編笠山~権現岳~三ツ頭周回+キレット越え赤岳ピストン

2025年06月18日(水) [日帰り]

• GPS: 11:21
• 距離: 18.7km
• 登り: 2,444m
• 下り: 2,442m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:01
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:21

距離 18.7km 登り 2,444m 下り 2,442m

4:56 観音平
5:29 雲海
5:52 5:58 押手川
6:47 6:57 編笠山
7:10 7:22 青年小屋
7:43 のろし場
8:00 西ギボシ
8:13 8:15 東ギボシ
8:19 8:20 権現小屋
8:25 8:34 権現岳
8:36 権現小屋
8:54 8:56 旭岳
9:15 9:16 ツルネ
9:21 龍頭龍腹
9:44 キレット小屋
10:33 10:34 天狗尾根 稜線分岐
10:55 10:56 真教寺尾根分岐
11:01 竜頭峰
11:08 11:31 赤岳
11:33 赤岳頂上山荘
11:37 11:38 赤岳
11:47 11:48 竜頭峰分岐
11:52 11:53 真教寺尾根分岐
12:06 天狗尾根 稜線分岐
12:37 キレット小屋
12:55 龍頭龍腹
13:01 ツルネ
13:27 旭岳
13:47 縦走路分岐
13:49 権現岳
14:26 14:33 三ッ頭
14:35 前三ツ頭分岐
15:04 15:05 木戸口公園
15:12 ヘリポート跡
15:54 15:55 八ヶ岳横断歩道分岐
16:17 観音平
16:17 ゴール地点

天候

快晴(北中南アルプスと八ヶ岳上空は夕方までほとんど雲もかからず最高の登山日和)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音平駐車場(無料、別敷地も合わせると100台位は入る？簡易トイレ3台有り)は平日朝5時ですでに20台以上駐車

コース状況／危険箇所等

編笠山：ごく普通の危険個所も無い登山道。青年小屋への下りにゴーロ地帯が有。
青年小屋～権現岳：なかなかの急登で一部鎖付きの岩稜帯もある岩稜帯初心者コース。権現岳山頂標識から岩の上まで登ると、鉄剣と山名看板が置いてあります。
キレット：権現岳からの下りは長梯子からスタート。高度感はあるが、梯子の傾斜は実は見た目より緩く50°くらいなので、取りついてみるとそれほど怖くない。
問題は下って登り返すだけではなく、不帰キレットばりに登下降を繰り返すのでかなり足に応えることと、ザレ、ガレも多く歩きにくいこと。特に赤岳への登り返しはキレット小屋から一気に400m直登＆急傾斜の登り返しのうえに、足場がガレガレで掴む岩場も脆く、スリップ、落石に要注意でとても気を使って歩きにくい。疲れも相まってとても時間がかかった。
ワンミスで死ぬ箇所は多くないが、歩きにくさの難易度では大キレットより厳しいと感じた。
権現岳～三ツ頭～下山：権現岳からの下りでは少し岩場があるものの、ごく普通の登山路。ザレ場が一部あるので小石で何回か滑った。
三ツ頭より下は傾斜が緩くダラダラと下るのでなかなか標高が下がらず、樹林帯を延々と歩くので暑かった。

