北アルプス遠征2025 鷲羽岳・双六岳

2025年07月20日(日) 〜 2025年07月22日(火)

• GPS: 19:10
• 距離: 41.7km
• 登り: 3,151m
• 下り: 3,160m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:41

距離 14.2km 登り 1,708m 下り 250m

6:02 新穂高温泉バス停
6:12 6:16 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:32 6:33 お助け風穴
6:47 中崎橋
6:59 7:00 笠新道登山口
7:10 7:17 わさび平小屋
7:34 小池新道入口
8:14 8:25 秩父沢出合
8:41 チボ岩
9:06 9:08 イタドリが原
9:38 9:41 シシウドヶ原
10:27 10:29 鏡池
10:34 10:47 鏡平山荘
11:32 11:42 弓折乗越
11:56 12:00 花見平
12:13 12:14 くろゆりベンチ
12:40 双六池
12:43 双六小屋

2日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:14
• 合計: 7:28

距離 13.6km 登り 1,253m 下り 1,255m

5:29 双六小屋
5:44 5:45 双六岳巻道分岐
6:54 7:02 三俣峠
7:28 7:39 三俣山荘
8:35 8:53 鷲羽岳
9:43 10:03 三俣山荘
10:35 10:37 三俣峠
10:49 10:58 三俣蓮華岳
11:17 丸山
11:40 11:41 中道分岐
12:01 双六岳
12:40 12:44 双六岳中道分岐
12:46 双六岳巻道分岐
12:57 双六小屋

3日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:00

距離 13.9km 登り 190m 下り 1,655m

5:20 双六小屋
5:23 双六池
5:53 くろゆりベンチ
6:05 6:06 花見平
6:16 6:18 弓折乗越
6:47 鏡平山荘
6:58 鏡池
7:24 7:31 シシウドヶ原
7:46 イタドリが原
8:00 チボ岩
8:12 8:19 秩父沢出合
8:49 8:50 小池新道入口
9:07 9:19 わさび平小屋
9:31 9:32 笠新道登山口
9:41 中崎橋
9:54 お助け風穴
10:07 10:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:18 中崎山荘 奥飛騨の湯
10:20 ゴール地点

天候

1日目・晴れ　2日目・晴れのち曇り一時雨　3日目・晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ひがくの湯と登山者食堂に前泊。車預かりサービスを利用し、新穂高温泉まで送っていただき、入山。下山時も迎えに来ていただき、入浴と昼食を取り、帰宅しました。
入山日が3連休の中日だったので、駐車場の空きがなくても大丈夫なように、こちらの宿を利用しました。

コース状況／危険箇所等

新穂高温泉の登山口に登山ポストあり。
1日目
わさび平までは、林道。鏡平までは、登りやすい登山道。その後、稜線までは急登が続きます。その後はややアップダウンのある稜線歩きです。
2日目
双六小屋から三俣小屋までの巻道は、歩きやすく、時間短縮になります。鷲羽岳への登りは、急登が続き、最後のほうは岩場歩きになります。危険な箇所はありませんが、落石に注意したいですね。三俣蓮華への分岐に戻ると、そこから稜線への急登となります。双六岳への稜線歩きは、景色を楽しみながら歩けました。

