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Yamareco

記録ID: 920255
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

↑八方尾根、唐松岳・五竜岳、↓遠見尾根 

2016年07月16日(土) 〜 2016年07月18日(月)
 - 拍手
子連れ登山 k2saka その他1人
GPS
--:--
距離
16.6km
登り
1,654m
下り
1,971m

コースタイム

1日目
山行
3:20
休憩
0:30
合計
3:50
10:00
90
11:30
12:00
110
丸山
2日目
山行
0:30
休憩
0:20
合計
0:50
15:20
20
15:40
16:00
0
唐松岳山頂
15:20
15:20
10
15:30
唐松岳頂上山荘
3日目
山行
8:27
休憩
1:03
合計
9:30
5:20
172
唐松岳頂上山荘
8:12
8:30
45
五竜山荘
9:15
9:25
50
五竜岳山頂
10:15
10:50
240
五竜山荘
14:50
五竜ゴンドラ乗り場
五竜山荘からの遠見尾根のコースタイム設定はおかしいと思います。五竜山荘〜大遠見山の80分は短すぎ。次の大遠見山〜小遠見山の90分は長過ぎです。
今回ガスがひどくて10m位しか視界がなく、さらにリフトは下山には使わないほうが良いと言われてグルグルまわるなど、五竜ゴンドラ乗り場のお花畑では道迷いしました。。。
天候 1日目:ガス、2日目:雨、3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方尾根ゴンドラリフト乗場の有料駐車場は1日600円。無料駐車場はちょっと離れたところ。
下山後、五竜ゴンドラ乗り場にはタクシー数台が待機。八方まではタクシーで移動で車回収。
コース状況/
危険箇所等
牛首(唐松から五竜方向)は、クサリと足場はしっかりしているので、ゆっくり通過すれば手足の短い子ども(小学4年生)でも通過できます。ただし濡れていると危険度は増加するかと思います。
五竜岳の山頂直下も岩場があります。幅が狭い区間もあり、幅広のザックでは通過が面倒そうでした。また、こちらではトレランの方が落石を発生させ非常に危険でした。ラクの発声もせず、我々を含め一般登山者は怒り心頭でした。トレランや登山者が発生させる落石には要注意です。今回車内に忘れてしまったのですが、ヘルメット必須ですね。
その他周辺情報 昨年行った「エコーランドの湯」は休館中でした。
ガスの中、八方池山荘を出発。
ガスの中、八方池山荘を出発。
八方池を越え、丸山手前に雪渓有り。
八方池を越え、丸山手前に雪渓有り。
左よりをトラバース気味に登る
左よりをトラバース気味に登る
角を曲がるとひょこっと唐松山荘へ。
1
角を曲がるとひょこっと唐松山荘へ。
正面の剣岳はガスの中。
正面の剣岳はガスの中。
少しずつガスがはれました。唐松岳山頂には人がいっぱい。
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少しずつガスがはれました。唐松岳山頂には人がいっぱい。
テント場からの展望
テント場からの展望
今夜の寝床と唐松岳
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今夜の寝床と唐松岳
ガスが晴れた! 剣岳の迫力はスゴイ。
3
ガスが晴れた! 剣岳の迫力はスゴイ。
テントからの剣岳。
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テントからの剣岳。
テント場から小屋のトイレまでは徒歩5分。
1
テント場から小屋のトイレまでは徒歩5分。
テント場へはだいぶ降る。
テント場へはだいぶ降る。
2日目は雨のため停滞決定。ちょっと奮発して、小屋に素泊まりです。午後には雨があがったので、ガスのなか唐松岳へGO。
2日目は雨のため停滞決定。ちょっと奮発して、小屋に素泊まりです。午後には雨があがったので、ガスのなか唐松岳へGO。
夕方なのでガラガラです。
2016年07月17日 15:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/17 15:31
夕方なのでガラガラです。
山頂でジャンプ。
2016年07月17日 15:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
6
7/17 15:42
山頂でジャンプ。
ガスで展望なし。
2016年07月17日 15:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/17 15:55
ガスで展望なし。
何も見えないので下山します。
2016年07月17日 15:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/17 15:58
何も見えないので下山します。
素泊まりなので山小屋内で調理。雨を防げる自炊場もあります。なお本日は雨にもかかわらず本館は満員です。寝るスペースは一人半畳スペースでした。
2016年07月17日 17:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/17 17:27
素泊まりなので山小屋内で調理。雨を防げる自炊場もあります。なお本日は雨にもかかわらず本館は満員です。寝るスペースは一人半畳スペースでした。
3日早朝、小屋の朝食時間の前ですが、きちんと別途確保された自炊者用スペースで朝食とします。
2016年07月18日 04:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 4:31
3日早朝、小屋の朝食時間の前ですが、きちんと別途確保された自炊者用スペースで朝食とします。
天気も回復しています。今日は、牛首を越えて、五竜岳ピストン後に遠見尾根下山です。我々としては長丁場になります。
2016年07月18日 05:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/18 5:14