写真

6/18 5:00

観音平駐車場は平日5時ですでに8割くらい埋まっている。
こことは別のスペースはまだガラガラ

6/18 5:00

ここから登山口

6/18 5:01

だが、寄り道して別スペースの駐車場を視察

6/18 5:03

始めはまったり森林浴気分
下界は酷暑予報だが、ここはまだ15℃

6/18 5:30

挟まれ通路
緩斜面に大岩がまばらに転がっている

6/18 5:32

雲海展望台

6/18 5:32

このあたりは結構レンゲツツジが咲き残っていた

6/18 5:33

おはよう富士山
裾野の辺りに広がっている雲はそのうち富士山を隠しそう

6/18 5:45

だんだん傾斜がきつくなってくる

6/18 5:48

唐突にベンチ広場

6/18 5:49

岩々してきた

6/18 5:57

編笠山直登と青年小屋トラバースの分岐

6/18 5:57

押手川の広場

6/18 5:58

間違えて青年小屋に向かってヤマレコに叱られて戻る

6/18 6:01

良い感じに苔むしてきた

6/18 6:04

傾斜がなかなか過酷だぜ

6/18 6:17

道幅広すぎてどこまで歩いていい場所なのか分かりづらい

6/18 6:20

そこら中にコイワカガミが咲いている

6/18 6:24

空は快晴
森は深い

6/18 6:34

あんまり見かけない鳥だと思ったらウソらしい

6/18 6:34

巣作りの草をくわえている

6/18 6:35

やたらと揺れて頼りない梯子

6/18 6:42

上空が開けてもうすぐ山頂か？と思ったらまだもう少し先だった。

6/18 6:44

開けたスポットから下界を見下ろす
南アルプス丸見え

6/18 6:46

青年小屋の励ましを受けて頑張る。
けど読みにくいです…

6/18 6:48

今度こそ山頂だ！

6/18 6:50

編笠山頂到着！

6/18 6:51

蓼科山くらいの広さを想像していたが、それよりはだいぶ狭い。
でも開けた良い山頂。

6/18 6:52

諏訪湖と北アルプス
左には乗鞍
朝のうちは空気も結構乾いていて遠くも良く見えた

6/18 6:52

入笠山(富士見パノラマリゾート)の向こうに中央アルプス

6/18 6:52

南アルプスの全て
北岳はまだ白い部分が多い

6/18 6:52

富士山と左には金峰山

6/18 6:53

三角点

6/18 6:55

八ヶ岳の全てを南端から一望する
この景色が見たかった

6/18 6:59

さあ行くぞ！
権現と赤岳

6/18 7:06

青年小屋は割とすぐそこ

6/18 7:10

青年小屋へはゴーロを下っていく

6/18 7:14

イワカガミたくさん

6/18 7:15

青年小屋で編笠権現バッジゲット

6/19 8:43

青年小屋の編笠山、権現岳おまとめバッジ

6/18 7:16

編笠山上空に半月

6/18 7:36

権現岳に向かう

6/18 7:44

ハイマツの藪が深い場所が多い
