25029_白根三山縦走

2025年07月10日(木) 〜 2025年07月13日(日)

• GPS: 23:06
• 距離: 26.0km
• 登り: 2,668m
• 下り: 3,337m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:05

距離 2.8km 登り 731m 下り 21m

11:25 広河原インフォメーションセンター
11:31 11:34 旧広河原山荘
11:53 11:58 白根御池分岐
12:42 12:49 第一ベンチ(1880ｍ)
13:21 13:31 第二ベンチ(2059ｍ)
14:30 白根御池小屋

2日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 1:59
• 合計: 7:14

距離 4.6km 登り 1,027m 下り 366m

5:25 白根御池小屋
7:25 7:56 草すべり分岐
8:08 8:26 小太郎尾根分岐
9:33 9:34 北岳肩ノ小屋
10:06 10:17 両俣分岐
10:39 10:58 北岳
11:15 11:16 吊尾根分岐
11:37 12:15 トラバースルート分岐
12:39 北岳山荘

3日目

• 山行: 8:16
• 休憩: 1:14
• 合計: 9:30

距離 10.2km 登り 700m 下り 1,874m

5:16 北岳山荘
6:04 6:14 中白根山
7:34 7:48 間ノ岳
9:00 9:01 農鳥小屋
10:23 10:24 西農鳥岳
11:04 11:13 農鳥岳
11:46 12:25 大門沢下降点
14:46 大門沢小屋

4日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:06

距離 8.4km 登り 211m 下り 1,075m

5:45 大門沢小屋
7:11 7:13 大古森沢出合
7:40 早川水系発電所取水口
8:00 8:01 森山橋
8:25 8:26 大門沢ゲート
8:41 丸山林道入口
8:50 奈良田バス停
8:51 ゴール地点

天候

7月10日
晴れのち午後曇りのち雨
7月11日
晴れのち午後曇りのち雨
7月12日
小雨のち霧のち晴れ午後曇り時々晴れ
7月13日
晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往路:甲府→広河原
復路:奈良田→下部温泉

コース状況／危険箇所等

導標があるので天気が良ければ迷わないと思います
ガスってると分岐注意です

白根御池小屋からの草すべり、少し疲れます
間ノ岳から農鳥小屋、ずいぶん下ります
大門沢下降点から大門沢小屋、十分下ります
大門沢小屋から登山口、橋が沢山、なんとか渡れるのと、見た目絶対渡れない！のまで沢山有ります （ 四つん這いで渡ったところもあります）

