北岳(きただけ)-3193m、間ノ岳(あいのだけ)-3190m

2025年07月24日(木) 〜 2025年07月25日(金)

• GPS: 10:10
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,879m
• 下り: 1,615m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:36
• 合計: 4:52

距離 4.8km 登り 1,492m 下り 24m

9:01 広河原山荘
9:06 9:08 旧広河原山荘
9:23 白根御池分岐
9:54 10:00 第一ベンチ(1880ｍ)
10:28 10:39 第二ベンチ(2059ｍ)
11:22 11:24 白根御池小屋
12:59 13:06 草すべり分岐
13:14 13:23 小太郎尾根分岐
13:53 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 9:09
• 休憩: 0:31
• 合計: 9:40

距離 7.3km 登り 387m 下り 1,591m

4:00 北岳肩ノ小屋
4:15 4:16 両俣分岐
4:34 4:35 北岳
5:41 5:51 北岳山荘
7:29 7:30 間ノ岳
9:06 9:14 北岳山荘
9:38 9:39 トラバースルート分岐
9:59 10:06 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
10:20 10:22 八本歯のコル
11:40 11:41 大樺沢二俣
12:04 白根御池小屋
12:37 12:38 第二ベンチ(2059ｍ)
12:56 12:57 第一ベンチ(1880ｍ)
13:22 白根御池分岐
13:37 旧広河原山荘
13:42 広河原インフォメーションセンター
13:42 ゴール地点

天候

両日共に、晴れのち雨(落雷もあり)。久々雨にがっつり降られましたが、なんとか大惨事は避けることができ、またひとつ自信に繋がりました、これで今後多少の雨予報ももう怖くない！？

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安駐車場から広河原まで1750円(内300円は現金)SUICAも使えました、購入は片道づつ。帰りはバス2台できちんと座って戻ってこれました。

コース状況／危険箇所等

全体を通して歩きやすく、ハシゴなどよく整備された登山道でさすが人気の北岳。夏休みもあってか、子連れも多く大人でも怖いのにすごいなぁと。帰りのトラバースコースが思いのほか結構ハードで2日目の足腰にこたえました。
また、終始ハチアブブヨなどはたっぷりおり、刺されやすい自分は頭のヘッドネットは必須でした

その他周辺情報

芦安駐車場すぐ、吸い込まれるように金山沢日帰り温泉駐車場へ。880円、八ヶ岳牛乳(200円)をすぐさま購入、身体に染み渡りました。露天風呂、内湯共にぬるめでしたが、そんなに人もまだおらずほぼ貸し切り状態で、よりリラックス出来ました。アイシングはきんきんに冷えた冷水シャワーで。

写真

7/24 8:20

バス停車し、北岳と間ノ岳を見せていただきました。

7/24 8:21

運転手さんのサービスに感謝です。しかし、これからあそこに行くのかぁ

7/24 8:55

野呂川広河原インフォメーションセンター新築の新しくておしゃれな建物、登山届2階にて。受付の方に親切に色々アドバイス「午後はちょっと降られるかも」とのこと、ここで悪天候の心の準備ができました。

7/24 9:01

無事戻ってこれますように

7/24 9:02

最高の登山口です、エメラルドグリーンの深い川の色

7/24 11:22

林道コースを順調に、白根御池小屋まで。なんと魅力的な看板、鹿肉カレー&ダブルアイス、帰り絶対食べようと誓うも、残念ながら、やはり下山時はそんな時間と精神的はありませんでした…

7/24 11:25

独り占めテント最高ですね。

7/24 11:33

そこからぐんぐん登っていきます。振り返って、むむ雲が出始めたぞ

7/24 11:36

高山植物の花々に見惚れてしまいます。

7/24 11:40

天然のお花畑♪

7/24 13:07

ハイマツさん出てきました。この頃には既にゴロピカが始まってきてしまい。

7/24 13:22

臨場感あふれる落雷音、しかも真横付近から下に向かって瞬時に移動する光と音、怖すぎる。

7/24 13:23

稜線コースも真っ白、この後一気に降り出す。今回はワークマンのバックインレインジャケットをお初で試す。バックパックごと羽織れるタイプのウエア。ザックカバーいらないので、さっと装着でき、耐水圧もしっかりめ、汗などの透過率も悪くなく結構強めの雨にも対応できており大活躍でした。

7/24 14:03

30分くらいは降られましたが、無事北岳肩の小屋到着です、小屋はとても綺麗でした。今回は寝袋持ってきており、やはり自分の寝具だとフィット感が良くより休めました。

7/24 17:30

山小屋で陶板焼きとはなんとレベルの高いこと。

7/24 17:32

テント場も広々、雨に降られた後で今日はちょっと寒そうですが、風はそんなにありませんでした。

7/24 18:06

この景色がテントから見れるの最高ですね、いつか稜線テント場チャレンジするぞー、とは思いつつ、雨の日や強風の日は大変そうだなぁと思ったりして、中々勇気と気力が…

7/24 18:08

まだ雨はポツポツ、みなさん小屋の入り口、屋根の下で外の様子見。

7/24 17:39

待ちに待った晩御飯、タンパク質たっぷり、ご飯ももちもち、お味噌汁の塩分が身体に沁みます。ご飯お味噌汁共におかわり自由とのことで、つい半量おかわりしてしまいました。

