ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 140105
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ガッツリ歩き展望満喫3日間!新穂〜槍〜西鎌〜雲ノ平〜鷲羽〜新穂

2011年10月07日(金) 〜 2011年10月09日(日)
 - 拍手
Pengin22 その他1人
GPS
56:00
距離
49.5km
登り
3,842m
下り
3,849m

コースタイム

10/7(金)0800新穂高→0940白出沢出合→1045滝谷避難小屋→1120槍平小屋1140→1250千丈沢分岐1300→1410槍ケ岳山荘1420→1455ヒュッテ大槍(小屋泊)
10/8(土)0605ヒュッテ大槍→0640槍ケ岳山荘→0655槍ケ岳山頂0705→0720槍ケ岳山荘0730→0800千丈沢乗越→0950樅沢岳→1010双六小屋1030→1220三俣山荘1230→1455雲ノ平山荘(小屋泊)
10/9(日)0600雲ノ平山荘→0700祖父岳00710→0740岩苔乗越→0800ワリモ岳→0830鷲羽岳0835→0910三俣山荘0935→1015三俣蓮華岳1025→1120双六岳→1200双六小屋1225→1400鏡平小屋1410→1610ワサビ平小屋1620→1715新穂高(end)
天候 10/7(金)薄曇→ガス、10/8(土)晴&強風、10/9(日)快晴&強風
過去天気図(気象庁) 2011年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高/無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
槍は降雪の後で2800m位から残雪3〜4cm程度あり。場所によって凍結していて滑りやすい。ところどころ吹き溜まり有。東鎌尾根もヒュッテ大槍まで凍結箇所多し。西鎌尾根凍結箇所無し。雲の平の木道は朝ツルツル。祖父岳東側凍結。双六岳からの東斜面凍結。持参したアイゼンは使用せずに済んだ。今年の紅葉はほぼ見込めず。
予約できる山小屋
槍平小屋
毎度お馴染みの新穂高バスターミナル前。登山届書きます。
2011年10月07日 08:01撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 8:01
毎度お馴染みの新穂高バスターミナル前。登山届書きます。
滝谷ドームが不気味な様相を示している・・・
2011年10月07日 10:45撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 10:45
滝谷ドームが不気味な様相を示している・・・
いつも、この熊さんが出迎えてくれて嬉しい槍平。
2011年10月07日 11:25撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/7 11:25
いつも、この熊さんが出迎えてくれて嬉しい槍平。
槍平を過ぎて広がる上部の景色。
2011年10月07日 12:39撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/7 12:39
槍平を過ぎて広がる上部の景色。
上は積雪しているな〜。どの位積ってるかな?
2011年10月07日 12:41撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/7 12:41
上は積雪しているな〜。どの位積ってるかな?
寒い!真冬のよう。エビの尻尾ができている!!雪もちらついて、突然冬景色に。
2011年10月07日 13:51撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/7 13:51
寒い!真冬のよう。エビの尻尾ができている!!雪もちらついて、突然冬景色に。
ものすごーく寒い飛騨乗越!
2011年10月07日 13:58撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/7 13:58
ものすごーく寒い飛騨乗越!
大喰岳も雪をまとってます。とにかく寒い!
2011年10月07日 14:00撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/7 14:00
大喰岳も雪をまとってます。とにかく寒い!
槍ヶ岳山荘を通り越し、ヒュッテ大槍まで凍結している東鎌尾根を下りてきました。本日のお宿。
2011年10月07日 14:54撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/7 14:54
槍ヶ岳山荘を通り越し、ヒュッテ大槍まで凍結している東鎌尾根を下りてきました。本日のお宿。
お、晴れてきた。ヒュッテ大槍からの槍はいつ見ても素晴らしい。
2011年10月07日 16:28撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/7 16:28
お、晴れてきた。ヒュッテ大槍からの槍はいつ見ても素晴らしい。
ヒュッテ大槍のワインサービス付の豪華な洋食にご満悦の妻。(これが食べたくてわざわざ槍を通り越して下りてきた・・・)
2011年10月07日 17:34撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/7 17:34
ヒュッテ大槍のワインサービス付の豪華な洋食にご満悦の妻。(これが食べたくてわざわざ槍を通り越して下りてきた・・・)
翌朝。快晴の槍にまた向かいます。
2011年10月08日 06:05撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/8 6:05
翌朝。快晴の槍にまた向かいます。
先を急いでいたのでパスろうかと思ったが、せっかく快晴だし、凍結してたけど穂先に登っちゃう。360度快晴でした!
2011年10月08日 06:59撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/8 6:59
先を急いでいたのでパスろうかと思ったが、せっかく快晴だし、凍結してたけど穂先に登っちゃう。360度快晴でした!
これから向かう山々。目指せ雲の平!早いうちに着きたいな。
2011年10月08日 07:33撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/8 7:33
これから向かう山々。目指せ雲の平!早いうちに着きたいな。
