記録ID: 944229
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
南ア南部縦走 聖岳・赤石岳・荒川岳
2016年08月16日(火) 〜
2016年08月18日(木)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 38.0km
- 登り
- 4,073m
- 下り
- 4,082m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:57
2日目
- 山行
- 10:33
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:18
7:00
45分
聖兎のコル
12:00
53分
大斜面下コル
13:58
29分
小赤石岳の肩
14:53
3日目
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:37
今年の夏休みはお盆を外して3連休にしたので、奥さんと一緒に南アルプス南部を小屋泊で縦走してきました。
台風の影響でその日にならないと天気がハッキリしないのと奥さんの体調と相談しつつ、とりあえず初日は聖沢登山口から聖平まで。
2日目以降は色んな選択肢を用意しつつ登ってきました。
前夜に自宅を出発し、畑薙の臨時駐車場に着いたのは明け方の4時前。
駐車場の埋まり具合は3割程度で余裕な感じ。
少し仮眠を取って東海フォレストバスの来る40分くらい前にバス停でスタンバイ。
けっこう余裕で座れるかと思いきや、バスはほぼ満席でした。
1時間ほどバスに揺られると聖沢登山口に到着。
ここで下車したのは今回同じ行程を歩くことになるテン泊装備の男性お二人と私たちだけでした。
登山道は南アルプスらしく気持ちのイイ樹林帯ですが、序盤からなかなかの急登。
展望はなかなか無いので、標高が上がるまでは辛抱しながらの登山です。
そうこうしているうちに数箇所の展望地を過ぎ、ガレ場やせせらぎを通り過ぎると、雰囲気の良い沢沿いの苔むした森に到着。
ここからは特に登りも無く、おのずと聖平に到着しました。
小屋に到着したらまずはウェルカムフルーツポンチ!
ガスに見え隠れする聖岳を見ながらビールを堪能しつつ、翌日以降の行動計画を練ります。
予報によると翌日はまずまず、翌々日も大崩れは無さそうなので赤石方面を目指すことに。
あとは奥さんの調子次第で荒川三山も視野に入れて歩くことに決めました。
なので一日目は早めに就寝しました。
二日目は3時起床で3時半過ぎには小屋を出発。
今日は出来れば荒川小屋、難しいようなら赤石岳避難小屋が目的地です。
荒川小屋まで辿り着ければ、荒川三山も踏めるので奥さんは気合いが入っています。
起きた時には星空が綺麗でしたが、歩き始める頃にはガスに巻かれはじめました。
薊畑を過ぎ小聖岳を通過すると稜線の片側は晴れ、もう片側はガスのいかにも明け方の山っぽい景色にテンションアップ!
山頂にはガスがかかっていましたが、「晴れ間のチャンスがあるな〜」と期待が膨らみます。
登り始めは体調の上がらない奥さんも何とか頑張ってくれて無事に山頂到着。
ガスが取れると朝日に染まった雲海が見えて最高(*'ω'*)
今日はこの先も長いのと、台風のせいか風が強く寒いので早々に山頂を後にしました。
少し下るとガスの中に入り、展望はあまりないので兎岳・小兎岳とアップダウンをこなします。
中盛丸山の向かっていると、ガスが取れはじめたと思うと数分のうちに赤石・聖おまけに富士山まで一気に開け、その後赤石岳直下までこの晴天は続きました。
大沢岳へはザックをデポして分岐からピストン、奥さんには先に百間洞山の家に向かってもらい休憩してもらいました。
この時点で残りルートをコースタイム通り進めば荒川小屋に15時半には着けそうだったので、今日の目的地は荒川小屋に決まりました。
百間平へは思いのほか急登でしたが、登り切ると百間平の岡に赤石岳が堂々とそびえ立っているように見える最高のロケーションでした。
赤石岳は登っている最中に山頂がガスってしまい、わずかな青空を狙って記念撮影をしました(笑)
その後、小赤石・大聖寺平とガスの中を進み無事に15時前に荒川小屋に到着しました。
3日目も3時起床で45分には小屋を出発しました。
荒川も赤石も山頂はぶ厚そうな雲がかかっていましたが、前岳中岳分岐に登り詰めるとガスがやわらぎ、前岳に到着すると中岳がくっきりと見えるようになりました。
中岳に到着する頃にはあたりは雲海で赤石岳の山頂もガスが取れ、悪沢岳もあと少しでガスが取れそうでした。
きつい登り返しを越え、悪沢岳に到着すると360°雲海で朝日が雲に反射して輝いていました。
北は塩見岳や間ノ岳、南は赤石岳や聖岳のそれぞれ山頂付近だけが雲海から顔を覗かせている景色に思わず見とれてしまい、山頂で出会った方々と思わず長々と談笑してしまいました。
たっぷり山頂で休憩した後はひたすら下るだけ。
丸山も千枚岳もガスぎみだったので長居はせず、千枚小屋でちょこっと休憩した後は一気に椹島まで下り、13時のバスで畑薙まで戻りました。
台風の影響でその日にならないと天気がハッキリしないのと奥さんの体調と相談しつつ、とりあえず初日は聖沢登山口から聖平まで。
2日目以降は色んな選択肢を用意しつつ登ってきました。
前夜に自宅を出発し、畑薙の臨時駐車場に着いたのは明け方の4時前。
駐車場の埋まり具合は3割程度で余裕な感じ。
少し仮眠を取って東海フォレストバスの来る40分くらい前にバス停でスタンバイ。
けっこう余裕で座れるかと思いきや、バスはほぼ満席でした。
1時間ほどバスに揺られると聖沢登山口に到着。
ここで下車したのは今回同じ行程を歩くことになるテン泊装備の男性お二人と私たちだけでした。
登山道は南アルプスらしく気持ちのイイ樹林帯ですが、序盤からなかなかの急登。
展望はなかなか無いので、標高が上がるまでは辛抱しながらの登山です。
そうこうしているうちに数箇所の展望地を過ぎ、ガレ場やせせらぎを通り過ぎると、雰囲気の良い沢沿いの苔むした森に到着。
ここからは特に登りも無く、おのずと聖平に到着しました。
小屋に到着したらまずはウェルカムフルーツポンチ!
