前穂、奥穂(岳沢経由、前泊日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,951m
- 下り
- 1,942m
コースタイム
河童橋 0025
岳沢入り口 0040
風穴 0105
岳沢ヒュッテ 0205/0220
カモシカの立場 0310
紀美子平 0430
前穂高岳 0500/0605
紀美子平 0625
南稜の頭 0720
奥穂高岳 0725/0830
奥穂高小屋 0905/0920
涸沢ヒュッテ 1025/1040
本谷橋 1125/1135
横尾 1215/1225
徳沢 1310/1320
明神池 1400/1405
小梨平 1435
水平移動距離 約24.4km
積算標高差 上り:約2,415m、下り:約2,415m
コースタイム 標準:925分、自己:666分
コースタイム倍率 0.72
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
靴:ウルトララプター
|
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感想
梅雨明けを狙って、22日の平日に前穂へ行ってみた。
今回の山行の目的は前穂というよりは、岳沢/重太郎新道を行くこと。上高地周辺の一般登山道で唯一歩いたことのない道だ。先日のグレーディングでもDにランクされており、行ってみたくなった。重太郎新道はかなりの急登らしく、楽しみだ。
前日にバスで上高地入り、20年ぶりに小梨平にテントを張った。翌日は平日とあってかさすがに空いていた。19時にはシュラフに入ったが土日でたっぷり眠っていたのでうまく寝付けず、0時に諦めて、そのまま出発することにした。
河童橋からは満天の星空。しかし稜線には若干の雲がかかる。河童橋を渡って明神池方面へ車道らしき道を歩くと、岳沢への入り口が見つかった。暗闇の中では、きょろきょろしていなければ見逃すくらい目立たない。
岳沢への道は比較的緩やかだった。木道などがよく整備されていて歩きやすい。広いガレ場に出ると、暗闇では道を見失いやすいので注意を要する。というか、そもそも夜中に知らない道を歩くのはリスクが高い。岳沢小屋は夜中でも明るくて助かった。この時点で雲が上空を覆っており、嫌な吹き降ろしの風もあり、いまにも降りそうな雰囲気。夜明けまでまだ2時間もあるのにこんなところで降られたらモチベーション維持が難しい。
重太郎新道は両手両足でよじ登るような急登が続き、山登り感が満載で楽しかった。はしごが数箇所ある。鎖場も数箇所あるが、鎖がなくても登れるところに念のために鎖がある、という程度。暗くて周囲の様子がよくわからなかったのは惜しかった。しかしいつもどおり、この急登を夜明け前に済ませることができたのは体力的には大正解だった。
続きは画像のキャプションで。
最後の長くて単調な涸沢〜横尾〜上高地がつらくて、よく考えてみればべつに奥穂からまた岳沢を下りればよかったなあと後悔した。そのほうが距離は短いし、岳沢の景色を見ることもできたのにね。北穂も回るつもりで涸沢経由しか考えていなかったのだが、時間の都合で北穂を諦めたのはちょっと惜しいことをした。
交通事情について。
沢渡に巨大なバスターミナルができていてびっくりした。しかし僕が見たときには客は一人もおらず閑散とした状態。沢渡駐車場群にはシャトルバスだけ でなくアルピコ路線バスも停まる。沢渡駐車場の料金は時間制ではなく500円/日の日制で、24時間以内でも1泊すれば1,000円かかる(あたかも時間制のような記載が見受けられたのだが)。
松本のR158も相変わらずだ。片道一車線で追い越し禁止であり、バスやトラックなどの大型車が渋滞を引き起こす場面に多く遭遇する。大抵の場合は大型車はすぐに道を譲ってくれるのだが、今回の帰り道ではフロンティア観光バスがのろのろ運転にも拘わらずまったく道を譲ろうとせず、その後ろに車40台くらいが連なったまま松本市街まで付き合わされた。驚くべき光景だった。
せっかく平日を選んだのに、岡谷JCT付近で10km弱の渋滞に巻き込まれた。これが伊北IC付近の工事らしいのだが、岡谷JCTを越えて渋滞が延びていたのだ。東京方面へ行く車にはまったく無関係なのだが、不必要な車も渋滞に巻き込まれた格好だ。
つい先月に圏央道の海老名と八王子が繋がり、東名横浜町田―中央道八王子は高速でいけるようになった。しかし料金が高い。八王子から乗るのに比べて圏央道を通ると約1500円も高くなるのだ。もっとも、昼間にR16を通ったら横浜町田IC付近の渋滞が酷くて、横浜―八王子で夜中より半時間余計にかかった。R16は夜も立体化工事規制で渋滞していた。町田立体の完成時期が不明確だが、早く渋滞解消されることを期待する。
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