槍の穂先の影が、これから向かう稜線にクッキリ!
2011年10月08日 07:35撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 7:35
槍の穂先の影が、これから向かう稜線にクッキリ!
右みても左みても素晴らしい景色を満喫しながら西鎌尾根をゆく。誰もいない樅沢岳山頂。
2011年10月08日 09:49撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 9:49
右みても左みても素晴らしい景色を満喫しながら西鎌尾根をゆく。誰もいない樅沢岳山頂。
槍からずっーと歩いてた稜線を振り返る。
2011年10月08日 09:49撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 9:49
槍からずっーと歩いてた稜線を振り返る。
双六小屋。ちょっと休憩。
2011年10月08日 10:10撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 10:10
双六小屋。ちょっと休憩。
双六小屋からの鷲羽。いつ見てもカッコイイ。ちょっと休憩しただけで寒くなり、着込みました。
2011年10月08日 10:27撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 10:27
双六小屋からの鷲羽。いつ見てもカッコイイ。ちょっと休憩しただけで寒くなり、着込みました。
三俣蓮華へ向かう途中で現れた雷鳥(3羽)。この場所でよく遭うから巣があるのかな?まだ夏毛。
2011年10月08日 10:58撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 10:58
三俣蓮華へ向かう途中で現れた雷鳥(3羽)。この場所でよく遭うから巣があるのかな?まだ夏毛。
三俣山荘前。ここから見る鷲羽もカッコイイ。水は凍結していて出なかった。まだまだ先へ進む。
2011年10月08日 12:29撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 12:29
三俣山荘前。ここから見る鷲羽もカッコイイ。水は凍結していて出なかった。まだまだ先へ進む。
黒部源流まで下りてきました。
2011年10月08日 12:55撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 12:55
黒部源流まで下りてきました。
渡渉。水量は思ったより少なく、難なく渡れました。
2011年10月08日 12:58撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 12:58
渡渉。水量は思ったより少なく、難なく渡れました。
三俣山荘の奥に槍。今朝、あの穂先に立っていた!
2011年10月08日 13:17撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 13:17
三俣山荘の奥に槍。今朝、あの穂先に立っていた!
雲の平。スイス庭園上より見る赤牛岳。懐かしい。(去年、読売新道を登った時に通りました)
2011年10月08日 14:34撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 14:34
雲の平。スイス庭園上より見る赤牛岳。懐かしい。(去年、読売新道を登った時に通りました)
秋の雲の平は、花が無い分地糖が目立つ。
2011年10月08日 14:38撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 14:38
秋の雲の平は、花が無い分地糖が目立つ。
雲の平から見る水晶岳はいつも圧巻。
2011年10月08日 14:41撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
10/8 14:41
雲の平から見る水晶岳はいつも圧巻。
新しくなった雲の平山荘。入口が昔と逆側にある!
2011年10月08日 14:54撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 14:54
新しくなった雲の平山荘。入口が昔と逆側にある!
まだ新しいから綺麗。連休にもかかわらず、一人一枚の布団でゆったり。(宿泊者は25人位?逆にテン泊の方が多かった気が・・・)
2011年10月08日 15:01撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/8 15:01
まだ新しいから綺麗。連休にもかかわらず、一人一枚の布団でゆったり。(宿泊者は25人位?逆にテン泊の方が多かった気が・・・)
雲の平山荘のバルコニーからの眺め。
2011年10月08日 15:33撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 15:33
雲の平山荘のバルコニーからの眺め。
雲の平山荘で景色を眺めながらまったりコーヒー。
2011年10月08日 15:34撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 15:34
雲の平山荘で景色を眺めながらまったりコーヒー。
山荘の夕食。石狩鍋が暖かくて美味しい!食べ過ぎに注意。(結局食べ過ぎましたが・・・)
2011年10月08日 17:05撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/8 17:05
山荘の夕食。石狩鍋が暖かくて美味しい!食べ過ぎに注意。(結局食べ過ぎましたが・・・)
翌朝の雲の平。小さく見える山荘の向こうに薬師がどどん!
2011年10月09日 06:59撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 6:59
翌朝の雲の平。小さく見える山荘の向こうに薬師がどどん!
お馴染み黒部五郎のカール。好きな山。
2011年10月09日 07:05撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 7:05
お馴染み黒部五郎のカール。好きな山。
誰もいない祖父岳山頂からの槍穂パノラマ。
2011年10月09日 07:06撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 7:06
誰もいない祖父岳山頂からの槍穂パノラマ。
岩苔乗越からの水晶。
