに岩稜歩行とか絶対にあぶないと思う。。。
一つ目の懸垂下降ポイント。
2025年05月01日 06:29撮影
5/1 6:29
一つ目の懸垂下降ポイント。
岩屑の散らばった逆相の急斜面。確かに懸垂じゃないと怖い。
2025年05月01日 06:30撮影
5/1 6:30
岩屑の散らばった逆相の急斜面。確かに懸垂じゃないと怖い。
次はコルから一旦クライムダウンして
2025年05月01日 07:04撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 7:04
次はコルから一旦クライムダウンして
雪面を左にトラバースしてピークを巻く。
シャバめの雪なのでしっかり蹴り込む。
2025年05月01日 07:09撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 7:09
雪面を左にトラバースしてピークを巻く。
シャバめの雪なのでしっかり蹴り込む。
この日も登ったり下ったり。
2025年05月01日 08:27撮影
5/1 8:27
この日も登ったり下ったり。
2回目の懸垂下降地点。多数の残置ロープが岩に巻かれているので容易に分かる。
2025年05月01日 08:40撮影
1
5/1 8:40
2回目の懸垂下降地点。多数の残置ロープが岩に巻かれているので容易に分かる。
あとは大槍まで概ね登り。
2025年05月01日 09:05撮影
5/1 9:05
あとは大槍まで概ね登り。
2025年05月01日 09:05撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 9:05
小槍、孫槍、北西陵が良く見える。
2025年05月01日 09:30撮影
5/1 9:30
小槍、孫槍、北西陵が良く見える。
北鎌平到着。ここに泊まりたかったけど、昨晩のビバーク地点から既に4時間半。我々ではなかなか難しそうです。
休憩時間をとってからいよいよ大槍に登ります。
2025年05月01日 09:32撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 9:32
北鎌平到着。ここに泊まりたかったけど、昨晩のビバーク地点から既に4時間半。我々ではなかなか難しそうです。
休憩時間をとってからいよいよ大槍に登ります。
腐った残置ハーケンのある岩場についたらロープを出して
2025年05月01日 10:15撮影
5/1 10:15
腐った残置ハーケンのある岩場についたらロープを出して
ホールドスタンス豊富な凹部を登ります。特に難しいことはありません。
2025年05月01日 10:20撮影
5/1 10:20
ホールドスタンス豊富な凹部を登ります。特に難しいことはありません。
というか、ビレイ中は大休止なのでむしろラク(笑)
Nさんも余裕。
2025年05月01日 10:25撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 10:25
というか、ビレイ中は大休止なのでむしろラク(笑)
Nさんも余裕。
以後5ピッチをつるべでリード。切り方によっては4ピッチで行けたかも。
2025年05月01日 11:00撮影
5/1 11:00
以後5ピッチをつるべでリード。切り方によっては4ピッチで行けたかも。
3ピッチ目も凹部
2025年05月01日 12:00撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 12:00
3ピッチ目も凹部
後から見ると面白い岩の廊下ですね(笑)
2025年05月01日 12:17撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 12:17
後から見ると面白い岩の廊下ですね(笑)
短いピッチを上ったらNさんがスノーバーで支点を取ってた。
2025年05月01日 12:00撮影
5/1 12:00
短いピッチを上ったらNさんがスノーバーで支点を取ってた。
山頂での話し声が聞こえて5ピッチ目はチムニーで支点が取れる凹部の岩登り。
2025年05月01日 12:57撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 12:57
山頂での話し声が聞こえて5ピッチ目はチムニーで支点が取れる凹部の岩登り。
最終ピッチをビレイする私。ここは足場がラクだった。
2025年05月01日 13:00撮影
5/1 13:00
最終ピッチをビレイする私。ここは足場がラクだった。
最終ピッチは最初は思い切りよく足を上げてスタンスを捉え、その後は不安定な岩に注意しながらの登りでした。
2025年05月01日 13:25撮影
5/1 13:25
最終ピッチは最初は思い切りよく足を上げてスタンスを捉え、その後は不安定な岩に注意しながらの登りでした。
3回目の槍登頂は祠の裏から。
2025年05月01日 13:20撮影
5/1 13:20
3回目の槍登頂は祠の裏から。
終わったー。
2025年05月01日 13:27撮影 by  SH-M12, SHARP
3
5/1 13:27
終わったー。
2日がかりで踏破したたった3.5kmの北鎌。
2025年05月01日 13:31撮影
1
5/1 13:31
2日がかりで踏破したたった3.5kmの北鎌。
あとは整備されたルートだ!
2025年05月01日 13:38撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 13:38
あとは整備されたルートだ!
ありがとうございました。
2025年05月01日 13:40撮影
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5/1 13:40
ありがとうございました。
はしごを下りて
2025年05月01日 13:43撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 13:43
はしごを下りて
鎖場を下りて
2025年05月01日 14:15撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 14:15
鎖場を下りて
安全地帯だー
2025年05月01日 14:25撮影
5/1 14:25
安全地帯だー
初槍の時と同じCCレモンで祝杯。
2025年05月01日 14:35撮影
1
5/1 14:35
初槍の時と同じCCレモンで祝杯。
くー
2025年05月01日 14:35撮影
5/1 14:35
くー
尻セードも入れながらあっと言う間に下る。
2025年05月01日 14:48撮影 by  SH-M12, SHARP
1
5/1 14:48
尻セードも入れながらあっと言う間に下る。
2025年05月01日 14:50撮影 by  SH-M12, SHARP
5/1 14:50
徳沢園にて休憩中。横尾でこの日の行動時間が14時間を超えるとNさんの歩行もはっきり遅くはなった。22時頃上高地に下山。
2025年05月01日 20:10撮影
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5/1 20:10
徳沢園にて休憩中。横尾でこの日の行動時間が14時間を超えるとNさんの歩行もはっきり遅くはなった。22時頃上高地に下山。
平湯の湯。翌朝はバスターミナルの食堂で朝食をとり、バスで移動後4日ぶりの湯に浸かった。
2025年05月02日 08:23撮影 by  SH-M12, SHARP
5/2 8:23
平湯の湯。翌朝はバスターミナルの食堂で朝食をとり、バスで移動後4日ぶりの湯に浸かった。
撮影機器:

