北岳 初テン泊

2016年07月15日(金) 〜 2016年07月17日(日)

• GPS: 16:44
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,800m
• 下り: 1,827m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:02

10:56 スタート地点
10:56 11:03 広河原インフォメーションセンター
11:05 11:06 広河原・吊り橋分岐
11:08 11:40 広河原山荘
11:51 11:51 白根御池分岐
14:58 白根御池小屋

2日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 2:16
• 合計: 8:16

7:10 白根御池小屋
7:35 7:43 二俣
10:55 11:07 草すべり分岐
11:31 11:48 小太郎尾根分岐
12:38 14:11 北岳肩ノ小屋
14:24 14:26 両俣分岐
14:47 14:51 北岳
15:13 15:13 両俣分岐
15:26 北岳肩ノ小屋

3日目

• 山行: 4:29
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:34

6:34 北岳肩ノ小屋
7:03 7:14 小太郎尾根分岐
7:16 7:21 草すべり分岐
8:30 8:49 二俣
11:24 11:25 白根御池分岐
11:31 11:54 広河原山荘
11:55 11:55 広河原・吊り橋分岐
12:02 12:08 広河原インフォメーションセンター
12:08 ゴール地点

芦安（09:55）〜広河原（10:55）はバスを利用。甲府からの途中で渋滞の為出発が少し遅れました。
広河原（12:10）〜芦安（12:52）は乗合いタクシー利用。

天候

7/15　曇りのち雨　広河原から白根御池小屋まで曇り、夕方から雨
7/16　曇りのち晴れ　白根御池小屋から肩の小屋まで曇り、その後徐々に視界が開け北岳登頂時はガスが流れるものの千丈、甲斐駒、間ノ岳、富士山、鳳凰三山など最高の眺望でした。
7/17　ガスガスのち小雨　朝からガスガス！風も強く下山。大樺沢二俣経由で広河原へ途中から小雨。芦安まで戻ると晴れ。暑い〜

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

芦安から広河原までバス。\1,130　観光バスみたいにいろいろアナウンスがあるとは思わなかった。観光バス気分〜
帰りは乗合いタクシー。\1,200　9人集まればこちらの方が断然いいねー

コース状況／危険箇所等

マイカー規制された広河原からの初登山。今回のコースでは特に危険な場所は無いと思います。とても良く整備され日本第2位の山頂へ行く事が出来ました。

その他周辺情報

金山沢温泉　芦安駐車場の下すぐにあります。
　http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/kanayamazawa/kanayamazawa.htm
道の駅しらね農産物直売所
　ももが出始めていました。ブドウは今月末、来月頭くらいからだそうです。
　おいてあったブドウはハウス物でお高目です。
　今日は終わっていましたが、もも\500で食べ放題ってのも。
　http://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190203/19007603/
サドヤ醸造場　甲府駅近くのワイン醸造場
　ワイン蔵の見学も出来ます。試飲付き！
　http://www.sadoya.co.jp/
甲州夢小路　山梨のお土産いろいろ　ワインもあります。
　http://www.tanzawa-net.co.jp/shop/28.html

写真

7/15 6:59

昨年中止になった北岳計画ですが、今年は決行する事となりました。初テン泊で準備を進めて来ましたがザックが10kgオーバーになってしまった。

7/15 9:35

同行者2名を甲府で拾い、芦安にやって来ました。ここに着く途中豪雨で心配しましたが駐車場着時には止んでいました。

7/15 9:38

バスの乗車券を購入しバスを待ちます。

7/15 9:38

広河原行きのチケットを購入。協力金含め￥1,130也〜

7/15 9:38

バスを待つ間、周りをふらふら…足湯がありましたがお湯は入っていません。

7/15 9:38

9:55分のバスに乗車は私たち3名と後から来られた2名のみでした。

7/15 10:01

渋滞で5分遅れたようですがバスが2台来ました。1台目は満車。2台目に座れる事が出来ました。

7/15 10:23

車内の様子。普通のバスですがガイドさんが乗っていて広河原着まで色々と周辺情報をアナウンスしてくれます。トンネル工事の事、周辺の滝、林道開通まで、マイカー規制、櫛形山のアヤメの話とか、無言のバス移動と思いきや観光バス気分です。

