野口五郎岳・黒部五郎岳 七倉→新穂高温泉
- GPS
- 56:00
- 距離
- 50.8km
- 登り
- 4,833m
- 下り
- 4,792m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:30
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 12:45
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新穂高温泉からバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はほとんどありませんでしたが、三俣蓮華のまき道はまだ通行止めでした。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
裏銀座に行きたいし、昨年ガスガスでどうにもならなかった黒部五郎も行きたいし。そうだ、ダブル五郎にしよう!
1日目
深夜バスで4時に七倉に着き、準備したら暗い中を出発。ダムに着く頃にはすっかり明るくなり良い天気にウキウキ。さっそくブナ立てを登り始めました。一度登ったことがあるのできついことは知っていましたが、とにかく暑くて汗がダラダラ、体も重く足がつりそうです。なんとか烏帽子小屋に到着しました。
小屋でかなりゆっくりして出発、さて、裏銀座ですぞ。うーん、この感じたまりません。花崗岩の尾根はいっぱいありますが、やっぱりここが一番好き。時間もあるし、登りがきつかったので、のんびりと歩いて野口五郎小屋に到着しました。ビールがうまい。夕焼けの槍はきれいでした。
2日目
今日も天気は良いですね。さっそく野口五郎へ登ると、赤牛、薬師や鷲羽、水晶に強烈な陽が当たってました。今日は私にとってはかなりきつい行程になるのですが、もうすでに暑くてどうなるんだろう。
真砂を過ぎると白い道から赤い道に変わっていき、水晶小屋へ登りきるとその向こうに黒部が見えてきました。今回はいけませんが、緑の絨毯の雲ノ平が拡がっています。鷲羽への登りの道が見えますが、今回は沢沿いのまき道を行きます。この暑さなので、沢沿いの下りは暑さも少ししのげて助かります。黒部源流の碑を過ぎたら今度は上りとなり、三俣小屋に到着です。それにしても暑い。ジンジャーエールを一気飲み。
さて、黒部五郎に向かいますが、なんと、まき道が通行止めということで三俣蓮華に登らなくてはなりません。へえへえ言いながら登りました。頂上に着いたら、普通は涼しい風が気持ち良いものですが、今日は生暖かい風が吹いていて、ぐったり感がはんぱないです。ここからもなかなかの道のりですが、黒部五郎小屋に到着。
暑さでペースが出なかったので、到着は1時を過ぎてましたが、陽は長いし、この天気なので、くたくたですが黒部五郎に行きましょう。カールには沢があるので若干涼しく感じます。沢を過ぎるたびに顔に水を浴びます、うひょお。カールから登って尾根筋に出たら山頂はすぐ、黒部五郎に到着しました。ちょっと雲が出ていましたが、鷲羽、水晶、薬師から笠、槍穂高まで見渡せました。きつかったけど、登ってきてよかった。
帰りは岩稜ルートを行きましたが、なかなかの岩場の連続です。また残雪が中途半端にあるので、道がわかりずらくて難儀しましたが小屋に戻ってきました。今日は行程の長さに加えて、暑さで体が重かったので、きつい一日でした。
3日目
今日も天気は良すぎるくらいです。三俣蓮華に登り返して、双六へ向かいました。ゆったりな尾根を登って双六岳に到着です。正面の丸い尾根の先に、ガリガリの槍の組み合わせは面白いですね。双六小屋で休んだら、名残惜しいですが、弓折から下山です。暑さと疲れで機敏に降りられなくて、やっとこさ新穂高温泉に着きました。
3日とも素晴らしい天気だったんですが、尾根筋でも暑くて暑くてサクサク歩くことができず、常に予定より遅れるような状態でした。くたくたになりましたが、楽しかったです。天気が良すぎることに文句を言ってはいけませんね。
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