装備

個人装備
冬山テン泊装備 クライミング装備 ダブルアックス
共同装備
8ミリ50mロープ テント

感想

昨年のリベンジで今年も北鎌に挑戦し、無事踏破することができました。

予報どおり2日目と3日目は好天に恵まれ、逃げ場のない尾根を快適に抜けることができました。

昨年は北鎌沢右俣登攀中に目まい、ふらつき、呼吸苦が発生し、敗退しました。
その前年の剱岳源次郎尾根踏破の自信から、ナメた準備をしていて敗退したので、今年はトレーニングも現地でのペース配分もしっかり考えて臨みました。

「北鎌に必要なものの第一は体力、次にルーファイ能力。」と、どこかのガイドさんが言っていましたが、本当にそのとおりだと思います。個々の難易度的には、難しいものはありませんが、夜明け前から夕方まで、そこそこの緊張感の中で行動し続ける体力は必要です。ルーファイについては、今回は先行者のトレースがあったので、楽ができましたが、なければもう少し集中力を上げる必要があったと思います。

昨年のくやしさがあっただけに、北鎌のコルに登り上がった時点で既に嬉しかったですし、独標に着いた時も嬉しかったです。槍ヶ岳山頂についたときは踏破した嬉しさと、「もう登らないでいい」「整備されたルートを歩けばいい」という安堵感でなんとも言えない最高の気分でした。

「北鎌尾根」といえば、別に難易度が日本一ではないのですが、歴史的に名高いルートですので、今後確実に体力も低下していく中で自分にとって一つの到達点として大切な思い出になると思います。

【以下個人的備忘録】
■持って行ったが使わなかったもの
 ダウンジャケット、ハードシェル上着、厚手のタイツ、バラクラバ、ハーケン、竹ペグ
■持って行って活用したもの
 (2人で)スリング5本、スノーバー1本、ヌンチャク2本、カム(0.4、0.5、0.75)
 WMのメッシュベスト、WMのシューズ、ダイソーの腕カバー(肩まで)
■欲しかったもの
 日焼け防止用の薄手のフェイスガード、サングラス
■食料について、残った食料は遅延予備日分ぴったりの量だった。
■モバイルバッテリー(13800mAh)残量37%
 デジタル簡易無線機(IC-DPR4)2台をもう1回満充電は十分可能。
■出発時負担重量25.5kg(うち冬靴1.8kg)

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コメント

お疲れさまでした。
湯俣入山で4/26から北鎌尾根に取付きました。
おそらくトレースとテント跡は自分のもので間違いないかと思います。
独標を千丈沢側のルンゼから登ろうとしたのですが、雪から岩への離陸ができず、諦めました。
お二人は稜線近くの天上沢側のルンゼを登られたということで合っていますか?
2025/5/12 20:41
ohayojiroさん
独標は稜線から少し天上沢側に入ったルンゼから取り付いています。密度の小さい支持力の弱い雪でしたが、ロープを出してスタカットで登りました。
他の方の山行記録も上がっていました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8096048.html
我々の前日(28日)に北鎌沢から尾根に上がっているようです。
2025/5/12 22:43
どやや74さん
ログ拝見しました。
また、別の単独の方もそのように(もしくは直登?)で登られているようですね。
おそらく、今年は全3パーティーが入ったようです。
私の記録はいつ挙げることになるやら…。
兎も角もありがとうございました。
2025/5/13 23:07
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