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Yamareco

記録ID: 8557229
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳日帰りピストン

2025年08月15日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:35
距離
11.8km
登り
1,027m
下り
1,024m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:19
休憩
1:14
合計
5:33
距離 11.8km 登り 1,027m 下り 1,024m
7:23
25
7:48
5
7:53
7:57
5
8:02
8:04
12
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8:20
22
8:42
8:47
12
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9:02
34
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9:38
15
9:53
9:58
15
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10:33
41
11:14
11:19
9
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11:32
18
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12
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1
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12:17
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6
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7
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15
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12:56
0
12:56
ゴール地点
登りの扇雪渓で小休憩。下りの唐松岳頂上山荘でコーヒーとパン休憩。八方池でベストショットを狙ってしばしウロウロ。
天候 晴れ。午後から雷注意報。
7時10分20℃@グラートクワッドリフト麓駅 (1670m)
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
前泊
 八方アルペンライン 往復3400円
帰り)
 白馬-信濃大町 15:57-16:33 JR大糸線 乗車券7150円
途中下車
 信濃大町-松本 18:11-19:03 JR大糸線
 松本-名古屋 19:07-21:21 特急しなの24号 (自由席特急券2200円)
 名古屋-新大阪 21:35-22:24 新幹線のぞみ471号 (指定席特急券3470円)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。上部はところどころ道が細いのですれ違い待ちが頻繁に発生。
八方池より上は長野県登山安全条例で登山計画書が必要だそうで、アルペンリフトのチケット売り場でも訊かれました。
その他周辺情報 うさぎ平テラス2Fカフェテリアイエティで飲食。アルペンライン麓駅の売店にお土産物。白馬駅までの間に白馬八方温泉が数軒。無料の足湯もあり。
宿からアルペンライン八方駅まで徒歩移動30分あまり。昨日テレキャビンから見えてた熱気球。白馬らしく街灯も瀟洒。この辺まで来ると飲食店もありました。まあ白馬価格でしょうけど。
2025年08月15日 06:20撮影 by  SH-54D, SHARP
8/15 6:20
宿からアルペンライン八方駅まで徒歩移動30分あまり。昨日テレキャビンから見えてた熱気球。白馬らしく街灯も瀟洒。この辺まで来ると飲食店もありました。まあ白馬価格でしょうけど。
2つ目のリフト、アルペンクワッドを降りると黒菱平。鎌池湿原の向こうに白馬三山。ヤマスタチェックポイント。
2025年08月15日 07:10撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:10
2つ目のリフト、アルペンクワッドを降りると黒菱平。鎌池湿原の向こうに白馬三山。ヤマスタチェックポイント。
3つ目のリフト、グラートクワッドから。頂上直下に雪渓の見える五竜岳と双耳峰の鹿島槍ヶ岳。
2025年08月15日 07:18撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:18
3つ目のリフト、グラートクワッドから。頂上直下に雪渓の見える五竜岳と双耳峰の鹿島槍ヶ岳。
八方池山荘到着。いきなり絶景でお出迎え。雲海に浮かぶ島のような山々。ヤマスタCP。
2025年08月15日 07:21撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:21
八方池山荘到着。いきなり絶景でお出迎え。雲海に浮かぶ島のような山々。ヤマスタCP。
正面手前が美ヶ原で、左奥が八ヶ岳。その右端ほんのかすかに富士山。右奥に南アルプス。
2025年08月15日 07:21撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:21
正面手前が美ヶ原で、左奥が八ヶ岳。その右端ほんのかすかに富士山。右奥に南アルプス。
正面に台形の高妻山。そこから左に妙高山、火打山、焼山、雨飾山。
2025年08月15日 07:27撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:27
正面に台形の高妻山。そこから左に妙高山、火打山、焼山、雨飾山。
第2 (息やすむ) ケルン。ヤマスタCP。
2025年08月15日 07:48撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:48
第2 (息やすむ) ケルン。ヤマスタCP。
第2ケルンから。雪と見紛う白さの白馬鑓ヶ岳と左に天狗ノ頭。
2025年08月15日 07:48撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:48
第2ケルンから。雪と見紛う白さの白馬鑓ヶ岳と左に天狗ノ頭。
不帰嶮と上空に半月。不帰嶮の左端に見えているのは唐松岳頂上でしょうか。
2025年08月15日 07:49撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:49
不帰嶮と上空に半月。不帰嶮の左端に見えているのは唐松岳頂上でしょうか。
八方ケルン。ヤマスタCP。シュミラクラ効果で顔に見えるけど…狙ってない?
2025年08月15日 07:54撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:54
八方ケルン。ヤマスタCP。シュミラクラ効果で顔に見えるけど…狙ってない?
中央が浅間山で左が四阿山かな。足元に大糸線沿いの狭い平地。