2011年10月09日 07:38撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 7:38
岩苔乗越からの水晶。
祖父岳の向こうに五郎。
2011年10月09日 07:50撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/9 7:50
祖父岳の向こうに五郎。
ワリモ岳まで登り返して。
2011年10月09日 07:57撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 7:57
ワリモ岳まで登り返して。
ワリモを後に鷲羽に向かう。
2011年10月09日 08:16撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/9 8:16
ワリモを後に鷲羽に向かう。
鷲羽岳。この山頂での快晴率これまで100%。(6回位来ていて)
2011年10月09日 08:28撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 8:28
鷲羽岳。この山頂での快晴率これまで100%。(6回位来ていて)
槍穂と鷲羽池が今日も綺麗。
2011年10月09日 08:29撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/9 8:29
槍穂と鷲羽池が今日も綺麗。
珍しく妻が撮影してくれました。
2011年10月09日 08:31撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 8:31
珍しく妻が撮影してくれました。
槍の向こうに遠く富士山。(画面左奥の雲海に浮かんでいます)
2011年10月09日 08:32撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/9 8:32
槍の向こうに遠く富士山。(画面左奥の雲海に浮かんでいます)
笠と乗鞍。今日、笠まで行ってもいいかなと思ったが。
2011年10月09日 08:35撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 8:35
笠と乗鞍。今日、笠まで行ってもいいかなと思ったが。
三俣蓮華山頂。(富山、長野、岐阜、の三県の境目!)さっき歩いてきた鷲羽の稜線。
2011年10月09日 10:15撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 10:15
三俣蓮華山頂。(富山、長野、岐阜、の三県の境目!)さっき歩いてきた鷲羽の稜線。
青空と雲の上の別天地。
2011年10月09日 10:20撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 10:20
青空と雲の上の別天地。
槍穂見ながら双六への稜線歩き。
2011年10月09日 10:47撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 10:47
槍穂見ながら双六への稜線歩き。
双六山頂。
2011年10月09日 11:22撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 11:22
双六山頂。
快晴の双六からの槍!
2011年10月09日 11:23撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 11:23
快晴の双六からの槍!
東側斜面は凍結していて寒かったので、小屋でラーメン!
2011年10月09日 12:12撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 12:12
東側斜面は凍結していて寒かったので、小屋でラーメン!
双六池前のテン場は三連休にしては空いている。皆、涸沢へ行ってしまったのか?
2011年10月09日 12:27撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 12:27
双六池前のテン場は三連休にしては空いている。皆、涸沢へ行ってしまったのか?
いつも、この景色を見るたびにスイスかと思ってしまう。双六小屋と鷲羽の眺め。
2011年10月09日 12:54撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/9 12:54
いつも、この景色を見るたびにスイスかと思ってしまう。双六小屋と鷲羽の眺め。
ずっーとずっーと快晴の槍穂を眺めながら歩く。
2011年10月09日 13:05撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 13:05
ずっーとずっーと快晴の槍穂を眺めながら歩く。
弓折岳分岐。いつ来ても眺めは最高。(晴れていれば)
2011年10月09日 13:23撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 13:23
弓折岳分岐。いつ来ても眺めは最高。(晴れていれば)
名残惜しいけど下りるか。昨日歩いた西鎌の稜線を見ながら。
2011年10月09日 13:43撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 13:43
名残惜しいけど下りるか。昨日歩いた西鎌の稜線を見ながら。
快晴の鏡池から槍。今年の紅葉はイマイチだけど快晴はイイ。
2011年10月09日 14:10撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/9 14:10
快晴の鏡池から槍。今年の紅葉はイマイチだけど快晴はイイ。
わさび平小屋まで下りてきました。風に揺れる「そうめん」の旗はこの季節はちょっと寒げ。
2011年10月09日 16:18撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 16:18
わさび平小屋まで下りてきました。風に揺れる「そうめん」の旗はこの季節はちょっと寒げ。
新穂高まで下りてきました。(シシウドヶ原付近から羽虫が増えたため、すかさずネット装着の妻・・)
2011年10月09日 17:16撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/9 17:16
新穂高まで下りてきました。(シシウドヶ原付近から羽虫が増えたため、すかさずネット装着の妻・・)