7/15 10:56

遂に来ましたインフォメーションセンター

7/15 10:59

裏手には皇太子様登山記念碑。

7/15 11:03

念願の北岳！行ってみよっ！

7/15 11:04

北沢峠までは通行止め。

7/15 11:05

天気はもってくれそうかな？

7/15 11:05

吊り橋手前の看板。

7/15 11:06

決行揺れますね〜。柴ちゃんのザックは20kg位ありそう！

7/15 11:07

宏さんも順調にスタート！

7/15 11:07

登山者、心得！ふむふむ…　右に進み広河原山荘へ

7/15 11:08

ここで出発前、途中で仕入れたおにぎりで昼食！

7/15 11:14

甘いのも食べときます。

7/15 11:08

ジュース類はちょっとお高め。

7/15 11:09

山荘の中もちょっと拝見。食堂、売店があります。

7/15 11:12

誰かのヤマレコのまねしてみました。

7/15 11:23

登山届けを出して出〜発〜

7/15 11:38

初テン泊のスタートですーーー

7/15 11:39

今日は白根御池小屋までですーー

7/15 11:44

まずは緩やか登山道を…

7/15 11:53

良く整備されています。

7/15 11:59

白根御池分岐。ここから急登の始まりです。

7/15 12:12

ザックが重い〜〜

7/15 12:16

花を見ながら…

7/15 12:18

ちょいちょい休憩し…

7/15 12:26

階段も登り…

7/15 12:46

ちょっと休憩！

7/15 12:47

宏さんも休憩！柴ちゃんは先に行ったそうです。あの重いザックで凄いPowerだー

7/15 12:56

森林浴〜

7/15 13:20

おー、待っててくれたか〜。

7/15 13:22

私はしばし休憩させて貰います！

7/15 13:33

さて、再スタート！何度見ても、でかいザックです。

7/15 13:49

その後、何度も休憩しなから…

7/15 14:09

急登をひたすら登り…

7/15 14:18

少し平坦な場所まで上ってきました。

7/15 14:26

何やら黄色い物体！

7/15 14:29

白根御池小屋まで20分。もうすぐです。

7/15 14:32

途中の崩落した場所が1ヶ所。上の方に巻きます。

7/15 14:35

最後の階段。

7/15 14:36

良く整備されていますね〜

7/15 14:37

花の写真を撮りながら…

7/15 14:38

小さな滝もあり…

7/15 14:57

白根御池小屋にやっと到着です。
相当休んだし、標準タイムを大幅オーバー。重いザックを背負っての登山は甘くなかった！

7/15 15:44

初テント設営。皆、予習の甲斐あって問題なく完了。私のは！マークのやつです。

7/15 15:45

立派な白根御池小屋。

7/15 16:37

酔っ払う前に記念撮影。

7/15 16:48

さて、宴会始めますか〜柴ちゃんが重い飲み物を沢山持って来てくれました。赤、白ワイン各1リッター。私は七賢500ml。赤ワインはホットワインにしてみた！美味い！

7/15 18:12

つまみだけではお腹が満たされないのでラーメン作ってみた。

7/15 18:15

柴ちゃんのカレーを少し貰い、カレーラーメンにしてみた！
何を食べても山で食うメシは美味しい！

7/15 18:23

中休みで池を見に…すぐそこでした。見に行くほどでは無かった。

7/15 18:23

池かー？水溜り？

7/15 18:45

赤ワインを空けてしまったので、小屋で黒霧島を購入。
居酒屋で呑むのとそんなに変わらない価格。その後山である事を忘れほぼ居酒屋状態。