その他周辺情報

下山後は、ロープウェイの施設や、ひがくの湯があります。登山者食堂は、下山後に満足するメニューがたくさんあります。おすすめです！

写真

7/20 5:37

出発の朝になりました。今回はひがくの湯と登山者食堂に前泊しました。おかげで、寝不足なく万全の体制です。

7/20 6:01

新穂高温泉に到着しました。
天気は晴れのようです。いい山行の予感です。

7/20 6:01

正面は笠ヶ岳とそれに連なる稜線の大岩壁です。
迫力がすごく、圧倒されます！

7/20 6:07

こちらは新穂高ロープウェイ。まだ営業前ですね。

7/20 6:12

道路を歩き、駐車場を抜けると登山口につきました。
ここに登山ポストがあります。

7/20 6:13

この山域の案内板。ここからわさび平までは、林道歩きです。

7/20 6:32

しばらく歩くとお助け風。ここから冷たい風がでてるわけですが、朝は冷えていたので、この時はあまり感じず。

7/20 6:36

これは笠ヶ岳のなのか？（この時はわからず）

7/20 6:57

笠ヶ岳への分岐へ到着。水場がありました。

7/20 7:00

7/20 7:11

林道の終点にわさび平小屋。
小屋の前にビールや野菜などいろんな物を冷やしてます。

7/20 7:33

わさび平からの笠ヶ岳方面。
青空がすごすぎる！

7/20 7:33

ここを登っていきます。先は長〜い。

7/20 7:37

タニウツギ。
青が映える！

7/20 7:50

クガイソウ。

7/20 7:59

穂高連峰が見えてきました！
高度も着実に上げていきます。

7/20 8:21

秩父沢出合。
冷たい水が大量に流れていて、絶好の休憩スポットです。
景色もいい！

7/20 8:28

ツマトリソウ。

7/20 8:47

焼岳や乗鞍岳も見えるところまできました。
ほんとにいい天気！

7/20 8:58

遥か遠くに笠ヶ岳。

7/20 8:58

見える景色すべてが絶景です。

7/20 9:02

イタドリヶ原につきました。
ここでも小休憩。

7/20 9:05

ベニバナイチゴ。

7/20 9:11

キヌガサソウ。

7/20 9:12

オオバミゾホオヅキ。

7/20 9:24

サンカヨウの実。

7/20 9:40

登ってきた道がみえます。

7/20 9:41

あちこちにまだ雪が残ってます。

7/20 9:50

アカモノ。

7/20 10:20

チングルマ。

7/20 10:24

鏡平に到着。
逆さ槍に挑戦！
しかし、少し風で波が・・・。

7/20 10:39

鏡平山荘です。
たくさんの登山者で賑わってます。

7/20 10:34

鏡平山荘でかき氷をいただきました！
600円なら食べねば。
生き返る〜！

7/20 10:39

鏡平を過ぎると稜線までの急登です。
左側の斜面を登ります。

7/20 11:05

ぐんぐん高度を上げていきます。
鏡平がもう小さくなりました。
そして迫力の槍！

7/20 11:08

ミヤマリンドウ。

7/20 11:09

ミツバオウレン。

7/20 11:11

ちょっと何を撮ったか忘れましたが、こんな感じの道が続きます。

7/20 11:26

似たような写真ですが、前の写真より高度があがってます！

7/20 11:42

大量の汗をかきながら弓折乗越に到着！
結構しんどかった。

7/20 11:54

ここからは小屋まで、稜線歩きです。まあまあアップダウンはありますが。
小さく見えるのが鷲羽岳。

7/20 11:56

ハクサンイチゲの群落！
きれいですね！

7/20 11:56

花見平。
名前の通りの景色！

7/20 11:58

双六岳とお花畑。

7/20 12:10

イワギキョウ。

7/20 12:14

くろゆりベンチ。
この日はクロユリは見られませんでしたが、あるのかな？

7/20 12:18

今日の宿泊地の双六小屋が見えてきました。
見えてからが結構歩きましたが。

7/20 13:24

とうちゃ〜く。
天気が良すぎて大量の汗です。
小屋のビールがバカ売れしてました！

7/20 13:24

小屋からの鷲羽岳です。
受付を済ませてから、樅沢岳まで足を延ばします。

7/20 13:56

空身なので、すぐ着きました！

7/20 13:58

クロユリ。

7/20 13:59

槍ヶ岳の展望スポットですね！

7/20 13:59

こちらは笠ヶ岳。

7/20 13:59

鷲羽岳（左）と野口五郎岳（右）。

7/20 13:59

雲に隠れてますが表銀座の稜線と大天井岳。
では、小屋に戻ります。

7/20 19:06

夕暮れの鷲羽岳。
明日に備えて休みます。

7/21 5:29

おはようございます！
今日もいい天気のようです。

7/21 5:43

今日は鷲羽岳・三俣蓮華・双六と回ります。

7/21 5:44

双六岳方面へ少し登って巻道へ行きます。

7/21 5:44

巻道は高低差が少なく、楽です！

ビンズイです。たくさん囀っていました。

7/21 6:34

鷲羽からの帰りは、上の稜線を歩きます。

7/21 6:34

奥が三俣蓮華岳です。

7/21 6:35

ちょっとした、雲上の楽園です。

7/21 6:47

チングルマの実。

イワヒバリ。ちょっとピンボケです。

7/21 6:55

三俣蓮華の分岐です。
ここは三俣山荘へ向かいます。

7/21 6:55

カール地形ですね。

7/21 7:28

三俣山荘に到着。
少し休んで鷲羽岳へ。

7/21 8:04

鷲羽岳へは急登です。小屋がもう小さくなりました。

7/21 8:04

最後のほうは結構急です。
岩だらけ。

7/21 8:36

鷲羽岳にとうちゃ〜く。

7/21 8:39

鷲羽池と槍ヶ岳の大展望！
すごい絶景！

7/21 8:36

黒部五郎のカールもでかい！

7/21 8:36

こちらは薬師岳。
遠くてでかい！

7/21 8:41

遠くに立山とちょこっと剣岳！

7/21 8:44

水晶岳。いつかいきたいな〜。

7/21 9:01