天気も回復しています。今日は、牛首を越えて、五竜岳ピストン後に遠見尾根下山です。我々としては長丁場になります。
ガスの中から顔を出している五竜岳。
2016年07月18日 05:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
7/18 5:25
ガスの中から顔を出している五竜岳。
牛首の岩場は、クサリが完備されています。
2016年07月18日 05:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
7/18 5:30
牛首の岩場は、クサリが完備されています。
トラバース部分にもクサリがしっかりしています。今回ヘルメットを車内に忘れてしまって反省です。
2016年07月18日 05:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
7/18 5:58
トラバース部分にもクサリがしっかりしています。今回ヘルメットを車内に忘れてしまって反省です。
これからのぼるルート! 壮観です!
2016年07月18日 06:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
7/18 6:50
これからのぼるルート! 壮観です!
私は花はまったく詳しくないのですが、シャクナゲでしょうか?
2016年07月18日 06:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/18 6:59
私は花はまったく詳しくないのですが、シャクナゲでしょうか?
花の名前はわかりませんが、お花畑を歩きます。
2016年07月18日 07:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
7/18 7:11
花の名前はわかりませんが、お花畑を歩きます。
気持ち良いルートです。
2016年07月18日 07:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/18 7:51
気持ち良いルートです。
やっと五竜山荘に到着です。牛首通過をゆっくりしたので、唐松山荘から3時間弱かかりました。
2016年07月18日 07:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 7:59
やっと五竜山荘に到着です。牛首通過をゆっくりしたので、唐松山荘から3時間弱かかりました。
荷物をデポして、五竜岳ピストンへGO。
2016年07月18日 08:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/18 8:30
荷物をデポして、五竜岳ピストンへGO。
山頂直下は岩場です。トレランの方が岩場でも走って落石発生させていてゲンナリです。。。 トレランは、超マナーが良いか、超悪いかの両極端しかいないのでしょうか。
2016年07月18日 08:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 8:47
山頂直下は岩場です。トレランの方が岩場でも走って落石発生させていてゲンナリです。。。 トレランは、超マナーが良いか、超悪いかの両極端しかいないのでしょうか。
稜線に出ると、昨年の3連休に登った鹿島槍がドーンと見えました。息子とオォーと声を上げてしまいました。
2016年07月18日 09:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 9:10
稜線に出ると、昨年の3連休に登った鹿島槍がドーンと見えました。息子とオォーと声を上げてしまいました。
五竜岳でもジャンプ!
2016年07月18日 09:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
4
7/18 9:19
五竜岳でもジャンプ!
直下の岩場を下山します。
2016年07月18日 09:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 9:37
直下の岩場を下山します。
五竜山荘への気持ちの良いルート。
2016年07月18日 10:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 10:03
五竜山荘への気持ちの良いルート。
五竜山荘に戻ってきました。
2016年07月18日 10:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 10:14
五竜山荘に戻ってきました。
五竜山荘の外トイレの窓からも五竜岳が望めます。
2016年07月18日 10:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 10:42
五竜山荘の外トイレの窓からも五竜岳が望めます。
遠見尾根を下山開始です。この後、二人とも体調不良でペースダウン。
2016年07月18日 10:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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7/18 10:53
遠見尾根を下山開始です。この後、二人とも体調不良でペースダウン。
ガスの中、五竜のゴンドラ乗り場へ到着。長かった。。。
2016年07月18日 14:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
7/18 14:46
ガスの中、五竜のゴンドラ乗り場へ到着。長かった。。。

感想

完全に天候が読めない3連休でした。子連れ登山に必要な余裕のある日程として、八方から唐松(1泊)、五竜(1泊)、遠見尾根を下山で予定しました。2日目が荒天のため唐松山荘に停滞して、3日目に五竜岳に登り遠見尾根を下山となりました。
結果、素晴らしい山行となりました!