7/24 19:02

ご飯のあと、しばらく横になってたら、あっという間に日没、日の入りタッチの差で見逃しました…切り替えて、明日のご来光に向けて早々寝ることにします

7/25 3:57

鳳凰三山に続き3時に目覚まし、余裕を持って朝支度。肩の小屋は、キレイな広々更衣室が2室あり、トイレで着替える必要がなく、これがかなり快適でした✨ありがたい

7/25 3:57

美しい絶景の朝焼けの中、パラパラとスタートする方々に続いて北岳へ向かっていきます。

7/25 4:09

今回はヘッドライトの電池も充分、暗くても目印もはっきりととても登りやすい登山道で安心しました。

7/25 4:15

富士山もくっきり、これはご来光期待大です。

7/25 4:21

振り返って肩の小屋と絶景ショット

7/25 4:28

燃えるような赤色、今にも太陽が出てきそうでやっぱり焦りましたが、

7/25 4:35

無事ご来光前に登頂、喜びもひとしお

7/25 4:45

万全の体制の中グットタイミングでご来光が始まりました。

7/25 4:45

テンションは上がります

7/25 4:47

北岳でのご来光カッコ良すぎて震えます

7/25 4:47

太陽のエネルギーたるや。やっぱりパワーをもらえます。

7/25 4:47

こんな美しい富士山がありますか

7/25 4:48

ご来光と富士山、最高の組み合わせ

7/25 4:49

山頂は広々、皆さん思い思いにご来光を堪能されています

7/25 4:50

このゴールデンタイムが1時間くらい味わえないものか

7/25 4:50

間ノ岳方面の稜線がモルゲンで染まってゆきます、なんと美しいグラデーションカラー、至福の時

7/25 5:12

もっと浸っていたいですが、気持ちを切り替えて先へと進みます。今日は長い1日になりそうだ

7/25 5:25

なんとも気持ちの良いコース、また涼しく早朝に出て正解

7/25 5:51

北岳山荘、こちらに泊まっても良かったです

7/25 6:28

中白根山

7/25 7:27

思ったより早めに登頂できました。間ノ岳。もう1日休みあれば、この先の農鳥岳もチャレンジしてみたかったけど、今日は戻ります。

7/25 7:28

このタイミングの富士山が綿飴みたいな雲がてっぺんに、なんだか可愛い。お地蔵さんと共に。

7/25 7:28

木曽駒方面も良く見えます。

7/25 7:29

360度の見晴らし

7/25 7:33

ここでちょっと早めですが、パワーチャージ、彩とりどりのお花畑弁当、野菜ジュースまでついてて最高です。

7/25 8:01

ちょっと日差しが強くなってきましたが、張り切って戻ります、北岳への稜線カッコいい

7/25 8:31

満開の花々と北岳も絵になります

7/25 9:15

北岳山荘からトラバースコースにチャレンジ

7/25 9:25

しらばくは高山植物の宝庫の散歩道のよう。こちらは、花のような部分が多肉植物のような不思議な植物。他にも珍しい初見の花もたくさん

7/25 9:33

真っ青な空と白い雲のコントラスト、なんと美しい天空コースだこと

7/25 9:40

珍しい花々が至る所に、中々進まない笑

7/25 10:02

お花畑コースも終わり、大岩のガレガレアスレチックコースが始まります。ここからは意外とハードで、2日目の中盤足腰こたえました…どれが正しいルートなのか…わかりづらく、結構な中級レベルを要すると思いました。

7/25 10:21

八本歯ノコル、広河原方面へ進みます

7/25 10:25

今度は結構な斜度のハシゴをひたすら降りてゆきます、整備されており大変ありがたいですが、人工ハシゴがどうしても苦手な…ツルッと滑りそうで、とにかく慎重に。。落ちたら、軽く骨折できそう

7/25 10:59

ここからはザレ降りコース、ここもルートが少しわかりづらく

7/25 11:11

雪渓の残りが現れました。前の方も少しルート迷っておられる

7/25 11:17

ここらで左に渡って行くも、ザレすぎコースアウトぽいところを何度か行って戻ったり、地味にこたえます。ただ、そんな登山道でも登ってくる方々がたくさん続々と、皆さんすごいなぁ

7/25 11:42

大樺沢二股、お兄さんお姉さん方、強者ですね。あの厳しい急登コースをこれから行くの？この雲模様、案の定、この後再びがっつり降られました。皆さんの安全を祈ります、この天気でも皆んな登るんだもんなぁ

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

Aurora50

1日で百名山を二座登頂したのは初。北岳でご来光も見れて幸せなひとときを過ごすも、2日目は鳳凰三山に続く中々のハード山行でした。今回スマホの充電＆バッテリーが充分でなく、すべての山行ログは取れず残念でしたが、トータル17kmくらいでさらに雨にもがっつり降られ、最後はかなりいっぱいいっぱいでした。