感想

快晴予報の3連休。いつもならテン泊だが、妻が激務続きでお疲れモード。
テントはやめる。しかし、超混みこみの小屋も避けたい。
ずっと快晴であれば展望満喫できる稜線歩きしまくることに決定!
さて、どこへ?
妻が先週土曜出勤の振替休日を連休前日に取るというので合わせて取ったので、まあ初日はどこでも激混みは避けられるであろう。

ということで、もう何度も何度も行ってるけど大好きな新穂高起点の周遊にする。
毎年必ず1回は行っているヒュッテ大槍に今年は行ってない。槍には6月に行ったが、まだ小屋の開いているシーズンではなかったし。
ということで初日は新穂高から槍を通り越してヒュッテ大槍へ。
そして、2日目は槍から雲の平まで行ってしまえばそう混んでないであろう。新穂高から1日で来る人はそういまいし、折立からだって1日で来る人はそう多くないだろうし。大体、お花の季節は終わってるし。
寒気が入って上は雪であろうから万全の装備で出発。

しかし、妻が全然帰ってこない。どうやら深夜残業を余儀なくされているようだ。
深夜に帰ってきたが、「2時間程ベッドで寝たい」というので、3時に出発。
ということで新穂高の駐車場に着いたのは7時半。停められるか心配であったが、連休前日であったため、まだ無料駐車場は空いていた。(さすがに最上段のスペースは無理でしたが、2段目のスペースは楽々ゲット!)
新穂高は毎年何回か行っているが、昨年はなぜか一度も来なかったな〜。新しい日帰り温泉施設ができていてビックリ!1年行かないとそれなりに変わっている。