その他周辺情報

奈良田温泉、女帝の湯 汗を流してサッパリ！
反省会をしたかったがバスの発車時間まで１０分ほどだったので断念、残念😢❗️

写真

7/10 11:25

新しくなった広河原山荘
お昼ごはんにラーメンをいただく

7/10 11:28

いよいよ白峰三山縦走のスタート！

7/10 11:28

7/10 11:29

7/10 11:29

7/10 11:32

緑がきれい

7/10 11:50

コアジサイ

7/10 11:53

ここから本格的な急登の始まり

7/10 12:09

ハクサンオミナエシ？

7/10 12:42

ヨツバヒヨドリ？

7/10 12:46

ギンリョウソウ

7/10 12:50

杉苔

7/10 13:50

ゴゼンタチバナ

7/10 13:59

急登が終わりあとは水平道

7/10 14:10

タイミンガサ　かと思ったが、ヨブスマソウらしい

7/10 14:16

タカネグンナイフウロ

7/10 14:31

白根御池小屋に到着

7/10 14:49

初日の反省会開始！

7/10 14:49

7/10 17:06

夕食、ごちそうです！
今日は胃腸の調子もよく大盛りでお替り

7/11 4:22

2日目、今日も良い天気です
部屋から見えた薬師岳

7/11 4:31

朝食です
今日もお替り食べれた

7/11 5:18

雨は夜半に上がり、上天気

7/11 5:19

2日目スタート

7/11 5:20

北岳
今日はあそこまで登る

7/11 5:20

北岳バットレス

7/11 5:21

静謐な湖面を眺めながら、まずは草すべりへ

7/11 5:24

今日もゆっくりおねがいします

7/11 5:31

ミヤマキンバイ

7/11 5:31

タカネグンナイフウロ

7/11 5:33

チシマギク？

7/11 5:34

ミヤマキンバイ

7/11 5:40

タカネグンナイフウロ

7/11 5:47

ハクサンフウロ

7/11 5:47

タカネグンナイフウロ

7/11 5:49

タカネグンナイフウロ

7/11 6:07

ウメバチソウ？

7/11 6:22

カラマツソウ

7/11 6:42

山頂付近にガス

7/11 6:42

大樺沢方面

7/11 6:42

大分近くなったが、草すべりはまだ続く

7/11 6:46

7/11 6:48

大樺沢から北岳バットレス

7/11 7:12

ミヤマキンバイ

7/11 7:34

シナノキンバイ

7/11 7:34

タカネグンナイフウロ　ハクサンチドリ？

7/11 7:35

シナノキンバイ

7/11 7:36

以前は保護柵はなかったそう

7/11 7:40

カラマツの実

7/11 7:42

やっと大樺沢分岐

7/11 7:42

ハクサンチドリ

7/11 7:44

タカネウスユキソウ？

7/11 7:44

シナノキンバイの群生

7/11 7:45

ハクサンチドリ

7/11 7:46

カラマツソウ

7/11 7:46

斜面一面のお花畑

7/11 7:54

ナナカマドの花

7/11 8:00

お花畑

7/11 8:01

7/11 8:09

コイワカガミ

7/11 8:11

ハクサンイチゲ

7/11 8:13

草すべりを抜けた

7/11 8:13

甲斐駒ヶ岳方面
ガスがかかっている

7/11 8:14

北岳山頂にはまだガスがかかっていない

7/11 8:14

7/11 8:19

チングルマ

7/11 8:19

仙丈ヶ岳は雲の中

7/11 8:27

甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳　ともに雲の中

7/11 8:28

タカネツメクサ

7/11 8:32

ミヤマダイコンソウ

7/11 8:56

7/11 9:05

ハクサンイチゲ

7/11 9:05

オヤマノエンドウ？

7/11 9:05

ハハコヨモギ？

7/11 9:07

ライチョウ

7/11 9:07

ツガイのライチョウ

7/11 9:09

7/11 9:09

7/11 9:10

ツガイかと思いきや親子のライチョウだった

7/11 9:14

イブキトラノオ？

7/11 9:19

肩の小屋に到着

7/11 9:33

ヤマガラシ？

7/11 9:51

ミヤマオダマキ

7/11 9:53

イワベンケイ

7/11 9:58

両股分岐

7/11 10:01

タカネシオガマ

7/11 10:29

あと少しで北岳山頂

7/11 10:39頃
北岳に到着

7/11 10:40

北岳山頂の三角点、三等三角点でした
点名：白根岳

7/11 10:57

7/11 11:07

ミヤマオダマキ

7/11 11:15

トラバース道方面への分岐
キタダケソウを探しに行く

7/11 11:17

チョウノスケソウ？

7/11 11:25

7/11 11:39

7/11 11:43

ウスユキソウ

7/11 11:54

ミヤマムラサキ

7/11 11:54

ミヤマムラサキ

7/11 11:57

キタダケソウの葉

7/11 11:59

キタダケソウの実
花は終わっていた、、、

7/11 12:05

タンポポ

7/11 12:06

シナノキンバイ

7/11 12:07

ハクサンオミナエシ？？

7/11 12:10

イワベンケイ？

7/11 12:12

タカネタンポポ？

7/11 12:19

イワオウギ？

7/11 12:30

イワカガミ

7/11 12:34

アオノツガザクラ

7/11 12:36

チングルマの綿毛

7/11 12:39

北岳山荘に到着

