白峰三山（北岳、間ノ岳、農鳥岳）

2025年07月27日(日) 〜 2025年07月30日(水)

• GPS: 80:00
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,456m
• 下り: 3,167m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:40

7:20 広河原・吊り橋分岐
10:30 11:20 白根御池小屋
15:00 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 1:50
• 合計: 7:00

6:00 北岳肩ノ小屋
7:00 7:20 北岳
8:40 9:10 北岳山荘
9:50 10:10 中白根山
11:10 11:50 間ノ岳
13:00 農鳥小屋

3日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:40
• 合計: 7:20

6:30 農鳥小屋
7:40 7:50 西農鳥岳
8:40 9:40 農鳥岳
10:20 10:50 大門沢下降点
13:50 大門沢小屋

4日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:00

5:30 大門沢小屋
6:40 7:00 大古森沢出合
8:00 8:20 早川水系発電所取水口
9:30 奈良田バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【JR中央線ほか】横浜駅　ー 甲府駅
往路バス代（2,400円）ザック代含
【山梨交通バス】甲府駅南口1番乗り場　4時35分発　ー　広河原　6時28分着
復路バス代（1,000円）ザック代含
【はやかわ乗合バス】奈良田温泉　9時50分発　ー　下部温泉駅　10時59分
【JR身延線ほか】下部温泉駅　ー　横浜駅

＊津波警報の影響で、復路の電車は当初予定の富士回りから甲府回りに変更。

コース状況／危険箇所等

危険な個所はありません。
最終日、大門沢小屋から奈良田温泉までの沢沿いの登山道は下りですが、アップダウンが多く、踏み跡がありすぎて逆に迷ったり、意外と大変で驚きました。
今回歩いた広河原から入るルートの方が、北岳登頂というご褒美を早くもらえるので、次に行く時もそっちを選びたい。奈良田から入ると農鳥岳までが長～い。

その他周辺情報

【温泉】下部温泉駅から見て左が下部温泉ホテル、右がしもべの湯。どちらも駅徒歩1分でホームからも見えます。迷った結果選んだしもべの湯、良いお湯でした。充電設備がないのが残念。食堂（ヘルシーレストランパセリ）は、ラーメン、餃子、唐揚げもありますが、サラダが豊富で、タニタとコラボしたランチメニュー等、女性が好きそうなラインナップ。畳の休憩スペースもあり快適、電車が来る5分前まで滞在できるのがありがたかったです。
【お土産】平日に利用したせいか、しもべの湯のお土産コーナーが品薄だったので（下部温泉駅は無人駅で何もないため）甲府駅で買いました。

写真

7/27 6:32

広河原インフォメーションセンター

7/27 7:14

待ってろよ北岳

7/27 7:16

登山口

7/27 7:17

まずは吊り橋

7/27 10:42

潰れて味が凝縮されたチーズバーガー①

7/27 10:44

白根御池小屋

7/27 11:27

マルバダケブキ

7/27 11:29

ご存知ハクサンフウロ。白根小池小屋の先くらいから目につく。知ってる花を見つけると知り合いに会ったようにちょっとホッとする。

7/27 13:54

雲が上がってきた

7/27 14:11

小太郎山分岐

7/27 14:40

なかなか登りきれない。あと15分。

7/27 14:40

来た道

7/27 17:26

北岳肩の小屋からの眺め。

7/27 17:42

夕飯

7/28 6:04

小屋裏の辺りからシオガマが増えて来た。

7/28 6:30

キタダケヨモギ

7/28 6:37

ペンキマークはたくさん。

7/28 6:47

北岳山頂から肩の小屋を見下ろす。スタバカラー。

7/28 7:03

バックに仙丈ヶ岳

7/28 7:18

北岳山頂

7/28 7:42

ミヤマオダマキ

7/28 7:54

チングルマじゃなくて…と説明されたんだこれ。

7/28 8:03

ミヤマムラサキ

7/28 8:05

白いうぶ毛はチシマギキョウ

7/28 8:24

金露梅は樹木の仲間

7/28 8:26

イワギキョウはうぶ毛なし

7/28 8:38

北岳から下山して振り返る。雲が！

7/28 9:06

北岳山荘

7/28 10:00

中白根山（地味にアップダウン）

7/28 11:15

間ノ岳

7/28 13:32

農鳥小屋は貸切状態。

7/28 13:53

談話室は別棟。土間、豆炭のおこた、懐かしい。

7/28 14:00

シャインマスカット持参。２日は余裕でもつ。

7/28 15:36

噂のトイレ

7/29 4:58

朝の景色

7/29 7:18

熊の平小屋までのコースに注目

7/29 7:19

間ノ岳を眺める。カールが立派。

7/29 7:52

西農鳥岳

7/29 8:53

アキノキリンソウでしょ

7/29 9:03

シンシュウエナジー（トマト味）おいしい。あとは潰れたクルミ蒸しパン。

7/29 9:14

農鳥岳からの眺め

7/29 9:21

農鳥岳から歩いた山が全部見渡せる。

7/29 9:38

ハクサンイチゲ

7/29 9:41

タカネグンナイフウロ

7/29 10:48

ふじさーん

7/29 10:49

大門沢への分岐

7/29 10:53

下ります

7/29 11:41

樹林帯だからクマ鈴。この下りもなかなかシビれた。

7/29 12:42

7/29 12:44

クガイソウ

7/29 12:45

沢が見えた、ここからさらに１時間。

7/29 13:16

日陰うれしい

7/29 13:50

大門沢小屋

7/29 14:35

7/29 16:58

鶏肉がほろほろ。

7/29 18:19

大門沢。水量多め。

7/29 18:25

7/30 5:50

最終日、何度か渡渉する。

7/30 8:12

発電所のダム。水が澄んでるのだ。

7/30 9:29

奈良田のバス停

7/30 12:55

津波？４日ぶりのニュース。

7/30 13:13

がっつりご飯

7/30 13:51

下部温泉駅はこぢんまり

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

mamedaifuk

久々の山行。
私は日々のことで頭が回らず、計画は全て仰せのまま。先輩が書いてくださった手書きの計画書が非常にありがたかった。今回は白峰三山。途中の農鳥小屋はご飯がないので、パンやインスタント食品を普段より多めにパッキング、コンロも入れた。重さでバテるのが嫌で、最初の水は１ℓ。白根御池小屋と北岳肩の小屋で補給した。

農鳥小屋のトイレは経験する価値あり。谷から吹き上げる風でお尻が乾いちゃうから、むしろ紙いらずなのではないかと別の先輩が仰る。いやそれはどうだろう。

そして快晴続き。どの日も夕立前に小屋に着けた。どれもこれも日頃の行いの賜物かと。農鳥小屋から大門沢に下る日は一日中富士山が見えていた。きれいなお花もたくさん咲いていて、通りがかりのレインジャーの方に名前を教えていただけたのが楽しかった。メモった。

同じルートを行く単独行の女性と何度かお話しした。私は勝手に大先輩とお呼びしていたが、テキパキと支度して出かけ、休み休み自分のペースで歩きつつ、ちゃんと予定時間内に到着する底力、さすがだと思った。縦走は今年で終わりだと仰っていたけど、思い直していつかまた、どこかの山でお会いできたら嬉しい。先輩は今年で定年だし、大先輩は今回で縦走を卒業すると仰るし、勝手にしんみりしてしまった。

振り返ると歩いた山が眺められるのが縦走の嬉しさ。北岳、間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳。よく歩いたねー。