1日目:八方池山荘〜唐松山荘
ガスの中を唐松山荘まで。途中の雪渓もガスでしたがだいぶ小さく感じました。子どもは、幼稚園の年長組以来ですので4年ぶりの唐松岳になります。前回は家族5人の大所帯でしたが、上の子ども二人は部活動で山からは離れてしまい、最近は次男と父子登山ばかりです。
山荘のテント場は小屋からガケを200mくらいくだったところで、トイレまでの移動が面倒です。ただしテント泊の人も小屋内にきれいなトイレを利用できます。山荘は館内休憩は別途500円が必要です。煮沸調理用の水は1リットル100円未満ですが、そのままの水は500mlペットボトルが300円です。コーラは350mlカンで、ペットボトルはスポーツ飲料しかありません。
テントはなるべく手前に建てましたが、一番下の人は5分以上登る必要がありそうです。夕方にはガスも取れましたが、テント内でまったりして唐松岳には行きませんでした。反省です。最近子どもがお気に入りのゼリーを作ってテント外に置いて固まるのを期待して寝ました。

2日目:停滞
ゼリーは固まっていました。しかし早朝からガスと小雨。4時頃から様子を見ていたら6時過ぎに雨となり、雨雲レーダーで9:30頃に強い雨雲が通過しそうなので、一応テントは撤収して9:40に一度出発するも、稜線は風が強くさらに濡れた岩場は危険と判断して小屋に戻りました。。。
濡れたテントを再度たてる元気はなく、素泊まりを申し込み、子どもと小屋内でトランプなどをしてまったりしました。停滞日とします。

3日目:唐松山荘〜牛首〜五竜岳〜遠見尾根〜五竜ゴンドラ
4時起床ですが外はガス。4時半頃に朝食をとっているとガスが晴れ、食堂から剣岳が見えました。予報通り晴れです。5時過ぎに出発して牛首の岩場をゆっくり通過。両神山や二子山での岩場で慣れてきたため、子どもも恐怖心を抑えることができたようで、慎重に緊張して通過しました。ただし時間はかかりましたし、一回、がけ下で休憩したのは反省です。
唐松山荘から3時間弱で五竜山荘へ到着。岩場通過と壮大な眺めで休憩を多くとったこともあり、コースタイムオーバーです。ジュース購入時に極めてフレンドリーな小屋のお姉さんに励まされて子どもは照れていました。小屋に荷物を残置して山頂までピストンです。濡れたテントを背負わないので快適な登りですが、岩場も結構ありました。さらにガレた岩場でトレランの方がガラガラと落石を発生させビクビクです。岩場を登り切ると、正面に鹿島槍が一望できます。南北の双耳峰が美しい。昨年の3連休には、父子登山で冷池山荘経由で鹿島槍に登ったことを山を指差しながら子どもと思い出し、語り合います。至福の時間でした。
山頂は以外と広くゆっくりできました。眺望を楽しんで下山開始です。五竜山荘では、あんまりフレンドリーではないお兄さんにバッジを売ってもらい、五竜岳を正面に見るトイレで用を足し、軽く昼食をとって遠見尾根を下山開始です。途中暑さのためか二人ともいったん調子をくずしましたが、ほぼコースタイムで五竜ゴンドラまで到着しました。

下山後のソフトクリームは美味でした。タクシーで八方尾根に戻って車を回収し、帰路の信越道の事故渋滞で1時間、関越道の自然渋滞で1時間余計にかかっての帰宅となりました。

ヘルメットを車内に忘れたのは反省です。実はガスカートリッジも忘れて、白馬の好日山荘で早朝に購入しました。ちょっと仕事が立て込んでいて、準備不足は否めません。次回は準備万端で望みます。




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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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