裏銀座縦走(烏帽子岳・野口五郎岳・水晶岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・双六岳)

2011年09月07日(水) 〜 2011年09月11日(日)

• GPS: 728:00
• 距離: 39.6km
• 登り: 3,233m
• 下り: 3,482m

コースタイム

9/8　1日目
6:32高瀬ダム〜6:55水場〜9:50三角点(2208.5m)〜11:30烏帽子小屋(昼食)12:25〜12:50前烏帽子岳〜13:30烏帽子岳13:40〜14:40烏帽子小屋(宿泊)

9/9　2日目
烏帽子小屋4:35〜6:00三ッ岳〜8:10野口五郎小屋(朝食)8:40〜9:05野口五郎岳〜9:40真砂岳〜11:17東沢乗越〜12:30水晶小屋(雨風の為急遽チェックイン)

9/10　3日目
水晶小屋5:05〜6:20水晶岳6:26〜7:24水晶小屋〜8:26ワリモ岳〜9:10鷲羽岳9:48〜10:55三俣山荘(昼食)11:50〜13:15三俣蓮華岳〜14:58双六岳〜16:30双六小屋(宿泊)

9/11　4日目
双六小屋4:30〜5:57弓折岳〜6:35鏡平山荘(朝食)7:25〜8:04シシウドヶ原〜9:06秩父沢〜10:05わさび平10:25〜11:43新穂高温泉駐車場

天候

9/7快晴
9/8快晴
9/9雨/風強し
9/10快晴
9/11晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

9/7　・自宅出発10:30〜16:15新穂高温泉無料駐車場(ゴール地点に車1台デポ)〜19:30七倉無料駐車場(スタート地点)
9/8　・タクシー七倉駐車場6:20〜6:30高瀬ダム(1台2000円/1人500円相乗り)

9/11　・新穂高温泉無料駐車場11:40〜七倉駐車場(車回収)〜豊科IC〜21:30帰宅

コース状況／危険箇所等

◇登山ポストとトイレ
　七倉無料駐車場はとても綺麗なトイレがありました。又その隣には管理棟がありポストがあります。
◇駐車場奥には、七倉山荘があり宿泊が可能で温泉、売店もあります。当日着いた時には夜でしたのでお店は閉まってました。
◇コース状況
　・特に問題になる所はありません。
　・場所によって、岩場、クサリ場、ガレ場、ザレ場、木の根等があります対応した歩行&登山が必要です。
　・烏帽子岳山頂は、人一人も留まる場所は、ありません特に注意。

写真

9/7 16:17

9/7新穂高温泉駐車場無料駐車場

　　　 かなり満車の状態

9/8 6:00

9/8七倉駐車場

案内板の前がタクシー乗り場

9/8 6:10

この先一般車進入禁止

9/8 6:25

高瀬ダム

日本一のロックフィルダム
タクシー車窓より説明うける

9/8 6:32

登山口

ダムの隧道ここからスタート

9/8 6:39

つり橋

ダムに流れ込んでいる沢を渡ります

9/8 6:41

登山道に入ってすぐに見つけた可憐な花

9/8 6:55

水場

濁りがありました

9/8 8:55

ダム対岸の唐沢岳が見え始めました

樹林帯の隙間からチラ見もまた良いですね

9/8 9:07

ブナ立尾根5の表示

ほぼ中間点!?
11からありました

9/8 11:02

ベニバナイチゴ

とても美味しそうです
食べるとかなり酸っぱいそうです

9/8 11:08

オオヤマリンドウ

9/8 11:28

針の木岳と七倉ダム

9/8 11:28

ナナカマド

今月末には色づくことでしょう

9/8 12:16

烏帽子小屋

昼食を済ませこれから空荷で山頂ピストン

9/8 12:26

空がとっても綺麗

秋の空です
　昨日この辺では初霜が降りたそうです

9/8 12:29

砂場より前烏帽子

9/8 12:38

高瀬・七倉のダムがみえます

9/8 12:44

ゆったりとした稜線

烏帽子・南沢岳へと続きます
今日は烏帽子岳まで

9/8 12:50

薬師岳も目の前に見えます

9/8 12:54

後を振り向くと明日登る三ッ岳・野口五郎岳が

9/8 13:13

烏帽子アップ

9/8 13:23

クサリ場

私達のあとの登山者がここで小熊に遭遇したそうです
怖いですね!

