星に癒されて〜白峰南嶺・蝙蝠岳・塩見岳・間ノ岳・北岳縦走

2016年08月06日(土) 〜 2016年08月08日(月)

• GPS: 54:00
• 距離: 60.8km
• 登り: 6,771m
• 下り: 6,293m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:36
• 合計: 9:36

8:02 スタート地点
8:12 8:12 奈良田バス停
8:16 8:17 奈良田湖バス停
9:25 9:27 1344
10:02 10:14 水場入口
11:34 11:35 2256
12:43 13:02 笹山 （黒河内岳）南峰
14:32 14:32 白剥山
14:54 14:54 奈良田越
16:54 16:55 伝付峠
17:38 二軒小屋ロッジ

2日目

• 山行: 10:46
• 休憩: 0:40
• 合計: 11:26

6:45 二軒小屋ロッジ
10:36 10:36 徳右衛門岳
11:52 11:52 四郎作ノ頭
12:14 12:16 蝙蝠岳
13:21 13:22 北俣岳
13:37 13:48 北俣岳分岐
14:08 14:09 塩見岳東峰
14:12 14:16 塩見岳
14:20 14:28 塩見岳東峰
14:48 15:00 北俣岳分岐
16:04 16:04 北荒川岳キャンプ場跡地
16:08 16:08 北荒川岳
16:59 17:00 新蛇抜山
17:13 17:13 竜尾見晴
17:42 17:42 安倍荒倉岳
18:11 熊の平小屋

3日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 2:10
• 合計: 8:46

5:20 熊の平小屋
7:12 7:17 三峰岳
7:18 7:18 間ノ岳
7:32 7:33 中白根山
7:48 8:13 北岳山荘
8:34 8:34 トラバースルート分岐
8:46 8:47 吊尾根分岐
9:03 9:10 北岳
9:34 9:37 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:47 9:58 八本歯のコル
10:41 10:43 ボーコン沢ノ頭
11:46 13:01 池山御池小屋
14:06 ゴール地点

GPS乱れてます。

天候

三日間晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田第二駐車場

コース状況／危険箇所等

【奈良田→笹山】
笹山ダイレクト尾根はピンクテープも豊富で踏み跡も良く見えてとても歩き易い。
ピーク近くになると木々の間をすり抜ける感じになるので、ザックは細くパッキングがいい。

【笹山→伝付峠→二軒小屋】
詳しくは2016年07月24日の山行記録に書いてますので、心配な人は見て下さい。
テープもあり、注意深く踏み跡をたどれば迷わないと思う。
ハイマツ帯ではスネを擦り、低木帯では枝で頭を擦るので、長ズボンと帽子推奨。

笹山〜奈良田越までは下り基調ですが、林道区間に入ると歩き易いけど、
登り基調で忍耐が必要(林道だから登り坂が良く見えるんです)。

伝付峠〜二軒小屋の道は良く整備されてて歩き易いけど、展望なく単調で高低差も有るので登りは気合が必要だと思いました。

二軒小屋のテン場(600円)は芝生でテーブルベンチ付き♪
トイレは水洗、ビール・ポカリ・野菜ジュースなどの自販機あり。
自販機横に一般ゴミ箱もあり。


【二軒小屋→蝙蝠岳→塩見岳】
蝙蝠尾根は幻想的な深い森で感動しました。
テープやペンキの印が多くあり、踏み跡も明瞭で迷う事は一度もありませんでした。

森林限界を越えると一気に視界が開けて景観はいいんですけど、大量の小バエがまとわり付いて蚊柱ならぬハエ柱で「アフリカかよ！」とか叫んでしまいました。

立ち止まると悲惨な事になるので、常に歩き続けて蝙蝠岳前後はハエのおかげでスピードハイク出来ました（泣笑）

【塩見岳→熊ノ平小屋】
北俣岳分岐から塩見岳までの往復は注意する岩場とかも有りましたが、熊ノ平小屋までの仙塩尾根は危険は感じませんでした。基本東面の樹林帯を小さく登ったり下りたりしながらの足に来るロングルートでした。時間に余裕を持って通過したい所。

【熊ノ平小屋→間ノ岳】
ほぼ登りですが景観いいので苦ではありませんでした。
後半は岩場地帯で注意して歩きました。
ここまで来ると間ノ岳から仙丈ヶ岳方面に向かう人とのすれ違いも多くなりました。

