記録ID: 135079
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
上高地より槍穂縦走
2011年09月18日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 2,760m
- 下り
- 2,748m
コースタイム
●上高地→横尾→槍沢→槍ヶ岳→南岳→大キレット→北穂高岳→涸沢→横尾→上高地
●距離:49.5km(上高地〜槍22km、槍〜涸沢10.5km、涸沢〜上高地17km)
●行動時間:12時間42分
コースタイムは、途中の小休憩を含みます。
------------------------------------------------
新宿→(京王バス)→松本
松本駅始発→(松電・バス)→6:35上高地着
6:47上高地(テント等デポ)→(1時間22分)→横尾8:09着
8:21横尾→(44分)→槍沢ロッヂ9:05着 水作り
9:16槍沢ロッヂ→(2時間29分)→槍ヶ岳山荘11:45着、昼食
12:10槍ヶ岳山荘→(10分)→槍ヶ岳12:20
12:31槍ヶ岳→(25分、若干の渋滞)→槍ヶ岳山荘12:56
13:01槍ヶ岳山荘→(11分)→大喰岳13:12
13:19大喰岳→(12分)→中岳13:31
13:37中岳→(30分)→南岳14:07
14:17南岳→(大キレット経由、1時間36分)→北穂高岳15:53
16:03北穂高岳→(55分)→涸沢16:58
17:09涸沢→(1時間12分)→横尾18:21
18:28横尾→(41分)→明神19:09→(20分)→上高地19:29 ---泊
●距離:49.5km(上高地〜槍22km、槍〜涸沢10.5km、涸沢〜上高地17km)
●行動時間:12時間42分
コースタイムは、途中の小休憩を含みます。
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新宿→(京王バス)→松本
松本駅始発→(松電・バス)→6:35上高地着
6:47上高地(テント等デポ)→(1時間22分)→横尾8:09着
8:21横尾→(44分)→槍沢ロッヂ9:05着 水作り
9:16槍沢ロッヂ→(2時間29分)→槍ヶ岳山荘11:45着、昼食
12:10槍ヶ岳山荘→(10分)→槍ヶ岳12:20
12:31槍ヶ岳→(25分、若干の渋滞)→槍ヶ岳山荘12:56
13:01槍ヶ岳山荘→(11分)→大喰岳13:12
13:19大喰岳→(12分)→中岳13:31
13:37中岳→(30分)→南岳14:07
14:17南岳→(大キレット経由、1時間36分)→北穂高岳15:53
16:03北穂高岳→(55分)→涸沢16:58
17:09涸沢→(1時間12分)→横尾18:21
18:28横尾→(41分)→明神19:09→(20分)→上高地19:29 ---泊
天候 | 終日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最高の好天が予想された日曜。 これを逃すわけにはいかない!と土曜の夜に思い立って新宿発の高速バスに乗り込み、とりあえずは松本へ。 松本からどうするか悩みましたが、とりあえずは仮眠をとって、翌朝の松電始発で上高地へ向かうことにしました。 翌朝上高地に到着した段階でも、まだどうするか考えあぐねていましたが、 ・午後になっても天候悪化のおそれが一切ない という類稀な好条件から、上高地にテントを置いて槍〜キレットと日帰りを目指すことにしました。 槍は二度目(前回も上高地からの日帰り)でしたが、やはり素晴らしい山でした。 ----------------------------------------- ●上高地→横尾(1時間22分) 平坦な道で、快適に歩けます。雲突く明神の威容に圧倒されました。 ●横尾→槍沢ロッヂ(44分) 特に前半は平坦で、大変に歩きやすいです。 槍沢ロッヂにて粉末を溶かし飲み物を作っていると、なにやらものものしい無線の音が聞こえてきました。どうやら救助の要請があったようでした。 この日は大気の透明度も高く、ロッジ前の遠望鏡を覗くまでもなくはっきりと穂先が見えました。 ●槍沢ロッヂ→槍ヶ岳山荘(2時間29分) ここは前回、飛ばしすぎて槍で疲れ果てたため、ゆっくり行きました。 最高の天気でしたが、それゆえ日差しが強烈で、暑さに参りました。チョコレート類はドロドロになりました。 ババ平を過ぎたあたりで右手の稜線に沿って救助のヘリが行き来していることに気づきました。 