さて、右俣谷へ。今日は全然人が歩いていない。8時出発と遅いからか?でも何度も歩いているので、上には2時頃着くとみる。何だか上は怪しい雪雲らしきものが見えるが・・・。谷沿いのゴロ石道は濡れていて滑りやすいがまだ凍結まではいっていない。滝谷からの北穂ドームが不気味な様相を示している。
槍平小屋も人気が無い。ここから南岳へ登る南岳新道は人が少なくてお気に入りのルートであるが、今日は槍の方へ向かう。
槍平小屋を過ぎたら本当に誰もいなくなった。2700m付近で単独男性1名抜かしたきりで後は誰もおらず「しーん・・・」としているし、寒い!
上に上がるにつれ、雪山の様相を示してきたが、積雪は2〜3cmといったところ。2800m位から寒過ぎてエビの尻尾ができていた。強風が吹き付けて雪もちらつく。
冬そのものの様相の飛騨乗越に出ると大喰岳がオソロシゲに迫る。好きな山なんだけど今日は怖い感じ。しかも寒い!!
このまま槍ヶ岳山荘に泊ってしまいたい気もしたが、(明日もここ通るし)ヒュッテ大槍の会員になっていて予約もしているので、東鎌尾根の下りにかかる。凍結していてところどころ20cm位の雪の吹き溜まりもある。が、雪が飛んでいるところを選びながら行ったので、アイゼンは付けないでいけた。

ヒュッテ大槍到着!もう7〜8回泊まっているお気に入りの小屋。天気が悪いせいか連休前日にもかかわらずガラガラであった。お客さんは9名のみ。しかし、明日は激混みらしい。
小屋に着いたら晴れてきた。皆さん大槍の写真を撮りに外へ。強風吹きすさぶ中、長時間頑張っている方もいたが、我々は寒いので、コーヒーやココア(飲み放題で一人¥500、嬉しいサービスです!)を飲みながらストーブの前でまったり。水は凍結してしまって出なかった。
九州(長崎)から来た男性2名と妻がずっとおしゃべりしていた。車でいらしているとのことで凄いなあ・・・。

さて、お待ちかねの夕飯。ここはいつもグラスワイン付の洋食。(お味噌汁と和食が命という方には向きません。)
妻はこれがお気に入りでグラスを片手に満面の笑顔。
そして食べ終わると連日の深夜残業疲れもあって妻は早々に寝ると言っていたが、自分の方が妻より先に寝てしまった。

翌朝。快晴です!!今日は雲の平まで行くので、できるだけ早く出ようと思ったが、東鎌尾根が凍結しているので、日の出後に出ることにする。
昨日下りてきた道を登り返す。(最初から槍ヶ岳山荘に泊まっておけば無駄に歩かなくていいのに、とも思うが、ヒュッテ大槍好きの妻に押し切られた)
槍の肩に到着。先が長いので穂先はパスろうと思ったが、この快晴ぶりではやはり登ってしまう。穂先までの岩場はところどころ凍結。
穂先からは360度の展望を満喫。
さて、西鎌尾根歩きへ。今日は快晴だ〜。しかし、前々日の地震の影響か、硫黄尾根側に向かって落石が多発していて「カラカラ・・・」という音が時折聞こえる。
眺望満喫しながらの稜線歩きは実に楽しい。西鎌側は凍結箇所ほぼ無し。
軽いアップダウンを繰り返しながら樅沢岳。ここはいつも人で賑わっているが今日は誰もいない。樅沢岳の西側はやや雪があった。
ずっと風が強かったが、双六小屋付近は一段と強風。この辺りはいつもテン泊で来るので、テン泊装備でなく来るのは久しぶりだ。三俣蓮華へ向かう道で雷鳥が出現。いつもここで遭うので巣があるのか?まだ夏毛。三俣山荘の水も凍結していた。さて、黒部源流へ下ります。凍結度合いが懸念されたがさほどでもなかった。若干心配していた源流部での渡渉も問題なく(やはり水量が少なかった)雲の平へ登り返す。日本庭園、祖父庭園、と通り過ぎる。夏と違って人が全然いない!静けさそのもの。寒いけど眺望満喫しながらの歩きは楽しい。
お、新しい雲の平山荘が見えた。去年、読売新道を歩いたとき建築中であるのは見えた(ひっきりなしにヘリが往復していた)が、前より赤い色合いが少なくなって木の風合いとなった感じ。
雲の平は花の無い分、地糖が目立つ。そして水晶が大きい。
山荘到着!いつもテン泊で来ているので泊まるのは初めてだが、入口が前の山荘とは逆側になっていた。