7/15 22:08

少し雨も降って来たので屋根付きのテーブルに移動。他の方々はすでに就寝です。白ワインは明日に取っておこうと言っていたのに呑んじゃいました〜

7/16 6:02

翌朝、山方面は白いですーーー。テント撤収し出発準備。

7/16 7:09

皆様はすでに出発。我々は少し二日酔い気味。

7/16 7:11

さー今日は念願の北岳へ！

7/16 7:19

大樺沢二俣分岐へ向かいます。

7/16 7:35

大樺沢二俣分岐

7/16 7:37

空が青いーーーー。山頂の展望が期待出来そうです。

7/16 7:45

右俣コースを登って行きます！

7/16 7:53

ちょっとガスって来たかな。山頂が心配ですー

7/16 7:57

ここからは色々な花が…

7/16 8:02

ブルーと黄色が綺麗！

7/16 8:12

白いもふもふ…

7/16 8:13

これは沢山咲いていました。

7/16 8:13

黄色があざやか〜

7/16 8:14

変わった形の花

7/16 9:19

これも面白い形！

7/16 9:44

鹿の食害柵の所まで来ました。ここでしばし休憩。

7/16 10:26

花

7/16 10:27

アップにすると綺麗

7/16 10:44

草スベリコースとの合流地点。

7/16 10:56

少し休憩していると空が青くなった〜いいね〜

7/16 11:03

花

7/16 11:17

ガズは無くなってきてテンションアップ！

7/16 11:25

小太郎尾根分岐。絶景です！！！！

7/16 11:26

これは千丈ヶ岳？

7/16 11:31

気持ちいいーー

7/16 11:39

甲斐駒も、もう少しで見えそう

7/16 11:43

肩の小屋までもう少し！頑張れーーー

7/16 11:47

いい感じの稜線

7/16 11:50

雲はもはや眼下です。余り期待していませんでしたが来て良かった〜

7/16 11:53

景色を眺めながらも花

7/16 11:55

小さい花、可愛い〜

7/16 11:59

出ました！甲斐駒！その前はアサヨ峰？、その前は小太郎山？。

7/16 12:04

途中の崖のぼり。アスレチック気分で登ります。でも今日はザックが重い〜。慎重に！

7/16 12:11

雲の合い間に富嶽〜も登場。富士山まで見れるとは！最高です。

7/16 12:17

肩の小屋までもう少しです！

7/16 12:23

くっきり富嶽〜すっげーーー

7/16 12:29

天気は最高！でも小屋はまだかーーー

7/16 12:30

やっと肩の小屋が見えてきました。

7/16 12:36

沢山の人人人…

7/16 12:38

標高ピッタシ3000m肩の小屋

7/16 12:48

お待たせしました。ここでも記念に撮っておきましょう！

7/16 14:09

テント設営後…

7/16 14:10

軽装で北岳に向かいます。
チビザック持って来なかったので柴ちゃんに委託！

7/16 14:14

北岳山頂が期待出来そうな空！

7/16 14:17

花

7/16 14:26

花花

7/16 14:30

両俣小屋分岐

7/16 14:31

北岳山頂まで20分。ワクワク、ワクワク！

7/16 14:35

これまた綺麗な花

7/16 14:36

その先が山頂か〜

7/16 14:42

まだまだ、あそこが山頂かー

7/16 14:43

花ではなく鳥！

7/16 14:49

ん？ここか？

7/16 14:50

やっと山頂が見えました。遂にキター

7/16 15:11

山頂到着後、写真取り捲り！おっとこれを撮っておかないと！

7/16 15:13