虫もメチャクチャ多いので鬱陶しい

6/18 7:44

編笠山と標高が並んだので振り返り

6/18 7:44

まだまだ登る

6/18 7:46

ギボシの西面は断崖で剱岳っぽい

6/18 7:47

権現岳はまだ遠い

6/18 7:47

甲斐駒も仙丈ヶ岳も今日は最高だろうな

6/18 7:50

車山のレーダードームと奥には美ヶ原

6/18 7:50

槍穂の稜線

6/18 7:51

白馬三山

6/18 7:51

ガレ場が多くなってきた

6/18 7:55

ミヤマキンバイは稜線上の至る所で咲き乱れていた

6/18 7:58

ガレが良く滑る

6/18 8:05

権現と編笠山をパノラマで一枚

6/18 8:06

権現岳は近づいてきたが道は険しい

6/18 8:10

権現岳の核心部
ギボシ手前のガレガレの岩稜帯

6/18 8:11

ここに鎖が要る？ポイント
雪山向けか？

6/18 8:12

登りがいのある岩稜帯

6/18 8:18

ギボシ山頂には何もない…

6/18 8:18

八ヶ岳より東側は割と雲が多め

6/18 8:18

赤岳が遠いな…

6/18 8:23

文字通り傾いた権現小屋
ずっと営業してないようだが完全にやる気なし
せめてトイレだけでも整備してほしい

6/18 8:26

キレットと権現の分岐

6/18 8:27

昼前にガスが上がってきそうな気配があったので先に権現に寄る

6/18 8:28

ギボシを振り返り
立派

6/18 8:28

編笠山を見下ろす

6/18 8:28

ギボシ手前の岩稜をガイドと登る妙齢女性。
ガイド付きとはいえ、たいした体力とチャレンジ精神だ

6/18 8:31

権現岳山頂標識は登山道上にポツンと立っている

6/18 8:33

当然のように最高点まで登ると看板と鉄剣が置いてある

6/18 8:34

少し雲が上がってきている
富士山もそろそろ見納め。

6/18 8:34

北の方はまだまだ快晴

6/18 8:38

珍しい柄のテントウムシ

6/18 8:41

いつも思うがキバナシャクナゲは、黄色じゃなく白い

6/18 8:42

この木だけまだ桜が咲いてる！

6/18 8:42

予想外のお花見

6/18 8:42

権現岳と富士山
この後は富士山は雲隠れ

6/18 8:43

いざキレット！
源氏梯子からキレット全景
ガスが上がってきたと思ったが最後までガスらなかった。

6/18 8:44

源氏梯子
長いが実は傾斜は50°くらいで緩いので取りついてしまえばそんなに怖くない

6/18 8:45

梯子の途中で岩壁の花を撮影
イワウメかな？

6/18 8:46

梯子の途中で上を見上げる

6/18 8:46

コメバツガザクラというらしい

6/18 8:47

たしかに長いが、それより華奢な作りの方が気になる

6/18 8:48

傾斜角度が分かる写真。スマホの分度器を当てると48°だった

6/18 8:50

源氏梯子振り返り(中央左上)

