ジャンダルム（上高地→西穂高→奥穂高→上高地）～初めての山岳会山行！～

2025年07月18日(金) 〜 2025年07月20日(日)

• GPS: 20:34
• 距離: 26.3km
• 登り: 2,180m
• 下り: 2,197m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:07

距離 3.9km 登り 874m 下り 26m

10:51 上高地帝国ホテル
11:03 11:04 田代橋
11:07 11:08 西穂高岳登山口
12:54 宝水
13:46 13:47 西穂高岳・焼岳分岐
13:58 西穂山荘

2日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 2:55
• 合計: 10:18

距離 5.1km 登り 1,234m 下り 619m

3:17 西穂山荘
3:32 3:33 西穂丸山
4:26 4:41 西穂独標
4:58 5:03 ピラミッドピーク
5:14 5:20 チャンピオンピーク４峰
5:57 6:00 西穂高岳
6:07 6:13 P１
6:45 6:52 赤岩岳
7:18 7:34 間ノ岳
7:47 間天のコル
8:01 8:10 逆層スラブ
8:35 8:41 天狗岩
8:56 9:10 天狗のコル
10:15 10:21 畳岩尾根ノ頭
10:37 コブ尾根ノ頭
10:42 11:25 ジャンダルム
11:30 11:47 ロバの耳
12:12 12:21 馬の背
12:45 12:57 穂高岳
13:35 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:05

距離 17.3km 登り 72m 下り 1,551m

5:58 穂高岳山荘
6:52 6:58 ザイテングラート取付点
7:11 パノラマ分岐
7:32 8:01 涸沢小屋
8:06 涸沢
8:34 Sガレ
8:46 8:47 大崩落地
9:25 本谷橋
9:57 横尾岩小屋跡
10:13 10:40 横尾
11:16 新村橋
11:26 徳澤園
11:34 11:35 徳沢公衆トイレ
12:05 12:06 徳本口
12:10 12:18 明神館
12:44 12:45 小梨平
12:51 河童橋
13:01 13:02 上高地バスターミナル
13:03 ゴール地点