三角点も

7/16 15:13

感動してますー

7/16 15:14

最高の天気です。来て良かった〜

7/16 15:20

初北岳！登頂おめでとう！

7/16 15:21

ガスもどんどん晴れてきて間ノ岳も！

7/16 15:22

間ノ岳バックにハイ！

7/16 15:24

間ノ岳バックにハイ！

7/16 15:25

周りの景色を眺めていると富嶽も再登場！

7/16 15:26

こっちもどんどん視界が良くなってきます。

7/16 15:30

富嶽はくっきり。雲海に浮かんでいますー

7/16 15:32

日本第2位からの眺望

7/16 15:33

少し風が出てきました。富士山と一緒に！

7/16 15:37

山梨百名山89座目。1年以上のブランクでやっと+1座。

7/16 15:39

大満足の北岳山頂でした。テン場に戻りましょう。

7/16 15:44

また来るぞー北岳！

7/16 15:46

来る時は見れなかった富士山と一緒に！

7/16 15:50

テン場がカラフル〜！

7/16 16:03

テン場に帰る途中、鳳凰三山のガスの晴れてきた〜

7/16 16:07

甲斐駒とテン場

7/16 16:19

これがキタダケソウだったら最高なんだけど…

7/16 16:22

鳳凰三山お目見え。向こうから眺めていた北岳。来たぜー！

7/16 16:24

北岳肩の小屋まで戻りました。また宴会？

7/16 16:25

北岳肩の小屋のテン場をバックに1枚。

7/16 16:29

テントのバックには地蔵岳

7/16 16:30

こちらは富嶽〜

7/16 16:38

テントの中からも富嶽〜〜

7/16 17:14

今日もラーメン！乾燥した具を入れてみました。

7/16 17:50

お腹を満たしたら、またこいつで一杯！宏さんは北岳コップを購入。思い出になりますね〜。では乾〜杯〜

7/16 18:42

夕暮れの眺望も最高です！

7/16 18:42

日帰りでは見れない景色！

7/16 18:43

甲斐駒もいい感じです。

7/16 18:44

富嶽も赤く染まって…ワイン色？

7/16 18:45

富嶽とテン場。

7/16 18:45

スマホのホワイトバランス標準モード
曇りモードで撮るといっそう赤くなります。前の画像は曇りモード。

7/16 18:45

こっちは蛍光灯モードだったかな。逆に青くなります。

7/16 18:46

日が暮れる最後の1枚

7/16 18:49

鳳凰三山、すでに雲はなし。オベリスクもくっきり！

7/16 18:54

今日は早めに就寝しましょう！お休みなさい〜

7/17 5:25

おはようございます。昨晩は12時頃まで眠れず、たまに風、少し小雨も降っていたような。

7/17 6:28

ガスガスなので北岳の再登頂はせず、下山します。私は重いザックを背負って行くのは最初から諦めていましたが。

7/17 6:29

柴ちゃんは八本場のコルに行きたかった様ですが今度にしましょう。

7/17 6:34

最後に記念撮影！

7/17 6:34

はい！もう1枚！

7/17 6:34

下山開始ー

7/17 6:38

来た道を戻りますが朝の景色も最高です。

7/17 6:41

昨日は見えなかった秩父山系かな？目が悪いので金峰山の五丈岩は確認出来なかった。今度はコンパクトな双眼鏡を用意しようかな〜

7/17 6:46

富嶽もガズの合い間に！見納め〜

7/17 6:47

甲斐駒、今度はそちらに行きますねー

7/17 6:48

花と甲斐駒

7/17 6:56

甲斐駒も見納め〜

7/17 6:59

稜線を小太郎尾根分岐まで戻ります。

7/17 7:00

