南アルプス北部 1987 夏 (Old Records)

1987年08月06日(木) 〜 1987年08月11日(火)

• GPS: 128:00
• 距離: 36.6km
• 登り: 3,775m
• 下り: 3,968m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:20

5:10 旧広河原山荘
7:15 7:25 大樺沢二俣
8:20 2450mのテラス
9:15 9:30 草すべり分岐
9:45 10:00 小太郎尾根分岐
10:30 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 1:15
• 合計: 4:50

5:40 北岳肩ノ小屋
6:10 6:45 北岳
7:30 7:40 北岳山荘
8:10 8:25 中白根山
9:15 9:30 間ノ岳
10:30 農鳥小屋

3日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 1:25
• 合計: 5:40

5:15 農鳥小屋
5:45 6:10 西農鳥岳
6:40 7:05 農鳥岳
7:30 7:40 西農鳥岳
8:10 8:30 農鳥小屋
9:20 9:25 三国沢水場
10:10 三国平
10:55 熊の平小屋

4日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:50
• 合計: 7:20

4:40 熊の平小屋
5:00 5:15 ピーク
6:00 6:10 小岩峰
6:50 北荒川岳取付
7:30 7:40 北荒川岳
9:00 9:10 2700m地点
9:40 2870m地点
10:10 11:15 塩見岳
12:00 塩見小屋

5日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:20

5:25 塩見小屋
7:00 三伏山
7:10 塩見・烏帽子分岐
8:45 塩川小屋
8:45

写真

北岳と大樺沢

大樺沢中間部

大樺沢二俣の案内板
　

稜線目指して急な登り

　雲が下りてきた。

お花畑

甲斐駒ヶ岳

千丈岳

北岳肩の小屋

雷鳥

昼寝をしていると雷鳥が起こしに来た。

朝の富士山
　二日目は雲行きが良くない

鳳凰三山

北岳山頂

大樺沢を見下ろす

北岳山頂からの富士山

イワヒバリ

北岳山荘

北岳を振り返る

間ノ岳を目指して
まずは中白根山から

富士山

中白根山の山頂

間ノ岳

農鳥小屋

富士山
三日目のスタート　

間ノ岳？

熊ノ平小屋？

いい天気だ

熊ノ平への分岐

間ノ岳を巻いていきます

　雲が下りてきました。

・・・大井川の最源流　
貴重な水源を守るため
当所での休み
水の利用はさけて下さい　
別の水がこの先にあります

最源流

チングルマとイワカガミ

巻き道を振り返る

案内板
マキミチ　農鳥へ
間ノ岳　熊ノ平小屋

熊ノ平小屋が見えてきた

ありがたい場所にあります。

間ノ岳

熊ノ平小屋

窓から

ウッディーな暖かみのある小屋

熊ノ平小屋を後に

きのこ

熊ノ平のキャンプ場

熊ノ平からの間ノ岳

間ノ岳

間ノ岳

四日目スタート

朝日を受ける塩見岳

間ノ岳

まだまだ遠い塩見岳

北荒川岳山頂
塩見岳を指さす

千丈岳と甲斐駒ヶ岳

間ノ岳と農鳥岳

農鳥岳

塩見岳

お花畑を行く

渋い

ダイナミックな山容

模様ができている。

南アルプス北部の山々

テントが一張り

塩見岳

塩見岳西峰
東峰より

塩見岳（西峰）山頂

　塩見小屋が足下に見えます。

間ノ岳は雲の中

塩見岳東峰

夏の山頂

沸き立つ夏雲

もうすぐ塩見小屋

夕焼けの空
千丈岳と甲斐駒ヶ岳のシルエット

朝日を受ける塩見岳
五日目のスタート

塩見岳の本峰と北峰

朝日を受ける山並み（南アルプス南部）

南アルプス南部

塩見岳のシルエット

南アルプス南部と三伏峠

塩川にかかる吊り橋

感想

kuriken1828

　南アルプスは大学1年の時に南部を縦走しただけで、登っていない山がたくさんあります。夏になると、北アルプスを歩いていましたが、今回は北岳のある北部を縦走することにしました。
　今までアプローチには電車やバスを使っていましたが、この山行では、車を使うことにしました。自宅から登山口まで距離があるので、広河原山荘に前泊、一泊二食で4,800円でした。今と違い、広河原まで車で入ることができました。広河原山荘は新しく、夕食は焼き肉でワインが付いていました。宿泊者は少なかったようです。夕方になると雲が切れ、吊り橋から北岳が望めました。
　登山初日、朝から天気が良く、朝日の当たる北岳が見られました。草すべりに着いてから、ガスがかかるようになりました。北岳は雲の中でしたが、肩ノ小屋には日が差していました。小屋の前で日向ぼっこしながら昼寝をしていると、雷鳥の親子が頭の上を散歩していきました。肩ノ小屋は一泊二食で4,700円で、昼食にラーメン（600円）とピーチネクター（300円）を買いました。小屋の食事は質素で、小学生の兄弟が仕事を手伝っていました。
　二日目は、前夜から風が強く、北岳に登り着いたところで、ガスがきれました。北岳山荘に着く頃には、北岳、間ノ岳、富士山がよく見えるようになりました。しかし、間ノ岳を登り始めると北西からの厚い雲に包まれ、強風と霧、さらには霧雨になってしまいました。翌日の明け方近くまで、雨と風が吹き荒れていました。
　農鳥小屋は質素で、ラーメンもつくってもらえませんでした。食事もたいへん質素でしたが、小屋のおじさんは、いかにも山男といった感じで、おもしろかったです。
　三日目は、午後になって、やっと夏らしい天気になってきた。青い空、わき立つ白い雲・・・。今日は長い時間、農鳥岳を見て歩きました。
　熊ノ平小屋は感じのいい山小屋でした。小屋には主人とアルバイト、それにアメリカ女性が働いていました。お昼に、ラーメン（600円）とトマトジュース（300円）をたのみ、夕食は玄米入りご飯と天ぷらでした。頼めば洋食にもしてくれるようです。小さな電気オーブンでパンを焼いています。山小屋でパンにしますか、ご飯にしますかと聞かれるとは思っていませんでした。食事の時のお茶も、いいものを使っていました。
　四日目の塩見小屋も家庭的な山小屋で感じが良かったです。夕日子ちゃんと太郎君が手伝いに来ていました。今日も夕食は天ぷらでした。水場まで、行きが10分帰りが20分です。宿泊者には1L分けてくれました。小瀬戸ノ湯の利用者は、荒川出合まで送ってくれます。帰りに利用する人も、迎えに来てくれるそうです。
　五日目は、バスに間に合うよう大急ぎで下りました。塩川から伊那大島駅へバスが出ていて、伊那大島でさらにバスを乗り継ぎました。高遠を通過したのは覚えていますが、その先の路線は覚えていません。なんとか広河原にもどって帰宅しました。

2025.08.11記載
P.S.
　何でこんな暑い8月に「山の日」が制定されたのでしょうか。今日は天気も悪かったので、PCに向かって、古い山の記録をまとめていました。