天候

快晴！（3日間）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

あかんだな駐車場は3週休の為、大混雑

コース状況／危険箇所等

西穂高岳から奥穂高岳までの破線ルートは、急斜面にザレ、浮石が多く、常時、落石の危険性がある

その他周辺情報

●日帰り温泉（ひらゆの森）
・700円／大人（キャッシュレス決済ＯＫ）
・ロインロッカー代100円（リターンなし）

写真

7/18 9:49

今回、お世話いただいたMリーダーの車であかんだな第二駐車場に到着。🚗

7/18 9:57

準備をして4人でバス乗り場へ。😊

7/21 11:42

バス移動し、上高地帝国ホテル前で下車。
早速、とても親切なMリーダーに写真を撮っていただきます。😆

7/18 11:04

梓川はいつも安定の透明度！👍🏻

7/21 11:43

西穂高岳登山道の登山口からスタート！✨

7/18 12:27

7/18 12:54

宝水を通過。
給水せず、西穂山荘にそのまま向かいます。

7/18 13:08

7/18 13:35

7/18 13:35

暑かったですが、様々な高山植物に癒されながら進みます。💦

7/18 13:39

7/21 11:44

2時間40分程度で西穂山荘に到着。😄

7/18 17:34

西穂山荘名物支配人さんの天気予報を聞いて夕食。
明日の天気は登山日和になるとのこと。😄

7/18 17:26

いつ来ても美味しい西穂山荘の夕食！😋

7/19 3:09

猛暑と稜線渋滞を回避する為、朝3時すぎに小屋を出発。🏃🏻‍➡️

7/19 3:09

辺りは当然、真っ暗。
ヘッデンを点けて、進みます。🔦

7/19 3:32

サクッと丸山に到着。😁

7/19 3:56

夜空が幻想的なグラデーションでした。😆

7/19 4:11

先行パーティーはすでに独標を登っていました。

7/19 4:24

我々も独標に向かって進みます。💪🏻

7/19 4:28

雲海に浮かぶ八ヶ岳連峰と南アルプス。😆
夜が明けだします。

7/19 4:29

独標の奥は、岐阜の名峰、笠ヶ岳。⛰

7/19 4:31

朝焼けの中、これから目指すジャンが見えてきます。😆

7/19 4:36

7/19 4:36

独標を慎重に降りて、次のピラミッドピークを目指します。

7/19 4:39

Mリーダー、GoProをヘルメットにつけて、Youtuberに変身！👍🏻

7/19 5:00

ピラミッドピークに到着。
今回のメンバー、Iさん、Kさん、Mリーダー。

7/21 11:46

Mリーダーと入れ替わって、私もパシャリ！📷

7/19 5:03

7/19 5:11

7/21 11:48

西穂高岳に到着。✌🏻

7/19 6:17

ここからがいよいよ破線ルート。
気を引き締めて、赤岩岳、間ノ岳を目指します。

7/19 6:23

大きく下って、振り返ります。
破線ルートだけあって、西穂までのルートよりリスキーなルートになってきました。

7/19 6:33

Kさん、右側が切れ落ちている道を通過。

7/19 6:33

さらにMリーダーに丁寧に先導してもらい、ビルのようにそびえ立つ岩を登っていきます。💦

7/19 7:22

前方にはジャンが。
あそこに行くにはまだまだアップダウンを繰り返します。💦

7/19 7:22

間ノ岳の下り局面。
ほぼ垂直状態です。
鎖がないので、クライムダウンで一人ずつ慎重に降ります。

7/19 7:27

足の置き場を慎重に確認しながら降りるMリーダー。
ルートの安全確認してもらい、感謝！🙏🏻

7/19 7:28

上から見下ろすIさん。
Iさんも安定感抜群。
スゴイです！👍🏻

7/19 7:33

30年以上のキャリアを持つKさん。
リスキーな岩場の下りも余裕で、安定感抜群！
流石です！👍🏻

間ノ岳を無事通過する私。
私は技術がないのでいつも慎重です。😅

間ノ岳を振り返ってみると、ヤバい急角度な岩を降りてきたことを感じます。😱

7/19 7:38

間ノ岳を降りた先には、次の難所、逆層スラブが見えてきます。

7/19 7:59

近くで見上げるとこんな感じ。
もし岩が濡れていたら、かなりヤバそうです。😅

7/19 8:08

逆層スラブを登る途中、雷鳥親子に遭遇！😆

7/19 8:08

双子のように仲のいい雷鳥兄弟！😊

7/19 8:17

天狗岩に到着！✌🏻

7/19 8:21

天狗岩から望むジャン。
ジャンはまだまだ遥か遠く。

7/19 8:54

逆層スラブを登った後は、また見下ろす角度の岩場を降りていきます。💦

7/19 8:54