なんか幻想的！

7/17 7:03

良い景色もここまで。さらばじゃ。

7/17 7:12

あとは一気に下るのみ…

7/17 7:20

行きと違いどんどん行きましょう。

7/17 7:55

登りはヒイヒイでついて行けませんでしたが何とか一緒に。

7/17 8:19

帰りは早い早い！

7/17 8:20

花

7/17 8:34

山頂から約2時間、二股分岐

7/17 8:44

冷たい水を汲んで来て水分補給。飲めるか解りませんが大丈夫でしょう。

7/17 9:07

下山は大樺沢コースで。

7/17 9:15

このコースも良く整備されています。

7/17 9:25

しばし休憩。

7/17 9:41

広河原まではまだまだ

7/17 9:41

ずっとなだらかと思いきや結構な急登も少しあります。

7/17 9:54

沢の水音に癒されます。

7/17 9:56

森林浴と沢の水、最高な登山道を下って行きます。

7/17 9:57

花花花

7/17 10:20

もう少しの所で雨が降ってきてしまった〜

7/17 10:26

雨の中を進みます。

7/17 10:31

スリップ注意。同行者コケタ〜。大事には至らず。

7/17 10:40

ここにもカウンターがありました。

7/17 10:41

この辺の沢は水音も豪快！大樺沢コースの登りも変化があって楽しめそうですね。

7/17 10:47

御池小屋分岐まで戻って来ました。あーもう終わってしまうーー

7/17 11:24

またまたカウンター。来る時は気が付かなかった〜

7/17 11:29

北岳登山が終わってしまうーーー

7/17 11:34

広河原山荘まで戻って来ました。お疲れさま〜

7/17 11:36

2泊3日、充実した初テン泊登山でした。楽しかったわーー

7/17 11:36

小屋で売られていた記念バッチ。北岳だけでも5種類。

7/17 11:38

下山後、お決まりのアイス！

7/17 11:44

宏さんは富士登山後の時と同じスイカバー！

7/17 11:54

あの橋を渡れば登山終了です。

7/17 11:54

また来ましょうね！

7/17 11:54

楽しい3日間でした。また来るぞ〜

7/17 12:00

帰りは乗合いタクシーに乗ってみます。9人集まれば出〜発〜
バスとほとんど値段変わらないのでこっちの方がいいかも。

7/17 12:02

ビジターセンター前にて最後の記念撮影。

7/17 13:03

広河原に戻って来ました。

7/17 13:02

身支度をしているとテフテフ。追い払っても纏わりついてきます。

7/17 13:04

また、来いって言っているのかな？

7/17 13:14

汗を流しに金山沢温泉。露天風呂もあります。

7/17 13:14

入り口では温泉の匂いがしましたが、中ではそれほど天然温泉の匂いはしませんでした。源泉を沸かしなおししてるのかな。

7/17 15:11

最後は美味しいお蕎麦をたっぷり食べに行きましたとさ。

撮影機器：

GALAXY S5 SC-04F サムスン

装備

個人装備

半袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 コップ 非常食 飲料 コンロ ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 自撮り棒 　　以降初テン泊装備 テント グランドシート LEDランタン シュラフ コンプレッションキャップ マット ドリンクシステム ウォーターバッグ 地図 着替え 食料2日分 日本酒 コンタクトケア用品 メガネ 非常時用ブランケット 携帯用充電パック（自作） LEDライト

