前穂高岳 奥穂高岳 西穂高岳（夏のワンデイ？)
長野県
岐阜県
flhtc
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 2,287m
- 下り
- 1,659m
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17：30 上高地
23：35 前穂高岳
13日（日）
3：02 奥穂高岳
5：11 ジャンダルム
10：07 西穂高岳
13：11 西穂山荘
14：32 西穂高口駅
総行動時間 21時間2分 （休憩時間 約2時間を含む）
（参考コースタイム 17時間5分）
| 天候 | 快晴 微風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
写真
さていよいよ「夏のワンデイ」の始まりです
風は微風（美風？）・・・写真には映らない素敵な景色を堪能します
この後くらいから身体の動きがパッとしません
エネルギー補給をと考えますが食欲がありません
写真には映らない素敵な景色を堪能します
この後くらいから身体の動きがパッとしません
エネルギー補給をと考えますが食欲がありません
ペースが上がらないままに到着・・・まあ1時間で明るくなるので時間調整としては良しとしましょう
頂上直下で30分ほどツエルトに包まっていましたがお尻の座りが悪くて落ち着けず、着込んでいましたが身体も寒くなってきましたゼリー飲料も胃が受け付けずに吐き上げる始末・・・後半大丈夫かな
撤退するとなると白出沢コース・・・山荘で補給と休養はできるけど・・・別の意味で白出沢の下りは「難所」！
わずかでも時間に余裕が出来るように、少し東の空が白んできたタイミングで再スタートを決めました
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ゼリー飲料も胃が受け付けずに吐き上げる始末・・・後半大丈夫かな
撤退するとなると白出沢コース・・・山荘で補給と休養はできるけど・・・別の意味で白出沢の下りは「難所」！
わずかでも時間に余裕が出来るように、少し東の空が白んできたタイミングで再スタートを決めました
馬の背通過後に振り返ると・・・いい感じに夜明け前のマジックアワー
身体の動きが悪いのでいつも以上に集中して確実に一歩を踏み出します
いい感じに夜明け前のマジックアワー
身体の動きが悪いのでいつも以上に集中して確実に一歩を踏み出します
奥穂高以遠はヘッドランプ無しでの行動を予定していましたが・・・結果的には1時間ほどはヘッドランプでの行動になりました初見ではあり得ないと思います
初見ではあり得ないと思います
同じ時間帯ですが写真では明るさが随分違いますね
天使が不在のジャンダルム・・・寂しいですね天に昇ってしまったのでしょうか？
ここでも疲れて姿勢が悪かったせいなのか、数口の水分のみで嘔吐・・・先が思いやられます
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天に昇ってしまったのでしょうか？
ここでも疲れて姿勢が悪かったせいなのか、数口の水分のみで嘔吐・・・先が思いやられます
展望し放題です
（クライマーではないので）よくこんな場所を登り降りするなあ〜と我ながら思います
でも近づくとステップとホールドがしっかりあるんですよね
長年にわたって鎖・ハシゴ・金具類だけでなく、（ちょっとだけ）岩を刻んでステップやホールドなどのルートの管理をされている方々に感謝します
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よくこんな場所を登り降りするなあ〜と我ながら思います
でも近づくとステップとホールドがしっかりあるんですよね
長年にわたって鎖・ハシゴ・金具類だけでなく、（ちょっとだけ）岩を刻んでステップやホールドなどのルートの管理をされている方々に感謝します
いつもの5割程度の速力でしょうか・・・
だからこそ集中力だけは切らさないように確実に歩き続けます
身体は水分だけは受け付けます
この頃には（お腹周りの）脂肪分が燃焼されているに違いないと思うようにしました
皆さんも夏山を楽しんでください