振り返るとこんな感じのエグい角度の下りだったことを感じます。😅

7/19 8:59

足場はあるものの、落ちたら重大事故になるので慎重に降ります。

7/19 10:37

さらに進み、ジャンが大きく見えてきます。😄

7/19 10:46

ジャンの取付き地点でザックをデポ。

7/19 10:46

いよいよジャンへ！
ビクトリーロードではなく、ここはビクトリーウォールです！😁

7/19 10:57

そして、10時57分、ジャンを登頂！✌🏻

7/19 10:57

山頂は、ジャン登頂に成功した同志たち！😊

7/19 10:57

これまで越えてきた稜線を振り返ります。😄

7/19 10:57

ジャンからの素晴らしい景色！⛰
焼岳、乗鞍岳方面。

7/19 10:57

奥穂高岳、穂高岳山荘も見えます。

7/19 10:57

ん？
天使がいない！😭
あの有名な天使ちゃんはどこに行ったの？😭

7/21 11:49

天使はいないかったけど、みんなで山岳会の50周年幕を持ち、達成感に満ちた満面の笑みで全員で記念撮影！😆
一緒に登っていただいたお三方に感謝！

7/19 10:58

みんなとここに来れて本当によかった！
サイコー！🤣

7/19 11:13

喜びを後にして、さらなる難関、ロバの耳と馬の背へと向かいます。
ここは、足元が切れ落ちて、高度感を感じます。
時々、岩が谷側に張り出しているので慎重に進みます。

7/19 11:15

落ちたら、何百メートルも垂直に落ちます。

7/19 11:15

槍へと通じる絶景稜線。⛰

7/19 11:15

裏銀座方面。
文句なしの最高の天気。
山の神様、ありがとう！🙏🏻

7/19 11:16

奥穂はまだまだ先。
気を抜けません。

7/21 11:20

登頂したジャンをバックに記念撮影！✌🏻

7/19 11:28

スラブ状の岩を登るMリーダー。
重い荷物でも安定感抜群です！👍🏻

7/19 11:34

ここは足元がブーツの幅もない高度感抜群の道。
手をかけるところはありますが、鎖はないので慎重に進みます。

7/19 12:00

ここも鎖がない垂壁のような下り。
登りなら楽勝ですが、下りは結構怖い。😅

7/19 12:16

奥穂側から見たジャン。
まるで魔物が住む要塞のよう。

7/19 12:20

ロバの耳を越え、最難関の馬の背が見えてきます。

ここから見ると、まるで鉄壁を誇る城壁のよう。

7/19 12:25

先行パーティーが登るのを見守ります。

7/19 12:26

「ウマノセ」の文字はかわいいけど、上部はギザギザの人食い岩の様相。😅

7/19 12:26

いよいよ我々も全集中して馬の背にアタック！💪🏻

7/19 12:27

本当に両サイド切れていて、ヤバいとこです。
MリーダーとIさんは余裕でスイスイと登っていきます。
流石です！👍🏻

7/19 12:42

馬の背を越えて、ようやく破線ルート終了！✌🏻

7/19 12:42

奥穂までのビクトリーロードをみんなで駆け上がります。😊

奥穂、到着！✌🏻

7/19 12:48

今回の山行で一番タフで元気印だったIさん。
お疲れ様でした！😊

7/21 11:51

ここでも全員で記念撮影！
みんな、ありがとう！🙏🏻

7/19 13:26

全員、最後まで気を緩めず、穂高岳山荘に向かいます。

7/19 14:19

ジャン登頂記念でジャンダルムTシャツ、買っちゃいました！😁

7/19 17:04

17時半の夕食。
隣に居合わせて方とも山談義が弾みます。😊

Kさんからいただいた穂高岳山荘からの日の出の写真。
私はまだお布団の中でした。（笑）

7/20 5:05

5時の朝食。
久しぶりにTKG、いただきました。😋

7/20 5:38

まだ雪渓が広がる涸沢カール。

7/20 5:38

最終日も快晴！😆
準備を整えて、下山開始！

7/20 5:39

奥穂ともお別れ。

7/20 5:58

まず階段状に切ってある雪渓を下りていきます。
小屋のスタッフに感謝！🙏🏻

7/20 6:05

快晴の3連休の為、ザイテングラートはすでにたくさんの登山者。😳

7/20 6:29

ザイテングラート取付前のトラバース道は長蛇の列。

7/20 6:51

ザイテングラート横の斜面はお花畑🌸

7/20 7:57

涸沢小屋に到着。
コーラでカラカラの体を潤します。😋

7/20 7:56

涸沢カールのテン場もいっぱいです。

7/20 7:57

涸沢小屋から見る美しい涸沢カール。😊

7/20 7:57

涸沢小屋を後にします。

7/20 8:04

途中、長野県警の方と談笑。
パトロール、ご苦労様です！🙏🏻