感想

hiropi9737

2年越の北岳計画、週間予報ではこの連休あまり天気が良く無さそうでしたので、今年も無しかと思っていましたが近づくにつれ回復方向。多少悪いのは折込済みという事で決行する事にしました。15日朝甲府駅まで同行者2名を拾って芦安へ。芦安に向かう途中、物凄い豪雨、いきなり大丈夫かーって感じでしたが芦安駐車場に着くと雨は止み一安心。甲府から来るバスを待ちます。2台来るそうですがほぼ満員だとの事ですが我々3人は何とか座れるました。広河原までは約1時間ですが、車中車掌さんのアナウンスにはびっくり。黙って1時間過すのかと思っていましたが、広河原までの林道整備や、近隣山々の話、途中の滝の名前、などなど観光バス気分であっという間に広河原に到着しました。
広河原インフォメーションセンターから吊り橋を渡りすぐ広河原山荘。ここでかるくおにぎり昼食を取ってから登り始める事にしました。最初の白根御池分岐までは緩やかな山道。分岐からが本番です。ここからは急登が当分続きますが10kgオーバーのザックを背負っての登山は甘くなかった〜。私の体力では流石に重いです。まだまだ鍛錬が足りんかな〜。でもとにかく重く御池小屋まで標準タイムを大幅オーバーで辿り着きました。同行者の柴ちゃんは多分20kgのザックを背負ってどんどん先を行ってました。物凄いPowerです！
白根御池古屋に到着してすぐにテン泊準備をします。部屋で予行練習しただけあって3人とも問題なく設営し明るい内から宴会突入です。今日は帰らなくて良いので山を満喫しながらおしいいお酒を！山小屋でもお酒を買えたのにはビックリ。黒霧島￥2,300也。初日はちょっと呑みすぎたかも…
2日目、山の朝は早い…ですが、我々は少し遅いスタート、今日は二俣分岐、右俣コースで肩の小屋を目指し、テントを張ってから軽装で北岳を目指します。
山頂方面はたまにガズの間から顔を出していましたので期待しましょう。二俣までは森の中を高度を上げず平行移動ですので歩き出しには丁度よいです。二俣から小太郎山分岐まではずっと登りで途中休み休み登って行きます。3,4回休んだかな〜余り長い時間休みすぎると足が動かなくなるのでなるべく短い時間で。。でもザックが重いです。テン泊は大変だと思い知らされました。草スベリルートの合流分岐に着いて休んでいると山頂方面のガズが無くなり青い空が見えてきました。いきなりテンションアップして登り再開！小太郎尾根分岐まで来ると物凄い絶景でした。
千丈ヶ岳、甲斐駒の大展望。頑張った甲斐がありました。
ここから方の小屋までも少々登って行くのですが周りの眺望を見ながらの尾根を進みます。何故か今までとは違いどんどん進んで行けます。途中富士山方面もガスが取れで富嶽登場！もうテンションMax！でそのまま方の小屋到〜着〜
さすがに並べてテント3張りする余裕はありませんでしたが、ささっと設置して、ゆっくり休憩を取ってから軽装で北岳に向かいます。この後更に山頂絶景が待っていました。山頂まで1時間弱ですが初めての為、下から見ているとピークが2回現れます。まだかまだかと思いつつ2回目のピークを超えると目の前に北岳が現れます。
遂に標高第2位北岳に登頂です。山頂は多くの方々が周りの眺望を楽しんでおられました。山頂看板で写真を撮るのを忘れとにかく周りの景色を撮り捲りです。最初は間ノ岳方面！その後千丈、甲斐駒、山頂にいる間にみるみるガズは晴れていき間ノ岳の全貌を見る事ができました。凄い凄いと見入っていたら今度は富士山も登場。雲海の上にクッキリ浮かんでいます。その後も写真撮り捲りで3人の記念写真を撮って下山。下山中も更に鳳凰三山のガスがだんだん取れてきて三山全体が見える様になりました。地蔵岳のオベリスクもクッキリはっきり！朝には多少ガスが晴れて周りが少しでも眺められればと思っていましたので、これほどの眺望が堪能出来て最高でした。
今晩の宴会は少しだけ、でも今晩も赤ワインを調達！\2,500也、呑んでいると今度は夕暮れの眺望です。富士山はピンクに染まり、反対側には夕焼けが。テン泊装備は大変ですがこの景色を見るにはやはり泊まらなくては！小屋泊すればそれもよしですが自分で背負って来た分格別の（重いです）思いです。さすがに昨日の様な元気はなく明るい内に就寝。でも12時位までなかなか眠れませんでした。雨も少し降っていた様だし…
3日目ーーーガスガスです。柴ちゃんは再度北岳に登り八本場のコル経由で下山予定でしたがガスガスだ、風も強いので来た道を戻る事にしました。子太郎尾根分岐までの眺望はまた格別です。千丈も甲斐駒もまた違う表情。雲が掛かっていましたが八ヶ岳も、昨日は見えなかった鳳凰三山の向こうには秩父山系まで見渡せました。
あとは下るのみで、帰りは早い早いー、来た道なので二俣分岐まであっと云う間でした。ここからは大樺沢ルートで下ります。この登山道もいい感じです。はじめは沢の横を下り、整備された橋の超え、樹林帯に入ると森林浴と沢の水音に癒されながら進み、最後は渓谷の様な場所を下って行きます。途中多少の雨に見舞われましたが御池分岐まで来ればもう帰ってきたも同然。2泊3日の充実した北岳登山となりました。

山梨百名山　やっと+1座
　http://www.yamareco.com/modules/diary/91063-detail-101563