2025年08月15日 07:54撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:54
中央が浅間山で左が四阿山かな。足元に大糸線沿いの狭い平地。
迫力ある不帰嶮の全貌。
2025年08月15日 07:59撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 7:59
迫力ある不帰嶮の全貌。
八方池ケルンと半月。
2025年08月15日 08:03撮影 by  SH-54D, SHARP
8/15 8:03
八方池ケルンと半月。
八方池。ヤマスタCP。この時は風が強く水面が波立っていたので逆さ白馬岳は見られまいと思って下まで降りずにスルー。
2025年08月15日 08:03撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 8:03
八方池。ヤマスタCP。この時は風が強く水面が波立っていたので逆さ白馬岳は見られまいと思って下まで降りずにスルー。
ダケカンバでしょうか。木がほどよくまばらで見通しがよくて歩きやすい道です。
2025年08月15日 08:14撮影 by  SH-54D, SHARP
8/15 8:14
ダケカンバでしょうか。木がほどよくまばらで見通しがよくて歩きやすい道です。
振り返ったら正面に妙高山、その左に火打山も。
2025年08月15日 08:57撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 8:57
振り返ったら正面に妙高山、その左に火打山も。
丸山ケルン。ちょっと雲が増えてきましたね。
2025年08月15日 09:01撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 9:01
丸山ケルン。ちょっと雲が増えてきましたね。
これは白馬岳側だったかな。あまり汚れてない雪渓。
2025年08月15日 09:38撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 9:38
これは白馬岳側だったかな。あまり汚れてない雪渓。
モグラの鼻先みたいな岩。
2025年08月15日 09:48撮影 by  SH-54D, SHARP
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モグラの鼻先みたいな岩。
唐松岳頂上。
2025年08月15日 09:57撮影 by  SH-54D, SHARP
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唐松岳頂上。
登頂〜ですがすっかりガスガスに。昨日と同じ…
2025年08月15日 09:56撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 9:56
登頂〜ですがすっかりガスガスに。昨日と同じ…
二等三角点「唐松谷」(2695.9m)…だそうですが、国土地理院の基準点成果等閲覧サービスでは出てこない…なぜ
2025年08月15日 09:56撮影 by  SH-54D, SHARP
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二等三角点「唐松谷」(2695.9m)…だそうですが、国土地理院の基準点成果等閲覧サービスでは出てこない…なぜ
割合なだらかで奥行きのある雪渓。唐松沢氷河?
2025年08月15日 10:08撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 10:08
割合なだらかで奥行きのある雪渓。唐松沢氷河?
帰りは唐松岳頂上山荘に立ち寄ります。雲海カレーには惹かれましたがまだだいぶ時間があるのでスルー。
2025年08月15日 10:14撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 10:14
帰りは唐松岳頂上山荘に立ち寄ります。雲海カレーには惹かれましたがまだだいぶ時間があるのでスルー。
代わりにコーヒーを。インスタントのセルフサービスで200円。パンは自前です。インスタントコーヒーのスティックの袋もパンパンでしたね。
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代わりにコーヒーを。インスタントのセルフサービスで200円。パンは自前です。インスタントコーヒーのスティックの袋もパンパンでしたね。
上から見下ろす山小屋。左にもう1棟。赤いペイントが多いのはガスの中でも遠くから目印になるようにでしょうか。
2025年08月15日 10:33撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 10:33
上から見下ろす山小屋。左にもう1棟。赤いペイントが多いのはガスの中でも遠くから目印になるようにでしょうか。
初心者向け北アルプスとのことですが上部は結構細道が。
2025年08月15日 10:39撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 10:39
初心者向け北アルプスとのことですが上部は結構細道が。
これも唐松沢だったかな。
2025年08月15日 10:47撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 10:47
これも唐松沢だったかな。
雲がとれてきました。これは…五竜岳方面だったか。手前に犬の横顔みたいな岩。
2025年08月15日 10:49撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 10:49
雲がとれてきました。これは…五竜岳方面だったか。手前に犬の横顔みたいな岩。
気持ちのいい広い尾根道。
2025年08月15日 11:05撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:05
気持ちのいい広い尾根道。
目の高さにある不帰嶮。
2025年08月15日 11:05撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:05
目の高さにある不帰嶮。
山の緑と雪渓の白に陽光が当たって眩しい。
2025年08月15日 11:13撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:13
山の緑と雪渓の白に陽光が当たって眩しい。
丸山ケルンから白馬の町。昨日も見た赤い屋根があります。
2025年08月15日 11:15撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:15
丸山ケルンから白馬の町。昨日も見た赤い屋根があります。
上から見下ろす扇雪渓。
2025年08月15日 11:25撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:25
上から見下ろす扇雪渓。
なだらかな源頭部から奥行きある谷が始まる感じがよい。
2025年08月15日 11:47撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:47
なだらかな源頭部から奥行きある谷が始まる感じがよい。