西穂山荘で恐る恐る飲んだ清涼飲料水・・・黒い液体を噴水状に吐き上げるのではないかと心配して少しずつ少しづつ飲みました
ドラッグ感が半端なかったです
黒い液体を噴水状に吐き上げるのではないかと心配して少しずつ少しづつ飲みました
ドラッグ感が半端なかったです
＜今回の行動食・水分の全て＞「ガッツリ食べてシッカリ水分補給していいペースで歩こう！」
飲み物（合計3.8リットル）は全て消費しました
西穂独標で最後の2口を飲んであとは西穂山荘頼みです
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「ガッツリ食べてシッカリ水分補給していいペースで歩こう！」
飲み物（合計3.8リットル）は全て消費しました
西穂独標で最後の2口を飲んであとは西穂山荘頼みです
感想
4年前に24時間歩き続けた事がありました
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3418441.html
恒例「夏のワンデイ」として上高地から新穂高まで穂高連峰縦走を計画しました
奥穂〜西穂の難路の時間帯をヘッドランプ無しの予定・・・途中でツエルト休憩などをして時間調整を考えました
結論から言うと4年前の経験が活かされずに、睡眠ゼロでの山行は身体が悲鳴を上げることを再確認しました
あと「ワンデイをやるならもっとトレーニングしてから出直して来い」という事です・・・分かっています
もちろん「寄る年波には勝てない」という声もありますが・・・
今回の山行中に①食欲低下②嘔気→嘔吐③謎の頭痛の三重苦のために後半からペースが極端に落ちてしまいました
①食欲低下
随分前にエネルギー不足でハンガーノック→一時的に歩行不能になった事があります
エネルギー補給の重要性には気をつけているつもりですが・・・
今回は上高地出発前におにぎり2個程度を食べてスタートしました
その後は岳沢小屋でのゼリー飲料と紀美子平までのシュークリームしか胃に入っていきませんでした
疲労で固形物が取れなくなる事は経験しているので、水分摂取を兼ねたエネルギー補給でゼリー飲料を多く持っていきましたが・・・なんか鼻について飲み込めませんでした
②嘔気→嘔吐
奥穂高岳での休憩の際にゼリー飲料を口にしましたが数口で嘔気がひどく嘔吐・・・水分とゼリー飲料しか胃に入っていないので透明な液体です
ジャンダルムでは水分しか胃に入れていないのに再びの嘔気・・・何回も込み上げてきて吐きますが出てくるのは少量の水分のみです
ふと、学生時代の重要なテスト前に同様な嘔気を繰り返した事を思い出しました
午前中のテストが終わると昼食は美味しく食べる事が出来ます
「ストレス性の反応？」なんて考えたりしていました
不思議と歩行中の嘔気はなく腹痛・下痢などの腹部症状はありませんでした
③謎の頭痛
吊尾根あたりから右後頭部の微かな頭痛・・・頭痛持ちではないので珍しい事です
睡眠ゼロの影響？軽い高山病？と考えますが・・・
嘔気・嘔吐もあり脳内で「なんかとんでも無い事が起こっている？」と考えたり・・・まあでもペースは落ちているもののそれなりに歩けているので大丈夫だろうと考えたり・・・
①②③が頭の中をグルグルと回り、途中撤退をふと考えたりもしましたが、あいにく簡単に中断出来るコースではないし・・・決定的に動けないわけではないので、身体は完調ではないけれども、集中力だけは切らさない事を肝に銘じて歩き続けました
そして当初の予定時間を大幅に過ぎましたが、無事に行程をこなせて良かったと、今は感じています
ところで謎の頭痛は？
ヒマラヤで紛失した愛着あるグリベルのヘルメット「サラマンダー」・・・僕の頭にフィットしていました
2代目はブラックダイヤモンド製・・・頭の形にあってないのかヘルメットがずれて、いつも傾きます
今回は少し調整バンドをキツく締め過ぎていたかもしれません
紀美子平でヘルメットを装着してから、頭痛が始まった・・・
高山病で脳浮腫を起こしての頭痛や嘔気、またはくも膜下出血での（激しくはないけど）頭痛・・・なんてちょっと考えていた事は杞憂でした
頭痛は「平湯の森」でゆったり温泉に浸かったらすっかり治りました
夕食も美味しく頂けました！
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