景色を堪能したので三俣山荘まで戻ります。

7/21 10:02

天気が崩れそうな雲が出てきました。

7/21 10:02

でもまだまだ気持ちいい青。

7/21 10:03

三俣山荘に来ました。
10時のカフェタイムにしました。
ケーキセットが人気です。

7/21 10:03

しっかり休憩したので、三俣蓮華を目指します。

7/21 10:37

先ほどの分岐まで来ました。
今度は三俣蓮華まで登りです。

7/21 10:40

途中、ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲの群落が。

7/21 10:43

タカネヤハズハハコ。

7/21 10:44

お花畑ですね〜。

7/21 10:44

カール地形にお花が映えますね。

7/21 10:50

三俣蓮華にとうちゃ〜く。

7/21 10:50

水晶岳と鷲羽岳。
今回はいきませんが、水晶岳までは結構ありますね。

7/21 10:58

では双六岳へ向かいます。
黒部五郎岳との分岐を通過しました。

7/21 11:04

上から見ると雪渓の厚みは結構あるんですね。

7/21 11:19

稜線を歩いているとライチョウが！

しかも、雛を連れてます！
親鳥は砂浴びをしていました。

雛は3羽ほどいました！

7/21 11:55

双六岳への登る途中でも遭遇！
今度は親鳥のみ。

7/21 11:57

こちらは、先ほどのライチョウよりさらに警戒心がなく、目の前で砂浴びに夢中になっていました！

7/21 12:01

少し登って双六岳に到着。
登るまでにガスってしまいました。

7/21 12:01

少しだけ槍が見えたので、すかさず撮りました。

7/21 12:09

ここで双六小屋のお弁当を食べました。
味付けが良くおいしくいただきました。

7/21 12:28

この後はガスがとれなさそうです。

7/21 12:40

双六岳からの下山途中です。
小屋が見えました。

7/21 12:44

中道の分岐まで降りてきました。
中道を歩いている人は見かけませんね。

7/21 12:46

7/21 12:57

クルマユリです。
小屋の近くで咲いてました。

7/21 18:55

夕方、珍しい雲の形なので撮りました。
明日の天気は晴れるかな。

7/22 4:23

最終日、朝焼けと鷲羽岳。

7/22 4:56

日の出です。
今日もいい天気になりそうです。

7/22 5:19

では下山します。
さようなら、鷲羽岳。

7/22 5:22

笠ヶ岳方面へ出発。

7/22 5:52

ずっと槍ヶ岳を横目に歩きます。

7/22 5:52

くろゆりベンチ。
遠くに御嶽山が見えます。

7/22 5:59

雲海に浮かぶ、乗鞍岳と焼岳。

7/22 6:06

この暑さでも、まだ雪が残ってます。

7/22 6:08

鏡平が見えてきました。

7/22 6:16

弓折乗越につきました。
ここから一気に下ります。

7/22 6:31

見た目より急こう配でした。

7/22 6:43

ミツバオウレン。

7/22 6:45

鏡平山荘につきました。
この時間は静かです。

7/22 6:47

コーヒーフロートは完売なのね。
次来たら、かき氷はどの味にしようかな。

7/22 6:52

今度はしっかり逆さ槍が撮れました！
風がなく、いいコンディションでした。

7/22 7:24

鏡平を出発して、しばらくの地点で。
今日も天気が良く、日焼けしますね。

7/22 7:47

イタドリヶ原まできました。
ここで小休憩。

7/22 8:15

秩父沢出会。
ここでも少し休みました。
水量が豊富です。

7/22 8:15

穂高もそろそろ見えなくなりそうです。

7/22 8:50

7/22 9:07

わさび平小屋につきました。
ここでしばらく、まったりしました。
夏休みの静かな休日の雰囲気です。

7/22 9:11

シシウドヶ原あたりから、ずっと笠ヶ岳山荘への荷揚げのヘリが何往復もしてました。
きっとあの荷はすごい量のビールが（笑）。

7/22 9:32

笠ヶ岳への分岐点まで来ました。
水が冷たくて気持ちいいです。

7/22 9:51

そそり立つ笠ヶ岳です。
この時、出発時に見た岩峰が笠ヶ岳と気づきました。

7/22 10:18

駐車場まできました。
深山荘の駐車場ですが、今日は空きがあります。

7/22 10:28

ゴールです！

撮影機器：

DC-FZ85D Panasonic

SH-52E SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

共同装備

地図（地形図） コンパス 計画書

感想

ヨッシー

今年の北アルプス遠征は、双六岳と鷲羽岳に決定！
1日目は新穂高温泉から双六小屋。
2日目は軽装備で、鷲羽岳・三俣蓮華岳・双六岳を周回。
3日目は双六小屋から新穂高温泉に下山。
そして、栃木から新穂高温泉までの距離を考え、前泊することに。
出発日が3連休中日なので、駐車場争奪戦に負けることも考慮して、車を預かってくれる宿がないかと探していると、ひがくの湯と登山者食堂を見つけ、すかさず予約しました。送迎もしてくれるし。
今回のルートは槍や穂高がずっと見えるコースで、撮影ポイントが多数。
飽きることなく歩けます。
また、山小屋も丁度いい間隔であり、また、かき氷などの名物メニューもあり、疲れを癒してくれます。疲労感も少なく歩けました。カフェメニューは癖になりますね。
今回2泊した双六小屋は、きれいに整備されたトイレ・洗面所、強力な乾燥室、部屋も扉があるため、あたたかく非常に快適に過ごせました。食事もうまく、人気の山小屋で予約が取れにくいわけですね。
2日目をピストンにしたおかげで軽装になり、鷲羽岳の周遊も楽々登山になりました。
そして天気！夕方少し雨が降ることはあっても、3日間行動中は好天に恵まれ、最高の山行でした。
山行のコースはもちろん重要なのですが、泊まる小屋を考慮した日程もいいなと、思える山行でした。
また数年後に双六小屋や周辺の山小屋に泊まることを目的にきたいな〜。