八方池、こうして見ると小さい。天然の池だそうですがどうしてあんな尾根筋の周囲で一番高いところにできるのかしら…
2025年08月15日 11:50撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:50
八方池、こうして見ると小さい。天然の池だそうですがどうしてあんな尾根筋の周囲で一番高いところにできるのかしら…
2025年08月15日 11:59撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 11:59
ジーっていうゼンマイが動いてるような音がするので何かと思ったらセミの鳴き声でした。この金色のは…エゾゼミ?
2025年08月15日 12:00撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 12:00
ジーっていうゼンマイが動いてるような音がするので何かと思ったらセミの鳴き声でした。この金色のは…エゾゼミ?
風はそよ風程度になっていましたがそれでも水面は波立って逆さ白馬はダメでした。よほど無風じゃないと。
2025年08月15日 12:08撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 12:08
風はそよ風程度になっていましたがそれでも水面は波立って逆さ白馬はダメでした。よほど無風じゃないと。
でもまあ角度を変えると波頭がキラキラ光って綺麗。
2025年08月15日 12:12撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 12:12
でもまあ角度を変えると波頭がキラキラ光って綺麗。
行きで取れなかった石神井ケルン。ここでヤマスタCPコンプリート。
2025年08月15日 12:37撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 12:37
行きで取れなかった石神井ケルン。ここでヤマスタCPコンプリート。
神城の方。明るい緑の線はスキー場の林間コース的なのでしょうか。
2025年08月15日 12:37撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 12:37
神城の方。明るい緑の線はスキー場の林間コース的なのでしょうか。
木道の先に赤い屋根の八方池山荘と下界。山らしい光景です。
2025年08月15日 12:39撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 12:39
木道の先に赤い屋根の八方池山荘と下界。山らしい光景です。
リフト2つ分降りてうさぎ平。行きに取りましたがヤマスタCP。ヤマスタの記念品引き換えもここで。
2025年08月15日 13:41撮影 by  SH-54D, SHARP
8/15 13:41
リフト2つ分降りてうさぎ平。行きに取りましたがヤマスタCP。ヤマスタの記念品引き換えもここで。
2Fのカフェテリアイエティでお昼ご飯。「アイエティ」って何だって思いましたが雪男でした。長野名物山賊焼き丼。味噌汁もついて塩気が体に沁みます。
2025年08月15日 13:20撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 13:20
2Fのカフェテリアイエティでお昼ご飯。「アイエティ」って何だって思いましたが雪男でした。長野名物山賊焼き丼。味噌汁もついて塩気が体に沁みます。
ゴンドラから眺める平川。地形図通り中洲が多いです。
2025年08月15日 13:47撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 13:47
ゴンドラから眺める平川。地形図通り中洲が多いです。
白馬駅へ向かう途中、みみずくの湯で入浴。白馬八方温泉は数軒ありますが、ここは露天から白馬岳が眺められそうだったので選択。みんな同じことを考えたのか少し並んでいました。
2025年08月15日 14:43撮影 by  SH-54D, SHARP
8/15 14:43
白馬駅へ向かう途中、みみずくの湯で入浴。白馬八方温泉は数軒ありますが、ここは露天から白馬岳が眺められそうだったので選択。みんな同じことを考えたのか少し並んでいました。
さらに駅に向かう途中に無料の足湯、薬師の湯もあります。
2025年08月15日 15:35撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 15:35
さらに駅に向かう途中に無料の足湯、薬師の湯もあります。
白馬駅。小じゃれてますね。でも信濃大町と違って自動改札じゃありませんでした。
2025年08月15日 15:43撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 15:43
白馬駅。小じゃれてますね。でも信濃大町と違って自動改札じゃありませんでした。
1本早い列車に乗れたのでその信濃大町で途中下車して、駅前の拉麺げん屋で早めの夕食。去年と一昨日食べ損ねた黒部ダムカレーです。ラーメン屋ですがダムカレーがあります。
2025年08月15日 17:11撮影 by  SH-54D, SHARP
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8/15 17:11
1本早い列車に乗れたのでその信濃大町で途中下車して、駅前の拉麺げん屋で早めの夕食。去年と一昨日食べ損ねた黒部ダムカレーです。ラーメン屋ですがダムカレーがあります。
次の列車で帰ります。駅舎の向こうに一昨日寄った大町山岳博物館。今度またじっくり見に来てもいいですね。
2025年08月15日 18:00撮影 by  SH-54D, SHARP
8/15 18:00
次の列車で帰ります。駅舎の向こうに一昨日寄った大町山岳博物館。今度またじっくり見に来てもいいですね。
イブキボウフウでしょうか。セリ科の仲間は似たのがいっぱいありすぎて…まあ蜂も区別せずにどれにもよく集まってるみたいだし。
イブキボウフウでしょうか。セリ科の仲間は似たのがいっぱいありすぎて…まあ蜂も区別せずにどれにもよく集まってるみたいだし。
可愛いハクサンシャジン。
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可愛いハクサンシャジン。
チングルマの群生。五竜岳はもう実になっているのばかりでしたが環境でだいぶ違いますね。どこかで二度咲きだと解説してましたが…ホントかな。
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チングルマの群生。五竜岳はもう実になっているのばかりでしたが環境でだいぶ違いますね。どこかで二度咲きだと解説してましたが…ホントかな。
1輪だけ見つけたクルマユリ。
1輪だけ見つけたクルマユリ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 さて五竜岳の翌日はおとなり唐松岳に。普通の山ヤがその2座を計画したなら山小屋に1泊して縦走するんでしょうけど、私はいったん下山して麓で泊まってから翌日またピストンです。まだ山小屋泊は経験したことがないですし、もともと五竜ピストンだけを計画していたところ、せっかくだしもう1座どこかをと考えて追加したので。唐松岳は北アルプスの中では初心者向けらしいので2日目にいいかなと。五竜と唐松どちらも東麓からリフト使ってピストンでは山域も行動様式も似通ってて変化に乏しかったかもしれませんが。