【間ノ岳→北岳】
多くの団体さんとすれ違う人気ルート。説明省きます。

【北岳→ボーコン沢ノ頭→アルキ沢橋】
八本歯の岩場は三点支持で慎重に。
ボーコン沢ノ頭までの稜線歩きは北岳大迫力の景観です。池山吊尾根はピンクテープが多く、踏み跡も一本なので迷う確率は低いと思います。

無人の池山御池小屋は中も綺麗で、休憩・泊まりもいいですね。
小屋からアルキ沢橋まで8割急登の下りだと思いました。

ここの樹林帯も広く森深く美しいですけど、今は蝙蝠尾根が自分の中で一番です。

写真

8/6 8:02

八月の晴天の土曜日だから半分埋まってます

8/6 8:13

吊橋目指して下流方向に歩く

8/6 8:17

吊橋渡ったら左折して…

8/6 8:23

ここに突き当ったら右折

8/6 8:28

単管パイプの手すり付きの急登からスタートです

8/6 8:52

ラブロマンス♡

8/6 8:53

歩き易い道です

8/6 9:18

美味しいらしい…

8/6 9:52

大木

8/6 10:13

水場未確認

8/6 10:18

少し美味しいらしい…

8/6 10:36

気分良く登れます

8/6 12:47

笹山南峰到着

8/6 12:48

疲れたポーズ。誰かの真似

8/6 13:08

明日はあちらとか信じられない気分

8/6 13:43

7月に歩いてるので自信持って進めます

8/6 14:52

奈良田越到着

8/6 14:51

トリカブトあっぷ

8/6 14:56

奈良田越に沢山咲いてる

8/6 15:51

景観一等地

8/6 16:04

前回核心部の崩落と言ったけど、何人か歩いて足元安定して渡れた

8/6 16:17

二軒小屋行くよ

8/6 18:42

テント張って夕食です。フォーク忘れた…

8/6 18:43

テン場は2人だけ

8/6 22:44

2時間置きに目が覚めるので夜空のチェック

8/6 22:50

大きな雲が退けばいいな〜

8/6 22:53

小屋とテントと星

8/6 22:59

雲消えてベストショット♪

8/6 23:05

また大きな雲が〜

8/7 6:46

小屋からの情報。寝坊して6時45分出発の失態…

8/7 6:49

ゲートの横をすり抜け、道なりに

8/7 6:54

幻想的だったから川に下りて撮影

8/7 7:04

少し悩んだ分岐。東俣が正解！

8/7 7:19

川沿いを行くと…

8/7 7:21

登山口あり。奥の建物の遠く上に白い建造物が見える

8/7 7:35

上の建造物までは急登です

8/7 8:07

白く見えた建造物はコレだった。階段上がります

8/7 8:16

豊かな森

8/7 8:28

魚眼モードで撮ってみた

8/7 8:29

白黒で撮ってみた

8/7 8:55

パープルなキノコ

8/7 9:11

カメラの感度いいから明るく撮れるけど…

8/7 9:25

本当はこの3倍は暗くて雰囲気あるんです！

8/7 9:27

ビビリながらくぐる

8/7 9:54

倒木跡は明るいスポットライトな感じ

8/7 9:54

木も細く低くなって来ました

8/7 10:21

歩き易く気持ちいいトレイルは続く

8/7 10:29

塩見岳5時間に萎える…

8/7 10:55

チラチラ見えて来たけど、あれが塩見岳だったら遠くて嫌だなとか思ってた

8/7 11:27

木が更に細く低くなり…

8/7 11:36

尾根ピークに出て景色ド〜ン。
あの二つの山が気に入った♪

8/7 11:37

塩見岳も蝙蝠岳も見えて来た。
道は見たまんまストレートに進む感じ

8/7 11:37

昨日歩いた白峰南嶺

8/7 11:48

ガレ場だけ歩けばいい訳ではなく…

8/7 11:51

ハイマツ突破地帯もあります

8/7 12:15

蝙蝠岳到着。鳥倉から日帰りの人が1人居ました

8/7 12:19

塩見岳かっちょえ〜♪でも遠い…

8/7 12:19

荒川岳(悪沢岳)行かないとね！それより本日核心物のハエも写ってる！

8/7 12:35

またハイマツ低木地帯突入

8/7 12:39

テントいけるね

8/7 12:56

いいわ〜塩見岳♪

8/7 13:29

地図の危険ポイントですが、巻くし…危険は感じなかった

8/7 13:53

分岐にザックデポして塩見岳アタック

