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http://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-94265
日記:犬連れ登山について考える その2
http://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-96947
上記をふまえたうえの補足になります。
前回も書きましたが自分は犬好きです。以前、犬を飼っていました。犬を飼っているお宅に伺って散歩させて下さいとお願いしようか本気で悩んでいます。いきなりこられても飼い主は嫌がるだろうなぁ。
脱線しました。本題に入ります。相変わらず長い文章です。
動物由来感染症。
動物由来感染症は輸入動物による被害が増大しており、山でも地域の生態系を乱さないように保護動物がいる区域のペットの持ち込み禁止をするところがあるようです。以前は保護動物を捕食・殺してしまうというのが、ペット持ち込み禁止の理由だったと思います。
ノーリードの禁止。
お住まいの区域の条例で定められています。
国立公園の特別保護地区では動物を放つことが規制されています。
ペット同伴。
ペット同伴の方を大歓迎しているキャンプ場でも「ペット禁止サイト」には、「どうしてもペットや動物の苦手な方のためのサイトですので、ペット同伴での入場はご遠慮ください。」と、お願いしています。
国立公園(自然公園)内でペット同伴を禁止していないところがあります。禁止されているのは動物を放つことで、リードをしていれば問題ないと受け取れます。その一方で、イヌなどのペットが苦手な方もいますので、登山道や自然歩道についてはペットをつれての散策は控えて下さいとお願いしている場所があります。
ヤマレコの質問箱にペット同伴で山小屋のテント場を使えないのはどうなのか?とあります。質問者は宿泊拒否を問題にされているようですが、山小屋のホームページに電話連絡先が記載してあるのにもかかわらず事前確認を怠っています。ペット不可のキャンプ場があるくらいですから事前確認はすべきでしょう。
山小屋の飼い犬・狩猟犬・災害救助犬等の使役犬はどうなの?
動物由来感染症や植生の事を考えると禁止されてもおかしくありませんが、実際に山でその事を調査する研究は難しいです。使役犬については頭数が限られているので黙認しているのが今の状況でしょう。今後は動物由来感染症や植生について調査が進み、使役犬であっても禁止される可能性はあります。
まとめ。
自分は犬好きなので犬連れ登山はリードをしてあれば問題ないと思いますが、どうしてもペットや動物の苦手な方がいるのは事実です。
また、k-yamaneさんが「日記:犬連れ登山について考える その2」でコメントしているように、犬を連れていく個々がモラルを守ればいいという話ではないようです。愛犬家であればこそ言える意見だと思います。
ペット同伴で登山をしたいと思う方は下記サイトを御一読のうえ、御一考願います。
犬連れ登山を考える時に参考になるサイト。
個人のサイトは載せていません。感情的な意見がほとんどなので。
環境省 国立・国定公園特別保護地区における動植物の放出等の規制の実施について
https://www.env.go.jp/nature/park/rel_ctrl/index.html
環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室 動物の愛護と適切な管理
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/index.html
東京都福祉保健局>>環境・衛生>>動物愛護>>法令集・計画等法規集
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/horeishiryou/houki.html
埼玉県公式ホームページ 動物愛護・ペット
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0706/doubutu/
埼玉県公式ホームページ クマ・イノシシに注意!
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0508/tyouzyu/kumatyui.html
厚生労働省 動物由来感染症
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index.html
屋久島世界遺産センター>>登山情報>>登山におけるマナー/諸注意
https://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/tozan/manner.htm
※山ではありませんが、最近では無料で使えるドッグランがあります。有料のところでも500円程度です。
埼玉県比企郡滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園は入場料(大人410円)のみでドッグランを使えます。「静かな森めぐり&ワンちゃんと散歩」というコースがあったりと一日中楽しめるので愛犬家の方は行かれてみてはいかがでしょう。
国営武蔵丘陵森林公園
http://www.shinrinkoen.jp/
写真は国営武蔵丘陵森林公園のドッグランで遊ぶ知り合いの黒柴。散歩嫌いのグータラお嬢でご飯にしか反応しません。散歩中にへたりこむのは勘弁して下さい。
saitama-nさん、こんにちわ。
意義のある問題提起をありがとうございます。
先の日記でコメントされていたm_asaiさんの「犬の訓練やペットに対する意識とかが欧米先進国より40年以上は遅れているように思います。」への補足ですが、(こちらは私も事実だと思っています)
日本では、なんの規制もなくペットショップで簡単に犬猫の子供を買うことができ、自宅で繁殖させることもできます。これが暴力団まがいの資金源になったり、捨てられ、殺処分される犬猫の根源となっています。未だに年間10万頭以上の犬が殺処分されているそうです。(10数年前は30万頭程度でしたが)
http://www.conoass.or.jp/situation/
先進諸国では、生体販売自体が禁止され、ブリーダーにも一定の規制があるようで、飼い主の経済的、飼育環境、マナー、躾かたなど、多岐にわたって、買い手を選び教育してから引き渡します。(日本でも一部普及していますが)。などなど、そもそもの環境が違います。
簡単な躾すらできていないのが日本の飼い主の大多数の現状でして、それが山に連れていく?なんてありえないだろうというのが私見です。
簡単な躾=「つけ(ヒール)」と「アイコンタクト」ですが。これが100%できる人は、自分が見ている限り10%もいません。
それと余談ですが、熊避けにいいのでは。。という意見がありますが、「訓練されていない犬は却って熊を刺激して危険な場合もある」「特に(北海道では)獰猛な羆に対しては行政からも控えるよう」注意喚起がなされています。奥秩父で時折みかける猟犬クラスなら大丈夫なんでしょうけど。
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