山荘でまったりコーヒーブレイク。実にいい眺め。連泊している方も数名いらした。小屋泊は結局25名程でゆったり。選択は正解であった。
まさに雲の上の別天地。一度ここの小屋に泊りたかったので満足。この季節は寒くなくて小屋がよい。夏ならテントだけど。
真新しい木の香りする小屋は綺麗。夕飯もあったかいお鍋(石狩鍋)で食べ過ぎた。夜は妻が皆さんとストーブ談義していて帰ってこないので先に寝てしまう。
妻によれば夕飯の後片付けも終わって真っ暗の18時半頃に到着したグループがいて、小屋の人に怒られていたとのこと。しかも夕飯までも所望したらしい。余程遠くから来たのか何かアクシデントがあったのかと思ったら、なんと三俣からとのこと。写真に夢中になっていた由。小屋の人は「行動に責任を持て」と言っていたようだ。カップラーメンでもよいのではと思ったが、小屋の人は怒りながらも夕飯の支度を始めていた。親切であるがそれでは懲りないのではとも思う。

翌朝。またまた快晴!あと1日あるので笠まで行こうか、それとも全てのピークを踏んで新穂高まで下りて今日中に帰るか迷う。
笠まで行くとなると双六までずっと巻いて行かないと時間的に厳しいか。せっかく好天だから全ての稜線を歩いて新穂高まで下りよう。
雲の平の木道が凍結しているので、今日も太陽が登ってからゆっくり出る。
それでも木道は凍結していて滑る滑る。まず祖父岳へ向かう。ここは何気に360度の展望を満喫できる穴場であるが、人も少ないところ。今日も誰もいなかった。
ここから岩苔乗越までの斜面は凍結していたので慎重に下りる。ワリモに登り返すと三俣から来た方たちとすれ違うようになる。
水晶小屋はもう閉まっている。右みても左みても前みても後ろみても360度の展望の中ずっーと歩く。何度も来ていて(しかも殆どいつも晴天と恵まれている)、何度も見ている景色であるが、いいものは何度みてもいい!
踊り歩いている妻を横目に見ながら鷲羽岳山頂。ここからの槍穂の眺めは本当に素晴らしい。遠くに富士山の姿まで遠望出来て大満足。三俣山荘まで下りたら昨日は凍結していた水が今日は出ていた。水晶小屋のぼくちゃん(水晶小屋の御主人の息子さん)がここにいた!愛くるしい笑顔で、丁度飛来していたヘリコプターを見てはしゃいでいました。(その頃、ご主人は黙々とトイレ掃除中・・・御苦労さまです)一休みして歩き出したとたん、テン場の小川の凍結していた石で妻が滑った!お尻のクッションで事なきを得た模様。しかし、後で青あざになっていた。
ここから、富山、岐阜、長野の三県境の三俣蓮華岳へ登る。青空に映えて気持ちいい〜。山頂で座り込んで眺望満喫。ここから丸山を経て双六への稜線歩き。皆、巻き道を行っているようで全然人がいない!眺望満喫しながら双六へ。さすがに双六山頂は賑わっていた。ここから小屋までは凍結していて注意必要。槍を見ながら歩く気持ちの良いルートだが、とにかく強風で寒い! 双六小屋でラーメンとカレーを食べた後、弓折への稜線を行く。相変わらず展望抜群。
弓折でこのまま笠まで向かおうが若干迷うが、小屋到着は4時半になるな。小屋泊する場合は早い時間に入るのを鉄則としている我々としては、残念ながら時間切れのため、下山することにする。
鏡平は今年は全然紅葉していない。枯れきってしまっていて残念。大好きな小池新道を淡々と下りて、新穂高に下山。空は最後まで晴れ渡っていた。
帰りはひらゆの森の温泉に入ろうと思ったが、三連休だけあって激混みで車を停められず沢渡まで戻って温泉に入った。