6/18 8:50

ギボシの上にまだ半月が残っている

6/18 8:50

旭岳がそびえたつ
登り返しが足を削る

6/18 8:53

ミヤマシオガマとヨツバシオガマの区別がつかない…

6/18 8:54

旭岳へ容赦ない登り返し

6/18 8:59

しかし山頂は外すわけにはいかない！

6/18 8:59

権現岳からこんなに下ったのにまだ下る

6/18 8:59

またツガザクラ

6/18 8:59

ミヤマキンバイまみれ

6/18 9:07

まだ下るのかよ…

6/18 9:07

しかも割と足場が悪い

6/18 9:16

ほぼ樹林帯まで下る

6/18 9:19

ツルネ到着
漢字で書くとどう書くのか気になるね

6/18 9:20

予想通り権現岳に雲が上がってきた

6/18 9:21

バイカオウレンらしい

6/18 9:25

ケルンにプレートが付いているがかすれて読めない

6/18 9:26

怒涛の下り
もう標高を下げたくないのに・・・

6/18 9:35

がっつり樹林帯

6/18 9:37

キレット小屋は外観はきれいなのに休業でやってない
勿体ない

6/18 9:39

ヤマガラシだそうです
知ってりゃ齧ってみれば良かった

6/18 9:39

シロバナノヘビイチゴだそうです

6/18 9:50

バイケイソウの群落

6/18 9:55

キレット小屋を過ぎたら赤岳まで400mの一気登り
しかも道悪し！

6/18 10:05

上りはまだ歩きにくいだけだが下りではガレでよく滑った

6/18 10:08

とにかく岩が脆い

6/18 10:10

鎖の設置基準が良く分からない。
要るか？ってとこについてたり、ここに欲しいなってとこは無かったり。

6/18 10:18

ガレガレ急傾斜が延々と続く。
落石注意。足元も掴んだ岩もすぐ崩れる。

6/18 10:21

一応ペンキマークはあるが、登りでは少し分かりにくい
ガレが多すぎて踏み跡が分かりにくい。

6/18 10:21

できるだけガレが少ない岩をよじ登るのが良さそうだが、油断するとその岩もポロっと動くので慎重に登る

6/18 10:24

こんなとこでも岩の隙間にはイワウメがたくさん咲いている

6/18 10:24

イワウメ群落

6/18 10:32

「ガレ場注意」の看板
今更〜？

6/18 10:32

赤岳側からみたキレット
権現岳はガスがかかったり晴れたり

6/18 10:33

やっとガレガレゾーンを抜けたらまだこの先も岩稜帯

6/18 10:35

ここも鎖要る？

6/18 10:35

東側の雲はずっと取れず

6/18 10:36

やっと覚えたハクサンイチゲ

6/18 10:39

ちょっと怖い梯子

6/18 10:41

まだ先が長い…

6/18 10:42

チョウノスケソウ

6/18 10:45

岩登りは続くよ　どこまでも…

6/18 10:47

キバナシャクナゲはチラホラ咲いている

6/18 10:50

ミヤマキンバイとイワウメの詰め合わせ

6/18 10:53

文三郎道分岐

6/18 10:59

まだ登る

6/18 11:03

やっと赤岳頂上が目の前に

6/18 11:03

権現岳からよく歩いてきたもんだ

6/18 11:04

去年登った阿弥陀岳
とがり具合がエグイ

6/18 11:06

最後の鎖場

6/18 11:13

やっと着いた！！
頂上山荘はヘリが荷揚げ真っ最中。
営業は7/5からとのこと。
去年も荷揚げでやっておらず縁が無い

6/18 11:13

編笠、権現、キレット見返し
これをまた戻るのかと思うとゲンナリ
好き好んで来たくせに…

6/18 11:14

木曽駒と南駒ヶ岳の手前に雲が浮いているが、雲の影が斜面に落ちているのでガスっているわけではなさそう

6/18 11:14

これで3回目の赤岳登頂

6/18 11:14

北アルプス方面は少し空気が霞んできた

6/18 11:15

しかし槍穂稜線はまだ見える
今日は北中南アルプス全部最高の登山日和

6/18 11:15

蓼科山と硫黄岳
時間と余力があれば横岳までツクモグサを見に行きたいがこれからキレットを戻ることを考えるととてもそんな余裕はない…
ツクモグサは去年見たからヨシとする