9/8 13:32

山頂スペース　一人でいっぱい二人は乗れません

基本的には登る所ではありません
しかし登った跡がありました命には代えられませんょ

9/8 13:33

薬師がこーんな感じで見えます

9/8 13:34

三点確保

山頂の道標での記念写真も一苦労

9/8 13:39

山頂からは、真下に高瀬ダムが

9/8 13:40

野口五郎岳

明日行きます

9/8 15:02

本日これをもって終了お疲れ様

サンゴウカン600円也

9/8 17:01

烏帽子小屋夕食

9/8 17:52

日入り

9/9 6:00

9/9雨の三ッ岳山頂??

道標が読めない

9/9 6:31

トウヤクリンドウ

9/9 6:33

風雨でひたすら足元を見ながらの尾根歩き

9/9 6:38

時々雲の切れ間から尾根が見える

9/9 8:43

野口五郎小屋到着

昨日の天気とえらい違い、場所を借り食事をとる

9/9 9:05

野口五郎岳山頂

風・雨がかなり激しかったです

9/9 9:45

真砂岳分岐

真砂岳山頂はいつの間にか通過か??

9/9 9:47

バランスを取りながら風に注意します

9/9 11:00

雨の中雷鳥が迎えてくれました

9/9 11:00

良く見ると子供が他に二羽いました

9/9 11:17

東沢乗越分岐

もうすぐ水晶小屋です
このあと戦意喪失、予定を変更し小屋にお世話になりました

9/9 16:52

水晶小屋の夕食

大変美味しいカレーでした

9/10 5:04

9/10水晶小屋の朝

今日は天気が良さそう皆さん日の出をまってます

9/10 5:06

昨日風雨の中、打ちのめされた烏帽子からの尾根

水晶小屋直下の岩峰
今朝は、朝日に輝いてます

9/10 5:09

おまけに富士山

9/10 6:21

水晶小屋から登ってきた尾根

槍、穂高がうすらと見えます

9/10 6:22

水晶岳山頂

360度視界良好

9/10 6:24

小屋で一緒だった登山者が見えます

9/10 6:26

顔を隠してる薬師岳

9/10 7:08

前日登った東沢乗越からの尾根

厳しさを教えてくれました

9/10 8:41

ワリモ岳から鷲羽岳の登山道

のんびりとした感じがいいですね!

9/10 8:41

雲ノ平方向
黒部源流部、奥に黒部五郎岳

とても山が深いです

9/10 8:48

ワリモ岳からの登り返し

9/10 9:10

鷲羽岳山頂

ここからの眺めも最高
表銀座の山なみも良く見えます

9/10 9:11

野口五郎方向を望む

9/10 9:25

鷲羽岳山頂より

鷲羽池と槍

9/10 9:29

山頂でコーヒーを

美味かったぁ-

9/10 10:05

三俣蓮華岳直下に三俣山荘が見えます

9/10 10:57

三俣山荘

まだまだ元気ですな〜ぁ

9/10 11:12

加熱パックで調理中です

出来上がりに20分ほど掛かります
水だけで出来ます

9/10 11:16

ここは三俣山荘前

槍に布団にハイマツいいですねーェ

9/10 11:23

アツアツに出来ました

メニューは、梅がゆにビーフカレーそれにたまごスープです

9/10 11:58

三俣山荘と鷲羽岳

美しい風景ですこれもお腹に入れときます
ご馳走さま

9/10 13:16

三俣蓮華岳山頂

昼を過ぎた頃からガスが上がってきました

9/10 13:51

チングルマ

お花畑は時期を過ぎてました

9/10 14:15

秋の気配

9/10 14:58

双六岳山頂

周りがだんだん白くなりました

9/10 15:09

稜線ルートからはこの正面に槍が見えるはず!

