槍平周回 槍ヶ岳・南岳・奥丸山
- GPS
- --:--
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,547m
- 下り
- 2,550m
コースタイム
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 10:39
※槍の穂先往復は渋滞無しだったのでCT40mに設定
※千丈乗越から直下の分岐までをCT15mに設定
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■新穂高〜白出沢 歩きやすい林道 ■白出沢〜滝谷避難小屋 渡渉は特に問題無いが雨天時は要注意 登山道は特に問題無し ■滝谷〜槍平小屋 滝谷の渡渉は木製の渡し板 南沢・登山道は特に問題無し ■槍平〜南岳 今年は残雪無し 木製の梯子は腐っているのもあるので加重前に強度を要確認 ■南岳〜槍ヶ岳 中岳直下に梯子 槍の穂先は慎重に ■槍ヶ岳〜千丈乗越 ザレている場所もあるので下りは滑らないように ■千丈乗越〜奥丸山・飛騨沢分岐 ザレていて状態は悪いので慎重に ■分岐〜奥丸山 踏跡は明瞭だが草がボーボー ■奥丸山〜槍平 崩壊地が数か所あり、かなり危険なものもある 道の状態がかなり悪いので雨天時などは利用を避けた方が無難 |
その他周辺情報 | 平湯の森 大人500円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
この日の予報は午前中はどこでもそこそこ晴れ渡るとのこと。
じゃーせっかくなら3000m級の稜線を堪能したいと思い、南アルプスと悩んだものの、南は昼頃から崩れないとも言い切れない感じだったので天気の安定していそうな北アルプスに決定。
新穂高方面で心残りになっているのは4年前にガスガスで展望ゼロだった槍〜南岳間、未踏の南岳新道、一度も晴れ間に恵まれたことのない西鎌尾根、なかなか登る機会のない奥丸山。
せっかくの快晴なのでそれらを全部繋げてみました。
家を出るのが遅くなったので、新穂高に着いたのは午前3時。
思いのほか深山荘の駐車場は混んでいて上から2段目の一番端に何とか駐車。
ちょこっと仮眠して4時に駐車場を出発。
ぐんぐん歩いて6時半には槍平に到着。
4年前の同じくらいの時期に南岳小屋に宿泊した際に、小屋番の方が南岳新道は雪がかなり多く残っていると話していたのをふと思いだしたので、
念のため小屋で南岳新道の状態を聞くと、今年は一切残雪は無いとのこと。
ただ木の梯子はもろくなっているので加重する前によく確認するのがよいとアドバイスをいただきました。
不安が無くなったので、張り切って南岳新道へ。
南沢のガレ場を登ったり、笠新道のような岩の多い登山道をジグザグ歩いたりして、小ピークに着く頃になると振り返れば笠〜三俣蓮華まで見える大展望が背後に。
その後は稜線上の尾根道や雰囲気のあるトラバース道、中岳や北穂の展望にも恵まれ気が付けば南岳小屋に到着。
小屋前からは常念山脈の向こうの雲海が見え。
南岳に向かって歩くと槍の穂先が眼前に。
この調子なら槍まで天気は間違いなく大丈夫そう。
4年前に出会えなかった展望と景色にルンルン気分で空中散歩。
多少アップダウンはあるものの、ほどなくして飛騨乗越に到着。
小屋に向けてテン場を上がっていくと、目の前に雷鳥の親子が。
しかも全然逃げない(笑)
写真を撮りまくったら小屋を越えて槍の穂先へサクッと往復。
下山に向けておにぎりで補給を済ませたら快晴の西鎌尾根へ。
3年前も去年の縦走でもガスガスだったので、晴れた西鎌尾根を歩くのは今回が初めて。
千丈乗越に着くと笠ヶ岳に雲がかかりはじめたのが見え、「奥丸山まで行って展望が無かった意味がない」と思い奥丸山へ急ぎました。
奥丸山までの道は樹林帯で蒸し暑くて、標高も低いので気温も高くけっこう苦しかったけどガスに巻かれる前に山頂にたどり着けました。
ただ槍平までの下りは道が悪く数か所崩壊しているところがあり、雨天時で特に下りでの利用は避けるべき道だと思います。
槍平小屋まで戻ってきたひと安心。
あとは来た道を戻るだけ。
無事に下山できました。
来週は相棒とのバリエーション登山の予定なので、よいトレーニングにもなり。
新穂高方面の心残りも解消できて素晴らしい一日になりました。
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