6/18 11:16

権現岳ズームすると人がいる

6/18 11:16

網笠山も結構人がいる

6/18 11:37

展望荘もにぎわってそう

6/18 11:38

手前の雲が邪魔だが多分乗鞍

6/18 11:38

西穂〜北穂
涸沢カールはまだ雪で真っ白

6/18 11:38

三峰？

6/18 11:39

美ヶ原

6/18 13:00

ガレ場に難儀しながら一気に下ってきた

6/18 13:01

阿弥陀岳〜立場岳の稜線上の青ナギ
人工的に作ったロックフィルダムみたい

6/18 13:01

なんでこんなにきれいにまっすぐ削れたのか？

6/18 13:02

ガスりそうでガスらない赤岳

6/18 13:10

登り返しがツライ

6/18 13:30

やっと旭岳まで戻ってきた

6/18 13:35

源氏梯子を上るのがつらかった。

6/18 13:47

キレット振り返り

6/18 13:49

山で声は良く聞くのになかなか姿は見せないウグイスをこんなところで発見
全然逃げない

6/18 13:49

いつもはすぐに逃げるのでウグイスを撮ったのは初めて

6/18 13:50

権現はガスが抜けていた

6/18 13:51

三ツ頭

6/18 13:54

北杜市上空の雲が南アルプスを邪魔するが、山の上は相変わらず晴れている様子

6/18 13:55

権現岳山頂南側の祠

6/18 13:55

赤岳に忍び寄る雲が良い感じ

6/18 13:57

三ツ頭〜前三ツ頭
富士山は雲隠れしたまま。朝のうちに眺めておいてよかった

6/18 14:00

権現岳からの下りに1か所だけやらしい鎖場有

6/18 14:02

小石がローリングストーンで良く滑る

6/18 14:10

権現岳振り返り

6/18 14:10

編笠、権現、赤岳
今日の3座をパノラマで激写

6/18 14:14

ホシガラス

6/18 14:16

一旦樹林帯に下る
風が抜けずに暑い

6/18 14:19

またミツバオウレン

6/18 14:26

三ツ頭まで緩い上り返し

6/18 14:30

三ツ頭到着

6/18 14:31

北岳も見納め

6/18 14:36

青年小屋

6/18 14:41

この後はずっと樹林帯をゆるゆると下る

6/18 14:48

キバナノコマノツメというそうな

6/18 14:55

編笠山良かったな〜

6/18 14:56

酷暑の下界に降りたくないよ…

6/18 15:08

木戸口
登山道は傾斜が緩いので楽だが長い

6/18 15:14

時折、開けた所に出る

6/18 15:17

突然開けた地面に石で矢印が書いてあるスポットが現れる
なんだこれ？

6/18 15:17

ベンチもあるので展望台？

6/18 15:17

ヘリポートらしい
救助用？

6/18 15:20

ハイスピード下山していると足元の小石がふいに滑って何回か転びそうになる

6/18 15:52

キンポウゲらしい(ミヤマじゃない方？)

6/18 15:58

やっと八ヶ岳横断歩道に出た

6/18 15:58

あとは観音平駐車場までトラバース遊歩道を歩くだけ

6/18 16:19

ゴール

6/18 16:20

富士山展望台

6/18 16:20

しかし富士は雲隠れのまま

撮影機器：

DC-TZ95D Panasonic

SHG14 SHARP

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ダウンジャケット薄手 ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 防寒帽子 靴 チェーンスパイク ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水 笛 ファーストエイドキット エマージェンシーシート コンパス ナイフ 保険証 携帯 モバイルバッテリー タオル カメラ ヘッドライト 予備電池

感想

パイク王

梅雨のはずが高気圧に覆われて日本中晴れ予報。
夏至の日が長いこの時期はロングコースに挑戦する絶好のタイミングなので、このチャンスを逃すわけにはいかない。
三重の大杉谷～大台ケ原を狙っていたが、この猛暑ではいくら渓谷とはいえメチャクチャ暑そうなので、南八ヶ岳に向かうことにする

中央道を山梨を通過するときにとても目立つ編笠山。
周りを赤岳、権現岳、阿弥陀岳のギザギザに囲まれながら、なめらかプリンのようなきれいな三角錐はずっと気になっていた。さながら鬼のような兄貴達に囲まれた末っ子の女の子のよう。
そのうちにぜひ登ってみたいと思っていたが、登るならついでに未踏の権現岳も行ってみたい。権現岳まで行くなら、この時期は日が長いので時間はかかるが、ついでに3大キレット＋1として名高い八ヶ岳キレットも体験してみよう。

前日の仕事の後で中央道を走り、諏訪湖SAで2時間仮眠しただけではさすがに辛いが、最高の天気予報がやる気スイッチをショートさせテンション上げまくり。
観音平駐車場に着いた時点ですでに雲一つない絶景に囲まれ最高の一日になることは約束されていた。

サクッと登った編笠山は想像通りの開けて最高の360°絶景。今日長野、山梨、岐阜の山に登った人たちは全員大勝利だろう。
続けて、今季初ヘルメットを被って権現岳に登頂するとお楽しみのキレットへ。
3大キレットに入れてもらえないので大したことは無いだろうとタカをくくっていたが、とんでもない。
即死の危険個所が少ないだけで、総合難易度、疲労度は全然引けを取らないばかりか、部分的には3大キレットより上かもしれないほどきつかった。
しかし、稜線を吹き渡る風は丁度良い涼しさで下界の灼熱地獄が噓のような快適さ。やっぱり夏は標高の高いところが気持ちいい。

三ツ頭以後の下山ルートは樹林帯で蒸し暑く疲れ切った体に応えたが。久々の12時間近くの山行は最高の体験となった。
今年の夏山シーズンも登りたい山が有り余っており、どれだけ行けるか分からないなりに計画だけは目白押しだが、最高の夏山始めが出来た。