8/7 14:14

到着♪間違えて西峰まで来てしまった！

8/7 14:16

塩見小屋発見

8/7 14:17

これから向かう稜線

8/7 14:20

東峰杭は見えにくい所にあった

8/7 15:14

ここは風が強そうだから禁止でいいと思う

8/7 16:07

熊ノ平看板あり、樹林帯に突入

8/7 16:08

振り返って塩見岳またね！

8/7 16:24

短いけど登り下り沢山で疲労する。ラストスパートで急ぎ足です

8/7 16:55

ここに寄り道したけど、特に…な感想

8/8 2:02

星降る夜に癒されて〜

8/8 2:07

星とテントと間ノ岳

8/8 2:08

北西方向

8/8 2:10

真上を撮ってみた

8/8 2:18

自分にライト当ててみた

8/8 2:21

天の川っぽいの。もっと撮る勉強しないとね！

8/8 5:18

お世話になったテン場から間ノ岳。白い所から岩場

8/8 5:26

少し登って熊ノ平小屋方向。八ヶ所位テン場スペースありました

8/8 5:37

一番高いのが塩見岳

8/8 5:46

農鳥方向もいい道みたいなのでいつか歩きたい

8/8 6:00

岩が多くなってきた

8/8 6:01

富士山ビューティフル

8/8 6:09

岩場は一歩一歩注意した

8/8 6:24

積んだ人頑張った

8/8 6:27

仙丈ヶ岳もこちらから行くとハードそうですね

8/8 6:52

間ノ岳向かう人が多く見えた

8/8 6:57

間ノ岳到着。人いっぱい

8/8 7:00

北岳行って右に行き、ボーコン沢ノ頭目指します

8/8 7:05

これも頑張ったね

8/8 7:25

北岳山荘が見えて来た

8/8 8:35

北岳まで多くの人とすれ違いました

8/8 9:03

北岳到着。人いっぱい

8/8 9:08

仙丈ヶ岳

8/8 9:58

八本歯の岩場。ここから人影なし

8/8 10:08

ここの稜線歩きもいいですよ

8/8 10:12

大迫力の北岳

8/8 10:42

ボーコン沢ノ頭

8/8 10:49

間ノ岳と農鳥岳

8/8 10:50

ボーコン沢ノ頭から下りて来ました。
道はストレートに下りる感じ

8/8 11:36

池山吊尾根も好きです

8/8 12:58

池山御池小屋で30分の仮眠して合計60分は休んだ

8/8 13:04

お世話になりました

8/8 13:04

雰囲気あるいい道

8/8 13:51

沢の音が近づいて来たらゴールまであと少し

8/8 14:10

14時12分のバスに乗りました。お疲れ〜楽しめた

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

ダウンハガー800♯3・ステラリッジ２型・60ℓザック重量約１６ｋｇ。

備考

汗で濡れた首掛けタオルでブルースリーやるとアブは逃げる

感想

カネノキ

8月6日は私の登山一周年記念日なので、
混雑しない楽しめそうなルートを計画しました。

結果…白峰南嶺で男性1人、蝙蝠尾根で女性の2人組、蝙蝠岳〜熊ノ平小屋まで6人とすれ違うだけの静かな山歩きが出来ました。

日中は生命力あふれる木々や景観に元気をもらい、夜は満天の星空に癒されました。
天気にも恵まれて最高の稜線歩きが出来ました。

全て良かったけど、今回一番感動したのは蝙蝠尾根の深く美しい森でした。

コメント

pleinelune

星空
kanenoki 様
No.28は夏の三角形、はくちょう座（北十字）、こと座など季節感を感じます。
よく見ると、普段肉眼では観察しにくい、こうま、いるか、矢、こぎつねといった星座が映っているのうれしいですね。雲の切れるのを待った甲斐がありました。
一方、No.74はおうし、昴、おひつじなど冬の星座が上がってきていて、空の世界は早くも冬支度が始まっていると感じました。
人とテントと星が同時に入っている趣のある写真ですね。
（Lune)

カネノキ

Re: 星空
pleinelune さんコメントありがとうございます
星座とか詳しくて尊敬します！
コンパクトカメラの星空モードで撮っただけですが、
もっと綺麗に撮りたいとか欲が出てます。
一眼とか赤道儀とかに走りそうな自分が怖いです(笑)
今はマニュアル設定で綺麗に撮れないか思案中です
星の撮影は今後も楽しみたいので、またご教授宜しくお願いします