【蓮華の大上がり】蓮華岳 七倉登山口からピストン

2025年07月23日(水) 〜 2025年07月24日(木)

• GPS: 35:03
• 距離: 22.5km
• 登り: 3,037m
• 下り: 3,039m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 2:29
• 合計: 8:32

距離 6.6km 登り 1,537m 下り 213m

6:03 スタート地点
6:07 6:11 七倉山荘
6:13 七倉登山口
7:17 7:30 鉄塔巡視路分岐
8:10 唐沢のぞき
8:40 8:55 岩小屋
10:10 10:14 6合目
10:17 11:08 鼻突八丁（八合目）
11:47 11:53 最終日影
12:10 12:16 天狗の庭
13:21 14:10 船窪小屋
14:24 14:25 七倉岳
14:35 船窪天場

2日目

• 山行: 13:31
• 休憩: 3:05
• 合計: 16:36

距離 15.9km 登り 1,493m 下り 2,820m

0:31 船窪天場
0:39 0:56 七倉岳
2:07 2:23 七倉乗越
3:33 3:40 北葛岳
4:46 4:59 北葛乗越
6:51 7:09 蓮華岳
8:28 8:40 北葛乗越
9:32 9:35 北葛岳
10:26 10:32 七倉乗越
11:24 11:32 七倉岳
11:48 12:47 船窪天場
12:54 七倉岳
13:04 13:07 船窪小屋
13:53 14:00 天狗の庭
14:09 14:10 最終日影
14:34 14:35 鼻突八丁（八合目）
14:40 6合目
15:19 15:27 岩小屋
15:45 唐沢のぞき
16:15 16:20 鉄塔巡視路分岐
17:03 17:04 七倉登山口
17:07 ゴール地点

天候

両日とも　はれ→ガス
2日目は遠雷ゴロゴロ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大町から七倉までは舗装路で20分ほど

■七倉ゲート前駐車場■
広い無料駐車場　テント張れる場所もあった（七倉荘管理？）
トイレポスト有　日帰り温泉　売店
タクシー乗り降り場　バスも運行してるみたい

その他周辺情報

コンビニは道中にたくさんあり
セブンイレブン 安曇総合病院前店に寄った

◾️船窪小屋◾️
七倉岳の脇にちょこんと佇む可愛らしい小屋
テント1張り2000円　ビール500ml1000円
テント場の水場は復活予定なし
天水煮沸したものを500ml300円上限2lまで売ってくれる
それ以上は500ml600円のミネラルウォーター買う
テント場はめちゃくちゃ離れている
テント場トイレは下槽式の汲み取り

