奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳 岩尾根縦走


- GPS
- 56:29
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 3,258m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:32
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:57
<活動量計ログ>往路(白出沢ルート)
ピーク:2分
有酸素:69分
脂肪燃焼:145分
<活動量計ログ>復路(奥穂〜ジャンダルム〜西穂)
ピーク:0分
有酸素:54分
脂肪燃焼:606分
天候 | 1日目:曇り (2日目:沈殿) 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://kankou.city.takayama.lg.jp/_res/projects/kankou/_page_/002/000/369/map201602ver4.1.1.pdf ■新穂高ロープウェイ 下山時に使用。 http://shinhotaka-ropeway.jp/price/#eigyou |
コース状況/ 危険箇所等 |
■日の出 AM4:39 / 日の入 PM19:08 <新穂高〜白出沢〜穂高岳山荘> ・この日に白出沢で出会ったのは2組。静か。 ・白出沢を渡渉する重太郎橋は架かっていない(この日の水量では、問題なく渡渉できた)。 ・白出沢上部に雪渓は無くアイゼン不要。 ・白出沢上部は浮石で登山道が埋め尽くされていて歩きにくい。 <奥穂〜西穂> ・西穂、奥穂、岳沢から来た登山者と1組ずつ会う。静か。 ・浮石と逆層スラブの連続。滑らないように慎重に歩く。 状態は大キレットや北穂高〜涸沢岳に近いけど、その距離が長い。 浮石は酷い。オンシーズンに大勢の登山者と一緒だったらと思うと恐ろしい。 ・道が分かりにくい箇所が出てくる。トレースは、歩きやすい場所についているけど 前後のつながりで、必ずしもそうではないところに続く場所もある。どこに続くのが、気にしながら歩く。 ・奥穂→西穂の南下ルートは実質1泊2日で縦走が可能だけど、岩稜の降下なので、岩登りを楽しめる場所は少ない。。 <西穂高〜新穂高> ・大勢の登山者と出会う。 ・岩場では渋滞。 ・暑い。 |
その他周辺情報 | ■新穂高センター 登山届・下山届を提出。 http://www.city.takayama.lg.jp/shisetsu/1004141/1004487/1005412.html ■穂高岳山荘 クレジットカードの利用可。 宿泊者は天水無料。 FreeWifiあり(無料)。 携帯充電コンセント、充電用ポートあり(有料)。 連泊時は割引あり。 http://www.hotakadakesanso.com/ ■温泉 ひらゆの森(入山前) http://www.hirayunomori.co.jp/ 中崎山荘 奥飛騨の湯(下山後) http://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=3311 |
写真
装備
個人装備 |
GPS・地図(1)
ファーストエイド・リペア類(1)
グローブ(1)
保存食・行動食・水(1)
サングラス(1)
ヘッデン(1)
ストック(2)
ツェルト(1)
ヘルメット(1)
|
---|---|
備考 | ■装備重量 Base/w 3.2kg Pack/w 6.8kg(山小屋で弁当を買ったので、縦走時のPack/wは7kg超) SKINOUT/w 9.6kg <good> ・薄手のグローブ。普段は素手だけど、日陰の冷たい岩を掴むので役に立った。 ・カップラーメンを小屋で購入(朝食用)。縦走日の行動開始時間前倒しに貢献。 <Bad> ・土壇場で持って行ったダウンジャケットは過剰だった。 ・フリーズドライ2食分が無駄になった(勿論、非常食・行動食が別にある)。 装備的には小屋での弁当注文は過剰だった。美味しかったけど。 |
感想
目指せジャンダルマー。ここ数年の目標がついに叶った。
今回登ったジャンダルム・西穂高岳は以前より何度か狙っているピークだが、その度に天候やコンディションが悪く断念していた。自分にとっては、念願の初ピークハントだ。
今回のルートは、奥穂から西穂を目指す南下ルートを選んだ。一般的には西穂→奥穂の北上ルートの方が多いようだ。北上ルートだと岩尾根を登りで縦走するので歩き易い。自分も昨年の槍穂縦走では、当初のプランでは西穂から槍を目指していたが、悪天候のため直前に槍から前穂へとルートを見直していた(ジャンダルムから先は天候が悪く断念)。今回は、未踏となっていた奥穂から先を繋ぐプランだ。
今回の縦走も天候はギリギリまで不安材料だった。実際に2日目が大雨で停滞となり予備日を山小屋で消化することになった。しかし粘った甲斐があり、梅雨の合間の貴重な1日の晴天を突いて、念願の登頂となった。
今回の縦走では怖いとか難しいという気持ちより、絶好のコンディションで歩けて楽しいという感情が優先した。今までも沢登りで、ここでフォールしたらヤバい(しかも確保してない!)、という状況で登攀する場面があり「次の1手がヌメっていたら…」とか「今掴んでいる草が抜けたら…」と思うと、お尻がムズムズっとすることが何度かあった。しかし、今回は、そういう事はなく、慎重に進めば対応出来る範囲だった。勿論、集中力を切らせたら容易に道を間違えるし、足を踏み外せば大けがでは済まないところが多い。緊張感を保ちつつ、この岩尾根の縦走を楽しむことが出来た。
北アルプスでは、幾つか行ってみたいルートが残っている。ジャンダルムが行けたら次は!というルートもある。厳しい場所が増えてきたが、着実に詰めていきたい。
■槍穂縦走(大キレットと3,000m峰8座)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-702393.html
■猛烈な風吹く西穂高 ピラミッドピークまで
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-253054.html
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