ガスに見え隠れする聖岳を見ながらビールを堪能しつつ、翌日以降の行動計画を練ります。
予報によると翌日はまずまず、翌々日も大崩れは無さそうなので赤石方面を目指すことに。
あとは奥さんの調子次第で荒川三山も視野に入れて歩くことに決めました。
なので一日目は早めに就寝しました。
二日目は3時起床で3時半過ぎには小屋を出発。
今日は出来れば荒川小屋、難しいようなら赤石岳避難小屋が目的地です。
荒川小屋まで辿り着ければ、荒川三山も踏めるので奥さんは気合いが入っています。
起きた時には星空が綺麗でしたが、歩き始める頃にはガスに巻かれはじめました。
薊畑を過ぎ小聖岳を通過すると稜線の片側は晴れ、もう片側はガスのいかにも明け方の山っぽい景色にテンションアップ!
山頂にはガスがかかっていましたが、「晴れ間のチャンスがあるな〜」と期待が膨らみます。
登り始めは体調の上がらない奥さんも何とか頑張ってくれて無事に山頂到着。
ガスが取れると朝日に染まった雲海が見えて最高(*'ω'*)
今日はこの先も長いのと、台風のせいか風が強く寒いので早々に山頂を後にしました。
少し下るとガスの中に入り、展望はあまりないので兎岳・小兎岳とアップダウンをこなします。
中盛丸山の向かっていると、ガスが取れはじめたと思うと数分のうちに赤石・聖おまけに富士山まで一気に開け、その後赤石岳直下までこの晴天は続きました。
大沢岳へはザックをデポして分岐からピストン、奥さんには先に百間洞山の家に向かってもらい休憩してもらいました。
この時点で残りルートをコースタイム通り進めば荒川小屋に15時半には着けそうだったので、今日の目的地は荒川小屋に決まりました。
百間平へは思いのほか急登でしたが、登り切ると百間平の岡に赤石岳が堂々とそびえ立っているように見える最高のロケーションでした。
赤石岳は登っている最中に山頂がガスってしまい、わずかな青空を狙って記念撮影をしました(笑)
その後、小赤石・大聖寺平とガスの中を進み無事に15時前に荒川小屋に到着しました。
3日目も3時起床で45分には小屋を出発しました。
荒川も赤石も山頂はぶ厚そうな雲がかかっていましたが、前岳中岳分岐に登り詰めるとガスがやわらぎ、前岳に到着すると中岳がくっきりと見えるようになりました。
中岳に到着する頃にはあたりは雲海で赤石岳の山頂もガスが取れ、悪沢岳もあと少しでガスが取れそうでした。
きつい登り返しを越え、悪沢岳に到着すると360°雲海で朝日が雲に反射して輝いていました。
北は塩見岳や間ノ岳、南は赤石岳や聖岳のそれぞれ山頂付近だけが雲海から顔を覗かせている景色に思わず見とれてしまい、山頂で出会った方々と思わず長々と談笑してしまいました。
たっぷり山頂で休憩した後はひたすら下るだけ。
丸山も千枚岳もガスぎみだったので長居はせず、千枚小屋でちょこっと休憩した後は一気に椹島まで下り、13時のバスで畑薙まで戻りました。
天候 | 一日目:晴れ 二日目:曇りのち晴れのち曇り 三日目:曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:畑薙〜静岡SAスマートIC〜新東名道〜東名道〜圏央道〜中央道〜国立府中IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
シーズン中に東海フォレストのバスに乗る場合は臨時駐車場前のテント向かいのバス停で待機。 駐車場内にトイレ、道路脇に水場有り。 全行程を通して目立った危険個所は無いが、トラバース道や岩場や稜線上などは常に滑落の危険性があるため一定の注意が必要。 □一日目 聖平下のガレ場は状態が悪く、特に雨天時などは注意が必要。 □二日目 聖兎のコル直前の聖側の岩場は一歩が大きく雨天時の下りは要注意。 中盛丸山への登りはなかなかきつい。 百間洞山の家へは思いのほか下る。 百間平への登りは遠目に見るよりも急登。 □三日目 荒川中岳の山頂にはオコジョがいた。 山頂丸山間の岩場は足だけでは通れない箇所もあるので注意が必要。 千枚岳への登り返しはザレている箇所もあるので雨天時には要注意。 |
その他周辺情報 | 赤石温泉 日帰り入浴510円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
|
---|---|
共同装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ポール
|
感想
4年前に林道を自転車で上がり、一泊二日で登った赤石・荒川。
一昨年便ヶ島から日帰りピストンした聖岳。
それらを今回はつなげることが出来ました。
台風が接近していて天気は読めませんでしたが、そのせいか山に人は少なく小屋も空いていて快適でした。
最近は山での体調不良が続き、登山を敬遠しがちだった奥さんも改めて山の良さに触れることが出来てとても満足のいく山行になったと思います(*'ω'*)
秋にも登山に行きたそうなので、紅葉の山を見に山へ一緒に繰り出したいと思います。
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