 翌朝は宿から歩いて八方アルペンラインの八方駅へ。お盆休みの6時半運行開始に合わせて乗り込むつもりでしたが少し出遅れ。寝坊したわけじゃないんですが、昨日と違って時間に余裕があると思うとつい朝の準備でダラダラしてしまいました。宿の出がけに隣のツインに泊まっていたお客が「隣のお客もう出て行ったよ。早いね」と言っているのが聞こえましたが、すみません遅いんです。

 そんなわけで10分ほど遅れて着くとすでに結構人が。短い列ですが2回ほど折り返していました。まあチケット売り場はフォーク待ちでさっさか片付いていきますし、ゴンドラリフトも高速回転してるので列はすぐにはけていきます。とはいえそれだけ輸送能力があるということなので、八方池山荘に着いた時は前方見える限りの登山道には先客が。しばらくは数珠つなぎで歩きましたが一定速で流れて詰まる感じではなかったです。展望が良かったのでゆっくりでも全然かまいません。

 そんな風だったのでもう今日はすれ違ったりする人を数えることはしませんでしたが、頂上を目指す人しかいない八方池より上に限っても昨日の五竜岳より人口密度は高かったですね。まあ前を歩いている人は私が出遅れたせいですが。すれ違いがうまくいかなかったりして初心者比率の高さを感じましたが、もちろん熟練者の風格を漂わせた人もいます。道の譲り方とか身のこなしが「むむ、できる」みたいな。特に上の方に多かったような。五竜岳か白馬岳から縦走してきた人でしょうか。私も周囲に気を配って登り下りにこだわらずこっちが譲った方がいい時はそうしたつもりだったので多少はできる奴と思われていればよいのですが。