どうやらロッヂで耳にした件での出動のようでした。関係の方々には本当に頭が下がるばかりです。 また、ここでトレランの方にお会いしました。 山荘に到着のち、持参していた昼食をとりましたが、正直食べ過ぎました。これが後に響いてきます。 ●槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳 久しぶりの槍、穂先からは文字通り360度の絶景を楽しむことが出来ました。 また、下りが若干の混雑をみせる中、熟練の登山者の方々が親切にも私に道を譲ってくださいました。 大変助かりました。本当にありがとうございます。 ●槍ヶ岳山荘→大喰岳(11分) 山荘前のベンチで食べ過ぎた腹を少々落ち着かせたあと、大キレット方面へ向かいます。 まずはいったん飛騨乗越まで下ったあと、大喰岳までの約100mの登り返しです。気持ちの良い稜線の道です。 ●大喰岳→中岳(12分) 高低差もあまりなく、快適に歩けます。ボーダーの端くれとしては大喰岳のカールが気になります。来年の残雪期に板をかついで 滑りに来たいものです。 ●中岳→南岳(30分) 若干の急坂のあと、南岳へと続くなだらかな稜線を登っていきます。遮るものなく、爽快な道です。 早稲田大ワンゲルの方々にお会いしました。 ●南岳→(大キレット)→北穂高岳(1時間36分) 大キレットは目印も豊富で、梯子・鎖等でたいへん丁寧に整備されており、天候にさえ恵まれれば特に危険箇所はありません。 整備をして下さっている関係の方々に感謝です。 しかしながら、北穂高岳直前、飛騨泣きの登りはキツく、バテてしまい、50分近くかかってしまいました・・・ 振り返るたびに、南岳の威容に圧倒されました。 なお、今回は午後天候悪化のおそれが皆無であったために安心してキレットを通過しましたが、一般的には 午後2時以降の通過は避けるべきとされています。ご注意ください。 ●北穂高岳→涸沢(55分) なかなか急な下りではありますが、さすが北ア、丁寧に整備されています。途中二ヶ所鎖場があります。 ボーダーの端くれとしては北穂沢が気になるところです。ちょっと急でしたが、頂上からも滑り込めそうでした。 ●涸沢→横尾(1時間12分) 奥穂以来の涸沢です。紅葉はまだまだといった感じでした。 ここで少し疲れを感じたので、横尾まではすこしペースを落としました。 横尾手前200m辺りから暗くなってきたので、ヘッドライトの出番となりました。 ●横尾→上高地(1時間1分) 横尾で休憩して体力を回復したあと、上高地へと急ぎました。 日が落ちているのにも関わらず多くの方が歩いていて、驚きました。 上高地着19:29。行動時間12時間42分、歩行距離48km。過去最長の山行となりました。 ●翌朝 眺めてばかりで登る機会のなかった焼岳に寄ろうかとも思いましたが、さすがに 疲れが残っていたのと、頂上付近に雲がべったり貼りついていたので止めました。 新島々行きのバスに乗り、松電に乗り継いで松本で昼食をとり、松本からまたバスに乗って帰りました。 中央道は毎度おなじみの渋滞っぷりでしたが、車窓からの南アや富士が美しく、楽しめました。 |
写真
このまま朝一の便で帰ってしまうのもなんだか勿体ないので、いままで眺めるばかりで機会のなかった焼岳に寄ろうかとも思いましたが、さすがに疲れが残っていたのと、頂上に雲がべったりだったのでやめました。
感想
感想
●山ガール増えましたね・・・驚きました。
●富士山の圧倒的な存在感。近いうちにまた登りたいものです。
●キレットからの南岳が印象的でした。
●疲労の度合いは、上高地〜槍の往復(44km)とあまり大差無いように感じられました。実は距離も4kmしか変わりません。
●出発が遅すぎました。山行きを決めたのが前日夜だったため仕方がありませんが、
同じ上高地泊なら前日入りして早朝出発すべきでした。
●山での食事はこまめに分けるべきだと痛感しました。昼食を一度に沢山とりすぎて苦しくなり、後悔しました。
●山の「きつさ」は標高差や距離と直接の相関がないことを再確認しました。
前回の白山・百四丈滝における藪漕ぎ+加賀禅定道のアップダウン
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-129232.html
の方が精神的にも肉体的にも遥かにきつかったです・・・
槍ヶ岳山荘手前にて(HD)
にぎわう山荘(HD)
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