■湯けむり屋敷 薬師の湯■
大町温泉郷にある入浴施設　大人750円
サウナ水風呂露天あり
久しぶり言ったらいろんなところがボロくなっていた

■穂の香■
19号線沿いにあるごはん屋さん
1000円前後の定食多数でご飯は一人づつ羽釜で出てくる
何もかもが美味い人気店
20時ラストオーダー

写真

7/23 5:22

七倉の朝。いい天気だが車は少なめ。タクシーの相乗り誘われたが船窪行くからとお断り。

7/23 5:48

ソロ活動にはなかなか厳しめな価格設定。

7/23 5:48

3年前からこんなサービスも始めたのだとか。へー。

7/23 5:53

登山届を投函後にゲートから入山。

7/23 5:54

トンネル入ってすぐ右へ。

7/23 6:13

よきブナの森。

7/23 6:30

既に朝陽が暑い。

7/23 7:04

可愛らしいベンチ。腰かけて休憩。

7/23 7:35

読めないが伝わる。

7/23 8:45

ギンリョウも終盤。

7/23 8:50

やっと半分。

7/23 8:56

沢もない所にホソバミズゴケ。ブナの森は水が豊富ね。

7/23 9:14

森の妖精の後ろ姿のような大樹。

7/23 10:48

木段多数。下山時はありがたかった。

7/23 11:00

ミヤマママコナ。

7/23 11:18

チングルマも終わりかなーとか。

7/23 11:19

ニッガーナ（黄）。

7/23 11:19

ネバリノギラン。

7/23 11:25

マサキの花かわええ。

7/23 11:27

樹林帯抜けたと同時にガス。

7/23 11:38

ガーガー。

7/23 11:49

ハナゴケ（地衣類）。

7/23 11:49

ツノゴケ（地衣類）。

7/23 11:51

お庭は真っ白。

7/23 12:01

ウソです。

7/23 12:34

ツマト。

7/23 12:38

チングルマ残ってた！

7/23 12:39

ハハコ。

7/23 12:40

ゴゼタチ。

7/23 12:40

アカモーン！（波平風に）

7/23 12:41

飛び出し坊やっぽいポーズ。

7/23 12:41

センキュー。

7/23 12:43

コイワ。

7/23 12:44

ちょこちょこフレッシュなやつもいた。

7/23 12:44

ヒナ。

7/23 12:45

母。

7/23 12:47

フスマ。

7/23 12:49

アオノツガノあれ。

7/23 12:50

オーレン。

7/23 12:52

チドリ。

7/23 12:54

ニッガーナ（白）。

7/23 12:58

キンポウゲかダイコンか。

7/23 12:59

期待していた眺望はほぼゼロ。

7/23 13:02

小屋着。

7/23 13:16

フラワーブーケ。

7/23 13:16

小屋の人が丹精しているのだろう。すごい群生。

7/23 13:17

キリンです。

7/23 13:39

受付がてら1本。船窪岳でも行くかと考えていたが早々に断念。

7/23 14:00

テント場が遠くてもう。

7/23 14:02

シャクナ。

7/23 14:14

テント場手前にイチヤクソウゾーンが。

7/23 16:19

濡れたものを干して幕営。この日は3張のみ。

7/23 15:43

嵩増しキーマカレー。テルモスに入れてきた氷でオンザロック。早々に気絶。

7/24 0:43

奥居香さんのラジオ聴きながら早々に準備して出発。合言葉は冴えたやり方。

7/24 0:56

暑いの嫌なのでナイトハイク。乃木坂何某のオールナイトニッポン。若者の恋愛エピソード聞きながら暗闇を歩くおじさん。ビタースイートサンバが懐かしい。

7/24 0:56

迷った末に三脚は置いてきた。満天の星と大町の夜景。まあ前にも撮ってるしいいかなと。

7/24 2:07

暗くてよくわからなかったがだいぶエグいコルだった。

7/24 3:31

オールナイトニッポンゼロ。佐久間さんの面白エピソードトーク秀逸。夜露がひどいのでレイン上下着たが全身びしょぬれ。

7/24 4:12

ぼんやりと白み始める。

7/24 4:19

ご来光は早々にあきらめた。

7/24 4:23

何だかイカつい岩が登場。

7/24 4:36

岩場を鎖で登りつつキキョウ。

7/24 4:50

日の出とともにイケメン現る。

7/24 4:53

歩いてきた北葛だけずっと雲の中。

7/24 4:53

猫耳水晶にゃんにゃん。

7/24 4:54

薬師が染まる。

7/24 5:39

トラのしっぽ。

7/24 5:41

さあご褒美タイムの始まりです。

7/24 5:41

烏帽子と野口五郎と。

7/24 5:41

山のフドウの後ろには赤い牛が横たわる。

7/24 5:42

七倉岳にへばりつくように建つ船窪小屋。

7/24 5:42

餓鬼と唐沢。うっすらと燕。

7/24 5:42

マエホオクホヤリ！マエホオクホヤリ！（2回）

7/24 5:42

双耳峰に見えていた針ノ木がお馴染みの山容に。

7/24 5:43

南プス。

7/24 5:43

激ウスだが富士山。

7/24 5:43

八ヶ岳。

7/24 6:01

遠くてよくわからなかったがミヤマムラサキ？

7/24 6:04

朝陽に浮かび上がる女王様。

7/24 6:15

日陰に白もいた。

7/24 6:18

山頂には誰もいないっぽい。

7/24 6:29

タカネツメクサのブーケ。

7/24 6:31

文句なし。8年ぶり2度目。

7/24 7:07

自撮る。日焼けすごいな。

7/24 6:32

こっちの猫耳は鹿島槍。

7/24 6:32

立山劔。

7/24 6:33

三角点の奥に浮かぶは四阿山と浅間山。