7/11 12:39

7/11 13:16

お昼はカレーにビール、最高の昼ご飯！

7/11 19:09

小屋の窓越しに富士山方面
夕方もの凄い土砂降りだったが、少し青空も

7/12 5:34

3日目
午前中は晴れ予報、3000mの稜線漫歩のはずが・・・

7/12 5:47

中白根山に向け登り始める

7/12 6:00

ほとんど読めないが中白峰山

7/12 6:01

7/12 6:02

少し明るくなってきた？

7/12 6:09

ガスが急速に取れて北岳山頂が見えてきた

7/12 6:12

私、晴れ男です

7/12 6:14

北アルプスも見えてきた

7/12 6:16

間ノ岳目指して歩く

7/12 6:24

ブロッケン

7/12 6:25

7/12 6:25

7/12 6:25

7/12 6:37

7/12 6:52

間ノ岳が見えてきた

7/12 7:01

が、なかなか大きくならない

7/12 7:09

イワツメクサ？

7/12 7:10

シロソウメンタケ？

7/12 7:11

イワカガミ

7/12 7:25

7/12 7:29頃
間ノ岳に到着

7/12 7:30

間ノ岳に到着

7/12 7:32

7/12 7:47

後ろに北岳が少しだけ顔をのぞかせる

7/12 7:52

一瞬、塩見岳が姿を表す

7/12 8:03

西農鳥岳と農鳥小屋

7/12 8:04

その奥の農鳥岳も見えた

7/12 8:06

あの農鳥小屋まで約400m下る

7/12 8:15

なかなか遠い
ガスが取れてきて、日差しも強くなった

7/12 8:22

全然、小屋が近づかない

7/12 8:39

三国平への分岐まで来た

7/12 8:53

やっと農鳥小屋に到着

7/12 8:56

7/12 8:57

振り返って間ノ岳
だいぶん遠くなのに山の大きさが凄い！

7/12 9:05

西農鳥岳にむけ歩く

7/12 9:16

見上げる急登

7/12 9:49

仙塩尾根　熊ノ平小屋も見える

7/12 9:52

西農鳥岳の山頂が見えた

7/12 9:55

猿の親子がお出迎え？

7/12 10:01

稜線漫歩を楽しむO隊長

7/12 10:05

西農鳥岳に到着

7/12 10:06

7/12 10:22

タカネシオガマ

7/12 10:22

ハクサンイチゲ

7/12 10:56

仙塩尾根の先に塩見岳

7/12 11:02

もう少しで農鳥岳

7/12 11:02

できることならこの仙塩尾根を歩きたい
（今の体力では無理だ）

7/12 11:03

7/12 11:04

農鳥岳に到着

7/12 11:05頃
農鳥岳に到着

7/12 11:08

7/12 11:11

7/12 11:23

ガスの先の大門沢下降点を目指し出発

7/12 11:23

7/12 11:26

チングルマ

7/12 12:18

大門沢下降点
酢飯が食欲を唆って昼ご飯の弁当を平らげる

7/12 12:22

7/12 12:22

7/12 12:52

シャクナゲ
咲き残りかと思ったが、よく見ると周りはまだ蕾だった

7/12 12:54

ゴゼンタチバナ

7/12 13:47

沢が涼し気な音で疲れた足を励ます

7/12 13:55

カワラナデシコ

7/12 14:25

ピンクのホタルブクロ

7/12 14:28

7/12 15:21

大門沢小屋に到着

7/13 5:20

朝、小屋の前から今回始めての富士山

7/13 5:48

最初の橋
O隊長はロープを使ってスイスイ

7/13 5:58

アカショウマ？

7/13 5:59

今日は朝から快晴

7/13 5:59

ヨツバヒヨドリ

7/13 6:01

渡渉点以外にも鉄パイプのはしご

7/13 6:04

2つ目の橋、ロープは有る
O隊長は難なく渡ったが、私は中程で足がすくみ四つん這いになる。最終的にはロープを使いながらなんとか渡りきった

7/13 6:27

緑に包まれた沢沿いの道を下る

7/13 6:51

ずーっと続く

7/13 7:08

と思いきや、この橋は渡れない

7/13 7:12

右側を渡渉する

7/13 7:33

これで終わりかと思ったら、こんな丸太梯子も

7/13 7:36

この橋は大丈夫だ

7/13 7:37

7/13 7:37

しかし、結構揺れる

7/13 7:52

発電所設備の迂回路を超え

7/13 7:52

あとは林道へ

7/13 7:53

ナデシコ？

7/13 7:59

この橋は大丈夫

7/13 8:03

7/13 8:47

奈良田温泉に到着

7/13 8:49

ヤマユリ

7/13 8:52

奈良田温泉女帝の湯に到着
無事白根三山縦走を終える

7/13 8:57

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

hiro-san

　今回は3泊4日の小屋泊で白根三山を縦走することとした。
数年前2泊3日のテント泊縦走を計画したが南アルプス林道通行止めのため中止したまま、体力の低下により今回は前述のとおりと相成った。

1日目：
　甲府駅を9時5分発、広河原11時着のバスで移動。
新しくなった広河原山荘の食堂でラーメンを食し出発。
　長いつり橋を渡り登山道にとりつく。緑の美しい道だがとにかくいきなりの急登ですぐに息が上がる。同じバスで降りた登山者の姿は影も形もない。
　しかし、この緑と所々で出会う草花に癒され、何度も休憩をはさみやっと急登が終わり、しばらく歩くと白根御池小屋に到着。
　ゆっくり歩いたおかげか疲労はなく、反省会のビールもススム君！夕食のご飯も大盛りをお替り。そして清潔な部屋で十分睡眠を取った。