 頂上付近は残念ながらガスが濃くて展望はなかったので早々に下山開始。昨日「爺ヶ岳、鹿島槍、五竜と展望3連敗」と言っていた人がいましたが、私の去年の爺ヶ岳と昨日の五竜、今日で3連敗です。劔・立山が見られるのはいつのことやら。あとライチョウの野生個体も。帰り道は唐松岳頂上山荘に立ち寄って山小屋のコーヒーでパン休憩。今日は昨日と違ってリフトの運行時間には余裕があるのですが、午後から雷注意報が出ていてリフトが止まることもあるとのことだったのであまりのんびりせずに下りました。

 うさぎ平テラスの食堂で昼ご飯を食べてヤマスタの記念品を貰ってゴンドラで八方駅へ。八方駅の売り場でお土産を買って歩いて白馬駅へ。途中のみみずくの湯で山の汗を流しました。少し混んでいて洗い場が空くのを1人2人分待つ程度でした。ザックは入口にある棚に置いて更衣室に入るスタイルでしたが私が入った時はまだザックは私の分だけ。上がってきたら数個に増えてました。雷は鳴りませんでしたが午後になって雲が出てきたので残念ながら露天風呂から白馬三山は見えず。白馬駅から帰りの電車に乗りました。

 信濃大町駅で途中下車して去年からの懸案だったダムカレーを食べて再び大糸線に乗車。松本駅でのしなの乗換に4分しかなく先頭車輛に陣取っていたのですが、遅れている行き違い列車を待つので5分ほど余計に停車するとの車内アナウンスが。「うわ!しまった、カレーのせいで今日中に帰宅できない?いやでもこんな場合…」と思っていると、しなのは松本で接続待ちをしてくれるけど通常より時間が短いのでお急ぎくださいとの追加情報が。他にも数人そわそわしている人と一緒に松本駅で走ったのですが、ホームに着くとまだしなのは入線していませんでした。こっちも遅れてたみたい。「走り損でしたね」と言い交わしました。帰りのしなの自由席は2人掛けのおおかた全部が1人ないし2人で埋まっている程度。名古屋には定刻に着いて、これまたガラ空きののぞみで帰りました。

 さて唐松岳の感想ですがとにかく展望が素晴らしいの一言、最初から最後まで良かったですね。昨日より天候に恵まれたのもありますが、そもそも遠見尾根より見通しがいいです。風が通って終始涼しく快適でした。頂上はガスでしたが、それがなければ八方尾根と頂上とで全方位への展望が楽しめました。いくつかのウェブサイトたとえば白馬八方尾根索道事業者協議会のページには
https://www.happo-one.jp/trekking/
「日本百名山のうち11座が見られる」と書かれてあるのですが、もっとたくさん見えるんじゃないでしょうか。白馬、劔、立山、鹿島槍、五竜、南アルプスが数座、富士山、美ヶ原、赤岳、蓼科山、浅間山、四阿山、高妻山、妙高、火打山、雨飾山とほら。北アルプスにもまだ見える山がありそうですし。八方尾根からってことでしょうか。まあでもとにかくたくさん見えます。あと高山植物で有名な白馬岳近くとあって花もたくさん見られましたねー素晴らしい。

 山行の内容的には歩きやすいよく整備された道で疲れのある2日目にちょうどいい選択でした。ペースがCT0.8~0.9になっていたのは意外。確かに八方池より下は観光客が多くて思い通りに歩けませんし、上部は結構すれ違い待ちがあったりして足が止まりましたがそんなにゆっくりだったでしょうか。先日の鉢伏山で転倒して打った脚は触れるとまだ痛むのですが普通に歩く分には何も影響ないですし。…まあ予定の目安時刻よりは早く着いたので問題ないのですが。ちょっとの出遅れで前にずいぶん人がいたので、人気の山だけに極力先頭で入山した方がいいかもしれませんね。あと夏は霧、冬は吹雪で登山道を見失うことも多くそれで遭難者の慰霊を兼ねて目印のケルンがあんなに建っているのだとか。知り合いを誘ってまた登るのもいいなと思ったのですが、そのあたりは気をつけねば。でも今回は特に天候に恵まれたということで満足の2泊3日でした。

〇今日のヤマスタチェックポイント
●鎌池湿原●八方池山荘●石神井ケルン●第2ケルン●八方ケルン●八方池●うさぎ平
(以上全部、「白馬八方尾根スタンプラリー」)
●唐松岳(「白馬八方尾根スタンプラリー」スペシャルチェックポイント)

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体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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