7/24 6:36

とりあえずぐしょ濡れの靴下を脱いでしぼる。足がふやけてシワシワ。

7/24 6:52

しばし寛いで。さて今度は大下り。

7/24 6:58

ウソみたいだろ。全部コマクサなんだぜコレ。

7/24 7:01

白いやつにも陽が当たる。

7/24 7:02

可憐なり。

7/24 7:29

アレンジメント。

7/24 7:43

やっと歩いてきた北葛と七倉が見えた。

7/24 7:43

案の定エグかったコルの間から槍。こっちからだと相当斜めってる。

7/24 7:45

キキョー。

7/24 7:50

オミエナシ開花前。

7/24 8:00

長い鎖場と書いてあったがそうでもなく。

7/24 8:00

頭上には羽のような雲が。

7/24 8:09

岩場直下に幕営適地あり。

7/24 8:20

改めて振り返る。ゴリラ的ね。

7/24 8:26

大町ダムチラリ。

7/24 8:30

明け方チラチラ光っていたのは針ノ木峠の小屋の灯りだったみたい。

7/24 8:34

キスゲも。

7/24 8:34

群生。

7/24 8:39

山頂振り返り。

7/24 9:14

北葛のステージ。涙を敷きつめて。

7/24 9:15

あっという間に雲に呑まれた蓮華。

7/24 9:17

針ノ木はあんなに晴れているというのに。

7/24 9:17

五色ヶ原にも泊まってみたい。

7/24 9:35

カラマツさん。

7/24 10:04

ウスユキソウ。

7/24 10:07

ジャコウ。

7/24 10:09

ここの登り返しも中々にエグく。

7/24 10:13

ホタルブクロしょんぼり。

7/24 11:05

この辺りから眺望はほぼゼロに。

7/24 11:05

針ノ木もさようなら。

7/24 11:10

分岐まで帰着。

7/24 11:20

ポツンと一軒家。

7/24 12:17

パン食べながら撤収。下山したくねーなーなんて呟きながらのコーヒータイム。

7/24 12:50

心許なかったので一応下山用に水500ml購入←結局全部飲み干した。

7/24 12:53

遠雷が聞こえますが下山開始。

7/24 13:02

雷ってことは。ねえ。

7/24 13:03

いるんじゃないかと思って望遠に付け替えておいたぼくです。

7/24 13:03

艶っぽい眼差し。

7/24 13:04

ヒナぴょこぴょこ。

7/24 13:04

ふわっふわだ。

7/24 13:05

意外とすばしこい。

7/24 13:29

進む先にはにょきにょきと入道が湧く。

7/24 13:34

どうやら北アの天狗には完全に嫌われたっぽい。

7/24 13:35

エメラルドグリーンには程遠い。

7/24 13:39

七倉はなかなか。

7/24 13:41

さよなら北葛。

7/24 13:43

唐沢も雲の中。

7/24 13:43

あの辺りが幕岩だろうか？

7/24 15:05

ボケーっと下っていたら出合い頭にばったり。毛並みのいい可愛いこちゃん。しばし見つめ合う。

7/24 16:44

延々と下ってやっとゴール。

7/24 16:47

自販機で何か買おうかと思ったがあとちょっとと我慢。

7/24 17:28

久しぶりの薬師の湯。サウナ水風呂3セット。

7/24 20:06

帰りに絶対に寄ろうと思っていた穂の香。思っていた通り焼肉定食も美味し。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone XS Apple

装備

備考

ほんの数時間の晴れ間だったのだがひどい日焼け　謎の虫刺され多数　全身がかゆい

感想

otkme

北アルプスの北部と南部、その間を流れる高瀬川渓谷。

烏帽子？野口五郎？水晶まで？

いろいろ悩んで、先ずは赤線を繋ぐべく、七倉から蓮華岳へ。
---
北海道でも40度超え。生命の危険を伴う暑さ警報が出る中、標高1000mから2400mまでテント泊装備担ぎ上げ。もちろん汗だく。

樹林帯を抜けたところでガス。夕立も嫌なので、そのままお酒飲んでテントで気絶。

アタックザックに最小限の荷を詰めて、日付けが変わる頃に出立。満天の星に流れ星ビュンビュン。

夜露でびしょ濡れになりながら夜が明けた頃、蓮華の大上がりスタート。

そこから先はパラダイス。10時頃にはガスが出てしまい、短い時間ではあったが北アルプスの絶景スカイライン歩き。

蓮華岳南面のコマクサの群生、圧巻だった。
---
結局同じような行程を踏む登山者には会えなかった2日間。そりゃあそうだ、いろいろ制約も多いし、何しろ長い。

2日目の下りは途中の小屋を挟んでも1700m以上。途中で少し、気が遠くなる。

登山道でバッタリ、カモシカと行き合った。何やってんだこいつ、的な冷ややかな目で、ジッとこちらを見た後、静かに森の中に消えていった。

コメント

silverfrost

蓮華岳直下のコマクサ群生！凄いですね。針ノ木岳からの稜線よりずっと多い気がします。
針ノ木岳＋蓮華岳のサーキットがベタな中、大下りから見る顔は蓮華岳の大きさよく表していますね。
（この大きい山容は大町山岳博物館からも印象に残ってます）

ライチョウ家族も可愛らしい。早速北ア行かなくちゃなぁ..と思った次第です。

獲得標高も相変わらず凄い..お疲れ様でした。

otkme

silverfrostさん

炎上覚悟で言わせてもらえば、南から登らずに蓮華を語るなと断言したい。それくらい圧巻の群生でした。

岩と鎖は、厳つい割りに取り付き易く、今回の山行では完全なるご褒美タイムでした。

雷鳥一家はもう、絶対居るよねと思っての邂逅。ここ以外にもう一頭とバッタリ遭遇しました。

最近めっきり、標高バカになっております。