7/20 8:28

7/20 9:16

本谷橋で水浴びをする優しい笑顔のMリーダー。
Mリーダー、我々を安全に導いてもらい、ありがとうございました！🙏🏻

7/20 10:12

予定より早く横尾まで到着。

7/20 12:51

観光客で賑わう河童橋。
こんなに乗って、橋、大丈夫？（笑）

7/20 12:53

3連休で大賑わい。

7/21 11:53

最後に全員で締めの記念撮影。📷
Mリーダー、ありがとうございました！
そして、Kさん、Iさん、お疲れ様でした。
初回山行、忘れられないいい思い出になりました！😆

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

RICOH WG-80 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

ハーネス（装着したが ロープは未使用）

感想

ken

山岳会に入会して間もない中、思い切って、ずっと憧れていたジャンダルムの山行に申し込んでみました。

正直、「こんなハイレベルな山行に自分が参加できるはずない」と思いながらの“ダメ元”の申し込みでした。😅

でも、それでもどうしても行きたくて、これまでのソロでの縦走経験や岩場での行動歴などを一生懸命アピールして、なんとか参加させてもらえないかとお願いしました。🙏🏻

今思えば、あの時、勇気を出して手を挙げて本当によかったと思います。😊

とはいえ、いざ参加が決まると、今度は別の不安が…。😅

山岳会でのグループ山行は初めてで、しかもアルパイン要素のあるルート。

参加者は経験豊富な方ばかりなんじゃないか、自分が足を引っ張らないか…そんな心配ばかりが頭をよぎっていました。😅

でも、そんな不安は山に入る前からすぐに吹き飛びました。😄

リーダーのMさんはとてもやさしくて、親切で、すぐに安心できましたし、一緒だったKさんとIさんも穏やかで話しやすく、初対面とは思えないほどすぐに打ち解けることができました。😆

入会した山岳会は、なんと会員数700人以上という日本で2番目の規模の団体。

様々な人がいると聞いていた中で、初めての山行からこんな素敵なメンバーに恵まれたのは、本当に幸運でした。😆

しかも、初参加の山行が、日本最難関とも言われるジャンダルム。⛰

会にとっては50周年の記念山行。✨

そんなリスクの高い山に、まだ会に入ったばかりの私を受け入れてくれたMリーダーには、感謝の言葉しかありません。🙏🏻

山行中はMリーダーの的確な判断と安心感のある誘導で、常にリラックスして歩くことができました。😄

Kさん、Iさんとも車中から山小屋まで会話が弾み、ソロ山行では得られない、チームならではの楽しさや安心感をたっぷり味わえました。😊

ジャンダルム登頂自体は、思っていたより難しく感じませんでしたが、それ以上に前後のルートがスリリングで、気の抜けない場面が多かったです。

浮石やザレ場が多く、気をつけていても落石してしまうような場面もありましたし、実際、自分でも小さな石ですが、何度か“プチ落石”を起こしてしまいました。😅

また我々パーティーに向かってくる人工落石もありました。😱

高度感のある場所では鎖もないところが多く、一歩一歩が本当に慎重さを求められました。

自分の手に負えないという感覚はありませんでしたが、「ほんのわずかなミスが大事故につながる」ということを実感しました。

これからまた、ジャンダルムのような難易度の高い山に挑戦する機会があるかは分かりませんが、山岳会での勉強会などを通じて、もっと安全に、確実に登れる力をつけていきたいです。😊

今回、山岳会に入って、素晴らしい仲間と出会えたこと、そしてその仲間と日本屈指の難関ルートを一緒に歩けたことは、自分にとって大きな宝物になりました。😆

またいつか、この素晴らしい仲間たちと山に行けたら嬉しいです！😊

コメント

kopalchan

山岳会入ったんですね。
いきなりジャンダルムはすごいね😳
でも、全然平気だったようで、さすがです。次は私とドンちゃんを引率してください😊

ken

kopalchanさん
これからも私はソロ登山に行くと思いますが、何かあった時のソロ登山のリスクを考えるとできる限りグループ行動した方が良いかと考え、スキルアップもしたかったので山岳会に入会しました。

入る前は山岳会に対して、メチャ硬派なイメージを持っていましたが、みなさん優しくて、入って良かったです。😊

岩登りはKopalさんたちの方が上手なので、ちょっとしたミスや落石だけ気を付ければ、私よりすんなり登れると思います。👍🏻

今回、天使の写真が撮れなかったので、お二方が行かれる時にまた一緒に行けるといいですね。😊