2日目：
　雨は夜半に上がったようで4時に目が覚め部屋の窓からは薬師岳と真っ青な空がみえる。
　朝食もご飯をお替りし、元気いっぱいでスタートする。
しかし、草すべりの急登が待ち受ける。登山道の周りには色とりどりの花が咲いていて、O隊長に問うとすぐに教えてくれる、が、すぐに忘れてしまう。そうやって花の名前を聞いたり大樺沢や北岳バットレスの景色を眺めながらゆっくりゆっくり歩いていく。尾根に出る手前に大きなお花畑があり、疲れも吹っ飛んだ。
　尾根に出てしばらく歩くと突然ライチョウの姿が！よく見るとツガイで、さらに雛も。3羽のライチョウに遭遇した。
　北岳肩の小屋を過ぎて、また急登を登る。やっと着いた北岳山頂は思いのほか広かった。
　吊尾根分岐から八本歯ノコル方面にキタダケソウを探しに行ったが、既に咲き終わっており、見れたのは葉と実（種）のみだった。これも温暖化のせいだろうか。キタダケソウは見れなかったが沢山の花を見ながら北岳山荘に到着。
　ランチはカレーライスとサッポロ黒ビール。昼間っから反省会だ！
　夕食時に明日の天気について説明があり午前中は晴れで午後からは急な雷雨の可能性とのこと。これなら明日は3000mの稜線漫歩を思う存分楽しめそう！

3日目：
　夜中も窓の外は曇っていたが、4時になっても周囲はガスったまま。ご来光を見に行く人たちもどうしようか迷っているようだ。
　5時15分すぎ小屋の外に出たが、ガスと言うか霧雨というかとにかく昨日の予報とは大違い。
　真っ白な中を中白根山目指して歩く。昨日夕方も豪雨だったので足元に注意しながら歩く。天候が悪いこともあってかなかなか歩が進まない（結果的にそれが良かったのだが）。
　6時過ぎに中白根山に到着。頭の上の空が少し明るくなってきたかと思うと10分もしないうちにガスが取れて青空と北岳。ゆっくり歩いたご褒美か。
　それからは予定通りの3000mの稜線漫歩。稜線漫歩と言いながらも間ノ岳への上り下り、農鳥小屋から西農鳥岳、農鳥岳への上りは結構堪えた。そのせいか足の筋肉に疲労を感じる。
　大門沢下降点で昼食とした。昼食は北岳山荘の弁当。受け取ったときはこんなに食べれるのかな？と思ったが、未だ胃腸は快調でご飯が酢飯だったせいか残らず平らげた。
　大門沢下降からの下りは風もなく蒸し暑い中を苦行のように延々と下った。いい加減参った頃にやっと大門沢小屋に到着。
　夕食までにも当然のように反省会。そして夕食後にも反省会。

4日目：
　最終日は奈良田温泉まで下るだけなのでゆっくりしてもよいのだが、昨日の長い下りで足腰が疲れているかもしれないし、何が有るかわからないので早めにスタート。
他の人の記録でも渡りにくそうな橋が何箇所かあるとのことでドキドキしていたのだが、予想外というか予想通りというか、立っては渡れなくて四つん這いになってなんとか通過した橋も。しかし、そういう一部の箇所を除くと沢沿いの緑の中を歩く気持ちの良いルートだった。
　林道に出てからは、温泉に入っても1本早いバスに乗れそうな時刻だったので早足で歩き奈良田温泉女帝の湯に8時50分すぎに到着し、無事白根三山縦走の山行を終えた。
　今回の山行を計画し一緒に歩かせてくれたO隊長に感謝感謝。
持つべきは同級生です。これからも楽しく一緒に歩きましょう。

コメント

ショウタンの山は楽しい

お疲れ様でした
花に景色、色んな気象、沢山の笑顔、楽しく見させて頂きました

hiro-san

今回はまさかの小屋泊三泊四日でした
でも、それで、ちょうどよかったです、なんと体力の落ちたかとか!！

ショウタンさんや諸先輩方の元気さには驚かされ、そしてまだまだ．頑張らなあかん！と自分にカツを入れさしてもろてます😅

これからもよろしくおねがいします🙇