残念ながら雲で見えません

9/10 15:54

西鎌尾根は雲の中
双六小屋はもうすぐです

9/10 16:53

双六小屋の夕食

どこかの小屋とかぶったおかずでした

9/11 5:01

9/11夜が明ける

槍・穂高のシルエットが浮かびます

9/11 5:13

弓折岳

大分辺りが明るくなってきました
この山行のゴールもそろそろ見え始めました

9/11 6:36

鏡平山荘

お腹がペコペコ
ベンチを借りて朝食です

9/11 7:28

おなじみのシャターポイント一枚撮ってみました

9/11 9:05

秩父沢

しっかりした橋が架かってます
山道もここまで、このあと林道となります

9/11 9:44

小池新道々標

初めて細かく記してありました

9/11 10:05

わさび平小屋

大勢の登山客で賑わってました

9/11 10:12

冷やしトマト美味かった

二口ほど食べてしまいました
スミマセン

9/11 10:13

ラーメンも

何れも美味かったです

9/11 10:35

笠新道

この辺りはかなり大勢の人で賑わっていました

9/11 11:27

中部山岳国立公園新穂高

上高地と雰囲気がにています

9/11 11:43

新穂高温泉無料駐車場

無事下山お疲れ様でした

ここから七倉駐車場まで約100Km2時間半をかけてもう1台の車を取りに走ります

撮影機器：

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

gentama

今回の山行は、二週間ほど前から先輩のSさんと相談してきました。

日程は、未定天候最優先!

ところが台風12号の影響各地で被害の出る中、最終決定とした日程が9/7から10日の3泊4日うち小屋2泊で裏銀座縦走です。

条件として七倉(スタート)と新穂高(ゴール)に車を一台づつ置いとかなければなりません、この間の距離約100Kmでたっぷり2時間半はかかります。
自宅から現地までの移動を含めるとこれで1日掛かります。

実際には、9/8の朝一から高瀬ダムより登り始めました。
山行1日目は、予定通り烏帽子岳〜烏帽子小屋泊で無事終わることが出来ました。

2日目に番狂わせの事態となってしまいました。
前日は、約束された夕日まで出ましたが朝から雨です、雨がやむことを期待し出発をしました。

雨の中、野口五郎小屋に予定より遅れた時間で到着しました、朝食を摂る為中を少しお借りして休息しましたが、予定ではこの先まだまだ・・・・・野口五郎岳・真砂岳・水晶岳・鷲羽岳と本日の宿泊地三俣山荘までは大分あります。

休憩もそこそこに歩き始めますが、雨とガスで視界が利かず風も強く、野口五郎岳山頂ではやっとカメラに収めるだけでした。

東沢乗越から水晶小屋はとても長く感じました実際タイムロスもあり小屋に着いたのがお昼の12時を回っていました。先はまだまだです、この雨の状況の中ではここ水晶小屋に宿泊するのがベターとSさんが提案してくれ予備日1日を増やしました。
ということで早めのチェックインをして小屋で疲れを癒しました。

3日目は前日の天気がうそのよう朝からピーカンです。
水晶岳・鷲羽岳の山頂からの眺めは最高です。

今回の山行の目標はこれでほぼ達成です。前日の判断は大当たりとSさんと山頂で大喜び!をしました。

このあと三俣蓮華岳・双六岳を登り双六小屋に宿を置きました。

最終日は双六小屋を早朝に発ち新穂高温泉の駐車場に昼前に無事着く事が出来ました。メンバーのSさん有難うございました。

文中のはじめに記した通りこのあと七倉経由で自宅に帰りました。

shinosan

憧れの裏銀座コース縦走初めての3泊4日の山旅でした。
天候は全日良好の予定であったが、二日目烏帽子小屋早朝出発して、三俣山荘小屋泊を計画していたが、雲行き怪しくなりポツリポツリと降り出し三つ岳の稜線あたりでは強風雨となりました。予定変更して水晶小屋に泊まったお陰で翌日の素晴らしい山々を見ることができました。
特に鷲羽岳からの素晴らしい眺めは最高でした。行きたくてもそう易々と行けない深山の魅力を肌で感じた一時でした。