展望満喫しまくって殆ど麻痺状態に陥ってガッツリ歩いて大満足!(しかし、翌日は超筋肉痛・・・。妻は打ったお尻が痛いとか。)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2227人

コメント

またすれ違ったようです
Pengin22さん、こんにちは。

またまたすれ違ったようです。
コースタイムから樅沢岳の近くだと思うのですが、
記憶にありません。。。

それにしても天候に恵まれ素晴らしい山旅でしたね
一歩先を行く計画で小屋泊も混雑とは無縁だったようで
さすがです。
2011/10/10 13:35
youtarouさん お久しぶりです!
お久しぶりです!
GWの雁坂以来ですね。
レコは時々拝見してましたが、読み逃げしてました。スミマセン。

それにしても樅沢岳直下で確実にすれ違っていますよね〜??
西鎌尾根で単独男性の方には何人かすれ違いましたけれども、我々は2人組なのでかなり判ると思うのですが??
槍に眼を奪われてましたね

youtarouさんのレコへもお邪魔します!
2011/10/10 15:44
ガッツリと歩かれたようですね
Pengin22さん、こんにちは。

超亀レスで申し訳ありません、3連休の山から戻ってパタパタしてました。

1日早い3連休の開始は良かったですね、読みが全て的中じゃないですか。
連休の喧騒から上手くかけ離れることができましたね、さすがです。

私もクラブ燕山荘の会員ですが、今年はテント泊が多くて一泊もしてません。
ヒュッテ大槍の食事は最高ですが、あの酒の種類の豊富さ、
ついつい色んな酒に手を出して飲み過ぎとなります。

Pengin22さんはいろんなところに出かけられていますね、驚きです。
私はまだ西鎌尾根を歩いたこともないし、雲の平にも行ったことがありません。
今季はもう無理なので来季にかけてみたいと思ってます。

それにしても3日間、よく歩かれましたね。
小屋泊装備とはいえ、やはりお二人とも健脚です。

Pengin妻さんのお○○の青あざ、ちょっと心配です。
あ、私が気にしても仕方ないことですね!
2011/10/13 16:47
Pengin22さん、こんばんは
1日前倒しの3連休とはいいですね。

雪が降った後でしたが、天候に恵まれ、ほんとよい山行でしたね。

しかし、がっつり歩きましたね〜
うらやましいです

ヒュッテ大槍は、ワインに豪華な洋食なんですか。
いつもテントだけど、小屋泊もいいですね
2011/10/13 21:28
RE: noborundaさん、こんにちは!
そうでしたね!夏に大天荘でお会いしましたから、noborundaさんも会員でしたね(^^)
雲の平付近は大好きで、ばかみたいに何度も行ってしまいます。
水場も豊富なのでテントで行くことが多いのですが、新装雲の平山荘に一度泊まりたかったのでよい機会でした。
noborundaさんはバリエーションに行かれたようですね。なかなかスリルがおありだったようで相変わらず凄いですね!
2011/10/14 7:38
RE:A2C_nさん、こんにちは!
このルートは、気をつかうようなところは殆どなく、回りを眺めながら気楽に歩けるので、まさに漫遊、にぴったりですよね!しかも人も少なかったし。小屋も、寒い季節は暖かくていいですよ(^^)
(混んでいなければ、ですが。)
鹿島槍、五竜に行かれたようですね。初日こちらから鹿島槍が真っ白に見えましたよ!
2011/10/14 8:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら